kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

ヘロヘロ

2017-05-14 | 陸上競技
相変わらずバタバタです。

木曜日は授業が5時間?さらに合間を見て検定のためのお金の振込&通帳の名義変更。まーなかなか大変です。限られた時間しかないのにどうやってやるんだよ(笑)近くのS銀行に行きましたが前任校で担任をしていた子とこの春卒業した子が働いていました。いや、働く姿を見ることができたというだけでこちらとしては満足です。

放課後はいうまでもなくヘロヘロ。死ぬかと思いました。元気に過ごせるといいのですがなかなかそうもいきません。練習は木曜日と金曜日は男女ごとに考えて行うように指示を出しました。あえて考えさせることに。というかかなり疲弊していたので余力がなかったというのもあります。更にはその強行日程の最後に会議が入ってだというのもあります。いつもに比べると早く終わりましたがそれでも私がグランドに出た時にはほぼ練習は終わっていました。仕方ない。

課題研究で中学校に出前授業に行って来るのが遅れた3年生がいたのでその子の走りをぼんやり眺めることに。この子がどれだけ力を発揮してくれるかでうちがインターハイに行ける確率は大きく変わります。中間以降が課題なのでこの部分に繋げていくようにしました。まー本人が走っているのに対してサポートする形でしかないですが。

重心移動。ここの部分です。あえてウインドスプリントのような動きを入れるようにしています。やりたいことがある。これまで指導してきたタイプとは大きく異なりますから試行錯誤です。空中である程度移動させたいなと考えています。この子なんかは膝が出なくなってその場足踏みに近くなる。そうであれば思い切ってイメージを変える必要があるかなと。「浮く」という感覚があるようでした。その「浮く」がどの方向に「浮く」のかだと思います。

数本だけですが言葉を交わしながら進めていきました。個別指導の方が見やすいですからね。感覚の擦り合わせをしながら。動き的には変わりつつあるかなという感じです。選手権以降の流れの中でこちらもイメージしている動きがあります。足を回すだけの走りにならないようにする。当たり前の部分ですが目の前の選手に合わせてこちらもやりたい事をやっていきたいなと。

本当にヘロヘロでしたがこうやってグランドに立てるのことは幸せなことだと思います。感謝です。選手が居てくれるからこそ私がグランドであれこれできる。一人ではできません。ありがたいことだと思います。

少しずつエネルギーをもらいながらやっていこうと思います。

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トレーニングと変化

2017-05-11 | 陸上競技
水曜日、この日も微妙な天気でした。それなりに持ち直すのかと思っていましたがずっと小雨が降っていました。練習を始める前から少しひどくなり17時前には止む。何を言っても仕方ないのでできることをやりたいなと。

この日はトレーニング。シャフト補強としました。これまでの流れから少し変える。変えるといっても少し走るようにしただけですが。シャフト補強は4つのグループに分けています。これまではそれを連続で実施する形にしていました。が、走りにつなげていくという部分を視野に入れるともう少し工夫した方がよいかなと。

以前はシャフトABCDの間に別の補強を入れていました。練習の流れの中で少しずつ変わっていき今では連続でABCDをやる。これは意味がない(笑)。ということで「A」が終わったらある程度の距離を走ることにしました。ショートスプリントというよりは動きを意識できるレベルで前方向にしっかりと進むという感じです。1本ですから時間的にはかかりません。それでも何かしら走りにつなげる動きを入れていきたいなと。

月曜日に私が練習に出ることができなった際、シャフト補強自体が「50分」かかったということでした。そんなにかかるかるかなと思う気持ちはありましたがその言葉を信じて「シャフト補強のみ」のメニューにしていました。が、女子が終わったのは練習開始20分後(笑)。おいおい、全然違うじゃないか。急遽。終わったところを数人のグループに分けて「考えて何かやる時間」としました。20分程度はできたでしょうか。強制するのではなく自分たちで必要なことを考えて取り入れるというのも重要かなと。

最後にウインドスプリント的な走りを2本、ショートスプリント的な全力走を2本実施しました。ある程度感覚を作って走りにつなげていきます。見る距離が近いので動き自体は良く判断できません。選手自身がどのように感じているかだと思います。

これまであまり声が出なかった女子が積極的に声を出していました。元々ほとんど声を出さない者もいます。逆に「声を出せる者」もいます。この日は何人かがかなり声を出していました。その子達に引っ張られて多くの女子が声が出ていました。これが一時的なものなのかどうか。継続できて試合会場でも出せると違ってきます。表情も変わりつつあります。

練習が終わって1年生と女子のリレーメンバーを残しました。1年生に関してはこれからのことを。正直、「陸上競技でもやるか」という軽い気持ちではできないと思っています。練習はそれなりにきつい。さらに「基本的なこと」を求めます。それが「辛い」という子もいるでしょう。また、ジャージ類も購入します。現時点では「続けられるかどうかわからない」という理由で一切注文していません。この日は仮入学時に配布した資料と物品購入の価格表を示しました。

家に帰って資料を見せて続けられるかどうかを考えてもらうことに。「辞めなさい」という話ではなく「これからのこと」を考えてです。これまでの傾向から考えると「とりあえず入るか」で入ってきて「やりたいことだけやらせて欲しい」という感じの子がいました。それでは続けていけません。「温度差」が生まれ選手間での「意識の差」につながっていきます。そうならないようにきちんと話をしておかなければいけません。

それとは別に女子の4継メンバーに話をしました。本気で狙うことの意味です。とりあえず数週間過ごして中国大会に行けばいいという感覚は一切ありません。中国大会で勝負をしたい。可能であれば表彰台に乗ることを考えています。そのために何をするか。こちらとしてはできることを最大限にやろうと思っています。それをやるかどうかは最終的には選手次第です。できないんことを求めても意味がありませんから。中国大会までに毎日欠かさずやることを指示しました。できるかどうか。

この部分は本人たちの感覚です。本気なら一度言ったことはきちんと継続できます。そうでなければ一時的な感覚で終わってしまう。それではやはり勝負にはならないと思っています。これからのことを考えると「自分たちの目標」であり続けないといけないと思っています。

感じ取ってもらいたいなと。本当にヘロヘロになりながら生活しています。この状態でどれだけ私自身が生活できるのか。それでもやるしかないと思っています。倒れたら代わりはいないかもしれません。今私にできることをやるしかないのです。

上手くまとまりませんね・・・。キレがない(笑)。
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短時間で確認

2017-05-10 | 陸上競技
火曜日、この日は朝から雨。私の腰痛は微妙。こういう時に限って健康診断がありました。まー腰痛はほぼ関係だろうという感じなのですが。朝一で健康診断を実施させてもらいました。問題ないなと思っていたら一番最後に「胃検診」が。

バリウムを飲むというのはそれだけで苦痛(笑)。それだけではなくかなり狭いスペースの中で「右回りに体を回転させて」と指示されます。これが腰に来る(笑)。寝返りを打つだけで「痛いな」と感じるのですがそれを窮屈な姿勢で何度も回る。心が折れそうでした・・・。

放課後、1時間程度の練習。外で走るのは不可能なので屋内で基礎的なことを。時間の関係で10分間各自で補強。軸作りと体幹補強を実施。この部分は任せました。ある程度自分で考えて動くということも必要ですから。

終わってからすぐにハードルドリル。腿上げと組み合わせています。意識できる選手であればこの時に膝の引き出しの方向を確認しながらできます。1年生はそこまでのことはできませんから「とりあえずやる」という形になる。今はこれでいいかなと思っています。細かいことを言っても理解できないでしょうから。狭い空間の中で全員が一気にやる。それはそれで意味があるのかなと思いますね。ドリルが終わってから2階に上がって廊下でウインドスプリント。少し「大きな動き」を意識させました。

「大きな動き」と書くと「ストライド重視」ととらえられるかもしれません。「ストライド」ではない。が、「ピッチ」に頼る走りになりがちなので「重心移動」を意識しながらの走りにしたい。この部分も難しいですね。膝が引き出されたら腰も移動します。しかし、ある程度の感覚が作れないとそれはできません。なんとかそこに到達できるようにしたい。

そのまま「スイッチング」の動き。今度は切り替えの重視です。重心移動を重視するとどうしても「切り替え」の部分が遅くなります。ここを克服するためにスイッチング。最初は幅を少し狭く設定して重心移動が少ない中でのスイッチング。切り替え重視です。その中でまたもウインドスプリント。走ってから再び1回に戻りスティックの幅を広げてからのスイッチング。今度は膝の引き出しと腰の移動を合わせます。「積み上げていく」形の練習ですね。さらにウインドスプリント。

ここまでやってから「倒立」を。軸意識をさせました。深い意味もなくですが(笑)。

最後にスプリント。これは全力で。室内ですから思っているほどのスピードは出ないかもしれません。それでも「全力で動く」ことは必要だと思っています。これまでの流れの中で作ってきた走りの感覚を全力疾走の時にどう感じることができるか。技術的なことというよりは「感覚作り」かもしれません。

単純に走っておく。そういう形での練習はしたくありません。短時間ですが「やりたいこと」を明確にしてそれを確認する必要があると思っています。

テスト週間です。勉強時間の確保をしっかりとしてもらいたいと思っています。そのための時間はある程度確保します。1時間練習をしたから勉強ができないということはないと思っています。本人たちが「全て全力で」という感覚の中でできるかどうか。

気持ち早めに帰って寝ました。しばらく飲酒も控えようと思います。節制。健康生活を目指します。いつまで続くか・・・。
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その時々にやるべきこと

2017-05-09 | 陸上競技
月曜日、前日に練習していたので当初は休みにしようと思っていました。

が、日曜日の練習中の様子を見ると走りが重い。確認をすると「筋肉痛で・・・」という返答。前日にシャフト補強をしました。以前に比べると距離を半分にしています。それなのに「筋肉痛で身体が・・・」という状況。やはり気が付けば基礎筋力の低下があるのだと思います。うちの選手はもともとパワー系で走る選手が少ない。どちらかというと細くて華奢なタイプです。

その選手が筋力(出力)を上げていくことでパフォーマンスも上がっていきます。技術的なことだけにこだわるつもりはサラサラありません。やはり「基礎筋力向上」は必須だと思っています。が、いつの間にか「筋力不足」になっていました。補強などもしっかりとやっているつもりですがひょっとしたら足りなくなっている可能性があります。これでは戦えません。

日曜日に連絡して月曜は「トレーニングのみ実施」としました。急な変更です。以前であれば批判も出ていたかもしれません。それでも「勝負をする」という状況の中では「その時々にやるべきこと」が存在すると思っています。見ていて判断する。その中で必要なことをやる。当然のことかなと思っています。

私は練習を見ようと思っていたのですがあまりにも腰が痛くで断念。昼休みに女子キャプテンを呼んで指示を出しました。日曜日が合同練習だったこともあり女子ときちんと話ができていませんでした。ある程度試合の時に話はしたのですがやはり足りない部分があるかなと。練習の時に話をしておくように伝えました。

他県のレースの結果を踏まえて。46秒台が1チーム。48秒前半が2チーム。48秒後半が1チーム。49秒5以内が数チームという状況。この中で6つの枠に入るというのは簡単なことではない。今のチーム力ではかなり厳しいと思っています。勝負できる可能性はある。しかし、可能性があるだけであって何一つ保障されるものはない。

県選手権で記録を狙いたいなと思っていたにも関わらずスタートラインに立てない。この時点で「かなり厳しい」と認識しなければいけないと感じています。今のメンバーでリレーが走れるのはあと何回なのか?1年以上同じメンバーで目指してきた部分。それを理解できているかどうか。「なんとかなる」はずはない。この部分がどれだけ理解できるかです。

今、足りないのは「基礎筋力」だと判断。他校に比べるとやっているのかもしれませんが「比較対象」がどこになるのかです。これまでの指導スタイルとは変わる。それはその場にいる選手が全く違うからです。動きの部分もその選手に合わせたものにしたいと思っています。しかし、根本的な部分は変えない。動きの基礎と基礎筋力向上は「必須」だと思っています。更には「軸感覚」も。気が付くとその部分が抜けてきています。

時間が限られています。だからこそ「その時に必要なこと」を取捨選択する必要があります。全てはできないのだから。この「選択」と「集中」です。

人間、過去の栄光から抜け出すことは簡単ではありません。成功体験があればそこにこだわってしまう。しかし、本当はそれでは上手くいかない。その時は上手くいったかもしれない。が、それは万人にあてはまるわけではない。冷静に見ながらやっていくことが重要になる。「これさえやれば上手くいく」という部分はないと思っています。やはり積み上げていくしかない。

色々と考えながらやる。その時その時の判断も含めてやることはたくさんあります。ある意味面白い部分だと思っています。

自分自身の時間がありません。それでもやるしかない。そう思います。
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手紙

2017-05-09 | 陸上競技
少し思うことを。

GW明けの月曜日。前日の練習後からかなり腰が痛く思うように身体が動かせないような状態でした。この状況の中で授業が5時間(笑)。勘弁してもらいたいなという感じです。とはいえ、やらざるを得ないので必死に生きていました。5限目までは絶対に乗り切らないといけない。5限目終了後、限界を感じて帰宅することにしていました。

授業が終わって職員室に戻ってみると私宛の封筒が。差出人を見てみましたが心当たりがない。とはいえ、私個人宛に来ている封筒ですから間違っていることはないと思います。小心者ですから何が書いてあるのか不安(笑)。思い切って開けてみました。

すると中には便箋が。見てみると私宛の「手紙」でした。

あるスポ少でコーチをされている方でした。ひょっとしたら面識があるのかもしれませんが練習中や試合中はいつも以上に視野が狭くなっていますから気づいていない可能性が高い。もっともっと視野を広くしておかなければ・・・。

競技場などでうちの練習を見かけたとのこと。指導に興味がありPCなどで検索していたらこのblogが発見されたと(笑)。一応、直接名前を書くのは避けているのですがほぼ無意味ですね(笑)。知り合いの先生が私の前任校について検索しようとしたら「検索候補」に「Tokusho kaneko」と漢字で出てきたようです。別に隠すつもりはないので普通に書いてもいいのですが。これまでの経緯がありずっと「kaneko」と書いていました。

興味関心を持ってもらったこと本当に感謝したいと思います。別に特別なことをやっているわけではありません。声が大きくワーワーうるさいので目立つ部分はあるかもしれません。私の選手への関わり方が正しいという気は全くありません。私は私が信じる関わり方をしているだけ。その部分は外せないと思っています。その姿を見て「興味がある」と言ってもらえるということは本当にありがたいことです。

これまでもblogを通じて多くの方に出会ってきました。大学生が練習方法について質問してきたこともあります。近い話でいえば転勤してその年に大阪のokm先生がblogで私に興味を持ってくださりわざわざ山口へ来てくださいました。この4月には愛媛からsris先生が一緒に練習をしてみたいということで足を運んでくださいました。どれだけの方がこのblogを読んでくださっているのかは分かりません。それでもここから「繋がり」が生まれることはやはり嬉しいですね。

私自身、本当は小学生や中学生ともっと関わっていけたらいいのかなという気持ちはあります。自分自身のキャパがもっと大きければそれもできると思っています。が、なかなか(笑)。それでもコーチの方や指導者ともっと会話できることで「より良い方向へ」と進んでいける気はします。

何度も書いていますが「私のやり方が大嫌い」という人も数えきれないくらいいると思います。最近は特にその部分を感じる。が、それだけではなく「応援してくれる」方も多くいるのだと感じました。例えばうちの選手の保護者がうちのチームを応援してくれる。それは自分の子供たちがいるので特別なことではないと思っています。様々なサポートをして下さることには本当に感謝しかありません。

しかし、それ以外の方が「頑張ってください」「応援しています」と言ってくださるというのは本当に貴重なことだと思っています。こういう性格ですから無礼な態度だと思われることも多々あると思います。悪意なく「選手最優先」で行動しています。特別な見返りを求めているわけでもない。選手が輝けるようにサポートするだけです。

それを見て「応援したい」と言っていただけるのであれば私が存在する意味があるのではないかと思います。練習を見て「なんだあの練習は。たいしたことやっていないな。」と批判されるのはそれぞれの自由。「あんな練習で強くなるはずはない」と言われることもあるでしょう。それはその方の「価値観」ですから自由だと思います。それとは全く逆に「興味がある」「どうすればいいのか」と思っている方もいる。

結局は何かやれば「嫌われる」のです。万人に好かれるのは不可能。「裸の王様」のように周りから後ろ指刺されることのほうが多かったりするかもしれません。今の私は「裸の王様」ではないと思っています。やろうとしていることを理解してくれる人がチーム内外にいるからです。「疲れるな」とここ最近感じていました。それはblog更新が滞っていた最大の理由です。

しかし、こうやって「頑張って!」「応援しています!」と言っていただけるのであればこちらも前向きになれます。多くの人に支えられてやっているという感覚です。実際にblog更新が滞っていた時に知り合いから「大丈夫ですか?」というLINEをもらったりしていました。今回はなんと「手紙」。書くだけで時間がかかると思いますがわざわざ私のために「手紙」を書いてくださる。支えられます。

思うことはかなりあります。それでもこうやって応援してくださる方に恩返しができるようにしていきたいと思っています。

上手くまとまりませんが(笑)。感謝です。
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合同練習

2017-05-08 | 陸上競技
日曜日、何校かで合同練習をすることに。昨年度の冬期練習から合同練習をするようにしています。別に深い意味はなく。今まで自分が身に付けてきたものを他者に還元する必要性を感じているからです。そのやり方が「合わない」というのでれば一緒にやる必要はないですし、「合う」と思えば一緒にやればいい。指導方法は人それぞれですから。

先日の県選手権の女子リレーで大幅チームベストを更新したtkm高校。何度かバトン練習を一緒にやっています。ある程度上手くなっていました。全体が強くなることは必要だと思っています。「自分さえよければよい」という気持ちもありますがそんな「器」が小さいことを言っていたら底上げにはなりません。高いレベルで競り合って勝ち上がるから次につながると思っています。「とにかく中国に行けばいい」という目標設定をしたくはないですから。

跳躍×2人、やり投げ×1人、短距離&ハードル×1人というスタッフで練習会。高跳びとやり投げは最初から別メニュー。短距離&ハードル&幅三段は途中まで一緒に。アップはダブルダッチ&DM投げ。20分くらいかけて実施。その後ハードルリズムをやってからドリル。人数もそれなりにいましたし競技力にも差がある。説明をしなければいけない場面が増えます。普段よりは時間がかかります。それでも一緒にやる意味があると思っています。

ドリル終了後はウインドスプリント。スパイクを履いて片足スキップ&両足スキップ。うちの選手は前日のダメージがあり身体が思うように動かないようでした。とはいえ、やります。トレーニングを少しやったくらいで筋肉痛になるということは「基礎筋力」が低下している可能性があるのです。その部分はしっかりと見極めていきたい。できないとはいえ「やらない」という選択肢にはなりません。

10バトンを数本行ってからマーク走。これもそれぞれの学校がそれぞれの目的でやっていると思います。私は私なりに考えることがあるので実施。加速段階の動きを作りたいと思っていました。前日は中間の局面を意識した練習にしていました。他の指導者もいたので「加速段階」を意識した練習を。どうやって加速段階を作るか。ここをある程度考えながらやりたいと思っています。この局面が上手く走れるようにならなければいけない。数本繰り返しました。

ここで別れる。跳躍系とハードルは専門練習。スプリント系はバトン。ハードルは昨年度から何度も指導させてもらっている選手がいます。なんとか中国大会に進んでもらいたい。そのためにこちらもやれることはやりたい。今の課題を聞いてそれを意識する練習。何度かお手本を示しました。おかげさまで信じられないくらいの腰痛。衰えています。

ショートハードルは踏切とインターバルの走り。400mHは「歩数の切り替え」の部分。マークとフレキを使って走りの感覚を覚えてもらいました。単純に走って切り替えるのではなく「ストライドの調整」を意識した走り。自分で考えなさいではできないので。シーズン中なので35mで実施しました。もう少し段階を追って練習をしてもいいかなという気はしますね。持っている者は他者に伝えていかなければいけない。本気でやろうとする若い指導者に何かしら与えられたらなと。ショートハードルも「教科書通り」ではない感覚で。インターバルを刻む。本当にそれができる選手が県内に何人いるのか。違う方法でしっかりと戦えるようにしていきたいなと。何とか中国大会に進んでもらいたい。

スプリント系はバトン。合わせにしました。2本ずつ。ハードルと同じタイミングで見ていたので細かい部分まで見れませんでした。tkm高校のバトンの修正はいくつかありました。以前に比べて「意欲」が高まっている。そうであればこちらも前向きに教えないといけないと思います。うちのバトンのこともあります。もっともっと精度を高めていきたいと考えています。単純走力だけではない。もっと「リレー」に向けて何をすればいいかですね。

最後に80m並走。2本実施して終了。本数的には少ないかもしれません。もっと走りこむ必要がある?しかし、それよりはコミュニケーションをとりながら練習を進めていく方法をとりました。良いのか悪いのかは分かりませんが。身体の状況をみながらですね。

うちの選手、筋力低下が気になります。もう少し詰めて練習させなければいけないなと感じています。もっともっとできることはあると思います。考えます。
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もう一度・・・

2017-05-08 | 陸上競技
土曜日、この日は練習としました。特別追い込む気はなく通常通りの練習を。

体力的な部分もありもう一度いろいろな意味で作り直したいなという気持ちがありました。これまで避けていた部分も導入しながら。今のままでも「ある程度」は戦えるかもしれません。しかし、それでは面白くない。大会に参加することだけを目指してやっていくつもりはありません。「勝負する」という感覚。そのためには準備を必要とします。

ルールを守る。この手の話をする。そうであればチームとしてはあまり成熟していないと思います。周りから見ればそれなりに評価されるかもしれません。また、「批判」もあるでしょう。ある者が時間を守らない。それも3度目。なぜ集団に属して何かをやろうとするのか。問いましたが明確な返事はありません。練習に参加してもらう必要はない。そう思いました。

「裸の王様」という童話があります。王様は様々な服を買い集める。権力を示す。そういうい意味合いもあったのかもしれません。周りから「すごいね」と言われることに価値を感じていたのでしょう。あるとき、「バカには見えない布で服を作る」という職人の存在を知る。ものすごくきれいな柄の布。それを自分が着たらもっと素晴らしいことになると思って作らせる。が、実際に完成したものは自分には見えない。見えないことを認めたら「バカだ」と思われる。誰も見えるはずがない「洋服」を着たことにしてパレードをする。周りも「素晴らしい」と評価し続ける。ある子供が「王様裸じゃない?」と素直に答える。それにより全員が我に返る。見栄や権力を重視するあまり「現実」を認められれない。

私がこうやって書く。blogの存在意義かもしれない。「できていない」から書かない。「できている」から書く。それでは自分を美しく着飾ろうとする王様と同じでは。できていないこともある。失敗もする。それを全て含めて生きていきたい。だから指導をします。「同じ事柄」であっても立場や視点が異なればその「事柄」は全く別のものに思える。そう思います。

「絶対に強くなる」と思って部活に入ってくる者だけであれば簡単。そうではない。「裸の王様」にならないようにしたいなと思います。私は別に自分の指導がすごいと思う気はサラサラありません。特定の人からは非難されているという話も聞きます。その部分が正解なのかどうかは分かりません。受け入れていく部分も必要です。全部を気にしていたら終わってしまう。多くの人の意見が正しいかどうかは分かりません。考えながら指導はしたいなと思います。

基本的なルールを守らせる。この部分は続けていきたいですね。

この日の練習はダブルダッチをしてからアップメニュー。そこからDM投げ。フロント投げバック投げを実施。終わってからおんぶダッシュ。これはダッシュから少し距離を伸ばしてみました。ここはこれまでと違う部分でしょうか。全力で走る練習は必要だと思っています。それでこれまでスプリントを作ってきました。しかし、これまでの選手には合っていたのかもしれませんが目の前の選手には合わない部分があるかもしれない。そう感じる部分が出てきました。少しスピードレベルを落として動きの確認をする練習。タイミングを合わせるような練習ですね。

ハードルドリルをしてから往復走。4往復やってからシャフト補強。まずまずの負荷だと思います。

スパイクを履いてから80m程度のウインドスプリント。これができません。普段やらないからできないというのもありますが上手くタイミングがとれません。バウンディングになる者まで」・・・。悲惨です。余裕のある動きを入れていく中で少しずつ感覚が作れたらいいなと思っています。終わってからは10バトンを2本ずつ。ショートの感覚づくりは外せません。

そこからグループに分かれて「タイヤ走」と「DM走」をかなり長めの距離で実施しました。本数は抑え目で。余裕をもって走りたい。とはいえ動きのタイミングは変えたくない。難しい部分なのですが。この2つの練習をうまく組み合わせながら後半のリズムを作りたいなと思いました。最後に60mのショートスプリントを実施して終了。各自で3本としました。

本数的にはそれほど走っていません。これがいいのか悪いのか。筋肉にダメージを与えていく形の練習。しんどいと思います。こういう練習の中で1から作り直していく。

練習の内容的にはそれほどやっていません。と私は思っています。それなりにきついのかなとは思いますが。

思うことは山ほどあります。書きたいこともある。それでも何となくぼやかしながら書くことになるので面白くはないのですが。
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高い授業料

2017-05-07 | 陸上競技
県選手権。私の中で一番のメインは女子の4継でした。今回のレースで48秒台に入っておきたいなと。他県の状況を踏まえて今回のレースは大切だなと。

うちの選手の走りの特徴からするとスタブロから出るよりもスタンディングから出る方が速い。他の選手も当たり前のことですがその比率としては高いと思います。

タイムレース。そのスタートラインには立てませんでした。情けないことですが「オーダー用紙提出ミス」でした。他のチームがレースをするのを観客席で見るしかないという状態。保護者も卒業したマネージャーも「リレーを観たい」とわざわざ競技場に足を運んでくれました。本当に申し訳ない気持ちで一杯になりました。

全ては私の責任だと思っています。他のことがありすぎて基本的な部分の確認を怠っていました。もちろん、通常であれば選手がやるべきことです。選手がミスをしたのであればやはり私自身の責任だと思っています。いつもはきちんとできる。私が指導を始めてオーダー提出ミスだと思います。危ういことはありましたが提出できなかったことはなかった。

この日は4人全員が準決へ。さらに2人が決勝へ。バタバタしていたのは間違いないと思います。それとこれとは全くの別問題だと考えていますリレーの話を何度もしていました。チームの中に「慢心」があったと思います。誰かがやってくれるだろうという想い。どこかで他者任せになっている部分があったのではないか。その事をきちんと理解しなければいけません。

タイムレースにうちのチームが出ていない。周りからは「何かあったのか?」「怪我をしたのではないか?」という話があったようです。私がリレーを中心にやっているのでリレーを棄権するということは通常で考えればありえないことですから。

スタートラインに立つことができない。その時点で全てが終わっています。勝負するという前の段階で負けています。この事を選手がしっかりと理解しなければいけません。オーダー提出はどの段階でもできました。全員が自分のことばかり考えていてチーム全体のことを考えることができなかった。ここだと思います。

「次に繋がる」とは思っていません。こんな初歩的なミスをしていて本当に勝ち上がっていけるのか。もっといえばこれまで支えてくれた保護者や卒業したマネージャーがどんな思いでその姿を見ていたのかを感じ取れなければいけない。

ひょっとしたら私が抗議をしてお願いしたら県内大会ですから出場できたのかもしれません。しかし、そんな事をしてしまえば選手のためになりません。ダメなものはダメだと思います。記録が出せるかもしれないからレースに出たい。それがまかり通れば最終的に選手がダメになる。教育的な話をするつもりはありません。原理原則としての部分。何でも自分の思い通りになると思っていたらダメだと思います。

参加するのには3000円かかります。実際にお金がかかっています。今回のレースでの課題を次の県総体までに克服する。ここも大きな部分です。それが出来ないというのは本当に痛い。それを補うだけの取り組みができるかどうか。簡単なことではありません。

「慢心」という部分。これは女子にはあると思います。痛い目に合わないと分からないのかもしれない。意図的に痛い目に合うようにするつもりはありませんが「なるべくしてなる」のかもしれないですね。

周りの人から「ブチ切れたのでは??」と言われました。内心、かなり頭にきていました。それでも感情を抑えて諭すように話をしました。本人達もそれなりに考えることがあるはずです。この状態で笑っていられることはない。更に追い詰めるほどの事は無意味かなと。私はかなりのストレスでしたがやはり抑え込むしかないかなと。

高い授業料でした。一番は「経験」という部分。流れの中でしか分からないことがあると思っています。

もう一度原点に帰りたいと思います。自分達は弱いという感覚を常に持ちたい。慢心するレベルではない。油断も過信もありえない話です。

これが県総体でどう現れるか。あとは選手が何とかするしかないと思います。

情けない話をここに書く意味があるのか分かりません。それでも私の指導歴の中でかなり重要な意味を持つのではないかと考えています。死ぬまで忘れられない出来事です。もう二度とこのような気持ちを味わいたくない。私もですが選手にも保護者にも応援してくれる方々にも。

本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
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上手くいくとは??

2017-05-05 | 陸上競技
何をもって「上手くいく」というのか。ここは考えないといけない。練習を見る。レースを見る。その中で感じた事があればそれを生かしていかなければいけない。

指導を始めた頃から今も変わらない部分もある。しかし、その時その時に応じて変えていかないといけないこともあるんだろうなと思う。

支部大会が終わって織田記念があった。できればこの大会で12秒5台は出しておきたいなという感覚があった。練習の走りなどではある程度の手応えを感じている。しかし、レースではなかなかその動きができない。風向きや条件などもある。一番の要因は「本物ではない」ということ。なんだかんだ理由をつけなければいけないというのは「弱い」のだから。それを直視するのを避けたらいけない。

その事もずっと考えていた。どうすれば上手く走れるのか。

選手のタイプによって求める動きは異なる。画一的な動きを求めるつもりはない。だからこそもっともっとグランドで動きを見たい。もっと会話をしてコミュニケーションをとって少しでも変化を生み出せるようにしたい。上手くいくとはどのようなことか?ここの部分の判断は簡単ではない。考えながらやりたい。

走っていたら強くなる。それはあると思う。1人で練習をしていてインターハイに行く選手だっている。それはそれですごいことだと思う。私はもっと選手と関わりながら積み上げていく形をとりたいなと考えています。別に私が指導したから強くなったとかいう気持ちはありません。が、勝手に走って速いタイプとそうでないタイプがいるのは間違いない事実です。

うちの選手、なかなか走りに癖があります。オーソドックスなタイプではない。だからこそもっともっと関わっていかないといけない。

この数週間、競技のことを考える時間が多くありました。blogに書いてまとめても良かったのですが自分の中であーでもない、こーでもないと悩む。それぞれに合った動きは何か?これに正解があるとは思えません。だからこそこちらが考える。ここにひたすら書くと「迷い」として受け止められてしまうかもしれません。だからこそこちらとしてはblogを書かなかったというのもあります。

考えない指導者にはなりたくない。毎日グランドで選手と一緒に目標に向かって進む指導者でありたい。こういう性格ですから嫌われるのは間違いないと思います。私の価値観を理解してもらえる人は本当にごく一部。理解してもらえる人にしか本音は話しません。

上手くいく。何を持ってか?うちの女子スプリントのエース、やっと12秒5を出しました。もう1人も12秒6に入る。残念ながら全く嬉しくありません。まだ力を出し切っていないからです。本人達もそうだと思います。改善する要素が多すぎて何からやるか。

ショートスプリント中心にやっている。それによりちょっと視野が狭くなっているかなという気はしています。選手の動きをもう少し変えていきたいので少し取り組みの流れを変えたいと思います。全力しかやっていないのでもう少し「タイミング」を重視したメニューを入れてみてもいいかなと。

伸び代はあります。だからこそこちらが考えていきたい。順調?いや、全然です。まだまだ力を引き出せてあげていない。私の力不足。

積み重ねをしていきたいと思います。
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色々と

2017-05-05 | 陸上競技
本当にblog更新していませんでした。このblogを始めて初めてかもしれないですね。本当に書く意欲が湧きませんでした。年齢的なものもあるのか。周りの環境のこともあるのか。

私自身がいつも正しいとは思っていません。それぞれの立場かありそれぞれが思うことがある。私がもっと割り切って人と関われると良いのだと思いますが。

今陸上競技の指導をしているのは全て「選手のため」だと思っています。周りからはそう思ってもらえないのかもしれませんが。揚げ足を取ったり重箱の隅をつつくような事がある。それでも耐えなければいけない。何かやれば選手にマイナスになる可能性があるから。あまりにも腹に据えかねることもある。

基本的に指導をしたいと思っています。全てにおいて選手最優先だと考えています。これは指導をするスタイルが違えば全く違うのかもしれませんが。私は毎日グランドに立ちたい。選手がアップをしていれば可能な限り付き合いたい。そう思うことは「悪」なのか。レースを見る。それは次に繋がる部分だと思う。それさえできないという環境であれは何のために指導しているのか分からない。

好き勝手な事を言う。そう捉えられる可能性はあると思います。それでも私は選手のためにやりたい。本当に大切なことは何なのか?四角四面でガチガチにやる事が選手のためになるのか。選手のためにという感覚が分からない人と会話ができない。

「自分のチームは二の次」なのか?それは違うのではないか。襟を正して取り組まないといけない。そう思う。
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