皆様、こんにちは。講師の金子です。
11期からブログリレーの投稿を行っていますので、もう5期目!?になるのだと思います。
以前からお付き合いいただいてる方々(最近からという方も)、15期ブログもよろしくお願いします。
さて、期が変わったので、改めて自己紹介をいたします。
私は、コンサルタントとして独立4年目の中小企業診断士です。
飲食店など個店の支援や商店街の支援などを中心に、日々コンサルティング活動を行っています。
私がコンサルタントになるのには、二つのきっかけがありました。
今回は、そのうちの一つについてお話します。
そのきっかけとは、自分自身が経営判断ができなかったことです。
大学卒業後、小売等を行うフランチャイズチェーン店舗に努めていましたが、独立したい気持ちが強く、カバンなどのネット販売の事業を始めました。
若気の至りというか、恥ずかしながらまったく無計画で始めた事業です。
事業を行っていくうえで、ある時、人気のブランド鞄をオリジナルデザインで独自に仕入れることが
できるチャンスがありました。
イタリアの某メーカーのCEOの方とお知り合いになる機会があり、何度かお会いするうちに個別で
取引をしてくれるということになりました。
しかし、当然仕入れを行うにはそれなりの資金が必要です。
最少ロットの仕入れでも、今までに使ったことがないような大きな金額になります。
仕入れのチャンスは来ているけれど、商品を販売しきれるかわからない。
このような多額の投資をしていいのだろうか。
自分には、まったく判断ができませんでした。
当たり前のことかもしれませんが、個人が生きていくための判断と経営を行うための判断は違います。
思考が止まり、仕入れを断念した後、経営学を学ぶことを決めました。
経営を行うための判断基準を見つけるため、通信制大学の経営コースを受講しました。
これが、転機になりました。
ここから中小企業診断士を目指すことになりますが、資格を取得して独立しようと決意した理由については、次回お話します。
この時の経験などもあるので、創業支援には現在も積極的に取り組んでいます。
自分自身もあの時、創業支援を受けていたら人生が変わっていたのかもしれないと思います。