kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

中国選手権へ

2016-08-22 | 陸上競技
またまた更新が滞りました。時間が全くなくて。能力が低いので思うように全てをこなすことができません。情けない話です。

前の記事にも書いていましたがハードな日程の中で支部新人を終えました。走るどころの騒ぎではない。それでも練習としては絶対に外せません。全ての大会で調整する気はない。その事は選手には話しています。とはいえ支部大会の翌日は休みにしました。あれだけヘトヘトだったら身体だけではなく気持ちの部分もしんどいでしょうから。

金曜日は朝から中国選手権へ。今のチームには刺激として必要だと思ったからです。疲れは抜けていないと思いますが高いレベルの大会を何度か経験する事が必要。中学時代に中国レベルの大会に参加したことがあるといってもあくまで中学生レベル。これから先、自分達がどのレベルで戦わないといけないのかを肌で感じさせたいと思っていました。

出発する前に全体を集めました。全員が中国選手権に行くわけではありません。学校で練習をする者もいます。だからこそやるべき事をしっかりとやらせていかないといけなくなる。

もう一度念押し。支部新人で何が出来なくて何が出来たのか。力は上がっていると思います。しかし、今の力では届きません。1ヶ月後の県新人に向けてもうひと頑張りしなければいけません。疲労の度合いを見ながらになりますが。怪我をしたら元も子もないのですが、調整だけではそのうちガス欠してしまいます。とはいえ市民選もありますからそれなりに走れる状況も作ってあげたい。

今のチームに「見ていないから手を抜く」という選手はいません。逆に無理をし過ぎてしまうのでないかという心配もあります。ここは連絡を取りながらになると思います。男子はトレーニングをしっかりとやらせる事にしました。セット数を減らして3時間半から4時間で終わるメニューを設定しました。疲労が抜けきらない中でのトレーニングはしんどいと思います。それでも今は頑張らないといけない。

女子に関しては中国選手権でステージを上がりたいなと考えていました。最低でも50秒を切って決勝に進む。49秒35がチームベストですがそこまでは今の段階では届かないと思っていました。50秒を切って49秒5にどれだけ近づけるか。勝負をしに中国選手権に行くのです。そこの意味を感じてもらいたいなと思っていました。

男子はそのまま練習。女子は岡山へ。女子は疲労感がある中でそれなりに刺激を入れました。本当はもう少し抜く方が良いのかもしれません。それでもこれか先の事を考えたら完全に落とす事は避けたいなと思っています。目先の結果だけにこだわりたくないので。なかなか理解してもらえないかもしれないですね。目の前に見える結果だけではない。これから先の事を考えてやっていきたいなと思っています。

なかなかハードな日程です。選手も疲労していると思います。同様に私も(笑)。こんな感じでやっているのでblog更新できない部分はご理解ください。きちんと書き続けたい気持ちはあるのですが余裕がありません。

また書きます。
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支部新人

2016-08-19 | 陸上競技
水曜日、支部新人が実施されました。ここにたどり着くまでの1週間かなり負荷を増していました。それぞれのチームでこの大会に向けての位置付けは大きく異なると思います。周りがどうであれうちはうちのスタンスでやっていきたいと思っています。

正直、記録的なものや順位的なものに対して全く期待できないと思っていました。これで良い結果を求めるのは違うかなと。この部分は選手には言わず。分かりきっている事だと思います。それでも「今できる最高の事」をやる必要があります。股関節周辺に疲労がある。筋疲労からの回復が十分ではない。そんな事は当然です。だからといって走らないというのは違うかなと。

大会の結果は予想通り。こんなものだと思います。男子100mでは2年生Fが自己ベストを0.11更新。通常であれば考えられません。これは力的にかなり上がっているという部分だと思っています。本来の力がもっと上だから上手く走れなくてもベストが出る。女子100mではNが12秒77で走りました。この記録の意味合いはなかなかわかってもらえないと思います。この状態でこのタイムが出るというのは私の期待値を大幅に超えています。国体もあります。12秒4台は出せるレベルまで来ているのかなと思っています。焦らずやります。

この日、久々に厳しく指導する事がありました。競技結果に対してあれこれ言うつもりはありません。分かりきっている結果ですから。が、取り組みの姿勢に関しては疲労があっても関係ない。私は「試合に出れるから出る」という指導スタイルではありません。取り組みの姿勢がきちんとしていなかったり、最大限の努力や周囲に気を配るなどの当たり前の事ができないのであればやる資格はない。そこに強いとか弱いとかは関係ありません。そこがきちんと出来ていないのであれば個人もリレーも出場する資格はないと思っています。これは私自身の考え方ですから正当化するつもりはありません。

が、指導者の「信念」があるかどうかは大きいと思っています。前の記事にも書きましたが「やってもらって当たり前」でらない。人によっては力のある選手に頼み込んで競技をやってもらうという話を聞きました。私は絶対にしません。それほどやる気でもないのにこちらが頭を下げてやってもらう。そこに意味があるのか?私はないと思っています。

選手個々に合わせた指導を心がけています。しかし、それは「甘やかす」わけではない。声かけの言葉は異なりますし、頻度も関わり方も違います。そこが不平等だと言われたらそれまで。それでも「何が何でもやる」という姿勢がなければ競技をやる意味はないと思っています。何となくではダメなのです。この部分。周りからなぜそんな事にこだわるのか?と言われるでしょう。が、指導する者が「信念」を持っていなければ集団として機能する事はないと思っています。

一番の課題は「やってもらって当たり前」という部分。更には「指示がなければ動けない」というところ。これは疲労云々は関係ない。更には練習できちんとした取り組みをしていない部分があるので試合でも同じような事をする。危機感が足りないのです。この状態で勝負をするというのは難しい。

かなり声を荒げました。そこまでして指導する意味があるのかどうか。そこに関してはどう思われるのか分かりませんが。それほど大きな声を出したつもりはありませんでしたが「何があったのか?」と何人もの方に言われました。うちの保護者も心配されていたようです。申し訳ないですが「指導」です。競技の事だけをやっているわけではありません。物事に取り組むという基本的な事をやっています。「恥ずかしい」とか「周りからどう思われるか」というどうでも良い部分ではない。預かっている選手に対して責任を持ちたいと思っています。

かなり話をしましたがそれ以後の行動が微妙。更に話をしました。怒られたからやらないといけないと思うレベルであれば「やってもらわなくて結構」です。そこまでしてやってもらう必要はない。1年生に関しては「うちでやりたい」と思って来てくれたはずです。人間教育をやるという話をしてそれを受け入れてくれているはず。だからこそ私も責任を持たないといけない。当然の話だと思っています。

受身の姿勢から抜け出す。ここです。先を見越して行動できる選手にならなければいけない。今だけではなくこれから先の社会生活を送るためにも必要不可欠なのです。私のスタンスを「おかしい」という人もいるでしょう。しかし、選手と指導者は友達ではない。人間という大きな枠組みの中では「平等」だと思いますが、立場が完全に並列にならんでいるとは思いません。こちらは伝えるべき事を持っている。その「信念」がなければやる必要はない。指導する立場にもないと自分に言い聞かせています。

うーん。まとまりません。可能ならそのうち補足します。書きたい事はあるのですが言葉を選びながらになるのでなかなか難しい。
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やるべきことは何か?

2016-08-18 | 陸上競技
合宿終了してから色々と気になることがありました。棒高跳びの練習、報告がありませんでした。他校の先生にお願いして一緒に練習させてもらったりしていたはずなのですがそれに対しての報告もない。うーん、これはどうなのか?!

更には次の日の練習どうするかという話もなし。最低限のことはやらないといけないと思っています。指導できないくせに偉そうに指示を出すなと言われるかもしれません。が、スプリント系と棒高跳びではやることが違うのであえて合宿に参加させずにやる事を示していました。

実は翌日は競技場が休館日。私は知っていたのですがあえてそこには触れず。分かりにくいかもしれませんが水曜日が支部新人。月曜日合宿終了。事前に連絡をしてポールを持ち出しておかなければ支部新人の競技はできないのです。ここの甘さというか「私が運ぶのが当たり前」という感じがどうなのかという気になっていました。結局月曜日の合宿終了後、競技場まで取りに行きました。私自身もかなり疲労しています。取りに行くのが「顧問だから当然」と思われるのは心外です。

更に跳躍練習が不足しているだろうと思い、G先生に「学校で練習させてもらえないか?」と頼んでいました。G先生からは「本人達が申し出てきたのであればいいですが、先生がやらせたほうがいいというだけなら止めた方が良いですよ」と言われていました。私の日程がハードなのはG先生も知っています。それでも火曜日は学校で跳躍練習するという話を教えてくれていました。本人達がどうしても跳びたいというのであれば力を貸しますよという意味です。

私はやらせた方が良いと思っていました。が、本人達はそこまでではない。ここに明らかに温度差があったのかもしれません。「先生だけが本気になっても意味ないですから」と言われていましたが正に。それでも出来ることはやらないといけないなと思っていました。専門的な指導ができない分、環境は与えたいと常々思っていました。だから場所を与えたい。が、それは私が必要だと思うだけであって本人達はどうなのか。客観的に見てそこまでやらなくても良いのではないかと思われているのかもしれません。

一応、試合前なので私自身かなり我慢をしていました。あえてここに書いています。まーすでに関係者は私がゲキ切れしていたのは知っていると思いますし。繰り返しになりますが「やってもらって当たり前」ではない。火曜日は少しでも休みたいなというのが個人的な感情です。1週間まるまる合宿で1日も休んでいない状況。それでも選手が結果を残すためにという感覚でG先生に連絡をしていました。が、ポールを運ぶ、競技場が休館日になるという部分。全てこちらがお膳立てして「やってもらって良いですか?」とへりくだらないといけないのか??

試合前に激怒してもパフォーマンスに影響します。私は選手に「練習をしてもらえますか?」とお願いするつもりはありません。基本的に全力でやれないならやる必要はないと思っています。冗談じゃない。我慢。我慢でした。まーここで我慢するから本人達にプラスになっていなかったのかもしれませんが。

合宿に参加している選手は火曜日は休みにしていました。1日休んだくらいで回復するとは思えませんが練習するのは不可能なレベルでしたから。が、参加していない者は出来る。そう思うことは当然だと私は思っています。

結局私がかなり動いてポールを運びました。自主的に私が動いただけです。

火曜日はN工業に選手を連れて行く途中で大雨。着いたら無理だということで防府にトンボ帰り。その途中で雨が止んで結果的にN工業は跳躍練習をしたとのこと。私は無駄に疲れたことになります。「天候の事だから仕方ない」と言われたらそれまで。が、本当に何が何でもやりたいと思えばこの状況でも出来たことはあったのではないか。私が「環境を与える」という気持ちでいただけで本当は必要なかったのではないか。そんな気持ちにもなりました。

どれだけの事をやっているのか。ここはなかなか理解してもらえないかもしれません。が、人生を賭けて選手と向き合っています。本気になってもらえないならこちらもエネルギーは注げません。不平等??いや。私が生きている時間は有限です。本人達の本気度に合わせるのは当然だと思っています。

指導力が足りません。最後は選手が本気になれるかどうか。この流れの中で支部大会、かなり激怒しました。この事も記録として残しておきたいと思います。この手のblogは記せばマイナスになるかもしれません。が、上品な指導をしていても選手自身が変わることはないと思います。これから先のことを考えての指導です。

また書きます。

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tabe合宿〜成長〜

2016-08-18 | 陸上競技
あまりにバタバタしていて何も振り返る事ができません。今年は過去最高かもしれません。気分転換する余裕もない状況。私だけがやっても仕方ないなとは思っています。

2泊3日のtabe合宿。うちの選手はよくやっていたのではないかと思っています。今の選手たちの長所は「手を抜かず一生懸命やる」ことです。この合宿は「自分と向き合う」ことができます。苦しくても「やり切ってやる」と思えるかどうか。キツイ時に全力でやらずに本数をこなすだけの練習をする。これは効果がなくなります。tabe合宿の私の最大の役目は「全体を頑張らせる」事だと思っています。技術指導などは他の指導者がやってくれます。私がそこに入らなくても大丈夫。だからこそ私は私の役割を果たさないといけません。

初日からかなりの本数を走りました。うちの選手はこの1週間ハードな練習を設定しています。完全に回復していない中でもこの合宿はやり遂げないといけません。坂道での練習もかなりやりました。本数をこなしたり短いレストで走り続けるというのは苦手です。それでも他のメンバーがいるからやっていける。こういう機会も必要だと思っています。励ましあいながら練習をするという機会が大切です。

何人かはかなり動いていました。最終日には疲労の中で120を何本も走りましたが最初から高い負荷をかける事が出来ていました。その分反動も大きいと思いますが先の事を考えて目の前の練習がきちんとできないというのでは困ります。とにかく一生懸命走る中で感覚をつかむしかないと思います。根性練習だとは思いません。高い疲労の中でしか感じられないモノがあるのです。

練習は1日目午前中がスティックを使った軸作りからそれを走りに生かしていくための練習。午後が加速段階の練習。かなり本数は多くなりました。2日目の午前は坂を使って様々な動きを。午後は反発を利用した動きとスキップ。そこから坂道をひたすら走り込み。3日目は初日と同じようにやってから最後に120m。初日の段階でかなり足に来ていたようです。それでもしっかりと練習を続けていけました。

どうしてもうちの選手を中心に見ていくようになります。当たり前ですが。こちらも意識的に声をかけるようにしています。全体的に疲れていて「はい」と返事するのが精一杯。1年生は特にキツかったはずです。それなりに競技力があるといってもまだ1年生。その中である程度もがいていました。2年生は昨年と比べると成長が見られました。それでも自分の事で一杯いっぱいになっていました。1年生に対しての声かけがきちんとできるといいなと思います。

細かい内容を書くのは難しい。合宿から日にちが経ってしまっています。本当はすぐに書かないといけないのですが。そこまでの余力がありませんでした。

記録として残しておくという感じです。保護者にはこのblogを通じてしか活動報告ができません。何とかして書きたいなとは思うのですが。お許しを。
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tabe合宿

2016-08-16 | 陸上競技
土曜日、朝から毎年恒例になっているtabe合宿。ここ数年は宿舎の関係もあり1泊2日で行われていましたが今回は久しぶりに2泊3日。支部大会の直前です。さすがにキツいだろうなという部分がありますが先の事を考えたら大切な部分だと思います。特に私自身、最近は「徹底的にやる」という部分が少なくなっていました。走る量を増やすというのはこういう機会が一番いいかなと思っています。何が何でもやる。ここの部分です。

昨年はこの合宿、本当に「参加させてもらった」だけでした。存在感もありません。付いていくだけで精一杯。何人かは「何でこんな事をやらないといけないのか」と思っていたでしょう。「競技をするため」の合宿です。自分達の「殻を破る」という部分ではこういう人生を変えるくらいの大きな刺激が必要になります。1年生にとっては本当に大きな経験になると思っていました。

ほとんど選手達と会えていないので練習開始前に話をしました。本当に強くなりたいと思えば「練習では前に出ること」「行動を早くすること」が大切です。ここは普段から話しています。うちのチームとしては1年生女子の2人が比較的大人しい。大きな声を出して明るく元気よくというのが未だに苦手です。ある程度できるようになっていますがまだまだ。いきなりチーム全体がそこの部分が変わるとは思えません。だからこそ「出来ることを一生懸命にやる」という所を重視しました。

2年生は3度目の合宿となります。それなりに対応できるようになってきているのではないかと思います。その話は何度もしてきました。「競技力」だけではないと思っています。今はまだ力がないかもしれませんがこれから先本当に戦おうと思えばやはり積極性という部分が必要となります。他校との交流がなかなか出来ていない中ですからこういう機会を有効に使って取り組んでもらいたいなと思っていました。

女子、2年生Aと1年生Sは積極的に集団の先頭に並んでいました。個別に少し話をした部分もありますがそれをきちんと行動に移せるというのは大きいと思っています。女子に関しては「県を代表するチーム」となるべく指導をしています。その中でどう行動するか。自分達のやりやすいところだけ先頭に立つのではなくどのような場面でもこういう姿勢は必要だと思っています。若いチームです。歴史がありませんからとにかくこういあ場面で多くのことを学んでもらいたいなと思います。

男子は周りの雰囲気に飲まれてしまっている感じがありました。リーダーとして変わりつつある男子キャプテン、まだまだ遠慮してしまいます。自分よりも力が上の選手が多くいる集団の中で何をするか。「力」だけではないと思っています。まだ「殻」を破りきれない。ここが変わってくると本当に変わると思います。県新人のリレーで戦っていかないといけないチームとの練習です。だからこそしっかりと存在をアピールしなければいけないと思っています。

練習後のケアのことに関しては徹底しました。昼休みの使い方、食事後の使い方。ここをきちんと考えて動けるようにならないといけません。しつこく言い続けているのできちんとできていると思います。幸い「強くなりたい」という気持ちがあってその為には最大限のことをやる選手が多いですから。合宿中は回数を減らしてでも補強をやるように指示をしています。走る練習が多くなればどうしても補強が不足します。この夏はここの部分は徹底したいのでどこであっても必ずやる。合宿はチーム内のコミュニケーションをとる場でもあります。全体でこれから先のことを考えながら補強をする事もコミュニケーションの一つだと思います。

幸い教え子が参加してくれていたので夜の補強はこの子の指導で進めてもらうことにしました。ここに関しては完全に任せているのでどのようなことをやったのかは確認していません。時間と空間の共有する。更には教え子が少し話をしてくれたようです。母校となる学校が違っても私との関わりは変わりません。ずっと同じことを伝え続けていると思っています。国体合宿でも時間を共有していました。私的にも本当に幸せな時間になりますね。

細かいことはまた別に書きたいと思います。思いつくままに書いています。疲れもあるの手間なかなか筆が進みません。手応えを感じる部分もかなりあったのでここに関しては書いておきたいなと思っています。全体の成長をかなり感じています。

多分力尽きて寝てしまうのでまたそのうち。
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tabe合宿〜そこにたどり着くまでの国体合宿〜

2016-08-16 | 陸上競技
広島から戻ってきてすぐにtabe合宿へ。一応選手は前日に休息を与えていますがそれだけで疲労は抜けないでしょうね。強化期間。ここの意味合いを考えていかなければいけません。合宿終了後には支部新人が実施されます。が、ここに調整しても長い目で見たときには意味がなくなると思っています。以前、blogに「全く気にしていない」という書き方をしたときに「選手にとっては大切な大会なのだからそのような位置付けはどうなのか」とコメントをもらったことがあります。これは指導者としての考え方だと思っています。

久しぶりに選手に会いました。月曜日にトレーニングをしてから翌日からは国体合宿。国体候補選手に選ばれているNとはそれなりに一緒に過ごせました。学校の練習はかなり負荷を高めていました。どうしても練習量が少なくなります。そのため教え子のMihoとMakinoと一緒に補強をさせたり走らせたりしました。自分よりも力が上の選手と数日間寝食を共にして練習をする。どう考えても力的にはお姉さんたちには勝てません。だからこそ「自分が弱い」という自覚するチャンスになると思っています。

空き時間にはとにかく補強をさせました。夜もMihoに付き合ってもらって補強。合宿期間中にMakinoに追いつくくらいの筋力をつけようというのが最大目標でしたが無理でした(笑)。それでもお姉さんたちに教えてもらいながら補強をする。加速段階のスティック走もやりました。ここは苦手な部分。月曜日でのトレーニングの筋肉痛はかなりのものだったと思います。これはNだけではなく学校で練習をしている他の子も一緒だったと思います。Nは元々アピールするタイプではないのでこちらも声をかけながら様子を見ていきました。

体幹が弱いのでここを時間をかけて作っていくつもりです。焦ることなく。中学時代はなんとなく走って記録を出していたかもしれません。これからはそうはいかない。今の筋力や動きでは足りません。加速段階での動きが苦手ですか膝が開く部分があるのが一番の要因。ここの徹底です。指摘されたことをなんとかやろうとしていたようです。膝締めの甘さは簡単には治らないと思います。感情を表には出しませんが「強くなりたい」という気持ちは大きいと思います。この部分を認めていきながらしっかりと取り組んでいきたいと思っています。

2日目の午前中の記憶が曖昧(笑)。何をやったのか?!バトン練習をしていた記憶はあるのですが私がそれだけで練習を終わらせるとは思えません(笑)。少し早めに終わった気がしています。が、とにかく補強をさせていたと思います。午後はフリーになっていたので前日と同様にスティック走をかなりやってから120m×2本2セット。「120+60」をやるか「120+120」にするか考えたのですが勢いで120×2へ。これはショートスプリントの国体候補選手が全員でやりました。ありがたい話です。明らかにNはついていけません。練習中にNが爆発的に強いと感じることはほとんどありません。それでもこうやってお姉さんたちと一緒に走らせてもらえるのは貴重な機会だと思っています。筋肉痛や疲労の中で最後まで一生懸命に走っていました。

練習が終わってから下松の温泉施設へ。チームとして取り組むためにはこういう機会も大切だと思っています。普段一緒に過ごす機会が少ないですから少しでも何かをしていけると良いですね。これまでと比べてかなり打ち解けてきていると思います。

最終日は女子4継と男子の400mH選手&800m選手のタイムトライアル。800m選手は390mでそれ以外は400m。 なかなか貴重な機会です。全員が二部練を2日間やっていますから疲労度は高いと思います。その中でのトライアル。タイムはなかなか出ないと思います。それでもこういう機会があるというのは大きい。

レース自体は日本選手権で3年連続入賞している400mH選手が先行。まーどう考えてもこのパターンしかありませわ(笑)。ラスト100mの所までは女子リレーチームは負けていました。最後にNが男子選手2人を抜き去りました。手動計時ですが47秒3でフィニッシュ。疲労がなければ1秒は上がると思うので戦える可能性が出てきました。Mihoもメンバー候補になっていますから私としては思い入れが強くなります。

リレー練習が終わってからカーブ直線を数本走らせて終わりました。うちの学校では他の選手はもっと走っています。質が高い練習ができているとはいえここで休ませるわけにはいきません。徹底的にやらせます。疲労は高いと思いますが今は我慢の時です。ここがきちんとできれば必ず結果につながると思っています。短期的な結果を求めるのではなくこれから先のことも考えながらですね。

本当に貴重な機会になりました。Nにとってこの機会を力に変えられるかどうかです。他のメンバーの疲労もNの疲労もかなりのものだと思ったので金曜日を休みにしたのです。本当はトレーニングをやってからtabe合宿に参加させようと思っていたのですが(笑)。さすがにきついでしょうから(笑)

それなのに私は前の記事に書いているように広島へ。とにかく学べるものは全て学びたい。そう思っています。夏休み?!それってなんですか?!(笑)体力が尽きるのが先か、休みが終わるのが先か。その勢いのままtabe合宿へ。我ながら結構凄いことをやっているのではないかと思いますね(笑)

また書きます。
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学校の練習

2016-08-16 | 陸上競技
国体合宿→投擲合宿→tabe合宿の流れ。本来であれば選手は強化期間ということもあり休まずにこの合宿に突入しようと思っていました。が、さすがにキツいと思い、急遽金曜日の練習を休みにしました。優しい(笑)

月曜日は記事にも書いていますがトレーニングをひたすらやりました。間違いなく全身筋肉痛になるレベルでの練習。さらにはその勢いは止まらず。火曜日は競技場でしっかりと短い距離を走ることにしました。筋肉痛もあるはずです。それでもやると決めたからにはやる。細かい部分が確認できませんがそれでも「私が不在の期間にどうやって練習するかが重要だ」という話をしていました。ここが出来ないようであればこれから先はない。短い距離を中心に走りました。

さらに水曜日。この日は学校でトレーニング。どう考えても筋肉痛からの回復は不十分だと思います。だからといってやらないという選択肢はない。強化期間というのは負荷を高めるというだけではなく「心」の部分もしっかりと鍛えていく必要があります。前回のトレーニングでほぼ集中が切れかけていましたがそれでも全く同じメニューを実施させました。報告によるとかなりスムーズにできたようで前回よりは1時間くらい早く終えたとのこと。それで5時間だと言っていました。ん??という事は前回はもっと長かったのか?5時間補強と思っていたのですがもっとやっていたようです。まー前回は休憩も長くて効率が悪かった部分もあったと思います。

木曜日は学校での練習。いつも通りの流れの中で進めていき、途中からはタイヤ押しをひたすらやらせました。5本×3セット。これは急遽メニュー変更をした部分です。思うことがありしっかりとやっておきたいと。どれくらい時間がかかったかは分かりませんがある程度の練習はできたのではないかと思います。タイヤ引きも。短い距離。60mを2本走ってから1本60mを1本。これを2セット。そこから場所の関係で60mの往復走。3往復を1セットやったところでグランドが使えるようになったとのこと。120mタイヤ引き+60mを2セットやって終了。

金曜日、この日は急遽練習を休みにしました。さすがに疲労しているだろうと思っていたので。「強化期間」として位置付けています。多少のことであれば押し切ろうと思っていました。が、さすがにこれだけ練習負荷を増やしてからのtabe合宿はしんどいだろうなと。故障をしてしまうかもしれません。「盆休み」というのは全く取れないのでこの1日のみ練習を休みにしました。これでどれだけ身体を回復させることができるか。本人たち次第です。

この日程の中でも「補強をする」ことを求めました。通常練習の負荷が高いので自宅で補強をするのは難しいかもしれません。それでも「やると決めたからにはやる」という感覚を持つべきです。「補強ノート」を作らせていますからそれにきちんと記載させます。「やったふり」をするのは簡単です。しかし、本当に大切なことは「自分のためにやる」という部分です。何が何でもやるのだという感覚を持たせたい。「やらされている」という感覚から「自分が強くなるためにやる」という感覚への移行。これができれば選手は勝手に強くなると思っています

状況はこんな感じでした。選手からの報告でしか判断できないので。まずまずの練習の雰囲気だったようです。選手は休みがありますが私は不休(笑)。案外頑張っています(笑)。
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忘れないように

2016-08-14 | 陸上競技
8月9日から2泊3日で国体合宿が行われました。こちらの方はまた機会があれば書くことにして忘れないように書いておかなければいけないことが。

国体合宿が終わってその足で広島へ行きました。やり投げ選手を投擲合宿に参加させてもらっていました。とにかくこの子が少しでも投げるようにするためには私の知識では無理。専門家にきちんと教えてもらうことが大切だと感じていました。これまでも少しずつですが基礎的なことを教えてもらっていましたが、やはり本格的に教えてもらった事がありません。チャンスだと思って連れて行きました。

初日はO先生に頼んで連れて行ってもらい、私は2日目の午後練習から見学させてもらうことに。1日目は基礎ドリル、2日目は大学生が色々と教えてくれたようです。私が到着した時にはメディ投げをひたすらやっていました。バリエーションも多い。3日目はやり投げの専門の先生が教えてくれていました。そのため3日目は他の練習を全く見ずにやり投げをひたすら見る。

これまで言われていたことがスーッと入ってくる感じでした。何をやるためにその練習をしているのか。これまでずっと「手投げになる」と感じていた部分がありましたがその前の段階で色々と課題がありました。やり投げを始めた初期段階で「クロス」を教えてもらっていたようなのですがそこが根本的に間違っていた様子(笑)。私もほとんど分からない中でやっていましたから。そこからラストクロスが全くできない。考えてみればクロスがきちんとできていないのですから無理。捻りができない。横を向いてやることが大切ではないなーと改めて思いました。

投げの部分もひたすら教えてもらう。本当に貴重な時間でした。本当は合宿後、自分で練習という感じにしようと思っていたのですが帰りの車の中で「やる事が多くて時間が足りないのでは」という感じになりました。急遽ですがプライベート合宿に通いで参加して二部練の形でひたすら教えてもらったドリルを実施するようにしました。とにかく練習させたい。本人も「やる気」になっていますからそれをどう生かしていくかだと思っています。

こちらはチャンスを与えます。それを活かせるかどうかは本人次第。1年前にはこういう合宿に選手を連れて行くことは不可能だったと思います。そのための準備ができていませんでしたから。今はやっとそこの段階にたどり着いたかなと思っています。この夏が本当に大切だと思っています。甘い部分を捨てていき本当に勝負するためのチーム作りをしなければいけないと思っています。様々な経験をする事は間違いなく本人の人生にとってプラスになる。「やりたいことだけ」「居心地の良い場所に留まる」のではなくあえてキツイ場所に行く事でこれまでの自分の「殻」を破ることができる。そう思っています。

貴重な経験だったと思います。本人も良い表情をしていました。筋力アップに加え基礎ドリルを徹底。時間が足りなくなります。ここをどうやって補うか。ただひたすらやる。これしかありません。
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ふたたび

2016-08-13 | 陸上競技
更新できず。

合宿から戻ってきて今度はプライベート合宿。久々にうちの選手と合流しての練習です。

時間が確保できずですが良い練習をさせてもらっています。

また書きます。
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更新できないなー

2016-08-12 | 陸上競技
火曜日から国体合宿でした。あまりの暑さに倒れそうになりながらもなんとか乗り切りました。そのまま、広島へ投擲合宿。こちらは水曜日から選手だけ参加させてもらっていました。木曜日に国体合宿が終わってその足で広島へ。

図々しく参加させてもらっています。我ながら本当に図々しいなと思いながらも少しでも選手にプラスになるならと。

とりあえず現状報告。また時間があれば書きます。書けるかな?!
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