東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

今年の3つの変化を来年に活かす

2019-12-31 13:00:00 | 19期生のブログリレー

こんにちは、事務局の水口です。

本日は、大晦日ですね。
皆さん、今年を振り返ってみますと、どんな変化がありましたでしょうか?

私は今年を振り返ってみますと、3つの変化がありました。

<1つ目>
本業の仕事についてです。私は企業内診断士ですが、2年間の出向を経て、元の会社に戻りました。IT分野の仕事に変わりはありませんが、今まで出向先の中小企業のIT全般的に関わる仕事だったので、診断士活動で学んだことを活かせる機会が多々ありました。

でも現在は、より専門的な分野に携わる部署に在籍し、顧客も大手企業。中小企業に関わることがほぼなくなってしまいました。でも、こうした中でも、診断士活動で学んだことをまだまだ活かせるはず。今後も、自ら活かしていけるように努力していきたいと思います。 

<2つ目>
診断士活動の内容についてです。今年は「話す」機会、セミナーさせていただく機会が少し増えました。セミナーコンテンツのブラッシュアップは、専門書籍や外部セミナー、研究会などで行えます。でも、聴講いただいた中小企業の方に“良いおみやげ”を持って帰ってもらうためには、きちんと伝わることが重要ですね。このブログでは鴨志田塾長を始め多くの方が書かれていますが、相手に届ける「声」のトレーニングは、改めて大切だと感じています。

<3つ目>
大学時代の研究室の同窓会にやっと参加できました。ここ何年も仕事や診断士活動のイベントなどで都合が合わなかったのですが、今年ようやく参加することができ、お世話になった恩師に数十年ぶりにやっと再会できました。その恩師は、今年63歳。私は第1期生として、この研究室に所属したときは、恩師はまだ30歳代。当時ベテラン教授が多い中でも、「自分の信念を貫く」「やりたいことにチャレンジ」という気概をお持ちの方で、とても惹かれて研究室に入らせて頂きました。先日お会いしたときは、あと2年で退官するとは思えないほど、大変お若かったです。現在は、修士・博士課程へ希望する学生も増え、OB・OG300名を超える大所帯の研究室となっていることにびっくり。恩師の研究成果はもちろんですが、学生本位の温かい指導が学生を惹きつけているのだと思います。 

これら3点の変化を糧にして、自分の好きなこと、やりたいことを改めて振り返り、来年の「チャレンジ」に繋げていきたいと思います。また、チャレンジする方を、心より応援します。

今年も皆さん、大変お世話になり有難うございました。
良いお年をお迎えくださいませ。

稼げる!プロコン育成塾 事務局 水口淳一郎(16期生)

お知らせ
稼プロ!では、「診断士はじめの一歩セミナー」を開催いたします。
ご都合がつく方は今後の参考に、ぜひご参加くださいませ。

開催日:2019年1月19日(土) 15:00~17:00
場所:京橋区民館

・ 診断士を受験中の方
・ 診断士に合格したばかりの方
・ 診断士に合格したけど、何から始めれば良いかわからないという方のためのセミナーです。

合格後にやるべき事が見えてきます!

時間や場所などの詳細は、下記からご覧ください。
お申込もこちらからお願いします。
http://kasepuro.com/LP/ippo2020/

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障子を開けてみよ、外は広いぞ

2019-12-30 18:00:00 | 19期生のブログリレー

みなさん、こんにちは。19期生の繁野邦博です。

2019年も残すところあとわずか。
5月の10連休に加え、年末年始は9連休と
2度も大型の連休があるなんてちょっと贅沢な気分ですね。

2019年を振り返りながら、思い出したタイトルの言葉、
「障子を開けてみよ、外は広いぞ」
トヨタ自動車の創業者である豊田喜一郎氏の父親であり、
豊田自動織機の創業者である豊田佐吉氏の言葉です。

織機の特許で財をなしながらも、息子の喜一郎氏には、
単なる事業承継ではなく、新たな分野を切り開くことを
この言葉で勧め、現在のトヨタ自動車が誕生したそうです。

私が初めてこの言葉を耳にしたのは、5年ほど前。
50代になる当時の上司が20代から30代の若手社員に
対してよく使われていたのを聞いたのがきっかけです。

その上司は、自身も積極的に異業種との交流会に参加し、
新しいことにチャレンジするだけでなく、
ことあるごとに若手社員を外の世界に誘い出し、
新たなチャレンジをする機会を与えてくれました。

社内のマネジメント業務が中心となる部門に長く所属していた
当時の私にとっては、なかなか風変りな人だなと思いながらも、
自分自身も楽しみながら部下を組織の枠や今できることの壁を越えて
育てようとしてくれたその上司の背中はかっこいいなと映っていました。

2018年11月に診断士登録をしてから、約1年間が経つ2019年を振り返ると、
マスターコースである稼プロ!のほか、人を大切にする経営研究会、
事業承継支援研究会、スモールM&A研究会、中小企業再生承継研究会、
経営革新計画・実践支援研究会と、5つの研究会に参加させていただき、
いずれも会社の中にいては得られなかった学びとご縁に恵まれた1年間でした。

お仕事の面に関しても、養成課程中に準会員として東京都中央支部に
所属させていただいたことを機に、補助金支援、業界動向の執筆、
事業立ち上げに関わる調査などのお仕事をいただく機会に恵まれました。

行く先々でのご縁をきっかけに、また新たな障子の先へ誘ってくださった
みなさんのおかげだと思っています。

2020年は、今年学ばせていただいたことを行動につなげ、
関わる方々への恩返しをしていきたいと思います。

★お知らせ★
私も今年1月に参加させていただきました「診断士はじめの一歩セミナー」が、
年明け2020年1月25日(土)15時より、京橋区民館にて実施されます。

・診断士を受験中の方
・診断士養成課程に通われている方
・診断士に合格したばかりの方
・診断士になったけど、具体的に何をすれば良いか悩まれている方

みなさんの障子がまた1つ開くきっかけになると思います。
当日私たち19期塾生は、診断実習となりますので、
懇親会でお会いできるのを楽しみにしています。

2019年は、みなさん大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
2020年も、みなさんにとってより良い年になりますようお祈り申し上げております。

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内部監査とコンサルティング

2019-12-29 12:00:00 | 19期生のブログリレー

一年を締めくくる日々となってまいりました。
みなさま、仕事納めして家族団らんや親しいお仲間とで充実した時間をお過ごしのことと推察します。
 

第19期生佐々木辰也です。
 
今日のテーマは、「内部監査とコンサルティング」としました。
 
私ごとですが、この年明けから職種が変わり、所属する企業グループの内部監査を務めることになりました。
 
内部監査については、診断士の中にもすでに何年も携わっている諸先輩が多い中で、テーマで触れるのはとても恥ずかしいのですが、直近に独学勉強した内容について自身の頭の整理をすることを兼ねまして書かせていただきます。
 
これまでIT部門にいた私は、監査対象として内部監査を受ける側にいました。
とくに一部上場企業におけるITにはJ-SOXに基づく内部監査というものがあり、これを受けることが多かったです。具体的には、財務諸表に影響するようなITのコントロールがちゃんとしているか、整備状況や運用状況について評価を受けるというのものでした。


そもそも「監査」は、「監査人が、監査対象の行為やその行為の結果としての情報を批判的に検討し、その真実性や妥当性や準拠性等を確かめ、一定の保証を与えるために利害関係者に報告する」という範囲の活動といわれています。
  
一方で「内部監査」は、その名のとおり組織体内で行う監査になるわけですが、IIA(内部監査協会)の定義によると、以下のように記されています。

 「組織体の運営に関し価値を付加しまた改善するために行われる、独立にして客観的なアシュアランス(保証)およびコンサルティング活動である。内部監査は組織体の目標の達成に役立つことにある」

この定義に「コンサルティング活動」とあるように、「内部監査」では監査における点検・評価・報告にとどまらず、是正措置の支援まで行う広い活動ととして定義されています。


では、診断士などの経営コンサルタントが行うような 「コンサルティング活動」との違いはどういったものでしょうか?

違いは大きく2点あると思われます。

一つ目は、助言意見を生み出すプロセスが異なるという点です。

経営コンサルタントが行う活動での助言意見は、コンサルティングの基本プロセス(コンサルティング開始→問題発見→解決策立案→プレゼンテーション)という流れの中で形成されまとめ上げられていきます。

一方で、内部監査における助言意見は、保証意見を形成する監査手続(監査計画→予備調査→本調査→監査報告)と同じ手続に基づいて形成されます。
すなわち、保証意見のみならず助言意見においてもそれを表明するために、意見を形成するに足る合理的な事実を得るための必要かつ十分な監査証拠の収集が必要とされています。つまりは、あくまでも基本機能は保証意見の形成にあって、それを実効あるものにするために助言意見や是正措置の支援があるという建付けであるということです。

 
二つ目は、助言の質への比重と経年性です。

経営コンサルティングは、その多くは組織の運営体の外部からの助言サービスであり、助言の質と内容の責任は負えますが、助言を受け入れて変革のデシジョンや実行を行う責任はクライアント企業側にあります。
したがって、必然的に助言の質と内容を高めることにその活動の比重が高くなります。また、クライアント企業に受け入れられるような工夫や配慮が伴うことも必要となります。

一方、内部監査では、保証活動にとどまらず監査全般を通して見出された問題点に対しては、その改善を是正措置の支援を通じて行うことになります。したがって、助言意見の質にかかわらず、その組織体の内部の活動なので経年的にフォローが可能となります。


年明けから新しく経験する職種が、今後の診断士活動とどのように影響しあうものなのかはまだ見えませんが、同じものを異なる角度からとらえることで、一つの事案が立体的に見えてくるようになるのではないかと期待しています。

 

お知らせ
稼プロ!運営チームが、「診断士はじめの一歩セミナー」というセミナーを実施いたします。
開催日:2019年1月19日(土) 15:00~17:00
場所:京橋区民館

・ 診断士を受験中の方
・ 診断士に合格したばかりの方
・ 診断士に合格したけど、何から始めれば良いかわからないという方のためのセミナーです。

合格後にやるべき事が見えてきます!

時間や場所などの詳細は、下記からご覧ください。
お申込もこちらからお願いします。
http://kasepuro.com/LP/ippo2020/

 

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診断士試験に合格した次に何をすべきか?

2019-12-28 13:00:48 | 講師小野田からのメッセージ
診断士2次試験 口述試験に合格されたみなさま
おめでとうございます!
 
今日は合格したばかりの方に是非読んでいただきたい内容です。
 
 
私が診断士2次試験に合格したのは2013年でした。
その時は右も左もわからず、
「受かったは良いけど何したら良いの?」
という状態でした。
 
先に合格した受験仲間の経験を貪欲に聞き
どうも4月に診断協会の「スプリングフォーラム」なるものがあるらしい。とか
「実務補習」なるものがあるらしいという話を聞いて、
疑問と不安だらけでした。
 
今思えば、人脈が全くなかったわけです。
 
そりゃー診断協会のイベント「スプリングフォーラム」
にいけば、人脈は一気に広がりますよ。
でも、それは4月中旬なんですよね~。
 
今考えると
それまでの時間がもったいなかった・・・
 
 
このブログをご覧のみなさまには
私のような失敗をして欲しくないので、
人脈が一気に広がる方法をいくつかご紹介します。
 
 
■その1:執筆のチャンスを得て、先輩診断士との人脈を獲得する。
 
え? いきなり執筆?と思ったかもしれません。
でも、理由があるんです。
診断士試験に合格したばかりのあなたにできること
それは、受験勉強の経験を活かして、後輩の受験生の役に立つことです。
 
2次試験の受験参考書の出題分析をする執筆を募集しているページに申し込んでみることから始まります。
 
共同著者として、自分の執筆実績にもなり、診断士活動のスタートとしては最適でしょう。
 
 
■その2:セミナーに参加する
 
診断士に合格したばかりの人に向けたセミナーがあるので、それを受けてみる。
 
なかでも、稼プロ!事務局が主催する
「はじめの一歩セミナー」は、
 
・情報収集のしかた
・独立に向けて何をすべきか?
・実務補習とはなにか?
・診断士ってどのぐらい稼げるの?
・診断士の仕事ってどんなもの?
・企業内診断士はどんな活動ができるの?
といった疑問にお答えします。
 
詳細は下記参照
 
■その3:新人診断士向けのイベントに参加する
 
たとえば、
中小企業政策研究会(通称 政策研)
などでは、毎年新人診断士向けのイベントが開催されています。
4月のスプリングフォーラムを待たずにどれかに積極的に参加して
他の新人より早いスタートを切ってみることをお勧めします。
 
 
稼プロ!でもマスターコース見学会など行なっています。
下記のページで随時更新しますので、ちょこちょこチェックしていただけると幸いです。
 
 
 
(事務局長 小野田直人)
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診断士仲間との再会

2019-12-27 20:00:00 | 19期生のブログリレー
 皆さん こんにちは。19期生の城戸啓介です。
 
今年も残すところあとわずか。1年が経つのは本当に早いですね。
本日のブログでは、先日、実務補習をともに行った診断士仲間と久々に
再会しましたので、そのときのことを書きたいと思います。
 
 私が診断士の試験に合格し、実務補習に参加したのは約3年前のこと
になります。いろいろと検討した結果、実務補習は15日間コースを選択
しました。私は企業内診断士ですので、有給休暇を活用しながら対応した
のですが、短期間に3社の診断を行うのは、それなりにハードな日々でした。
私含めて6人のメンバーがひとつの班となって実務補習を行いました。
15日間に亘って苦楽を共にした班のメンバーは、まさに診断士活動のスタート
を共にした同志です。今でもたまに会って互いの近況報告など行うのですが、
基本的な関係性は当時と変わらないですね。気の置けない感じです。
 
 ちなみに、6人のメンバーのうち、ひとりは海外駐在、ひとりは地方勤務
のため、今回は4人での再会となりました。
再会したメンバーの中で、ひとりは中小企業の公的支援機関の職員となっており、
もうひとりは独立診断士となっていました。
しかも、その2人は、まさに現在の仕事において、依頼元・依頼先という関係に
あるという状況で、すごい偶然だなと思って話を聞いていました。
本人同士も驚いたようです。診断士の世界は意外と狭いのかもしれません。
 
 その二人からは、実際に中小企業支援の現場に関わっているが故の悩みなど、
とても興味深く話を聞きました。
中小企業を取り巻く厳しい環境やさまざまな経営者の話、中小企業向けの補助金
制度の限界と課題などなど。(あまり内容の詳細は書けないのですが。)
どの世界にもあると思いますが、理想と現実のギャップに苦慮しているようでした。
 
 とはいえ、診断士としての着実な道を歩んでいる二人を見ると、実務補習時代
からは確実に進歩していることを実感しました。翻って、私自身はまだまだ十分な
診断士活動が出来ておらず、自分も頑張らねばという思いになり、とてもいい刺激
を受けたと感じています。
 
 診断士として同じスタートを切った実務補習仲間は貴重な存在ですね。
たまに再会して、診断士資格を取得したころの初心に立ち返り、当時を懐かしく
思い出すのもいいものですね。
診断士仲間の活動を刺激にしながら、稼プロ!で学んだように、自分らしい
キャリアを積んでいきたいなとあらためて思った次第です。
 
取り留めのない文章になってしまって恐縮です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
来年も引き続き、よろしくお願いいたします!
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