こんにちは!稼プロ22期生の小山亨二です。
(山﨑塾長に倣い)あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
さて、私事ですが、新年早々 キャリア上の重要な転機がきてしまいました。
私、単年度契約社員として厚生労働省委託事業に従事していますが、
次年度事業入札条件が絞られたため、在籍受託会社の入札資格がないことが一昨日(11日)の公告で判明しました。
つまりこのままでは4月以降 また無職になってしまいます!
しかし、実は元々この会社には今年度迄と決めていたため、先月より転職活動には着手していたので、
1ヶ月半程度の早まった感として捉えています。
さて、現在の私の状況と今後の対応について、日頃の業務上活用知識であるキャリア論から解説したいと思います。
キャリア形成上で機会・問題に直面する出来事を”転機”(=トランジション)と言います。
キャリア論での転機は誰もが年齢や発達段階で経験する課題と捉えるものもありますが、
ここではアメリカの心理学者ナンシー・シュロスバーグの提唱論を紹介します。
彼女は、転機は画一的ではなく、その人独自の転機を経験しているという人生上の出来事からの視点を用いています。
そして、その転機は3タイプに分類されます。
①期待していたことが起きたとき(結婚、受験合格、昇進)
②期待していたことがおこらなかったとき(受験不合格、失恋)
③予期していなかった出来事が起きたとき(倒産、事故、病気、失業)
転機が来た時に、どれであるかを冷静に見定めます。
私の場合は予期していたこと(次への転職)と予期していなかったこと(活動時期)で①と③です。
さて次に この転機を乗り越えるための現時点で保有している4つのリソースを確認します。
このリソースの英語頭文字を取って「4Sモデル」と言い、以下の通りです。
①状況(Situation):原因、予期可否、期間、経験有無、ストレス有無など
②自己(Self):仕事の重要性、他とのバランス、自信有無、変化対応状況など
③支援(Support):人間関係、励まし、情報、キーパーソンなど
④戦略(Strategies):状況を変える対応、認知を変える対応など
上記4つに現在状況を照らし合わせ、不足しているリソースがあれば、補強していくなど
冷静な自己分析をして転機に向き合うことで、有意義な意思決定、行動ができるようになるというものです。
私の場合は、まだまだ③支援が足りないと思っています。
しかし、年賀状でしか繋がっていなかった昔の会社の大先輩の方から、私の近況を記した年賀状を見て、
再度ご自身の近況と支援協力を知らせるハガキをいただき、これも一昨日(11日)に20年ぶりに会いました。
何と同じような 神奈川県労働局のキャリア支援機関に勤めており、お互い情報交換をするとともに、
講師派遣業をしている知人に一度話をしてみてくれるという、思いよらない収穫もありました。
これは、まさにアメリカの社会学者グラノベッター博士の提唱理論「弱い紐帯の強さ」です。
友人や家族といった「結びつきの強い人たち」よりも、普段会わない、話さないような知人のような「結びつきの弱い人たち」の方が、
有益で価値の高い情報をもたらしてくれる可能性が高いというものです。
また、実はこの「弱い紐帯の強さ」が転機を乗り越える気づきや活路を見出すきっかけにもなるそうで、
今の私にぴったりと当てはまっています!
この転機を乗り越えるには、まだまだ予断を許さなく、行動し始めたばかりですが、楽しんでいきたいと思います!
近況は随時(?) 稼プロ塾でご報告します!
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