kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

合宿〜ハードル3〜

2021-08-14 | 陸上競技
続きを。午後はさらに実戦的な練習をしたいと考えていました。が、雨が降る。まー予報ではめちゃくちゃ降るという感じだったのでなんとか誤魔化しながらできる状況かなと思いながら。

最初はウォーミングアップ室で軽く補強から。体幹強化という部分が合宿では少なくなってしまいます。最低限のことはやっておきたいなと思っていました。腹筋背筋などを。ベーシックな部分をやっていきました。こう見るとMさんも随分強くなっています。逆にいうと他の選手はどうなのか…。この筋力ではスピードは出ません。また、耐えることができなくなります。今回はそこまで詰めて話はしませんでした。が、本当はもっと時間をかけて身体作りをするべきです。パフォーマンスを上げるために何をするかですから。普段は個人でやりますが合宿というのもあり多少なりとも楽しさを求めるのもありかなと考えて2人1組でやる形にしました。多少なりとも気分転換になるかなと。

そこから室内練習場へ。午後の練習は2時間半程度なので時間のバランスを考えながら。最近はきちんと時間管理をしています。最後にやりたい練習に1時間はかかるだろうと考えていたのでそこに合わせて室内で基礎的なことを。しつこいくらいその部分をやりました。ハードルドリルをやりすぎて股関節を痛めたと言われている部分もあるので確認をしながら。強制的にやめさせても良いのかなと思いながらも。

ある程度やってから屋外へ。ヨンパの選手に関しては歩数の切り替えの練習をメインにしました。3台目から7台目までのハードルを正規の距離で配置。最初の2台は15保や17歩で走る。そこから1歩増やして減速を最小限にする。これまでここで2歩増えていました。レースが止まります。別に17歩から19歩でも良いじゃないかという意見もあると思います。しかし、減速率を考えると間違いなくロスです。そこをどの段階で改善するかは指導者の考え方だと思います。戦略としてヨンパを考えるのであれば絶対に避けて通れない所だと思います。

ここまでにかなりの準備をしてきました。5本という約束で実施。1本目は上手く行かずに詰まる。大幅減速です。その上、逆脚で跳んだ後に7台目も逆脚で越えました。逆脚の19歩になっています。指摘すると「あーそういうことか」という返答。よく分かっていないのだと思います。ここを18歩で走って利き足に戻す。ここが重要。

繰り返すうちに怖さも無くなり減速も大幅に無くなりました。かなり上手く行くようになったのでogw先生にも見てもらう。これまでの止まるような減速と比べると全く別物でした。ここはやはり重要だと思いますね。どうやって逆脚を導入するか。ここも経験だと思います。ありがたいことに多くの選手を見させてもらっているのでそこから出てくるアイデアや言葉掛けが役立ちます。

他の選手もやっていましたが「逆脚を使おう」という意思があるかどうかによっても習得率は違います。ここも話はしますが最後やるかどうかは本人次第です。

ショートハードルに関しては8mインターバルで12台。高さは中学生用。競技力に差がある2人を同時にやることになったのでここは折衷案です。Mさんにとってはここも大切。本人曰く「5歩ハードルの方がキツい」とのこと。最後まで速く動き続けることは大切。学校ではここまでできないので走りの中でまたハードルを越えていく練習ができると良いなと思っていたので貴重な時間になりました。こう考えるとMさんは上手いなと思います。とにかくスプリントを上げていきたい。そこに尽きます。

思っていたよりも早く終わってしまいました。もう少し時間があったので室内で補強を兼ねてハードルを使って色々と。小学生用のハードルを3セット分並べる。27台です。それを連続抜きで3本。これは見ていて効果的だなと感じました。まー並べるのが面倒という大問題がありますが(笑)。疲れてくると上半身がブレます。課題としているリードアームが大きく動いてしまって身体全体がブレてしまうのです。台数が少なければ気づかないですが疲れてくるとその部分が顕著になります。

更には1歩ハードルを20台。距離は少し狭く設定しました。無理だったら途中で抜けるように指示。怪我をしたら意味がないので。これもなかなかです。Mさん、本当に別格。早すぎて笑ってしまいました。こんなに速く一歩ハードルを越えていけるのか。室内には他の人もいましたがやはり衝撃を受けていました。それくらいの技術が身についています。筋力的に足りない部分はありますが限られた時間の中でやれることはできているのかなと。長期的な視点で準備ができるともっと違う結果だったかなと。学ぶことは本当に多い。

追い込むというよりは「技術的なこと」がメインの練習にしています。ここも賛否があるかもしれません。明確な狙いを持って取り組めばそこに間違いなく成果は生まれます。ある程度の負荷をかけながらやっています。変化はあります。課題としている切り替えの部分の基礎はできました。あとはこれをどのように取り入れていくかです。

感じることが多かった時間でした。感謝ですね。
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合宿〜ハードル2〜

2021-08-14 | 陸上競技
水曜日。この日は合宿2日目。前日やったことを実戦的にやっていこうと考えていました。このタイミングでskyの男子が2人、他校の選手が2人参加となりました。本当は前日の流れを踏まえてやっていくことが重要なのですが。もう一度足踏みのように動きの確認をしていくことに。

人数が多くなったのでバックストレートで練習をすることにしました。長い距離を使いたかったのもあったのでこちらの方が効率が良いなと判断。13秒台の選手もいればまだインターバルを3歩でいけない選手もいます(笑)こうなると求めることが異なってきます。こういう合宿なのでどこに合わせるかと言われたら上のレベルに合わせます。メインは国体で活躍するための練習です。どうしても気になってしまいますが全員に完璧を求めるのは難しいなというのがあります。何のための合宿なのかをとにかく考えたい。

前日の流れを再確認しながら。Mさんがいますのでお手本を見せてもらいながら。リーダーとして(笑)。インターハイ前後はほとんど基礎的なことができませんでした。こういう機会に自分自身の動きの確認をしてもらうと良いなと思います。そして前の記事にも書きましたが基礎的なことをやると「抜き足」の課題が明確になります。それに伴う上半身のブレ。これはMさんに限ったことではないのですが。力がない選手になればなるほどその辺りが顕著になります。基礎筋力の部分も大きく影響してきます。そしてリードアームの使い方。これも以前は「抑える」というイメージで話をしていました。前側だけの話。しかし、それだけではブレは治らない。

そういう部分も踏まえて「膝」と「手首」の入れ替えの場所も話をするようにしています。抜き足はコンパクトに。リードアームの間を通すように。これをここ最近はずっと話をしています。かなり変化があります。今回は初めてやる選手達なのでそのことの徹底はできませんが、事あるごとに言い続けました。

こういう部分の課題はかなりあります。リード足も含めて短時間で改善するというのは困難です。しかし、こちらが意図を持って本人たちに伝えていくことで改善ができると思いまさ。とにかく抜き足が寝てしまうというのをどうにかしたい。どこの段階で誰がこのように教えているのか分かりませんが何とかしたい。癖になっている部分を改善するのは時間がかかります。腰が抜けたり、着地で潰れる部分も見受けられました。とにかく改善するべきことは多い。ヨンパのための練習として両足でやっていきました。ここは本当に基礎です。

ある程度やってから一歩ハードルまで。そこからはハードルを使わずに「歩数の切り替え」のための練習。これはどこかで誰かがやっていたというものではありません。だから正しいかどうかもわからない(笑)まーやっていくと間違いなく感じが変わるので正解だと思うのですが。ストライドの調整です。17歩から18歩への切り替え。その前段階でわざと「17→19」への切り替えをやりました。これをやると「詰まる」というのが分かります。これまでのレースでこれをやってほぼレースを台無しにしている姿を見てきました。もったいないなと思いながら。インターハイの時にも顧問の先生に話をしました。ここを改善することが今後につながると思います。

あえてやった後に17→18の切り替えの練習を繰り返しました。いきなりハードルを跳ぶのではなくその前段階で切り替えの意識を作る。どの程度ピッチアップすれば良いのかを確認します。これは15歩のストライドの獲得にも役立ちました。使い方によって幅が広がるなという印象です。詰まらないようにストライドを少し縮めて走る。これだけでかなりの変化があります。

そのままの流れで5歩ハードルから6歩ハードルへの切り替えを。17歩のストライドで2台走ってから18歩のストライドで6歩。逆脚を使います。いきなりレースで使うというのではなく準備が必要だと考えています。逆脚を使うのは1回くらいです。大きく減速せずに走るためにどうするかというレベル。精度を上げていく必要はありますがここだけにこだわっていたら先に進めません。まずは怖がらずに逆脚を使うことです。これができれば60秒切りも可能になると思っています。

午前中はここで終わり。かやりスムーズになりました。ハードルに特化した練習ができることで詰め込むことができます。少しずつ変化を求めるのが普段の練習であれば一気に変化を求めることができるのが合宿かなと思います。今回はテーマとして「逆脚を使う」という部分があります。このための準備をかなりやってからこの日の午前の練習。そして午後からはさらに実戦的なものにしました。

長くなったのでここで一旦終了。また書きます。頭の整理ができます。
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合宿〜ハードル〜

2021-08-13 | 陸上競技
火曜日から維新公園で合宿。国体候補選手を対象に実施です。基本は少年選手のみ。成年選手は参加しません。今年度は高体連と協力して国体実施種目以外でも指導の機会をということでした。誰がどのような形で参加するのかよくわかっていませんでしたが、コーチングをする機会なのでありがたいなと思います。

今回は少年のハードルは300mHだけ。少年Bのショートハードルもありますがこちらはスプリントということで。まだ候補に挙がっているだけなので本当に選ばれるのは分かりません。更にはこういう状況下ですから国体自体が開かれるのかもわからない。それでも準備だけはしておきたいなとと思います。

今回はスタッフのチームの選手はピックアップして参加可能ということでした。skyは指導者3人が全員合宿に参加になります。そのため全員が競技場で練習をさせてもらうことができました。誰もいない中で練習をするというのは危険ですから。雨予報でしたが競技場であれば練習ができます。skyは別メニューでやる感じでしたが人数の関係で国体候補選手と一緒にやることに。こちらは全てkbt先生のコントロール下で実施です。

私はハードルを。「基礎の確認」をメインにしたいなと思っていました。ハードル技術的な事を中心にしていき、更には「逆脚」と「歩数の切り替え」が今回の合宿のテーマでした。じっくり時間をかけてこの手の練習ができる機会はそれほどありません。段階的にハードリングの改善をしていけたらと。走り込みなどもしたほうが良いのかもしれませんが、これまでレースを見てきて明らかに問題点があります。前日に顧問の先生と話をしてから内容を決めました。

約束として「こちらは強制しない」という感じにしました。練習量などのことは私個人の感覚と周りの感覚が違います。これはkd先生に諭されているのでかなりコントロールしているつもりです。それでも私の基準が多い部分もある。ドリルなども最低限これくらいやっておかないと動きの変化はないという感じがありますが、普段全くやっていない選手にとっては大きな負担になる。そうなるとそこから故障をしたという話になる。批判の対象にもなるのでリスクしかない。この合宿は「鍛える」場ではないという認識でやっていかなければいけないなと感じています。そのため確認をしながら。

この日はskyのMさんも加えて3人でハードル練習となりました。ショートハードル13秒台が2人になります。これはなかなかのレベルかなと。Mさんはインターハイ終了後からハードル練習をしていません。引退するまでに県記録更新をさせてあげたいなと思っています。そのためにはやはり基礎的なことから。他の選手にとっても間違いなくプラスになります。ハードリングのリズムなども含めて見るだけで刺激になると思うので。

かなり基礎から。ハードルを使ったアップから始めてハードルのリード脚のことを。締めて持ってくる練習を。正直、学校の練習で徹底してやるという時間はありません。ここだけに特化して行うのは難しいからです。こうやってやっているとやはりハードル練習会のように詰めてやっていく時間が必要なのかなと感じています。ここができないとなかなか動きの変化はない。秋以降本気で考えてみたいなと思います。

抜き足に課題が大きい。ここはほとんどの選手がそうです。ここを何度もやっていきました。とにかく寝てしまって前まで持ってこれない。あとはリードアームとの関係性。私自身はここにこだわりを持っています。女子はこの部分が改善されるだけでかなり変わります。が、それを伝える機会もないですし理解してもらって学校でできるかどうかというのもあります。それでもやり続けていくしかないんですが。

午前中は本当にドリルの徹底。ひたすらでした。飽きずにやってくれたので良かったかなと。

午後は復習も兼ねて。やるべきことをとにかく確認。ワンステップハードルも入れながらです。何本もやるので股関節周りの強化になります。上述のように「普段やらないから痛めた」となるのは避けたいので何度も確認をしました。今回の課題の一つにある「逆脚」の話もしながらやっていきました。とにかくヨンパをやるには避けては通れない話だと思っています。300mHでも8台目で切り替えが必要になった時に詰まって減速したらそれで勝負は終わってしまいます。これまで何度もその場面を見てきました。もっと早い段階でその部分の修正ができなければいけないのですが。機会がなかったのもあります。もったいないですが。

一歩ハードルをメインにしました。短い距離から少し伸ばしていって。スパイクでやると着地時にダメージがあるのでシューズで。走っていないですが踏切→着地とかなりのダメージがあると思います。スパイクでやるとクッションがないのでダメージが大きくなる。スピードではなく正確性を重視していたのでとにかくシューズで繰り返しました。

最後Mさんは3台目まで置いて8mのインターバルで練習。ハイスピードで入れるようにという感じですね。ずっとドリルをやっていたのもありますが、ハードリングはかなりのレベルだと思います。走力が上がりさえすれば本当に面白い。意図的に股関節を使ったドリルをやっていますから基礎筋力向上にも繋がると思います。普通に補強をすると若干嫌がるので(笑)

基礎的な事はしっかりと押さえられたかなという印象でした。悪くない。まだまだ課題は多くあります。1日で改善できれば楽なのですがやはり時間がかかります。リズムを重視してやっています。ここを定着させるための時間が必要です。なんとか逆脚の動きの目処がつきました。能力は高いのでアプローチの仕方で随分習得率が変わると思います。

ハードルに特化して見るとまた色々なことに気付きます。楽しいです。3日間かけて変化を生み出せたらなと考えていました。繰り返しは大事。

また書きます。
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合宿前日

2021-08-13 | 陸上競技
この後の記憶が大きくなっていて月曜日の記憶がかなり曖昧です。書きながら思い出せるといいなと思いなが記録しておきます。

月曜日、この日は体作りがメインでした。合宿になるとその部分ができなくなります。走りも重要ですがそれ以外の部分も大切。フィジカル重視ということで。ほぼ記憶がなくなっていますがこの日は雨だった気がします。台風の影響があってかなりの雨。電車も止まったりと全員が来れない状況だったかなと。やれることをやるという感じでしょうか。

アップサーキットから始めて基礎ドリル。かなり端折ってのドリルとなりました。3週間近く動きの徹底をしてきました。ある程度身についてきたのかなという印象。基礎ドリル1をかなり省略してから基礎ドリル2へ。ここはかなりやったと思います。反発系。しっかりと地面から力をもらうという部分です。

ここから男女別になってトレーニングと加速段階を。タイヤ押しとタイヤ引きだったと思います。DM投げもやったかな。これとマーク5歩の組み合わせ。この手の練習は大好きです。単独でやっていた時もかなりの頻度でやっていました。こうやって正確な動きを繰り返していく。更に段階的にやっていくことで動きの変化が生まれます。雨が降って屋外で走れない時だからこそできることがある。

この時に選手の動きを見ながらkbt先生と意見のすり合わせをしていました。これまではなかなか落ち着かなかったのでそういう時間が取れない部分ありました。一緒に指導させてもらう中で意見が大きく異なると良くない。そういう部分で先日の合同練習の時から走りを見ながら意見交換をしていました。この日は3年生エースの加速段階の足運びについて。「身体が浮く」部分をどうするか。「膝の引き出しの方向」についてやりとりをしながら選手にフィードバックする。それにより上方向から前方向に変わりました。複数で同じ部分を見ていくことで意見交換ができます。それが間違いなく選手にプラスになる。

面白いのが見ていた選手の動きでお互いに声かけしようとするタイミングが同じになること。どちらかが言えばそれで終わりです。気になるポイントが同じなので。それを考えると複数である程度の人数の動きを見ていくことができます。単独で少人数しか見れない私のスタイルですが、複数体制で見ていくことで選手にとって間違いなくプラスになります。あまり出しゃばらないようにしようと思っていますが、声かけや意見交換はかなり大切だと思います。それにより間違いなく動きが変わっていく。それをどうやって定着させていくか。

フィジカルの部分は見にいくことができませんでした。交代制でやっていたので走りの方がメインになったので。後で話を聞くと女子も少しずつ重りを増やしているということでした。これまでかなり軽い負荷でやっていました。ここが増えるだけでも意味が出てきます。軽い重さでずっとやっていても筋力は上がりません。自分で意識的に増やしていけるかどうか。ウエイトを導入するかどうかの話になりますが、ここ最近私はやっていませんでした。が、今はこれまでの流れで練習に導入されています。そうであればここはしっかりと生かしていかなければいけない。筋力アップをするためのウエイトでなければいけないかなと。

最初早く終わりそうな雰囲気でしたが、結果的にいつも通りだったと思います。走りの時に説明を加えながらやっていたので時間がかかりました。こういう時、こういう時期だからこそこういう部分は大切だと思いますね。

しっかりと練習できました。次の日からは合宿です。きちんと力を発揮してくれると良いなと思いながら。

また書きます。中身が少ないですかね??お許しを(笑)
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話をしながら

2021-08-13 | 陸上競技
かなり遅くなりました。途中まで書いていたのですが合宿に入ってしまったので更新できず。とりあえず思い出しながら。

日曜日。学校の練習は休み。この日はまた別に練習をさせてもらいました。もうしばらくこの手の活動ができればと思っています。

セミナーパークで練習をしようと思っていたのですが使えなかったので急遽維新の補助競技場へ。ほとんど使っている人がいないのでやりたいなと思っていたことができる。これもありがたい話です。この日は元々雨予報でした。運良く?雨が降りませんでした。曇っていたので比較的練習はしやすい。

基本ずっとやっておるわけではないのでその時の課題を克服するというのがメイン。話を聞きながらどうしたいのかというのを確認。毎週というわけではないので積み重ねの部分が細かく見れません。変化も分かりにくい。それでもやれることはしたいなと思っています。

合間に知っている選手がいたので補強を教えました。走れない分どうするか。その辺りのことを少し話ながら。同じチームの選手が積極的に質問してきます。意欲的。こういう部分はすごいと思いますね。それほど知り合いではないですが、自分のために積極的になれるというのは大きいですね。

片足スキップと最初の部分を確認。腰押しとマーク5歩、チューブ5歩。少しずつ流れを作っていきます。二次加速も。ここは意図的にゆっくり入って少しずつピッチを上げていくイメージでやらせています。最初から全力で走るとなかなか上げていくことができないので。前半マークも。ここが上手くハマってくるとスプリントの改善に繋がります。

とにかく対話しながらやるように心がけました。本人の感覚を確認しながら。元々鋭いタイプではないのでこちらも待ちの姿勢を大切にしながらやっていきます。この時にある発見が自分の中で大きな話になります。今後の指導に間違いなく生きてくる。

そこけら40↑30→を。ここで中間に上手く入れません。この辺りは難しい。何本かやりましたがなかなか。そこでマークを増やしてそのまま中間に持っていくようにしました。これは置くの手間ですがその方が流れを作りやすい。以前話をする中で「100mミニハードルをする」というのを聞いたことがあります。これは置くだけでかなりの労力です。しかし、この方が正確な動きができるという部分はあります。

50m地点くらいまではマークを置いて繰り返しました。人数が少ないからできる部分ですね。増えたらできない(笑)。それにより流れができました。こういう部分は大切だな思います。状況に応じて、選手に応じて何をするかを判断する必要があります。勉強になります。

とにかく色々な勉強をしたい。興味は競技に特化していますが。練習中にkbt先生と動きを見ながら話をすることでまた勉強になります。とにかくどこにヒントがあるのか分かりません。こういう部分は自分を成長させるチャンスだと思いますね。

記憶が曖昧になっていますがその辺りのことも含めて記録しておきます。
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日陰での練習&アイシング

2021-08-09 | 陸上競技
土曜日。この日は少し走っておこうという流れでした。グランドを離れて自転車で10分くらいのところにある神社へ。ここは日陰なので走っても暑さを気にする必要がありません。

前日までひたすら基礎ドリルをやっていました。走る練習も基本はマーク走のみ。最大で60mくらいでしょうか。本数もそれほど多くない。走る練習をやるには暑いのでこうやって神社の坂を使いながらやる事で本数を稼ぐことができます。




角度が少しキツイですが問題なし。試合の時にやりたい動きを一つずつ実施していきながら。さらには基礎ドリル1、基礎ドリル2でやった動きに「進む」という部分を入れていくために片足スキップを。坂道を利用して進む感覚を作るというイメージですね。DMを使っての坂道走も。本数は2〜3本ずつですが。

そこから30-40-60-90を。本数は雰囲気で。二人ずつ競走形式で。大学生や社会人も参加してくれていました。競走しながら走るという練習ですね。大学生はかなりに力を使い果たしていました。60mまでいったところでダウン。高校生は元気。見ていると競争で前にいた時に余裕を持って走っています。勝てると判断した時にスピードを緩める感じがある。これでは本当の勝負はできません。もったいないですね。沢山走ることが目的ではなく質を上げることが大切です。

最後は「負けたら走れない」という形での90m。これも考え方ですね。1本しか走れなかったからラッキーと思うのか。それとも悔しいと思うのか。落ちていった選手には少し厳しい言葉かけをしました。結局、予選で落ちてしまったら次の1本はないのです。次は頑張ろうなんて話にはならない。目の前の1本で力を使い果たせない選手は強くはなれない。更に1本しか走らない選手もいれば4本くらい走る選手もいる。こうなると大きな差がつきます。最後まで走れる選手の姿を見て「悔しい」と思えるかどうか。ここも変わっていかなければいけない。

見ているとかなり走れるようになっている選手もいます。基礎ドリルを繰り返すことで間違いなく力が上がっています。とにかくこれをレースで出せるようにしてもらいたいですね。

一旦学校に戻ってからkbt先生の発案で全身アイシングに行く事に。山口から島根に向かう途中にある場所に希望者を連れていく事に。








選手はかなり楽しんでいました。魚を釣ったり、網で必死に魚を捕まえたりと。2時間半はいたでしょうか。こういう気分転換も必要でしょう。単調な練習の繰り返しになっていました。それでも辛抱強くやっていた。時にはこういう時間も必要なのかなと。

私は見守り隊として。万が一のことがあったらいけないので広い視野を持って様子を見ていました。別行動する子もいるのでそちらを見ながら。

貴重な時間でした。


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合同練習2

2021-08-09 | 陸上競技
はぁ。途中までアプリで書いていて他のことがあったので放置していたら書き込んだ内容が消えていました。もうほぼ書く気がなくなりました。限られた時間の中で書いているのでもう一度思い出して書く元気がない。なんだかな…。

金曜日は支部練習会でした。色々と考えていたのですが落ち着く所に落ち着いたという感じでしょうか。支部練習会についてはかなり思うことがありました。競技レベルや取り組みの意識レベル、目標とするレベルが大きく異なる。その中で同じ練習をすることが本当にプラスになるのか。楽しくやりたいというチームも存在すると思います。そこまで細かい事をやらなくてもある程度練習ができれば良いというチームもいるでしょう。そこに対して同じスタンスでやる事の意味は何か。

こういう性格ですからやるからにはきちんとやりたいなというのがありました。目的意識が異なるのであればそれに合わせてやるというのが相応しい。上のレベルを目指すならそれに合わせた練習、県総体を目指すならそれに合わせた練習。最大公約数的な練習になるよりも合わせた方が良いのかなと。まーこの形になると個別対応になるので難しいのですが。色々と相談した結果、従来通りという形になりました。動きが変わらない選手も出てきますがそれはそれで仕方ないという割り切りも必要になるのだと。

短距離はkbt先生、投擲はkd先生、跳躍はmtz先生にお願いしました。かなりレベルに差があったり基礎的な部分ができていない選手もいるので難しかったと思います。本当に申し訳ない部分です。kbt先生に「短距離やれば?」と言われましたが一応サポートに回ることに。時間配分とできない子への対応のためには私がやるよりkbt先生にメインでやってもらってサポートする方が良いだろうという判断。

練習に関しては基礎ドリルを徹底。練習の最初にはシャフトと体幹補強。普段skyがやっているメニューを実施です。どうでも良い話ですが以前県合宿の時にtokushoがやっているメニューをそのままやらせたとblogに書いたら批判のコメントが入っていました。それなら自分のところだけでやれという感じの内容。特別な練習をすることがプラスになるのかどうか分かりません。しかし、本来的にやるべきことは変わらないと考えています。やったらやったで批判を受ける。やらなければやらないで言われる。こう考えるとわざわざ労力を使ってやる方がエネルギーロスになるんじゃないかという気持ちにさえなります。はぁ。

とにかく基礎的なことの徹底。中には話をほとんど聞かない選手もいます。こういう姿は見たくない。それでもこういう規模の練習会になると少なからず出てきます。何しにきているのか。以前ならもうやらなければいいのにと指導をするレベルですが、そこまでやって面倒な事になるのはまったくもって損なので良いかなと。スルーするという感じでしょうか。性格的にそれもかなりのストレスです。どうすればいいのか良くわかりません。

基礎ドリル1と基礎ドリル2をやったからハードルを使っての「切り替え」の動きを。縦の動き、直線的な動きに加えて次の段階である切り替えを入れました。本当にごく基本です。この動きになると回転運動になってしまったりする選手も出てきます。やりたい動きに対して筋力的な部分もあるのだと思います。足りないことはしっかりと入れていかなければいけないかなと。

午前中はこここら少し走って終わり。スパイクを持ってこなくて良いと伝えていたのでシューズで。走る練習よりも基礎的な事をやる方が良いなと考えていたので。人数的なこともあってドリルで終わらせるのが良いのかなと。

午後からは任意。補強中心にやると伝えていましたが大半の学校が帰られたので予定変更をしてドリルの繰り返しとショートスプリント。オプションという感じでしょうか。走りの中で気になる部分は個別に話をしながら。ここは競技力などは関係なく比較的多くの選手にアドバイスしました。これが役割だと思ったので。

今回は人数の関係でハードルはやりませんでした。午後から「ハードルはやらないのか??」と言ってもらうことが。ありがたいことです。きちんとやろうと思えば午前も午後もやる方が良かっただろうなと思います。が、まずは基礎的な動きが出来る方が良いと判断してハードルはやりませんでした。こうなるとハードル練習会をきちんとやる方が良いのかなという気持ちもあります。高度な事をやるのではなくハードルの基礎基本を徹底的にやる時間も必要なのかもしれません。

スプリントもハードルもやるべき事をきちんと身につけてもらえると随分違うと思いです。「教えて欲しい」と望まれるのであればやはり力になりたいなと。顧問が強制的に「やらせる」のではなく選手が望んで「やりたい」と思う状況であればこちらも気持ちよく指導できます。何がベストなのか分からないですが。

最後は1時間程度の補強。基礎的な事をしっかりと。やりたい動きがあってもそれを支えるための筋力がなければできません。その辺りも含めて基礎の徹底はこちらも必要。トレーニングに関しては各学校でやっているかもしれません。あとは正確性です。この含めてしっかりと時間をとりました。オプションなので最後の集合はなし。

色々な方の協力で実現できています。本当にありがたいことです。迷惑をかけながら。なんとか少しでもプラスになれば良いなと思いながらやっています。

考えさせられることが沢山あります。ぼちぼち文字にしておきます。
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合同練習1

2021-08-08 | 陸上競技
更新滞る。なかなかです。

4日の記憶がかなり曖昧です。良くない。毎日書いておかないと記憶がなくなります。こうやってバタバタしていると何をやっているのか分からなくなります。とにかく記録しておきたいのですが。

多分この日は支部新人の申し込みをしないといけないという切羽詰まった感があって朝早く行って準備をしたと思います。前日にコロナワクチンの接種をしてから不安で一杯でしたがそれほど副反応も出なかった記憶が。

練習自体は引き続き基本。そこから短い距離を走ってトレーニング。身体作りをメインにしておこうという流れだったと思います。翌日からその部分が足りなくなるのでそれを事前に補うという感じだったと思います。あやふや。

5日はkdm高校とsmshとの合同練習。メニュー的にはこの2週間引き続きやっているメニューを徹底する感じでした。前日な感染症予防の話が大きく出ていました。とりあえずマスクをしてから指導にあたろうとう流れで。メイン指導はkbt先生、私はサポートでチェックをしていくという感じです。skyの選手にとってはいつも通りの練習かもしれませんが、他校にとってはプラスになるはずです。

前日にkbt先生が「基礎ドリルを他校に伝えることの意味」を話されていました。こういう部分を他校に伝えると自分のところの優位性が下がります。毎日細かく指導が受けられるというのはありますが、ある程度の力のある選手が基礎基本を身につけるとそれだけでグンっと力が上がることがあります。そうなるとskyの選手は勝てなくなる。そことは異なる部分でしっかりとやっていけたら良いのかなと。正確性や理解してやるという部分。ここがどれだけ分かってやっていくかです。

午前中は基礎ドリルをしっかりやってから外へ。基礎ドリルに関してはピロティーでやっています。かなり涼しい。暑さを気にせずにできるので大きなメリットがあります。最初から直射日光に当たっていたら間違いなく疲れ果てます。集中してできる環境があるというのは大きいですね。

屋外では3つのグループに分かれて。マーク走をやるという部分だけ共通。skyはDM投げからの腰押しとマーク5歩。最初の重心移動を意識して行うというものでした。他校はタイヤ引きと腰引きからのマーク走、タイヤ押しからのマーク走。DMは1歩目の重心移動を意識してから腰を押してもらうことで更に移動感覚をつかむ。それを走りに落とし込むという流れ。タイヤ引きは最初の数歩の力の発揮の仕方から走りへ。タイヤ押しは足運びからの走り。それぞれの課題をどれだけ理解してやっていけるかですね。

午前中はここまで。走る量としてはそこまでではないかなという感じですが。基礎基本を徹底する。それを走りに繋げていく。時間がかかります。

午後は朝からの流れを大切にして基礎ドリル。そこからバトンのことを。ここも徹底的にやるという感じでした。インターハイに行く前にその辺りの話はされていました。今の私の立場は第三顧問というものです。kbt先生のやろうとしていること、伝えたいことを汲み取ってそれを選手が習得するための手伝いをするというポジションです。自分の立ち位置をしっかりと見極めてやっていかなければいけない。常にここを頭に置いておかないと自分のやるべきことを間違ってしまいます。見極め大切。

ある程度やってから外で走る。バトンの受け渡しの部分を意識した練習。10バトンなどに近い練習です。やりたいと思っていることは同じなのでこちらも伝えやすい。過剰にならないようにしていかなければいけません。何本かやって最後に往復走。ここはかなり意識しなければいけません。単純に走るだけになる選手も出てきます。決められた距離を走らない選手もいます。ここに関しては指摘しました。狙いがあってメニューがある。それなのにそこをやらないというのは良くない。

往復走にバトンの出のタイミングも合わせてやっています。安定しません。この冬かなりやってきたと聞いています。これだけ安定しないのは選手が漠然とやってしまうからかもしれません。早い、遅いというのをきちんと理解しなければいけません。更には前走者がタイミングがどうなのかを走り終わった後に伝えてフィードバックしなければいけないと思います。丁度いいと思って出ている選手もいるので。そこを修正しなければ次も同じことをしてしまいます。

走る量はそこまでではありませんが、やりたいと思っていることはできたのではないかなと思います。暑さの中ですが外で走る時間が最小限になっているのも大きいと思います。動きの変化はあります。

とりあえず合同練習1として記録しておきます。次の日は支部練習会でした。ここも多くの方の協力により実施できました。また書きます。
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戻ってきてから

2021-08-07 | 陸上競技
なかなか書けません。帰宅したら力尽きて寝てしまうというパターンが続いています。毎日更新したいという気持ちがあるのですがそこまでのエネルギーが残っていない感じがあります。何とかならないものか。

日曜日にインターハイが終わってからそのまま帰ってきました。なかなかハードな日程。ここでかなりのダメージが(笑)。それでも翌日は通常通りの練習だったので。顧問が不在期間があったのでやはり練習には行かないといけないなと。結局、顧問全員が練習に参加。この日は先週から引き続き基礎の確認という形でした。これまでやってきたことが正確にできるかどうかのチェック。まずまずだったと思います。

火曜日はondkとの合同練習。合宿が実施できない状態ですからこういう機会があるのはありがたいですね。去年の冬に一緒に練習した選手の数人がかなり動けるようになっていました。やはり練習は偉大です。きちんと継続した練習ができると確実に力が上がって行きます。

この日も基礎ドリルの徹底。走るのはマーク走まで。本当にひたすら繰り返していますがここまで来るとかなり動きの変化が出てきます。何人かはスピードも出るようになっています。動きの習得というレベルまではまだしばらく時間がかかるかもしれませんが。

最後集合の前にグランドを後に。ワクチン接種のために。発熱するという話を聞いていたのでかなりの不安の中で接種に行きました。痛みは全くなく。あっという間に終わりました。また2週間後に接種することになりました。2回目の後の発熱が多いと聞いています。本当はこの日は舎監だったのですが不安のため代わってもらいました。できないことはなかったかなという印象ですが、舎監で発熱したら迷惑をかけるという部分があったので。

とにかく寝ていました。前日もですが帰宅後起きておくことができないという感じがありました。疲れもあるのかなーという気はしています。これは他の指導者も同じなので私だけではない。体力的に落ちているのかもしれませんがなんとかこの夏を乗り切らなければいけません。

とりあえず書ける範囲で。また書きます。
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インターハイの振り返り3

2021-08-04 | 陸上競技
時間が経過していますが。なかなかまとめて記録する時間が取れません。バタバタして帰ってきてそのまま練習→ワクチン接種という流れ。大丈夫だと思いながらも精神的なダメージがある。なかなか難しい部分です。

インターハイ期間、ハードル練習に付いてやることができました。試合の前日もまずまずの動き。男子4継メンバーに手伝ってもらいながらハードル練習を進めていきました。ありがたいことです。

試合当日。前日から心配なことはありましたが何とか体調的に持ち堪えるとができました。不安要素は全て取り除きたいというのはありましたが、微妙な部分を抱えながらです。本人と話をする中で「ハードルインターバルを正規でやりたい」というのがありました。これまでは意図的に詰めてやってきました。実は中国大会の時も本人が「正規でやりたい」という話をしていました。不安から来るものだと思います。が、その時は「分かった」と言いながら「詰めて速いリズムで」と強引に押し切りました。予選前から詰めてやることで速いリズムを重視したいというのがありました。

今回、本人が前日から「インターバルが届かない」と何度も言ってました。実際はそうでもないのですが不安から「届かない」というのを連発していました。正規の距離で跳べないという不安。更には浮いているという言葉も何度も言っていました。そんなことはないのですが。元々、不安になりやすい性格の選手。だからこそこちらもそれに合わせて「大丈夫」と言い続けてきました。気持ちを落ち着かせるのが最優先事項だと思っていたからです。

普段ならインターハイ当日もなにを言われても「分かったから今日は詰めよう」と話していたと思います。が、今回は本人の不安の大きさに合わせてしまった感じがあります。選択する中で「正規の距離でもきちんと走れる」という部分を与える方が良いのかなと考えていたからです。が、それによりハードルインターバルを刻むイメージが作れなかったのではないかなと思います。スプリントがそれほどでもない。そんな中でインターバルを正規にすると少し遠く感じてしまう危険性がある。そんなこと当たり前のように分かり切っていることですが、本人の「不安」を取り除く方を優先しました。

予選ではスタートでピクッと動いてしまう感じがありました。フライングには取られませんでしたが微妙な感じになる。スタートはまずまずでしたがやはりインターバルで走るというイメージができませんでした。本来のレースパターンはハードリングでカバーしながら後半に追いつくという流れですが予選では後半に他の選手に詰められるという感じになってしまいました。本当に申し訳ないなと思います。それでも着順で2位となり準決勝へ。14秒4かかりました。今シーズン狙ったレースでは予選からベストに近いタイムで走っていました。そういう部分での強さがあったのにそこを引き出せなかった。

レース後に本人に「インターバルを詰めよう」という話をしました。その理由も含めて。これまでの流れ、本人の不安、今からやるべきこと。ここを踏まえてやはりインターを詰めて速く動くことが必要。この子の良さはスプリントではなくハードリングのスムーズさです。パワーはありませんがスムーズさでは他に負けないと思います。スプリントはないのでハードリングで勝負してきている。それを吐き出すためには「インターバルを詰めて速く動く」という部分が求められます。良さを引き出す。

本来であれば本人が何を言っても「詰めてやろう」という話をするべき。それをきちんと話せなかった私の責任は大きいと思います。本当に本当に申し訳ないなと。

準決勝のためのアップでは詰めて実施しました。それにより動きにキレが出る。準決勝で13秒台を出せば決勝進出の可能性がある。そういう話をしながらやっていきました。かなり良くなったかなと。やはりこれを予選前からやっておくべきだった。私が強引にでも「詰める」という部分を話してやっておくべきだった。

準決勝、1組目でした。が、スタートの時に隣の選手がフライングで失格になりました。本人もピクッと動いていたの引きずられての失格なのではないかという感じもありました。何とか失格は避けられましたが思い切って出ることが出来なくなる状態。流れが悪すぎます。レースは前半遅れてしまい14秒1でした。記録だけを見たら悪くないのかもしれませんが、やはりベストを更新することができない限り戦うことができないなという感じでした。

こうなるとやはり予選からの流れが大きく影響したなと思います。もっとこちらの意見を押していたら違った結果になったかもしれない。今更何を言っても意味がないのは分かっています。「たら」「れば」は存在しないからです。私自身が「大丈夫。詰めよう」と言えていたら結果は大きく変わったかもしれません。練習計画と当日の判断ミス。これは全て私の責任。上手く練習ができなかった時期も当日の詰めの甘さも。全て私自身がもっとコミュニケーションを取ってから「こうしよう」と話をできていたら。

結局は私自身にとって今回の予選通過がインターハイで初めて予選通過したというのがあると思います。経験不足。gt先生とも少し話したのですが、gt先生は数年前にインターハイで決勝に残っている。その年の国体で入賞している。更には昨年度のU18と今年のU20での入賞。指導者として選手とともに「経験」を積んだことは大きな結果につながっている。情けないことに私にはそれがなかった。だから予選前に「今日も詰めよう」と言えなかった。選手の不安に引きつられてしまった感じがあります。

本当に申し訳ない。それしかありません。計画と当日の練習。もっともっと信頼関係を作れていたら。時間が足りなかったというのは私自身の言い訳でしかない。そう思います。選手は本当によくやってくれたと思います。申し訳ないなという気持ちしかありません。流れが悪かったのもあると思いますが、それだけではない部分も多くあった。

上手く表現できません。それでも記録しておきたい。冷静さがあったか。サキを見越して行動できたか。その辺りも考えなければいけません。本当に情けない話ですが。こうやってblogを書き続けています。この文章を読んで「偉そうなことを言っていたくせに」と思われるでしょう、まさにその通りです。書いていないこともたくさんありますが、結果的には準決勝で終わってしまった。それが現実です。

もう少し振り返りはしたいと思います。次に進むために何をするか。そのための振り返りです。Mさんに申し訳ないなという気持ちが大きくあります。本当に。
コメント
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