東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

これから中小企業診断士の活動を始める方へ(役立つイベントを3つ紹介)

2018-03-28 23:50:05 | マスターコース説明会・見学会のご案内

稼げる!プロコン育成塾 事務局の水口(みなぐち)です。

都内では、桜が満開になり、あと数日で新年度を迎えます。


今年度、中小企業診断士に合格した方は、期待に胸を膨らませていることと思います。そこで今回は、中小企業診断士の活動を始められる方に向けて、役立つイベントを3つご紹介します。百聞は一見に如かず、ぜひ参加を検討されてみては、いかがでしょうか!

1.東京都中小企業診断士協会 スプリングフォーラム(4月14日(土))

東京都中小企業診断士協会(以下、東京協会)の最大イベントです。スプリングフォーラムでは、東京協会の紹介から始まり、あまたある研究会やマスターコースを一堂に、ご紹介します。また、東京協会のなかには、6つの支部がありますが、それぞれの支部で説明会も開催されます。その中でも、日本最大級規模の中央支部には一度足を運ばれるとよいかと思います。各種ミニセミナーやグループ相談会など、役立つ企画が盛りだくさんです。中小企業診断士の活動について、様々な情報が収集できます。

 

★詳細情報をご覧になりたい方は、下記からお願いします!
http://www.t-smeca.com/event_info/2018/02/2018.html


2.資格を取得したら「診断士スタートアップセミナー」へ(4月7日(土))

充実した診断士活動をスタートしたい方向け、一押しイベントです。 診断士に合格してどのような活動をしたか、昨年度に合格した診断士や、何年も前に合格したベテランの診断士から、様々な講演を予定しています。

★中小企業診断士のあり方とは? 
★企業に所属する中小企業診断士として、どのような活動ができるか? 
★経営者にヒアリングをする際に役立つ思考法のご紹介 

など、今後の活動で役に立つ情報が満載のセミナーです。

お申込みや詳細情報の閲覧は、下記からお願いします!
http://www.kasepuro.com/LP/startup1804/

http://www.kasepuro.com/recruit.html

3.稼げる!プロコン育成塾 4月講義見学(4月28日(土))

⇒東京協会中央支部認定マスターコース 「稼プロ!」の実際の講義を見学することができるチャンスです。3月の講義見学イベントは、大変ありがたいことに満員御礼となりました。「稼プロ!」に入塾を検討されている方は、なるべく早めに、お申し込み頂けたらと思います。「稼プロ!」では無理な勧誘はいたしませんので、ぜひ自分に合うかどうか確認されてはいかがでしょうか。

お申込みや詳細情報の閲覧は、下記からお願いします!
http://www.kasepuro.com/LP/kougikengaku1804/

http://www.kasepuro.com/recruit.html

 

また、『TOKYO SMECAニュース 2018年4月号』に、17期生の金岩さんが「稼げる!プロコン育成塾」への入塾動機と入塾して得たことについて、記事を書いてくださいました!

「稼プロ!」に興味・関心がある方には参考になる内容です。ぜひご覧になってくださいね。

事務局 水口(16期生)

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LRT(路面電車)を考える コンパクトシティとLRT(3)

2018-03-27 09:00:00 | マスターコース説明会・見学会のご案内

 17期の桶 哲治です。LRTとコンパクトシティについて3回目です。

 LRT1回目で記載した宇都宮市と隣接する芳賀町が計画しているLRT(次世代型路面電車)の建設がようやく始まります。国土交通省は、今月20日にLRTの建設工事を認可しました。実際の工事着工は4月以降となりますが、鉄道ファンだけでなく、地方都市の再生を考える人々にとって大きな決定だったと思います。

 全国のコンパクトシティを目指している都市や、ライトレールの導入を計画している都市や、鉄道に関心ある人々など全国から注目を集める新たな鉄道敷設が、ようやくスタート地点に立ったわけです。2022年の開通を目指して工事可能なところから始めるとのことで、458億円の一大事業となるので経済波及効果の面も期待出来ます。

 現在LRTの導入を検討している都市は、宇都宮市のほか堺市、東京都中央区、豊島区、静岡市、金沢市、大垣市、伊丹市、松江市、高松市などがあります。しかし、いずれの都市も導入への道のりは険しい状況で、計画が進行している都市はほとんどありません。従ってこの宇都宮ライトレールの建設は全く新しく敷設する初めてのLRTであり、過去に一度も路面電車が走ったことがない宇都宮市の決定は大きな呼び水になるのではと期待しています。

 日本社会の少子高齢化は待ったなしであり、特に地方都市は深刻な状況と言われています。そのため早急に都市機能の効率化や利便性を再構築しないと高齢化の対策が間に合いません。地方は、クルマが無いと生きていけないと言われていますが、高齢化に伴い運転が難しくなるとどうでしょう。クルマありきで郊外に住宅地や、大型ショッピングモールを建設してきたのですから、クルマが無いと生活が不便となるのは当然でしょう。ヨーロッパのように普段は都市部に住み、週末などを郊外の田園地帯に行くなどの生活は日本ではなかなか望めません。また、大型ショッピングモールは地元業者に殆どお金を落とさないと言われているので、市街地は元気なくなるわけです。

 自分は、アジアの都市によく見られる雑多な市場や飲食店が好きなので出掛けた際には必ず立ち寄ります。40年くらい前の日本の各都市にもあった中心市街地のアジアのテーストが戻れば良いと思っています。外国人観光客は東京の上野や大阪の道頓堀が好きですよね。自分のようにおしゃれではない人々(一部おおしゃれな人も)そんな町が好きなのではないかと思っています。

 可能であれば、多くの人がクルマを捨て中心市街地(出来ればアジアの雰囲気ある場所を含めた市街地)にLRTで出掛けることにすることで、市街地の活性化に繋がるのではと自分は考えていますが、クルマなかなか捨てられない人多いでしょうから悩ましいです。

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ハリルホジッチ監督のマネジメント力

2018-03-24 09:17:24 | マスターコース説明会・見学会のご案内

皆さんこんにちは。17期の渡邉大輔です。

今年はワールドカップイヤーですね。現在、日本代表は欧州遠征中。香川真司選手、吉田麻也選手など主力の負傷、乾選手の落選など、残念な面もありましたが、本田圭佑選手の復帰、中島翔哉選手の初選出などには期待が高まります。

 

さて、本日はハリルホジッチ監督のマネジメント力を診断してみたいと思います。産業能率大学 総合研究所『サッカー日本代表監督ハリルホジッチ氏にみるマネジメントコントロール』 (http://www.hj.sanno.ac.jp/cp/page/12870)によると、マネジメントコントロールは「結果のコントロール」、「行動のコントロール」、「環境のコントロール」の3つに分かれます。

 結果のコントロール:これは文字通り結果をターゲットにします。企業経営においては業績が対象となり、売上、営業利益、予算などの例があります。サッカーでは、試合の勝敗や大会での成績となります。

 環境のコントロール:空気づくりや意識づけの側面であり、メンバーが動きやすい環境を整備するというマネジメントです。

 行動のコントロール:成果を出すためにどのように行動するかをマネジメントすることです。メンバーの日々の行動の指針を示し、必要に応じて軌道修正して正しい方向に導いていく事です。

 ビジネスでもスポーツでも共通ですが、優れたリーダーはこの3つのコントロールのバランスをを取る事ができています。「結果のコントロール」のみでメンバーに行動を任せっぱなしでもダメですし、「行動のコントロール」を重視しすぎるとメンバーの自由な発想を狭めてしまうことになります。

 さて、上記3つのコントロールについてハリルホジッチ監督を評価してみたいと思います。

 「結果のコントロール」という意味では、ワールドカップ出場権を見事に獲得したわけですからここまでは評価できるでしょう。後は本番でどの程度の結果を残せるか楽しみです。

 「環境のコントロール」についても足繫くスタジアムに通い、調子が悪ければ有名選手を呼ばず、無名の選手を選ぶなど、選手間の競争を煽るという事をしてきました。一旦は代表を外された本田選手がレベルの下がるメキシコリーグへの移籍を決断し、調子を取り戻してきたのはこのハリルホジッチ監督の戦略に依るところもあったでしょう。

 「行動のコントロール」においては、球際の強さを重視し、高い位置でボールを奪取し縦に速いサッカーを掲げ、浸透させてきました。私は、これまでハリルホジッチ監督は「行動のコントロール」が強すぎるのではないかという見方をしてきました。縦に速いサッカーは日本選手の特長が活かされないのに何故無理やりそれを押し付けようとするのか理解ができませんでした。

 しかしながら、現実を見るとワールドカップでは日本のランキングは下から5番目。すなわち対戦相手のほとんどが格上です。格上相手にはボールを支配される時間が長く、縦に速いサッカーで1点をもぎ取るのが有効です。おそらくこうなる事を見越して、アジア予選の時から縦に速いサッカーを貫き通して浸透させようとしてきたのでしょう。 アジア予選では苦戦はしましたが、ワールドカップ本戦を見越して結果が出ない時でも選手たちの行動をマネジメントしてきたと言う事ができます。

 私は、ハリルホジッチ監督は3つのバランスが取れた優秀な監督だと思っています。極端な発言をする事もあり、メディアからは批判されることも多いですが、ワールドカップでは良い成績を収めることができるのではないかと期待しています。

 今回はハリルホジッチ監督をマネジメントコントロールの理論に照らして評価してきましたが、元々はビジネスで使う事のできるフレームです。今後、経営者と接する機会があれば、この3つのバランスが取れているかを軸に評価をする事も取り入れていきたいと思います。

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泣いてストレス解消

2018-03-23 12:00:00 | マスターコース説明会・見学会のご案内

こんにちは。事務局の中嶋です。
皆さん、忙しい毎日でストレスをどのように解消していますか?

今利用しているKindle Unlimited(アマゾンの本の読み放題サービス)で「お笑いネタの作り方」という本を読んだところ、笑いのメカニズムが記載されていました。
まず「笑い」は「ストレスを軽度に取り除く仕組み」だそうです。
これは、誰でもわかりますね。
体をリラックスさせる「副交感神経」を活性化させてくれるということです。

さらに強力なのが「泣く」ことだそうです。
「泣く」は短時間で急激に副交感神経を刺激する、最も強力な方法だとか。
偶然同じようなテーマのテレビ番組を見たのですが、笑っている時に涙がでるのは神経の「バグ」なのだそうです。神経が勘違いしているのですね。

思えば最近、涙もろくなりました(年のせい?)。
先日も本屋で「顔ニモマケズ」という顔に障害がある人の本を読んでしまい、立ち読みしているのに泣けて泣けて。
幸い周りには誰もいなかったので、気づかれなかったと思っていますが。

ということで、最近わたくしが泣けたコンテンツのトップ3を紹介します。

[第3位]大河ドラマ「おんな城主直虎」

古い話で恐縮ですが。
ビデオで取って前週の回を土曜日の朝に見て、泣いていました。
主役の「井伊家」は中小企業で、親会社である今川家や徳川家に翻弄される話です。
話題になった小野政次役の高橋一生さんが、直虎役の柴咲コウさんに殺されるシーンは前後の話も含めて泣けました。
思えば「真田丸」でも、良く泣いていました。「犬伏」の別れのシーンとか・・・

[第2位]映画「ロッキー」

Amazon Prime Videoでロッキーを見つけ、懐かしさも手伝って見てしまいました。
ロッキーは泣けるシーンが多いですが、私が特に泣けたのは「トレーナーのミッキーが、ロッキーの部屋を訪問するシーン」です。
今までの扱いに怒るロッキーに、ミッキーは諦めて部屋を出るわけです。帰るミッキーをロッキーが追いかけ、遠くで握手しているシーン。

「ロッキーって本当に優しくていいやつだなあ」と泣いてしまいました。

[第1位]漫画「岳 みんなの山」

夜寝る前は脳を休めるため、漫画を良く読んでいます。
「岳」は少し古い漫画ですが、これを読んでよく泣いています。
山岳救助の話で、小栗旬さんが主役で映画にもなりました。

主人公の「島崎三歩」はボランティアの山岳救助員で、基本的に1話完結で登山者などの物語が書かれています。
ケガをした人や遭難者を救助するのですが、中には亡くなってしまう人もいます。これらの人たちすべてに、最後に「よく頑張った!」と声をかけます。時には腐乱した遺体も抱き上げて「よく頑張ったね」と言うのですが、漫画ながら全ての人にやさしい三歩くんが神々しくて、思わず泣いてしまうのです。
僕にも「よく頑張ったね」と言って欲しい・・・

駄文にて失礼いたしました。
コメントを書いていただけるなら、ぜひ皆様の「泣けるコンテンツ」をご紹介ください。

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「診断報告会」実効性向上のポイント

2018-03-18 00:43:15 | マスターコース説明会・見学会のご案内

「稼プロ!」事務の小林 隆です。

「稼げる!プロコン育成塾」では、先日 診断実習を行いました。
これは「稼プロ!」で学ぶ4つの基本スキル「診る」「聴く」「書く」「話す」のうちの「診る」スキル「診断実習」の最後の部分であり、ヒアリング、診断報告書の作成、報告演習を経て、塾生の代表者が、実際にクライアントである社長に診断報告を行うものです。
そこで今回は、診断報告会の実効性を高めるポイントについて考えます。

ここでいう「実効性」とは、診断報告を聞いた中小企業の社長が、心を動かされ、報告の内容に基づき、何らかの行動を行うことを指します。

今回は、「診断報告会」実効性向上のポイントを、

(1)分析の客観性

(2)事例の提示

(3) ベンチマーク目標の提示

の3点で考えてみました。

 

(1)分析の客観性

① 問題点とその原因の構造化
 多くの中小企業の経営者は、それぞれに直面している課題は認識しているものです。しかし、往々にして、なぜその課題が生じているのかの原因は、把握していないことが多いものです。もちろん、「あれも悪い、これもできていない」とその原因らしき内容をお話をされることは。ヒアリングの際によくある光景です。中小企業の経営者ができないのは、これらの複雑にからみあう、さまざまな原因・事実を紐解き、
いくつかの項目に整理し、単純化・構造化することです。すなわち、課題と原因の因果関係を明らかに、構造化することが苦手なのです。
これをきちんと整理することで、次に打つべき施策が絞られ、またなぜ必要なのかの理解が進み、経営者の行動に結びつきやすくなります。

② 客観的データの提示
 中小企業の経営者は、自社を取り巻く経営環境を大まかな肌感覚で把握している事がほとんどです。「『感』と『度胸』の経営」というフレーズは、最近ではあまり聞かなりましたが、情報化の時代にあっても、経営に必要な情報を、使える形で定期的に入手している経営は必ずしも多くないと思われます。したがって、診断報告書の分析において、客観的データで示すことは、きわめて重要です。
特に普段 経営者が入手できないデータを提示して差し上げると喜ばれます。
また、すでに企業が有している情報でも、手つかずになっているものを、整理して報告(見える化)をしてあげることで、喜ばれることも多くあります。経営者に客観的データーで示すことは、経営者が自信をもって次の施策立案、行動を行うことにつながるため、非常に有効です。

(2)事例の提示
 中小企業に向けた、報告書や指導の現場では、聞き手であるクライアントの社長が理解できる、「例」の提示が極めて大切です。報告書の施策の欄には、具体的な例が記載されていることが多くあります。その一方で、一般的に現状分析に際しては、自社がどのようになっているかは、他社を引き合いにして報告書に記載すつことは、あまりないと考えられます。しかし、報告書に記載がなくても、口頭で報告を行う際には、誰でもしっている事柄や、他社の状況を引き合いに出して説明をすると、

自社がどのようになっていると指摘をされるよりもわかり易かったり、受け入れやすかったりすることがあります。そうした意味で、報告書の行間をうめるべく、例を示しながら相手の理解を促進することは、きわめて有効な方法です。
診断報告会は、コンサルタントと経営者が共通の認識を形成する場です。例示によって経営者と共通のイメージをもつことができれば、後の、討議も同じ土俵の上で議論することができるようになります。


(3) ベンチマーク目標の提示
 前項において「例示」の必要性を記載したが、クライアントに参考または目標としてベンチマークすべき具体的な企業を提示することは、有用です。
もちろん、唯一無二の商品やサービスを展開する企業もあることでしょうが、多くの企業は、模倣をすることで、当面の課題を十分に解決すことができます。ましてや、コンサルタントがオリジナルで考えた施策より、他社で実績が上がっている施策をマネた方が、はるかに実効性が高い場合が多いと考えられます。ベンチマークすべき企業は、同業の優良企業、ライバル企業、他業種 等と様々ですがが、いずれもなぜベンチマークするかを理由を明確にします。そして、ベンチマーク企業の機能を要素に分解し、自社と比較しすることで、ベンチマークした企業のようになるに必要なことを明らかにしていきます。また、ベンチマークを行うことは、市場内での自社のポジションを明らかにすることにつながり、実効性ある事業戦略を立案しやすくなります。


今回は、「報告会」の実効性を上げるポイントに絞ってを考えてみました。「報告会」の前提として、現状を分析し、ビジョンを描き、そのビジョンへ向けた戦略とアクションプラン、現場の改善施策の立案、数値計画の作成 ができていることは大前提です。

 せっかく作った報告書を使い、忙しい社長にお時間を頂戴して実施する報告会です。ぜひともクライアントに喜んで頂きたものですね。

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