順序が逆になっていました。こちらの記事を更新してつもりが水曜日の記事が先にアップされていたというお粗末な話。まーそれでも更新しておきます。
またも更新が滞っています。できるだけ早く書かないと自分の中の感じを忘れてしまいます。それは避けたい。自分がその時に何を思ってやっていたのかを書いておくことは必要なことだと思っています。何を目指して。何をやろうと思って。この部分は重要です。
火曜日。この日は検定の事務作業に追われました・・・。授業以外の時間が本当に大変です。当たり前と言われたらそうなのかもしれませんが「息つく暇がない」というのがあります。いろいろとやることもありながら・・・。これって体が持つのかなという不安も。グランドに行くことが気分転換になっているところはありますが、「体力的な部分」に関しては回復しません。持つのかな・・・。やるしかないのですが。
放課後はできるだけ早めにグランドへ。考査期間中なので時間も短い。グランドに行くことげずいぶん救われます。気持ち的に。選手が練習をしている姿に救われます。すでに体幹補強が始まっていました。テスト期間中は先日提案したメニューで補強をしてくださっています。こういう部分の配慮にも感謝ですね。ありがたいです。道具の関係で練習のタイミングをずらしました。プレートが必要な種目では数が足りなくなるようなので。工夫。補強には正確性を求めたいのでかなりしつこく声掛けをしました。これが良いか悪いかはわかりません。自分たちで意識して正確にできるとよいのでしょうが最初の段階は難しいと思います。しつこく言い続けるのは得意。
そのあとにkd先生から全体への話が。kbt先生やkd先生とは練習中に気づきを話します。私たちは外から来た状況なので「これまで通り」という部分とは違う視点から見ることが多い。良い部分もあればもっと改善していけばよくなる部分もあります。選手は一生懸命やっているでしょうから気づかない。この部分に関してどうするか。「考える」という部分の中で「本当に必要なこと」をどう感じてもらえるか。よりよい状況を作っていけたらいいなと思っています。
ある程度身体を動かしてから専門練習。いつもよりも長めに設定されていました。ハードル練習をしたいということだったので短時間で動きの確認をしてから実践的な練習にしました。これまでの指導の中では「ドリル」を抜き出して練習をするというのはほとんどありませんでした。時間がかかるからです。最低限の動きの確認だけをすれば十分ハードルが跳べると思います。こういう時にはワンステップハードルがメイン。短時間で確認ができます。本数は最小限にして。
そこから各種目に分かれて実施。これは大変です。男女のショートハードルと男子の400mHがあります。ショートハードルも2か所でなければできません。400mHはショートハードルから一番遠い場所でやります。「自分たちでやっていく」という流れの中で進んでいますから「できる」とは思います。とはいえ、せっかくなのでより改善できる形になっていけばいいのかなと思っています。単純にハードルを越えて「よかった」「悪かった」だけではなく次につながる改善点を見出しながらできるほうがいい。
男子の110mHに関しては「ユースハードル」での実施としました。練習が十分に詰めていない部分もあります。その中で何ができるかを考えたときに「走ること」かなと。ハイハードルであればどうしてもスプリントが落ちます。高さがあるので今の段階ではまだ「高く跳ぶ」形になります。そうであればハードルインターバルで走れない。よりスプリントに近づけるためには「低くする」ことも重要ではないかなと思っています。これも感覚的な話です。
400mHに関しては「22歩」「15歩」の練習です。先日、15歩の感覚を作るための練習を入れました。本当は短期間で詰め込むといいと思うのですが、やることがたくさんあるのですべてはできません。この日は課題となる部分を克服させたいなと思っていました。ある程度感覚は作れているのであとは自信をもって走ってくれるだけでよいのですが。ハードリングに課題があります。着地時に腰が引けてしまうのです。この部分を改善するためにどうするか。これも先日やっていました。最初の段階では17歩くらいで「着地姿勢」を意識しながらやっていき続いてスピードを上げてのハードル。ずいぶんロスがなくなってきました。とにかく勝たせてあげたい。そこが大きい。それだけではなく55秒台に突入して中国大会で戦えるようにしたい。そのための準備を。
ショートハードル女子は2人。複数種目をやっているのでそちらも気になります。本人たちの申し出を受けながらです。私としては「ハードルをやりたい」と言われるとうれしいですがそこだけではありません。より戦える種目を選びながらだと思います。戦うために練習をしています。より上のレベルを目指せる種目選択をしながらですね。
女子のショートハードルの課題を。1台目の入りを速く。よりスプリントに近づける。ここが自分たちで課題として挙げてきたのでそれに対応するための練習。前回と同じように1台目を低く設定してより鋭く1台目に走れるようにしました。そこから高さを戻して1台目まで。段階を追うことでで「やりたいこと」ができるようにしていく。大切だと思いますね。そこから数台抑えて跳ぶ練習をしてから5歩ハードルへ。ここも望み通りという感じです。今は「~がしたい」という部分に合わせて練習をする形です。通り一辺倒の練習ではない。これも私にとっては面白い経験です。こちらから「与える」だけではなく「必要なこと」を自分たちが挙げてくるのでそれに応じてです。
5歩ハードルいつもより少し狭く設定しました。理由は簡単です。より「走るため」に。これも「段階」に応じてハードル練習で求める部分は変わってくると思っています。3歩でぎりぎり届くかどうかの選手に「ハードルインターバルを刻む」という話をしても「教科書通り」でしかありません。速い選手が「刻む」ことを求めていたとしても目の前の選手に何が必要なのかを考える必要があります。届かないのであれば「どうすれば届くか」を考えさせる必要があります。ここは重要。ここに私が感じる「楽しさ」があるのですが。その段階に応じて何をすればよいのか。提供できるかどうかですね。
今は女子のショートハードルに関わる時間が増えています。トータルとしていろいろな選手とかかわっていければと思ってはいます。限られた時間なので自分が最大限にできることをしていきたいなと思っています。こうやって見ているとやはり「体幹強化」は必須です。「走っていたら筋肉はつく」という人もいるのだと思いますが。ハードルなどの「非日常的な動作」をしたときにわかる部分もあります。着地に耐えられない部分に対しては「技術的な要素」よりも「筋力的な要素」が重要になるのです。ガンガンにウエイトをやって筋肉量を増やすという気はありません。今ある筋力と体を使てどのようにパフォーマンスを上げるかです。残念ながら「筋力的に弱い」選手に対しては「補強の勧め」をします。強くなるために必要な要素は絶対にやらないといけない。
専門練習をしたいと望んでもそれを支える土台があるかどうかは重要です。自分の走りのレベルを上げるために。やっていることが「動きの変化」につながっているなと感じる部分がいくつもあります。これは楽しい。13秒台を目指す練習と15秒台を目指す練習を同時展開で実施できているのも面白いですね。どのようにして効果を上げるか。ここを考えながらやっていきたいと思います。
ぼちぼちの更新。なかなか時間の確保が難しい部分があります。
この日はありとあらゆる雑務に追われている感じでした。「スクラップ&ビルド」というのではなく「ビルド&ビルド」的なところがあります。とにかくやることが増え続ける感覚。一つの業務を終わらせる間に2つ業務が増えているのではないか。恐ろしい。タブレット端末が配布されています。が、1年生に関してはその「設定する時間」がありません。スマホのように渡されたら好き勝手に使えるというものでもない。「端末へのログイン」という概念さえない。その中で何かをやろうと思うと戦場のようになります。さらにWIFIに接続できない状況となり過剰にエネルギーを使いました。いや、これは洒落にならない。疲弊×500くらいでしょうか。
そんなこんなでヘロヘロの状態でグランドへ。天気が悪く雨でした。私が到着した時にはすでに体幹補強を。テスト期間中は毎日同じ補強がアップになっています。継続することで身につく部分が出てきます。分かってくる部分も出てきます。ある程度基礎的な部分ができるようにはなっているなと感じています。できればもうワンランク上げてほしい。クランチなどでプレートを使って負荷を増してくれるともっと筋力的に上がってくるのかなと。太くするという感じはりません。「強くする」というイメージです。出力上げるためにやるという部分が大きいなと。
少しだけ動きをやってからトレーニングへ。何人かが強い負荷をかけられないので「補強」の中で不足分を補っていくのかを考えながら進めていきました。この日は「補強担当」です。実際、補強をやっていくのは好きです。その選手にの足りない部分をどうするのかを考える。本人と確認をしながら正確に補強をする。補強だけで3日間やり続けることができる自信があります。選手の体が持たないかもしれませんが(笑)。
強い負荷をかけるのではなく「身体をどのように使うのか」も含めて。自重を使いながら上半身と下半身の連動を。これまでの流れ的には補強は「自分たちで考えて行う」形だったようです。kbt先生が「どんどんやらせていい」と言ってくださったのでバランスを考えながらやっていけたらいいのかなと思っています。ハードル関係と同じですが「何が必要なのか」を考えさせてそれに応じて行う。「補強やりたいので教えてください」ではなく「自分は〇〇が弱い。そこを強化するためにどうすればいいか」という具体的な話ができるかどうかだと思っています。
1年生の導入段階でこれができるかどうかは別問題だと思っています。補強の必要性もわからない状況でしょうから。ある程度のところまでは「一律でやらせる」というのも必要だと思っています。kd先生と笑い話で話すのですが、krkくんが陸上雑誌に「高校時代はやらされる練習だった」と書いていた。いや、そうじゃないとやらなかったですよね?!という感じもあります。が、ある一定の水準までは補強なども含めて「しっかりとやる」部分は必要だと思います。自分自身の競技に関しても「中学時代と同じでなんとかなる」と思っている部分もあるでしょう。ここをどうするかだと思っています。
腰が痛い、足が痛いという選手がいたのでそれに応じて。実際問題、補強は退屈です。目に見えて成果が出るわけではないですし。本当は走練習ができる選手よりも「強くなる」という感覚でやっていかなければいけないのです。そこは目に見えない部分ですから難しい。今回は「~を強化したい」という申し出に応じて種目を設定しました。大半は「体幹補強」です。股関節周辺や腹筋背筋を。段差を使っての内転筋などを徹底的にやりました。2セットずつ。さらに「軸系」も。激しい運動でなくても「強化」はできます。初期段階ではこの手の練習でもかなりの負荷がかかると思います。限られた時間の中で選手に必要なことを提供したいなと思っています。
汗をかいていました。当然ですが。こういう性格ですからひたすら「意識する部分」をひたすら言い続けていました。こういう指導がいいのかどうかはわかりません。自主性を重んじる部分はありますが、「意識する」「課題を克服する」というのはある程度のことができるようになってからで十分かなと。せっかくやるのであれば「決まり切ったこと」をやるのではなく「必要なこと」をどうやっていくのかだと思います。できるだけ「2人1組」の補強を入れないようにしています。他の2人の指導者が「時間効率が悪いから単独でやるほうが良い」と考えているのでそれに合わせて(笑)。待ち時間を作るとこういう時間がないときには無駄な時間が生まれます。それを減らしていくためには単独でできるようにする。自重でやるようにすれば道具も使いません。休まずやっていけます。「ウエイトよりきつい」と言っていましたが休んでいないのできついと思います(笑)。
こういう時間になにをするのか。重要かなと思います。全国に進めそうな選手に対して「身体づくりの必要性」を何度も何度も言い続けられるのは大きいかなと思っています。苦手な部分かもしれませんが「大化け」するためにどうするかです。補強をしなくても身体が強くならなくても「ある程度」まではいきます。そこから先は別問題。能力的に高かければ全国まではいくのかもしれません。それ以上に対してどのようにするか。目指すところを高く設定できればいいなと思っています。
案外疲れています。やはり帰宅後は力尽きていました。忘れたころに息子を迎えに行かなければいけなったのですが寝ていました。慌てて起きて迎えに行く。こうでもしないと息子に会う機会さえなくなっています。これはこれで大きな問題だと思いますが。私に必要なのは「休養」なのかもしれません。考えさせられます。
月曜日。この日は朝から出張でした。県総体のためのプログラム編成会議へ。一応地区の役員になっているので・・・。
今後のことについていろいろと考えさせれる時間でした。本当に大会が開催できるのか。状況としては昨年度よりも明らかに悪化しています。とはいえ、「やるという方向で考える」というスタンスです。感染予防対策をしながらやっていくことで可能な限りやっていきたいと思います。気になることもあるのでこちらから提案。ここに関しても「考え方」はあると思います。私自身思うこともありますが。
「原理原則」があると思います。しかし、そこに縛られていたら「誰のためなのか」を見失います。ここは重要なのではないかなと考えています。現状を踏まえて何が重要か。そこを考えていけたらと思います。ここに関してもあまり書きません。気分的にも。
会議が終わったのが17時。ここから学校に戻るかどうか。電話をしましたが「戻ってきたらちょうど終わる」という話でした。こうなると戻る意味がありません。あきらめて帰宅しようかなと。会議の途中に電話がかかってきていました。実は県記録会が終わってからお店に商品の注文をしていました。新しいサングラスを購入しようかなと。この部分にはこだわりがあります。靴とサングラスは何となく重要だと思っているので。オーダーでサングラスを注文。このサングラスが2週間くらいで納品されるということだったので「届いた」という電話かなと。
かけなおしてみるとどうも微妙な空気。どうしたのかなと思って聞いてみると「サングラスが届いたのだが・・・」と言葉を濁される。「届いたのだが、レンズに傷がついている」とのこと。それも「商品」として渡すことができない傷だということでした。いやいや(笑)。その辺においてあるものを「これください」と購入するのではありません。店頭に置いてある商品であっても「サングラス」の「レンズ」に傷がついていたら売り物になりません。今回はオーダーです。どうなんだ?!
販売員の方は本当に申し訳なさそうに謝罪されていました。すぐに製造元に連絡をしたようです。これが日本で作っているのではなくアメリカで制作しているのでまた2週間かかるという話でした。どうなんですかね。普通の人がこの手の商品購入の形で何かを買ってもこんなことにはならない気がします。もう毎回毎回過ぎて慣れてきました。運が悪いという話ではなく根本的な部分が間違っている気がします(笑)。
しばらく待つことに。届くまでは今回届いている「傷物」の商品を使用していいのかを営業に確認をするという話でした。まーこうなったらどうでもいいんですが。気持ちの問題です。どれくらいの傷なのかも見てみたい気はします。
相変わらずです。奇跡的な展開が私の身の回りには常におきます。なんとか受け入れていかなければいけないのだろうなと・・・。天才的。我ながら加速している感じがしますね。
文才がありません。そのため記事が長くなったり、同じことを繰り返し書いてしまう感じがあります。かなり長い間これを書いているので少しくらいは才能が開花してもいいと思うのですが。小説家や本を書くという作業には向いていないことがわかります。端的に書けない。書いているうちにダラダラ長くなってしまう。反省しかないですね。
前の記事の続き。ある程度の時間、専門練習の時間がありました。スプリント系の選手は走る。それ以外の選手は技術的な練習の時間となっていました。私自身は「練習を見てほしい」と申し出てきた選手に合わせての指導となりました。前の記事の続きにもなりますが、「技術的」なことと「筋力的」なことは同時並行でやっていく必要があると思います。どちらか一方を優先的にやるという時期ではないと思います。1年生は長いスパンでやっていく必要があると思います。しかし、3年生は県総体や中国大会までに残された時間がそれほどない。筋力を強化しつつも専門的な部分の強化をしておきたい。
ヨンパの選手はこの日は走練習が中心。150mの間にハードルを置いてそれを越えてい行くという感じでした。このタイミングは寮生の補強と完全に重なっていたので遠目に見ることしかできませんでした。申し訳ない。ランダムハードルに近い部分はありますが、1台目までは正規の距離にしておきました。45mを走る感覚は作っておきたいなと。もともとハードル自体が得意ではありません。もう少し時間があれば根本的な修正もできるのですが、これも「兼ね合い」だと思います。走りながら、必要なハードリングを磨いていく。走力とハードリングの両立。前も書いたかもしれませんが400mHは「ショートハードル」から伸ばしてきた選手と「400m」から移行してきた選手というのが大半です。「400m」選手はハードリングに課題があります。ここをどのように克服していくのか。これ自体も私の中では面白い題材です。何とかしてロスナイはードリリングに変えていきたいなと思いますね。
ショートハードルも2回に分けての練習。跳躍系と兼ねている部分もあるので本当はどちらもやらないといけないと思います。時間のバランスをしっかりと考えていきたい。「勝負できる種目選択」というのは重要です。ハードルで上を目指すのか、跳躍系で上を目指すのか。本人の意思を尊重しながらもしっかりと考える必要はあると思います。練習時間のずれもあり2人に対して別のアプローチを。これはこれで本当に面白いなと思います。タイプによって全然違ってくるのです。
一人は「走れるようになる」というのが課題なので5歩ハードルで。ハードルインターバルをしっかりと走る。ここによりほかの種目にもプラスの部分が出てくると思います。サブ種目がハードルになるだろうと思っています。とはいえ、ハードルインターバルを5歩で速く走ることはスプリント強化にも跳躍の助走にも生きてきます。ハードリングを磨くというよりはその部分が大きいのかなと思います。ここは重要な話ですね。細かい技術もですがこういう部分は大事。筋力的に足りないのでスピードが上がってくると着地に耐えられません。そのあたりのことも話しました。苦手な補強に対してどう取り組むか。「目標」に対して必要だと感じてくれると必ずやるようになります。ハードル練習がきっかけになってそういう部分の変化が生まれ専門でさらなる力の発揮ができればいいのかなと。
もう一人は「次のレベルを目指して」という感じでした。目標意識が明確になってきているのでそれに応じてどのように練習をするか。ほかの種目との兼ね合いがあるのでそこも考えながらです。短時間での練習となったので一歩ハードルをやってからハードルアプローチ。この日は「1台目までの積極的な入り」を課題としました。このblogのなかではほとんどショートハードルについては触れていきませんでした。ショートハードルを指導する機会が少なかったというのもあります。合宿などでは基本400mHになります。一人で複数の種目を指導するというのはなかなか難しい。100mHと400mHでは練習場所が離れてしまうからです。とはいえ、「その選手に何が必要か」を見極めながらやっていくことでやることは見えてきます。
先日のレースでは「出遅れ」がありました。ここは反応の部分です。ここの練習はまた別にすればいいと思っています。普通のスプリント練習で改善できるからです。それとは別に「1台目までのアプローチ」に関してはしっかりとやっておきたいなと思っていました。ここは少し工夫して。より積極的に1台目に入れるようにしました。鋭く入る。これをやりながら4台目まで伸ばしていく。こちらがやりたいと思っていることに対して本人が積極的にやってくれるのでこれは本当に充実した時間になります。かなりいい感じでした。楽しい。ありがたい話です。
その後、スプリント練習も1セット行うということでした。目指すところに向けてどうするかですね。本当によく練習をします。無理をさせないように見守っていけたらと思っています。怪我をさせないことが非常に重要だなと思っています。
練習の最後に跳躍の練習の話をkd先生から聞く。正確に言うと「跳躍選手に話をされている」という場面に一緒にいて話を聞いていただけなのですが。ここでも「必要なことだけをやる」という話でした。多くの情報を与えすぎない。かといって「何も言わない」というのはまた違う。持っている情報をすべて与えることが「指導」ではない。このことを目の前で見ることができるというのは私自身の「指導」にとって大きなプラスになります。「教えられないから言わない」のと「教えられるけど言わない」というのは同じ「言わない」でも全く違います。また、「本当はわからないのに分かったふりをして教える」というのも絶対に避けたいなと思います。マイナスでしかない。こういう「教えたがる」人が増えているとkd先生が言われていました。このことは自分自身にも言い聞かせていきたいと思います。
「教えすぎない」という部分。よりよくしようとして「多くの情報を与える」と選手自身が混乱します。何をしたらいいのか処理できなくなる。間違ったことを「これが正しい」と教えることもマイナスになる。選手とかかわるうえで「何が必要か」を見極めながらその場に応じたかかわりをしていくことが重要になってくるのだと改めて感じました。kbt先生とkd先生と一緒にグランドに立てる。私の人生において本当に大きな経験だと思います。楽しい。
やはりまとまりませんでした。記録として残しておきます。何が伝えたかったのかわからなくなっていますが(笑)
金曜日。この日から考査期間に入ります。練習はある程度の時間が確保できるようです。県総体までの期間を考えるとやれることはやっておきたいという部分はあります。もちろん勉強と両立することが重要です。何か一つだけやるというのではなくしっかりと努力を重ねるという経験はこれから先に生きていきます。
話によると考査発表の日は「寮の大掃除」があるようです。寮生は1時間程度大掃除をしてから練習参加になります。そのため練習開始時間がずれることに。この日は「体幹補強を考えてきてほしい」というkbt先生からの要望に応えてアップの時点でトレーニングを。最大の問題が10分程度で終わるメニューにして欲しいという部分(笑)。そうなると時間効率を上げるために「2人1組」の補強はできません。待ち時間が「休憩」になるように設定していますがそうなると補強時間は5分程度になってしまいます。最大限の補強をするために別メニューで考案。といっても複雑なものや道具を使うものにすると意識する部分が増えるので極力シンプルで体幹を強化できるメニューがいいかなと思って。こうやって「任せてもらえる」という部分があるのは本当にありがたいなと思います。こちらも最大限にそれに応えたい。
一番最初だったので全員が同じペースで進める形になりました。時間ではなく回数で実施するようにしていたので終わり次第次に進むほうが効率が良いと思います。この日にそれをやるとわからないままやってしまう選手が出るのでそこは避けたいなと。決められた回数を実施した後は少し待ってもらう形になりました。それでもある程度の負荷をかけながらできたというのは多きいかなと思います。休憩時間は基本的にはないので有酸素系にもなります。10分程度なので大きな時間的な負担にもなりません。まずまずの形で導入できたかなと思います。体幹強化という部分ではいろいろな形でできると思います。特殊な形のトレーニングをするのではなく極力「ベーシックな形の補強」をやることで基礎筋力の強化に努めたいと思います。
この部分。特殊な道具などを使うと「目新しさ」はあります。しかし、本当に狙ったところに負荷をかけられるかどうかは別の話になります。正確にやれば効果はあるのかもしれませんが、その前段階で「基礎基本のベースアップ」が重要になるのではないかなと考えています。目立つような練習をすると「やっている感」はでます。この部分は昨年kd先生に指摘されたことがあります。私が意図してやっていた練習が他校が持って帰ってやった時に「全く違う形」になっていたと。一生懸命にやろうとしているが「本来の目的ではない形」になってしまっていたようです。そうなると最大限の効果は出ません。ここは私自身しっかりと考えていかなければいけない部分なのかなと強く感じています。
そういう部分も頭の中にあって「正確にやる」ことを徹底したいなと。ひたすら選手に対して声かけをしていました。うるさいと思われるかもしれません。それでも意識づけをするためには必要だと考えています。こういう部分は私の得意分野です。補強に関してはかなりしつこいですから。そこから壁抜き、ハードルを使ったドリルをやったのでその辺りも細かく言いながら。人数が多いので全体に目が届かなくなります。練習を止めて説明するというのはこの段階では効率が悪い気がします。個別に声かけをして何をしないといけないのかを指摘する方が良いかなと感じているので、極力全員に声かけをしながら関わっています。
その辺りで寮生が練習に来たので今度はそちらに同じメニューを伝える。少人数で教える方がやりやすいのは間違いないと思います。細かいところまで目が届きます。同じようにやっていきました。終わってから選手が「hoshoはいつもこんな感じでやっていたのか?」と聞かれました。この手のメニューはやっていないと思います。10分間で限定してやるというのはなかなかないですね。道具を使ってやることが多かったですし。今のように人数が多いので道具が足りなくなるという心配もありませんでした。かなりの数があるので今でも同じ位は出来そうですが。複雑になると大変なことも増えるので今は基礎基本のトレーニングを徹底することができればいいなと思いますね。
前日の練習の時に「今後の目標」について数人と話をしていました。関わりが深い選手に対してはこういう部分でとサポートできればと思っています。高い目標を掲げる中で足りないものは何か。県総体、中国大会に向けてどのように取り組んでいくか。話をする中で「高い目標」を決めました。こうなると面白いなと思います。この日の最初のトレーニングも必死に取り組んでいました。こういう部分は大きな変化です。私が異動した意味が少しはあるのかなと。
また、この日は少し前から気になっていた部分も少しサポート。加速段階での「構え」に関しては先日も指摘をしました。もったいないですからね。それに加えて「進まない」という選手もいるのでそこをどうするか。練習を止めないように短時間でできることを。「膝と腰の移動」を作るのが最大目標です。動いているけど進まないというのもあります。そこを克服するために「腰押し」を数本。転びそうになりますが感覚は作るべきだと思います。
少し進みました。「スーッと進んだ」という言葉が出たのでこれも少しは意味があったのかなと。人数が多いので色々な角度から複数の目で見ていくことが必要になるのかもしれません。やりたい動きがあってそれをどのように身につけていくのか。この辺りを考えるとこれまでとは違った形で選手と関われるのかなと思います。色々なタイプの選手を見れることは指導の幅が広がります。面白いなと感じています。
もう少しこの日のことは書いておきたいなと思っています。多分そのうち書きます。多分。