こんにちは。19期の遠藤孔仁です。
Afterコロナを見据えたGWとなり、国内も海外も旅行される方は多いのではないでしょうか。私は子供が部活など予定があるので、1日くらい外出計画していますが、それ以外は都内で過ごす予定です。
4月はいろいろなイベントに参加しました。スプリングフォーラムや中央支部カンファレンスなども、これまでオンラインが主体でしたが、リアルも規模を拡大して開催されました。改めて参加してみて、タッチポイントが1つに限定されないので、至る所で会話が飛び交い、活気があるリアルなイベントができる環境が戻ったことを実感しました。その他にも、診断士以外の方も集まるコミュニティに参加しました。コロナということもあり、なかなか新しいコミュニティを探して、参加するということをできていなかったのですが、タイミング的にいくつかのコミュニティに参加する機会を得ることができたのですが、参加される方の雰囲気や視点に触れることで、これまでなかった気づきを得ることができて、個人的にリフレッシュすることができた体験でした。
診断士の方は、自らの課題設定を行い、アクションプランに基づき、課題を実現していくということに慣れているので、新しいことに対する心理的な障壁は低いのかなと考えています。一方で、置かれている環境や状況によって、新しい一歩を踏み出すことができない方は多いと思います。一歩踏み出した方がよいと分かっていても、それを受け入れることができない心理として、4つの理由があるそうです。
惰性:自分が馴染みのあることにとどまろうとする欲求
労力:変化を実行するために必要な努力やコスト
感情:提示された変化に対する否定的な感情
心理的反発: 変化させられるということに対する反発
そうした変化を嫌う人の背中を押すために、変化に対して抵抗する心理を理解して、それを解消することで、行動を促すことができれば、新しいことを受け入れる素地を1段階上に引き上げることができるのではないかと考えています。
参考文献:ロレン・ノードグレン、デイヴィッド・ションタル「変化を嫌う人を動かす」草思社 2023