こんにちは!
稼プロ!20期生の大野徹司です。
先日、女優の竹内結子さんが亡くなられました。
大好きな女優さんでしたので、個人的にかなりショックを受けています。
自殺の可能性が高いということですが、最近は自殺でこの世を去るかたが多い気がします。
今回は、自殺について調べてみます。
マクロデータとして、厚生労働省は「自殺の統計」をだしており、最新データは平成30年です。
少し抜粋してみます。
・全国自殺者数20,840人(男性:68.6% 女性:31.4%)
・自殺死亡率は低下傾向 *自殺死亡率:人口10万人当たりの自殺者数
・年齢階級別自殺者数は全て減少
・要因別死亡率は、経済生活問題9年連続低下、家庭問題7年連続低下、健康問題5年連続低下
・自殺動機は、1位健康問題、2位経済生活問題、3位家庭問題、4位勤務問題
(まとめ)平成30年までは、景気が好調であったため、自殺者数は年々減っているとのデータになります。
次に、中小企業と自殺でWeb検索した結果、以下のような記事がありました。
・報じられない“コロナ自殺者”急増の懸念…中小企業倒産→失業問題への経済対策急務
(Business Journal, 2020.03.24 20:13, 片田珠美「精神科女医のたわごと」)
・8月の自殺者「15%増」の背景…コロナで踏ん張るも“心が折れた”恐れ(Yahoo! JAPANニュース, 9/12(土) 13:12配信)
(まとめ)2020年8月から急激に自殺者数が増えており、さらなる増加が懸念されています。
経済的困窮者が急速に増加しているため、自助から公助を増やすべきとの内容です。
また、厚生労働省は「あなたにも出来る自殺予防のための行動」として4点あげています。
<気づき>家族や仲間の変化に気づいて、声をかける
<傾聴>本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける
<つなぎ>早めに専門家に相談するよう促す
<見守り>温かく寄り添いながら、じっくりと見守る
中小企業診断士は、コロナ禍で苦しむ経営者と対話できる立場にあります。
もちろん、経営を立て直すことや経営者を奮起させることが重要な職務です。
しかし、経営者に不安な変化が生じたときは、すばやく専門家に相談させることも同じくらい重要です。
「奮起させること」と「専門家に相談させること」は相反することに感じますが、
自殺の兆候や予防先を学んでおくことで両方に対応できるはずです。