東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

2015年の振り返り

2015-12-31 12:00:00 | 事務局からのメッセージ

こんにちは、事務局の佐野です。

今日は大晦日ですね。
私は今年も福島に帰省し、下宿中の娘や親類と賑やかに新年を迎えようとしています。
ブログも偶然にも2015年の大トリを務めさせていただく事になりました。なのに、手前味噌ですが、今年1年間自分が投稿した内容を振り返ってみようと思います。

1/23 Windows 10 その2
http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/e/97c3aeb57f603681a1d5dae16c7ef0c2
2/17 地ウィスキー
http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/e/c90f8d23eeb095a2398127e2481e88d7
3/9 巣立ち
http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/e/01da21d5aae24be1c73c77219b32bd44
3/31 球春到来!
http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/e/86553caaf177019ce95d9a529126c244
4/22 「スプリング・フォーラム2015」ご来場・ご協力有難うございました!
http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/e/56b866923f352ece93236400d7db20b0
5/15 うるう秒
http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/e/2b2395c86db6546df93e8e40c7ce46ff
6/6 15期生の募集です!
http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/e/946326b1555c57c52566128f84fd121a
6/21 ブログ投稿、お疲れ様でした!
http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/e/ab2f4daecf062364b1ae4a31bf4cda11
6/28 緑色が持つ効果
http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/e/d6db772fb0f96f0e14c9ce50dabff7d1
7/17 Uber (ウーバー)
http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/e/b14237ba34f34041f88b86c7629f6593
8/5 そろそろ診断士1次試験の日です
http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/e/d486ef6524455fad697446c1c291a854
8/27 合宿まで残り1ヶ月を切りました!
http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/e/0e438673ba0f56df907f886229706554
9/10 マイナンバー制度導入により見えてきた問題
http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/e/9732823ce0147cd2a9bd885d8c36077a
10/4 合宿お疲れ様でした。この勢いで実務診断も頑張りましょう!
http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/e/dda6f174ebc544c637b993d1c96d9c9f
10/26 ドリカム新幹線
http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/e/2b48cc4c1a1d70a88125cff9f1eb9450
11/16 今年の新語・流行語
http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/e/207c1003b90c080177b997f69a75147a
12/7 クラフトビール
http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/e/6b2331ef6838e8cdfb67f5a65bdc1631

全17回(今回入れて18回)の投稿。内容別で見ると、事務局ですので事務局関係の投稿が6回と最多。仕事柄IT関係が4回。趣味の酒関係が2回、その他テーマで1回ずつといったところです。事務局関係はやむをえないとして、相変わらずITと酒が多いという構成は来年こそは見直さなければと思っています。
育成塾の大きなイベントのタイミングで発したメッセージを振り返ると、いろいろ準備で大変だったことや苦労したことなどが思い出されました。でも、当時ご協力いただいた方々含め全ての皆さまに御礼を申し上げなければなりません。本当に有難うございました。
そして、ブログを読んで下さった方、お忙しい中コメントを入れてくださった方にも厚く御礼を申し上げます。

あと数時間で2016年を迎えます。来年はどんな年になるでしょうか。そして育成塾はどんな展開を見せるでしょうか。年末年始休暇返上で実務診断の報告書に取り組んでいただいている15期生の皆さんは、卒塾時にどんな成長を見せてくれるでしょうか。これからも本当に楽しみです。

最後に、育成塾現役の15期生、OB・OG生、運営スタッフ、そしてこのブログをご覧になっている全ての皆さまに良い年が訪れますようお祈りしております。皆さまが健康で素晴らしい1年を迎えられますように!

来年もどうぞよろしくお願い申し上げます!!

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不正への適切な対応できてますか?

2015-12-30 13:32:26 | OB生の近況報告・活動報告

15期の小林 隆です。

2015年も押し迫って、
テレビ番組でも新聞でも、1年を振り返る、番組や記事が多く見受けられる今日この頃です。

そんな中で、本日の日経新聞の朝刊に、
「相次ぐ不祥事 問われる統治」とういうみだしの記事が掲載されていました。

2015年は、(大企業では)社外取締役によるコーポレートガバナンス(企業統治)が本格稼働した一方、
名門企業で信じがたい不祥事が続出した1年で、
企業統治元年である2015年は、日本企業の企業統治の脆弱性が露呈した1年でもあった、
とういうものです。

新聞で取り上げていたのは、東洋ゴム「免振ゴムのデータ改ざん」、東芝の「会計不祥事」、フォルクス

ワーゲンの「排ガス試験」の不正、旭化成建材「マンションくい打ち工事の虚偽データ」問題と、いずれ

も大企業の不正行為でした。

しかし、我々が日々接する中小企業においては、どうでしょか。

幸か不幸か、私が今までに接してきた中小企業では、
製品やサービスにおいて、虚偽の記載や手抜きを行った会社はありませんでした。
もし、中小企業でそのような行為があった場合、早晩その会社は淘汰の憂目をみることでしょう。

その一方で、散見されるのは、財務諸表の粉飾です。
架空売上、回収できない売掛金、架空の在庫計上、実態のない社長貸付金 等 いろいろな、手法で改ざん

された決算書に出会うことがあります。


問題は、それに気づいた私たちコンサルタントが、会社にどのような指導をするかです。

残念ながら、資金調達を主な仕事としている財務コンサルの中には、
データを自ら改ざんして、金融機関に提出する、コンサルタントも存在します。

私は、財務諸表の改ざんには加担しない、
そのような事が求められる仕事は引き受けない、ことをポリシーにしています。

ただ、すでに改ざんされた財務諸表に出会った場合が問題です。

多くの場合、決算書を粉飾しているのは、会社が窮地に追い込まれているからであり、
それらを開示した場合、即刻 金融支援が受けられなくなる可能性があります。

そのような場合でも、私は、基本的に開示を促しますが、
過去に1度、開示のタイミングを2年間ずらしたことがあります。
「経営改善計画」が通らなければ、どのみち数か月後にその会社は倒産、という状況のケースです。

金融機関の担当者もプロなので、財務諸表がおかしいことに気づいているケースは多いものです。
そこを、金融機関によって、あえて突っ込んでくる金融機関と、
わかっていても 突っ込んでこない金融機関があります。

前出のケースでは、会社が順調に「経営改善計画」の利益を獲得していったので、
2年後に開示した時も、「もうこれ以上は、ありませんね。」程度で、ことなきを得ましたが、
基本的に、このような対応をとるべきではないと反省しています。

大企業の経営者やサラリーマンも中小企業の経営者も、
不正をはたらく時の心理には、人として問題に正面から向き合うことができなかった、
とう共通点があるような気がします。

今年の不祥事を振り返った記事は、他人事とは思いえませんでした。
不正をしてしまった社長に偉そうなことを言うつもりは毛頭ありませんが、
その改善策を寄り添って、ともに考えるのが、私の役目だと思っています。

そうした役目を果たしてゆく上で、コンサルとしての自分を律してゆくことの大切さを、
改めて感じる次第です。

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もういくつ寝ると

2015-12-29 22:40:30 | 講師大草からのメッセージ
こんにちは。講師の大草です。
 
あと数日で今年も終わりですね。早いものです。
今年は皆さんにとってどんな年だったでしょうか?
 
今年を振り返ってみると私は、いいことも悪いことも、
楽しいこともしんどいことも色々とありましたが、
総じてみると良い年だったなと思っています。
 
また、今年は診断士協会での活動に変化がありました。
人からの勧めもあって秋ごろに研究会部に入りました。
これは私にはまったくもって予想外の出来事でした。
ただ、こうして勧めてくださる人がいるのは
本当にありがたいことだなと感じています。
 
協会活動だけでなくお仕事の紹介でも、日頃から付き合いがあるとか、
信頼関係を築けている人が紹介してくださるのでしょうね。
 
今年は昨年と比べると協会での活動をしていなかったのですが、
来年は研究会部員としても頑張っていきたいと思います。
 

さて、皆さんは来年はどんな年にしたいですか?
今までのことを振り返るとともに気持ちを新たにスタートするには
年末年始はよい区切りとなりますね。
 
来年は、私は目標にしたいことがあるので、
それを達成できるよう頑張りたいと思っています。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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「質問ばかりの会議」

2015-12-28 22:50:44 | 15期生のブログリレー

15期生の川田です。
今回は先日あった気づきについて書きたいと思います。

 

アクション・ラーニングというグループコーチングの手法に「質問会議」というのがあります。ジョージ・ワシントン大学を中心に開発された手法です。

参加者の解決したい問題・課題に対し、5-6人のグループメンバーが 60分間 質問のみを使い、
互いの気づきの連鎖から、解決の糸口や道筋、ゴールに向けてのアクションを見出していくというものなのですが、毎回ポジティブな効果があります。
問題提起するメンバーのみならず、グループメンバーそれぞれが気づきを得て、それら気づきが発展し統合しあって解決に向かう、そんな効果があるとされてます。 

ルールはシンプル
会議ですが、「意見はしない、質問のみ」「質問をされた人のみが回答する」「否定はなし」「振返り(省察)を尊重する」「グループコーチは内容には立ち入らない」、というもの。
時間は60分程度と定めて延長はなし。

 

12月に入って、あるリーダー向け研修でこの「質問会議」のファシリテーションをしていました。そこからの気づきです。
その時の1つのトピック(問題提起)は、千葉県のとある A市役所で、窓口業務にクレームが増えている、という問題。

 

市民からは「待ち時間が長い」「職員がダラダラしてる」「職員の態度がぞんざいで腹がたつ」、といった声。

一方、職員からは「人手が足りない」「これ以上人は増やせない。予算がない」「やることが多くて手順を覚えきれない」「マニュアルが分かりづらい」「PC操作に馴染めない」「昔はこんなに窓口は混んでなかった」「マイナンバーなんて・・・」、etc. 
理由と不満のオンパレードだとか(^^;)

 

参加者の一人、都内在住のB区民が、聞かれて答えた。

B区民:「B区の窓口は最近いいですよ」「待ち時間も短くなった気がするし、笑顔で丁寧だし」「役所ってこんなだったかなぁ、ってくらい」 

A市職員:「窓口以外のサービスはどうですか?」
B区民:「全体としてよくなっているみたい」

A市職員:「改善した背景に何があるか知ってますか?」
B区民:「各家庭に配られる区報(区民新聞)に、『窓口業務は民間の会社に委託してコストを節減』『人件費の高い市職員は、人手や能力が足りてないほかの専門的サービスにまわしている』と載ってました」。

 

さらに:
区報によると、窓口サービスは民間並みに改善され、これまで手の回ってなかったこと、例えば福祉サービスや長期プロジェクトの進め方も区独自に見直しているそうな。
職員の残業や休日勤務も減り、区役所全体の雰囲気は明るくなっているそうな。さらには区役所庁舎も今リノベーションできれいに使いやすくしている、区民のために、と。

なんと。

他の参加者:「ちょっと、いいなぁ B区」「いやうちのC区も最近いいよ」

A市職員:「B区とかはいいなぁ、うちの市は貧乏だから無理だなぁ・・・(ため息)」 

このご時世、B区の予算だけが大きくなったとは思えない。
(B区は財政にゆとりのあるいわゆる都心区、千代田区、中央区、港区、新宿区ではない)

何が違うのか・・・

その後も、質問のやりとりは続いて振返りの時間。

 

その場での気づきのまとめ(振返り)

  • これまでのやり方に囚われず、よりよいやり方やアイデアにオープンになりたい。
  • 他区のよいところをマネしたり、民間の知恵やノウハウも取入れたい。
  • 無理と諦めず、変わる意識とアイデアを重ねて広める。すると改善に向かう何かが出てくる。
  • 最初の1人が言い出しても、1人で全てをしなくてはいけない訳ではない。

Before: これまでのやり方は変えない。職域や権益は手放さない、抱え込む。雇用は守る。変わるのは法令の変更や通達があったとき。
After:  変化することを受け入れる。委ねるところは委ねる。他の人が得意なこと、より上手くできることはその人に任せる。自分は得意な役割や領域にフォーカスする。

という感じ、だったかな(^^?)

その後のアクション事項として、
 そのA市職員は、まずは市企画課の同期にB区事例を伝えることにしました。
 そしてどの係に持ち込むかを相談し、その担当係と窓口業務の改善案をいくつか立てる。

 

最近は区の運営も独自性が認められてきているようです。

子育て世代の流入で人口増加中の江戸川区、そこは子育て支援が厚いのは有名。
豊島区では予算不足で危険なほど老朽化したままだった区庁舎の建替えに、等価交換の手法で実質費用はほぼゼロで近代的建物になったとか。

 

そういえば、
先のB区の区長は若め。東京23区の区長として初めてイクメン育休をとったとか、5年くらい前。
曰く、「区長が育休とれば、みんな取りやすいでしょ。役所の中も外も」

区長の育休も「1人の変化が全体を変える」の1つかもしれない。
(この育休は区長の発想だったのか、あるいは職員からの提案だったかは不明。ただ影響力ある人が変わる(orその人を変える)と、組織は変わりやすい。。。身近なところにもあてはまるような?)

 


みなさま、どうぞよいお年をお迎えください。

 

 

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忙しいことを理由にしない

2015-12-27 22:05:16 | 塾長からのメッセージ

こんにちは。塾長の鴨志田です。今年も、残すところ4日間となりました。今年は、特に、1年間がとても短く感じられました。きっと、今年はいつもの年に増して過密なスケジュールだったこともあるでしょう。

今日は、私が日頃、大切にしているポリシー「忙しいことを理由にしない」について述べてみたいと思います。
具体的には以下の5項目です。 

(1)忙しくても、健康維持のための時間をつくる
(2)忙しくても、家族との旅行の時間をつくる
(3)忙しくても、付き合いは断らない
(4)忙しくても、ドタキャンはしない
(5)忙しくても、よく食べ、良く寝る

 (1)忙しくても、健康維持のための時間をつくる
これは、自己評価80点です。今年は、昨年、はく離骨折をした膝のリハビリを兼ねて運動を始めました。そして、月1度のボイストレーニングも、優先度を高めています。発声は心身の健康に、よい効果があります。

 (2)忙しくても、家族との旅行の時間をつくる
これは、自己満足度100点です。我が家では普段はお互いに忙しく、すれ違いもありますが、年に少なくとも1度は、一緒に旅行をすると決めています。
今年は9月のシルバーウィークに、3泊4日の青森旅行に出かけました。自分でプランを作り、公共交通機関(バス、列車)を乗り継ぎ、結果としていろいろな意味で満足度200%の旅行でした。我が家の2016年の年賀状の図案は、この旅行の心象風景です。 

(3)忙しくても、付き合いは断らない
これも、自己評価90点です。育成塾の懇親会はもちろん、OB生主催の銘酒を楽しむ会も一応、今年は、全参加。人とのご縁、つながりは、そんなお付き合いから太くなっていくと思っています。 

(4)忙しくても、ドタキャンをしない
これは、自己評価70点です。11月に診断士協会の工場見学を申し込んでいましたが、どうにも時間がとれず、ドタキャンをしてしまいました。スケジュール管理の甘さを反省しています。「ドタキャンはするな」は、初代塾長の宮本先生の教えであり、基本姿勢だと思っています。

(5)忙しくても、よく食べ、良く寝る
自己評価は、90点です。私自身、食には関心が高いので、料理も気を遣います。白米に玄米を混ぜて炊いたり、野菜を多く摂取する工夫をしたりしています。外食も多いのですが、規則正しく食事をとり、そして、睡眠も7時間前後は取るように努力しています。 

来年も、「忙しい」を理由にしないことを大切にし、今だからできることに時間を重点配分して、過ごしていきたいと思っています。

 

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