土曜日。この日は時間的にかなりあったので練習をしっかりできるなという感じでした。私は前日に練習に行っていないので状況が分からない。前日と同じ流れの中で後半走ろうというメニューになっていました。前日は専門練習ということで50分くらい動き確認をしたようでした。ハードルの子達は1週間前にやったドリルの確認をしていたようです。ドリルよりも少しずつ実践的なことができた方が良かったかなという気はします。
この日の朝は移動中にgt先生のラジオ出演を聞きながら。もう有名人ですね〜。口をきいてもらえらなくなっているかもしれません。気をつけなければ(笑)。棒高跳びに対しての話をされていました。何もなかったところから始めて日本一になるまで。これはかなりの労力だったと思います。プレッシャーもありながら。その中での日本一。凄いことです。話を聞きながらまだまだ私には足りないことが多いなと反省させられました。まー、「弱さ」の話をしていたのでその部分だけ突っ込みを入れておきました。お約束。
練習は前日の練習の流れの中で。最初にアップサーキット。タイムを計りながら細かい部分を指摘。ここに関してはしつこく言わないといけないと思っています。うるさいと思われるかもしれませんがやるからには必ず丁寧にやらせる。そこから簡単にドリルをやってから実践的に。ワンステップハードルを。少し違うのかもしれませんが。これはまた機会があるときに細かい部分を指摘させてもらいたいなと。ワンステップハードルをきちんとやれるようにならば間違いなく進むようになると思います。
そこから片足スキップ→引き出し。30↑30をやってからバトン。ここ最近は常に「ギリギリバトン」を。kbt先生の話をしながら見ていましたが随分形になってきました。スピードを出してからの受け渡しができます。やっとという感じです。まだまだ出が安定しない選手もいます。ここに関しては段階的にやっているのできちんと理解してもらいたいですね。やりたいことをやるための準備です。
そこから30分専門ということに。ハードルは基礎的なことを少しずつ。最終的にワンステップハードルをやってから一歩ハードル。これに時間をかけました。抜き足の部分も含めて。見ているとまだ身体が使えていない。体幹の弱さも見られる。股関節の開きも小さい。やはりまだまだ課題は大きい。これを数ヶ月かけてでもなんとかしなければいけない。まだまだです。この時にある選手が「残って練習したい」と申し出てきたのでそれに合わせてやることに。
走練習とマイルバトンを組み合わせて。ここは数日前に確認をしていました。高いスピードの中でマイルのバトン練習。skyではほとんど耐乳酸の練習をしていません。ここを取り入れていくことで戦えるようになります。170mを3本2セット。リレー形式なので毎回スタート位置がずれていきます。フィニッシュした位置からスタートになるので。3年生の力を借りながらしっかりとスピードを出す。かなり走りました。1セット終わった時点でかなり気持ちが落ちている選手も。
とにかく疲れている時に何をするかも話しました。倒れ込んでいても強くなれません。歩かせる。何のために歩くのかも説明しながら。乳酸が蓄積するというのはスピードが出ているから。意味のある練習になっています。そこを次にどのように繋げていくか。鼓舞するのも必要だと思います。2セット目もしっかりと声をかけて走らせる。最後の1本は私も走ることに。望んでというわけではないですが(笑)。目の前に人がいたら最後まで集中力が保てる。本当はいなくてもやらないといけないのですが。この辺りのことも話をしていきました。覚悟を持たないと強くなれないですからね。
練習が終わってミーティングがあって。そこから300を走りたいから見てほしいという申し出とハードル練習をするという申し出が。こうなるの断ることはできません。見守り隊。ハードルに関してはきちんとしたハードリングになりません。空白の数ヶ月間。そして「なんとかなる」という甘さ。ここはかなり話で指摘しました。面白い話ではないと思います。それでも自分の置かれている立場がどこなのかを理解させないといけない。インターハイどころか中学大会にさえ進めないかもしれないという感覚があるのかどうか。軽く考えている間は無理です。最後は選手自身の問題だと思います。覚悟がなければ変化は生まれませんから。
結局、かなり遅くなったので昼食が食べられない。諦めて早めに寮へ。舎監だったので。ちょっとだけゆっくりしました。
忘れないうちにやったことを記録しておきます。比較的タイムリー。私自身は甘やかすことのないように声かけをしていきたいと思います。嫌われ役でもいいかなと思っているので。役割を果たす。それが最終的に選手にプラスになるのであれば。