東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

複業の心掛けと稼プロ!~複業を語ってみる(最終回)

2024-05-21 12:00:00 | 事務局からのメッセージ

事務局の大井秀人(20期)です。

1年つづいた複業語りもいよいよ最終回となりました。今回は最後ということもあり「複業の心掛けと稼プロ!」と題して、最近の複業に関する私の心境を書いてみます。

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過去記事ははこちら
第1回:複業診断士を語ってみます(第1回)
第2回:企業内でできる診断士活動と、複業の見つけ方 ~ 複業を語ってみる(2回目)
第3回:複業ノウハウあれこれ①(手続き編)~複業を語ってみる(3回目)
第4回:複業ノウハウあれこれ②(タイムマネジメント編))~複業を語ってみる(4回目)
第5回:診断士複業に使うITツールを並べてみました~複業を語ってみる(5回目)
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第1回でも少し書いたのですが、私が診断士を目指した理由は「お金」でした。勤務先で予期せぬことが立て続けに起こり、収入激減・・・・ずばり生活のためです。5年前の転職で収入は回復したものの、勤務地は長く住み慣れた関西ではなく東京。家族と離れ単身赴任で、しかも住居・帰宅費用は全額自己負担。東京の1人暮らしは思いのほか費用がかかり、子どもも高校生・中学生・・・。生活への不安が横切ります。私の診断士の最初の目標は、この東京単身暮らしと帰宅にかかる費用を診断士活動で回収することでした。

そこにキャリアUpとか、中小企業を支えたいとか、独立して活躍とか、そのような高邁な思想は1ミリもありませんでした(ここまで断言したのは実は初めてです)。ただ生活がかかると真剣さに磨きがかかるのも事実で、2次試験合格後に手当たり次第に診断士活動に取り組めたのは生活がかかっていたからと思います。しかし、勢いだけでは続かなかったでしょう。それなりに複業が続けられたのは稼プロ!での気づきが大きいと感じます。その中で私が学んだ複業を続けるための心掛けを、僭越ながら3つほど挙げてみます。

1.仕事人稼業 ~ 診断士、そして仕事人としてのマインドセット

以前勤務していたパナソニックは経営の神様といわれる松下幸之助さんが創業されたこともあり、経営理念の教育はそれはとてもしっかりしたものでした。私もその重要さは理解していたつもりでした。稼プロ!にも、太陽をねらえ、三意(熱意、誠意、創意)、報酬はお布施、など金言がいろいろとあります。しかしそれぞれを深く考えたときに、これらの理念を自身の行動に落とし込むことが不十分だったことに気付きました。

松下幸之助創業者の言葉に「社員稼業」というのがあります。一社員であっても社員という稼業の経営者である、という教えです。今の時代は、社員という立場で縛られず、複線で自分自身のやりたいことに挑戦する時代です。いわば独立した仕事人といえるでしょう。社員を仕事人に置き換えて「仕事人稼業」という考え方にたって、独立した経営体でありたい、そう感じるようになりました。

2.一期一会 ~ ロールモデルや先輩や同期などの仲間のご縁を大切に

稼プロ!では「頼まれた仕事を断らない」ということも教わりました。「目の前のチャンスを逃すな!」、「一度断ると次のお声がかからない」ということと思いますが、もう少し広く考えると「一期一会を大切に」ととらえています。

昨年11月の月刊企業診断の特集でインタビューさせていただいた18期で新潟県中小企業診断士協会専務理事の平野康晴さんは、「常に一期一会でやっていて、1つ1つの仕事の粒が大きくなっている」とおっしゃっていました。一期一会を大切に、1つ1つの仕事に丁寧に向き合い成果をあげていくことが、未来への種まきとなっているということ。利他の精神にも通ずるかもしれません。私も最近、その大切さや効果を実感しつつあります。

3.鼻血の出る未来を考えよう ~ ビジョン、キャリアプランをたてる

この「鼻血・・・」は、稼プロ!ではあまりに有名な経営者のキャリアビジョンコンサルタントの志倉康之さん(12期)の信条で、私にとっては初の執筆(企業診断2021年6月号)で取材させていただいたこともあり特別な思い入れがあります。忘れられないのは「鼻血が出る未来とは、自分がビビってしまうくらい「ヤバい」と感じる未来かということ。ドキドキ、ワクワクといった単なる夢のような目標では全く足りない」という言葉です。

ドキドキじゃ足りない、鼻血!と言われると、若干たじろぎますが(汗)、自分が何をやったら輝くのか、そのために何をすべきか、羅針盤(=キャリアビジョン/キャリアプラン)を作っておくことは重要です。振り返ると9年前に勤務先の研修で書いたキャリアプラン(自分自身との契約書)では中小企業診断士を取ると心に秘め(ただ契約書に書いてはなかった(再度 汗))、3年前の稼プロ!のキャリアビジョンでは地域支援、新事業支援や複業収入○○万と書きました。平野さんや志倉さんには遠く及びませんがまあまあ実現しているので、書き出すことは本当に大切なのだと思います。

さいごに ~ 私自身の変化

診断士になって3年半経ちました。先述の1~3をすこしでも実践することで、勤務先でも積極性が出てきたと感じています。従前は、どちらかというと専門職志向に見られがちで、実際そのような職責でしたが、この2年ほどは、所属部門の人材育成、組織活性化、広報なども任されています。趣味も以前より力が入るようになりました。ここに診断士活動も合わせると時間が足りず、忙しいといえば忙しいのですが、不思議と辛さといったものは感じなくなりました。企業勤め1本足だったときに感じていたやらされ感があまりないからと思います。考えると不思議なものです。

先日の中央支部のカンファレンスで「兼業頑張ったで賞」をいただくことができました。この1年、イベントスタッフ、相談員、登壇、投稿と、一期一会でご機会をいただいたおかげです。この受賞も励みに、複業診断士としてより一層精進しますということで、この連載を終わります。1年間お付き合いいただき、ありがとうございました<(_ _)>。

さて、来年は何をテーマに書こうかしら・・・・・(ボソ)。

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女性起業家セミナーの開催

2021-01-18 12:00:00 | 事務局からのメッセージ

皆さん、こんにちは。事務局(19期生)の高橋です。

  最近も在宅の日が続いています。私は田舎に住んでいるのですが、お客様と電話をしているときに、鳥の鳴き声が聞こえてくるので、東京のオフィスにないことがばれてしまいます。そして最近、珍しい鳥が部屋の窓から見えて驚いたのですが、ニワトリが裏庭にいたんです。どこの家から逃げてきたのかわからないのですが、黒くて赤い頭のカッコいいニワトリを見て、なんだか楽しくなりました。最近の自宅での話題でした。。

 

 さて本題です。私は先日女性起業家のサポートを行いましたので、そのことをお話します。

 以前、女性起業家の自立支援をしている中小企業診断士のかたへ、お話を伺う機会がありました。とても勉強になり、刺激を受けたのですが、女性起業家の支援をしたい場合は、多くの経験をすることが良いと言われていたことが、心に残っていました。

 ある日、女性の友人達から、起業のことを考えてみたいという話を聞きましたので、ぜひサポートをしたいと伝えて、女性の起業家セミナーを開催することにしました。私も実際に支援を行うことで、経験を身につけて行きたいと考えました。

 今回、第一回目の講義を行いましたので、このブログでお伝えしようと思います。友人達は、まだ企業勤めで起業を検討している段階です。今後のキャリアも含めてまだ定まっていない状況でした。

 事前のワークでは、自己の振り返りをお願いしました。自分がこれまで経験したことや感じたことなどの棚卸しを行います。また、自分が持っている資源をチェックしますが、サポートしてくれる人も含めて資源となることを意識します。ライフワークとしての家事や育児は、ワークキャリアを行う上でサポートが必要になるので、大切な資源となります。

 セミナーでは、起業とはどのようなことなのか、説明をしていきました。次に、自分を知るためのグループワークや、自分の強みや弱みの個人ワークを行いました。

 講義の最後では、キャリアアンカーをみていきました。稼プロ!でも体験して参考になったので取り入れました。

 講義を終えて、友人達からは、これまでキャリアの振り返りをしてこなかったので、今回の機会で行いことができ、ためになったという感想がありました。次回からは事業計画に入っていきます。今回は、ライフキャリアの振り返りを行うことで、それぞれのありたい姿を見つけていきました。起業は、そのありたい姿に向かう中間地点に位置することで、起業の目的が明確になります。

 今回講義を行い、感想を聞くことができ、役に立てることが嬉しく感じました。また次回のセミナーに向けて、起業の実現に向けてサポートを行っていきたいです。

経験は何よりも勝ると実感しました。

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最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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私の中で盛り上がっていること

2020-12-07 12:00:00 | 事務局からのメッセージ

皆さん、こんにちは。稼プロ!事務局の高橋です。

最近は19期生の執筆企画に参加していますが、今は添削をいただいているところで、これからまた見直しを行います。自分の文章が至らないばかりに、添削にかなりの時間を費やしていただいています。大変感謝しております。

さて、話は変わりますが、最近、私の中で盛り上がっていることをお伝えしようと思います。

 

それは、稼プロ!の懇親会で教えてもらったのですが、キングコングの西野亮廣のオンラインサロンです。西野亮廣さんはメイキングを販売していることを聞いて、更に詳しく知りたいと思い、YouTubeやFacebookで情報を集めました。Voicy(音声メディア)で毎日配信している内容は、12月25日に絵本「えんとつ町のプペル」の映画化で取り組んでいることなどでした。オンラインサロンに入ると、毎日2,000から3,000文字を西野さんの投稿が読めます。早速入会して読んだのですが、「えんとつ町のプペル」の公開に向けて、さまざまな取り組みが書かれていました。同時進行でメイキングを見ることは、結果がわからないことでどきどきしながら見ています。オンラインサロンがまさにメイキングを販売していました。

それに面白いことは、オンサインサロンメンバーに事業者だけではなく、主婦や学生もいて、とても分かりやすく説明してくれます。

 

 西野亮廣さんのオンラインサロンは、今は7万人を超えて日本最大となっています。人気の理由を私なりに考えました。まずは「えんとつ町のプペル」を成功させるために、現在進行形で確認できるので、応援がしたくなります。また、コロナ禍でなかなか思うように動けない中で、なにかを変えてくれるのではないかという期待があります。

 わかりやすい説明の中で、商品の役割を変える話がありました。絵本は「本」として捉えていますが、それを「ギフト」として捉えることで、大人から子供達へのプレゼントとなり1冊ではなく10冊でも購入してさまざまな子供達へ送られます。

また、絵本は自分の子供に買いますが、良い絵本を与えたいと思います。そこで自分が読んできた本を子供にも買うそうです。そして絵本の無料公開をして内容を知り安心して子供に読ませることができ、絵本の45万部という大ヒットが生まれました。

 

 今回お伝えしたのは、経営の箇所を丁寧に優しく説明をして実践していますので、YouTubeやVoicyで聞いてみることをお薦めいたします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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ボイストレーニング特別講義での発見

2020-10-26 12:00:00 | 事務局からのメッセージ

皆さん、こんにちは。事務局(19期生)の高橋です。

10月18日(日)に特別講義のボイストレーニング第2回が開催されました。

第1回に続けて第2回も参加してきましたので、皆様へボイストレーニングの内容をお伝えいたします。

今回も第1回と同じく、午前中はののゆる体操、午後は朗読をしました。

ののゆる体操をした次の日は筋肉痛になります。日頃使っていないことがばれてしまいますが、ののゆる体操をすると身体が熱くなり、全身の血のめぐりがよくなります。

そして、ののゆる体操を始める前に、声をお腹から出すために正しい姿勢をしますが、その姿勢は私にとってまだ慣れないものです。足を肩幅に開いて、足の五本指に力が入るように足の中心に重心が来るように立ちます。私は重心が後ろにいきがちになりますので、慣れるまでは意識して立つことが必要です。

宮崎先生のおすすめは、何度も正しい姿勢をすると身体がその姿勢に慣れてくるので、

正しい姿勢を意識して、1日に2分でよいので正しい姿勢をすると良いということです。

 

そして、午後は朗読をしました。

私はボイストレーニングの特別講義に去年から参加していますが、朗読は初めての経験で苦手でした。自分では大きな声をだしているつもりでも「声が小さい」と言われます。そして「人に伝える気があるのか?」と宮崎先生に指摘をされました。

実際、家に帰って自分の声を聞いてみると、細い声で、子供っぽく自信がない声で、宮崎先生に指摘をされたとおりでした。

自分の声を録音して、後で聞いてみることが一番ためになるトレーニングということでしたが、そのとおりだと思いました。指摘されたことが実感として理解ができました。

まだまだお腹からの声では話すことはできていませんが、いつかお腹からの声で話せるようになり、伝えたい気持ちも込めることができたら嬉しいです。

 

参考までに宮崎先生のコメントをお伝えします。

・どうやって話をすれば人に伝わるのか、ちゃんと伝えようとする気持ちを持つこと。

・声が小さい人は、もっと大きな声をすることで人に伝わる。

・話すテンポは、情報を伝えるために速度に気を付ける。

・言葉をはっきりいう、口を大きく開ける、明るく読むこと。

・言葉がセリフのときに、話をした人物がどんな人なのかをイメージする。具体的に想像しておく。

・その人物が、チャレンジ精神がある場合は、自分の中の積極性を使って話す。例えば、身を乗り出したような話し方で話す。

・誰に言っているのかわからなければ魅力がない。語りたい人に語りかける熱量がいる。

・呼吸をしっかりすることで、発声ができる。

 

宮崎先生のコメントは、朗読だけではなく、プレゼンテーションにも当てはまります。呼吸をしっかりして、お腹から声をだして大きな声で人に伝えます。どうやって話をすれば人に伝わるのか、ちゃんと伝えようとする気持ちを持つことで伝えていきます。

20期生のかたは合宿でキャリアビジョンの発表がありますので、プレゼンテーションに活かすヒントとなれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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特別講義ボイストレーニング

2020-09-14 12:00:00 | 事務局からのメッセージ

皆さんこんにちは。事務局(19期生)の高橋です。

寝苦しい夜もようやく少なくなり、秋の虫が鳴いています。

昨日、宮崎先生の特別講義「ボイストレーニング」に参加してきましたので、体験してきたことをお話いたします。

 

午前中は、「発声の基本」として、正しい姿勢、声が出る体をつくるための「ののゆる体操」、母音の発生について学びました。

声をお腹から出すために、正しい姿勢をする必要がありますが、ただ良い姿勢をしたつもりでも自分なりの良い姿勢であり、人によっては後ろに重心がかかったり、胸を張ったりしています。宮崎先生から一人ひとりに正しい姿勢へ直してもらい立つと、慣れずに足が疲れました。正しい姿勢を日々1分間でもすることで、出来るようになっていくとアドバイスがありました。

 「ののゆる体操」は声が出るようになる体づくりをします。肩甲骨を広げるような動きもあり、全身を伸ばして体を柔らかくしていきます。ひととおり体操が終わると体も熱くなり体力も使います。

 

午後は、「朗読」でお腹からの声で記事を読む練習をしました。読み手に原稿の内容をわかりやすく伝えることを狙いとします。午前中に発声を練習したにもかかわらず、お腹からの声ではなく、のどからの声しかでません。自分では大きな声を出しているつもりですが、声がちいさいと指摘をうけます。ただ読むことに一生懸命になり、人に伝えようとする気持ちがないといわれます。人に伝えようとする話し方がどうすればできるのかわからなくなります。

 朗読を聞いてもらい、宮崎先生からさまざまなアドバイスを受けて、少しずつ改善をしていきますが、なかなか声が出てきません。お腹から声を出すためには、お腹をおさえながら練習をするアドバイスをいただきました。2回目講義までに少しは声が出るように練習をしていこうと思います。

話す言葉は聞く人に届く声が出せるようになれたら嬉しいです。2回目の特別講義を楽しみにしています。

今回の特別講義に参加されないかたは、カリキュラムで宮崎先生の講義を受けられます。今まで意識してこなかった声の出し方を学べる機会を楽しみにしてください。

 

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