東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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17期永井(ゆうくん):第2回目講義を受けて

2017-07-31 20:51:23 | 17期生のブログリレー

みなさん、こんにちは。

17期生の永井勇輔(ゆうくん)です。

さて。

前回は、「中小企業診断士を目指した理由」や「決意表明」などをお話ししました。

参照元 :
http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/e/ba1aa986a80e97e638a1ce156d250e37
 
この中で、「企業内診断士として自分が役に立てることを模索したい」と表明しました。

今回は、729日に開催された第2回目の講義で得たポイントについて、

私の考えを整理し、企業内診断士としての活動の方向性を考えたいと思います。
  


①得意分野を組み合わせる


3
つのラベルについては、以前に17期生の渡邊さんのブログでも触れてましたね。

キーワードとして、いくつか上げてみました。

▼経験
経営企画
中期経営計画(3か年)の策定
予算実績管理
Web
マーケティング

▼業界
鉄鋼(電炉)
肥料
種苗
牧草

▼その他
若手(20代)


今後、実務の裏付けがどれだけあるか、競合、ニーズなどを考慮し精査していきたいですね。

精査していく過程で、課題を明確化することにより、

ここにない事項を0から習得することも必要かもしれません。



②診断士としてのポリシーをもつ


漠然と考えていることがあります。


一回限りのコンサルティングではなく、一つの企業と長くお付き合いできる関係を目指すべきということです。

私の仕事の一つは、全社の経営計画を策定すること。

加えて、月次において計画と実績との乖離を分析し、経営層と共有することです。

つまり、「計画を作って終わり」ではなく、

計画策定は「長い戦いの始まり」のようなものなのです。


こういった環境のもと、日々業務を進めている身としては、

「一度ご提案して終わり」ではやりがいを感じません。

また、相手に対して不誠実に感じてしまいます。



このためには、一人の人間として誠実であることや、

コンサルタントとしての心構え、基本スキルを身につける必要があります。

さらに、①のような得意分野をベースに、

強みを明確化しキャリア開発を進めていくべきでしょう。


やるべきことは沢山ありそうです。

私は稼プロ!の講義から、毎回多くのきっかけや気づきを得ることができます。

17期のみなさんも同じだと思います。

限りある講義の機会を大切にして、引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

17

永井 勇輔(ゆうくん)

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社長の不正!-その時コンサルのあなたは?ー

2017-07-30 21:02:27 | 17期生のブログリレー

「稼プロ!」事務局の小林 隆です。

最近、ちまたでは「忖度」という語が、脚光を浴びているようです。
少なくとも、今年の流行語大賞にもノミネートされるのではと、私は感じています。
「相手の心(本音)を推し量ること。」がその意味であることは、周知の通りです。

それでは、私たちコンサルタントはクライアントである社長の考えや心情を、どの程度「忖度」するべきなのでしょうか?

例えば、
経営者が不正を働いていているとき、私たちは、忖度」して、目をつぶるべきなのでしょうか?
中小企業のコンサルタントを行ていると、よく出くわす場面です。
中には、開き直って、「会社を守るためだ。何が悪い!」と開き直る経営者の方もいらっしゃいます。

正直、そのような開き直りは、こちらも相手の会社や社長の事を必死で考えている分、大変に腹がたちます。私もコンサルタントである前に人間です。

しかし、そんな時でも正面から、社長を叱責するようなことはいたしません。
通常は開き直る社長程、「本当は、悪いことをしているのだ。」ということを認識しいるものです。(まれに感覚がマヒしている方もいらっしゃいますが…)
経営者の多くは、経営に関する課題の相談相手がいないことが多く、一人で資金繰り等の難しい問題に悩み、苦しんでいます。
そんな孤独の中で頑張ってきた社長に、「悪いことは悪い。」と言ったところで、何も響きません。

そういう意味で、私は社長の必死な気持ちは、「忖度」しています。

しかし、社長の不正に対しては、きちんと「間違っている。」と、お話しをしなければなりません。

そこで必要なのがコンサルとしてのコユニケーション・スキルです。

スキルと書きましたが、実際にはスキルというより、人として信頼関係を構築するすことが大切だと感じています。
どんなに正しいいこと、どんなに良いことお話ししても、信頼関係ができていないと、コンサルの仕事はスタートできません。

「罪を憎んで人を憎まず」
社長のよいところを見出して、「この人なら出来る!」と信じること、信じ続けることが、スタートだと考えています。

とはいえ、実際に実践するのは難しいことで、私も日々精進の毎日です。
人間を磨く事と、仕事の両立。
コンサルタントって本当に魅力的な仕事です。

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診断士へのプレリュードとビギンズナイト、そして一本の道。

2017-07-29 06:23:21 | 17期生のブログリレー

設楽です。本日は「稼プロ 17期」2回目の講義ですね。

講義で得たことなどは明日以降の方々にお願いするとして、今日は私が、
「診断士試験受験を志すようになったの時の話」と「プロの診断士として一歩進みだしたときの話」の
2つを書こうと思います。

まず最初の話ですが、2013年春のことです。
とあるカリスマ経営者の講演を聞けるという貴重なイベントがありました。
参加費は無料でしたが、会社名、役職、氏名を出した上で真剣にディスカッションすることと、
課題図書(その方の著書)を熟読することが条件でした。
(なお、その方の著書は企業再生をテーマに書かれた有名な本で、2次試験終了後に読むと新たな気づきが数多くありました。)

講演の内容はシークレットなので割愛させていただきますが、終了後に質問タイムがありました。
質問したのはとあるビール会社の方からでした。
(「国内ビール市場」については改めて言うまでもありませんが、人口減少と若者のビール離れなど厳しい市場環境にあり、出荷量も年々減り続けています。)

その方の質問もまた、市場環境の厳しさから会社の将来を危惧する内容でした。
参加者一同、大きく頷きながらその方の話を聞いていました。それと同時にカリスマ経営者の方が
どのようなアドバイスをするのか? 興味深く聞き入ってました。

ところがその時、カリスマ経営者の顔面が見る見るうちに紅潮して怪訝そうな表情に変わるではありませんか。
そして質問者の顔を真剣ににらみつけ、
「そんなの考えるのは日本人だけだよ。アメリカ人ならとっくに会社を出ている。
あなたにできることは会社の役員になって自分で立て直すか、別の道を歩むかどっちかだよ。
会社の良し悪しと個人の生き方は別だ。そこを一緒にすること自体まずやめたらどうだ。」
という返答をされ、場内に緊張感がピーンと張り詰めました。
正直まったく予想していなかった回答に驚きを隠せませんでした。ただ、会社だけに頼った人生観はいかがなものか、ということを考えるきっかけとなりました。

そして講演会で大きな刺激を受けた私は「個人の生き方」を模索すべく、同年8月に当面の目標だったTOEIC800点を獲得、さらに翌年8月から診断士の学習を開始しました。今思えば診断士へのプレリュードとなった出来事でした。

さて2番目の話です。診断士試験に合格後、プロとしての第1歩を稼プロでやっていこうと誓った私は、
入塾式で特別講義ご担当としてご出席されていた古森先生にご挨拶に伺いました。
理由は明快で、古森先生のご出身が私が現在勤めている会社と同じだからです。
私からは現在の会社の状況などを話させていただき、そして古森先生からは診断士として独立されてから
現在に至るまでご活躍されているお話など伺うことができ、大変貴重なひと時でした。

そして、ヒヨコ診断士の私に対し、先生から以下のアドバイスをいただきました。
「設楽さんがこれから先、診断士としてどういう道を歩もうとしているのか、
私にはわからないけれども、一つ言えるのは、会社の業績と個人の生き方は別だからね。
そこは分けて考えないとダメだよ。」

試験受験を決めたときの話と試験合格を決めたときの話が絶妙につながった瞬間、そして私にとって、
稼プロ入塾式が診断士へのビギンズナイトとなった瞬間でもありました。
またこれから先、次の一歩を踏み出す時は「会社と個人の生き方は別」という考えを“実践”するときでありたい。そう思いました。

思わぬところでつながった一本の道。
本日の講義、古森先生の話を伺える貴重な機会です。心して聞きたいと思います。

設楽英彦

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町おこし

2017-07-28 00:02:19 | 17期生のブログリレー

こんにちは。17期の金岩由美子です。

 

私は徳島県出身で、趣味で阿波踊り(笛)をしています。阿波っ子ですが、高円寺にある「江戸っ子連」に所属しています。

先週の経堂から今シーズンの夏祭りがスタートし、明日の茂原、来週の東林間・両国、

そしてお盆の徳島遠征、翌週の南越谷を経て、本拠地である高円寺本番と8月末まで続きます。

私にとって、最もアツイ季節です。(皆さんにとっても暑い季節ですが)

 

最近では日本全国で阿波踊りが開催されていますが「日本三大阿波踊り」は徳島、高円寺、南越ヶ谷と言われています。

徳島の阿波踊りは「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と言われる祖先の霊を祀る宗教行事で、400年以上の歴史があります。

子供もお年寄りも墓参りで帰省した人達も「よしこの」リズムに「同じ阿呆なら踊らにゃ損損♪」と浮かれます。

 

一方、高円寺と南越谷はどちらも起源は「町おこし」です。

 

高円寺阿波おどりは1957年スタートで、隣町の阿佐ヶ谷で行われている「阿佐ヶ谷七夕まつり」のように高円寺を活気づける為に

商店街の青年部が考え出したのが始まりです。当時は阿波踊りのカタチになっておらず、「ばか踊り」とか呼ばれていたようです。

自分たちが楽しむだけでは町おこしとして集客はできません。そこで、徳島に何度も足を運び、断られても断られても熱心に弟子入りを

依頼し、熱意・本気度が受け入れられて指導を仰げる関係となり、今や徳島に匹敵する規模で観客を魅了しています。

(観客動員数:徳島約130万人、高円寺約120万人、南越谷約60万人)

 

南越谷阿波踊りはハウスメーカである「中央住宅(ポラス)」の創業者であり徳島出身の中内俊三氏の「地元への恩返し」の

感謝の想いからはじまったようです。HPには「地域とともに成長してきたからこそ、地元に恩返ししたい」とあります。

関係者から聞いた話によると、ここで育った人が戻ってきたいという愛着のある町にする事により住民の定着化をはかり、

地域の住宅着工数を増やすという事業戦略もあったとか。

日本全国、北は山形まで、いろんな町の阿波踊りに招待され遠征しますが、南越谷のお弁当は豪華で本気度が違います。(笑)

 

地域の繋がりが希釈化している現代において、お祭りや街バル・街ゼミなどを通して地域関係者のコミュニケーション基盤が

構築できる事はすばらしい事だと思います。手段はともあれ、地域が活性化し、日本全体が元気であってほしいと思う盛夏です。

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補助金採択者情報をヒントに新事業を考える

2017-07-27 22:26:06 | 講師清瀬からのメッセージ

皆さま、こんにちは。清瀬和彦です。

今年度も、講師として、この「稼げる!プロコン育成塾」に
関わらせていただくことになりました。
どうぞよろしくお願いいたします。

ところで、今年に入り、多岐にわたる補助金が経済産業省から公募され、
最近になり、いくつかの補助金の採択者が発表されました。

・7月27日「小規模事業者持続化補助金」
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/shokibo/2017/170727jizoku28.htm

・7月26日「事業承継補助金」
http://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/2017/170726sogyoshoukei1.pdf

・7月18日「創業補助金」
http://sogyo-shokei.jp/assets/files/sogyo/29sogyo_saitaku.pdf


このブログをご覧になっている、
多くの中小企業診断士や経営コンサルタントの皆さまも、
事業者の補助金申請支援をされ、
気になっておられたのではないでしょうか。

ところで私は、このような補助金採択者情報を見て、
感じることがあります。
採択者の情報として、事業者の名称だけでなく、
事業テーマも公開されています。
これらは、新しい事業を考えるにあたり、
とても参考になります。
同業者が工夫を凝らした取り組みをしたり、
異業種の事業者が業種の枠を超えて
新しいサービスを生み出したりと、
なるほどと思うたくさんのアイデアがあります。

新しいアイデアは、もちろん自分で考えることができるとよいですが、
そうはいっても、そう簡単ではありません。
少しは他人の真似をする、参考にして似たことをするのも
悪くはないと思います。

皆さまも、このような情報はこまめにチェックし、
ぜひ参考にされてはいかがでしょうか。

 

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