東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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『定年後の仕事は40代で決めなさい』自分の軸を持つ

2021-08-31 12:00:00 | 事務局からのメッセージ
 皆さん、こんにちは。事務局の高橋です。
先日は「書く」小論文の書き方の講義を亀田講師から、特別講義「執筆のための取材ノウハウ」を原講師より講義がありました。私も講義を受講し、改めて大変勉強なったことを感じました。原講師の著者で『定年後の仕事は40代で決めなさい』徳間書店は、私にちょうど必要だと思い購入して読みましたので、皆さんにもご紹介しようと思います。

 まず、キャリアの世界は、「自己肯定感」が大事ということでした。自分はやればできると思えるから、何事にも前向きに取り組めます。逆に、どうせやっても駄目だろうと思えば、まったく力は入りません。では、どうすればいいのでしょうか。よくわからない場合は、何かのフレームを利用して「見える化」していくことが必要とありました。

 自分のキャリアを「見える化」するには、自己分析が必要です。ここでは自分のSWOTや自分史分析、価値観分析、自分BSなどを行うことで、自分の軸を持つことができるということでした。稼プロ!では自分史分析やキャリアアンカーなどの価値観は行っていますので、深掘りをして自己分析をすることが必要なことが改めてわかりました。

 これからの働き方として4つ。
・継続雇用:現職で組織よりの働き方
・転職:新職で組織よりの働き方、別の会社の社員として新たな展開を目指す
・兼業・副業:現職で個人よりの働き方、今の会社にいながら別の仕事をする
・独立・起業:新職で個人よりの働き方、会社から離れて個人として仕事をする。

 独立を考えるときに、やりたい気持ちと不安な気持ちがありますが、自分の軸を鑑みたうえで、十分な検討材料をそろえて、冷静に考察して判断する必要があります。過大評価は、自信過剰につながり、危険な面があります。過小評価は謙遜過剰でやはり危険です。前者は挑戦に失敗して人生につまずくリスク、後者は機械を逸して人生に後悔するリスクです。

 継続的に仕事をとるための信頼関係づくりとしてのアプローチは、相手志向、一期一会、信用残高、と言われていました。相手が知りたいことを伝えること、チャンスは一度だけで万全の準備が必要、信用は小さな努力の積み重ねであり、最初から信用してもらうことは難しい。とても納得するものでした。

 最後に、人生を構成する4つの要素として、ライフキャリア、ワークキャリアを支えるには「健康」「資産」「能力」「人間関係」が必要であると書かれていました。
「健康」は健康でなくなったときに実感するもので、最近は実感しているところです。

 自分の軸を見つけるのは、フレームワークをじっくり行うことが大事とありましたが、自分の強みやできることを、過剰評価でも過小評価でもなく冷静に判断することで、大きな失敗を防げることがわかりました。
自分のくせとしては、冷静に考察して判断をすることがなく、エイっと勢いのまま進んでしまうことが多いです。冷静に考察できるように今一度自分の軸を見直してみようと思いました。

 21期生の皆さんはキャリアの講義を受けていますので、じっくりと考察してご自分の軸を探されることができると思います。合宿のときにキャリアビジョンの発表がありますので、お聞きすることを楽しみにしています。
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「書く」力

2021-08-30 12:00:00 | 21期生のブログリレー
21期塾生の小林です。一昨日8/28(土)に稼プロ!第2回目の講義があり、基礎スキル「書く」力を身につける講義が始まりました。今回は私が「書く」について考えていることを書きたいと思います。

私が「書く」力の重要性を強く意識するようになったのは、診断士2次試験を通じて、また、診断士としての今後の活動を考えるようになってからです。2次試験では、合格はしたものの、限られた字数で解答を表現する力が、自分にはまだまだ不足しているように感じました。また、診断士として報告書作成や執筆を仕事にする時、自分にそれを書く力があるだろうかと強く感じるようになりました。
読書を趣味として、種々雑多な本や文章を読むのは好きなのですが、書くことは苦手意識があり、書きたい気持ちはあったものの、書くことが実践できていませんでした。
稼プロ!の学びの中でも、特に「書く」力の向上が自分にとって重要と考えています。

診断士試験に1月で合格してから、文章力向上のため、文章力養成のオンライン講座を半年間受講したりしました。基礎的な知識、ルール、コツ等を知ったものの、それを日々実践する意識がないと、日常のルーティンの中で次第に忘れていってしまうとも感じています。

講義の中で、”「書く」という旅が始まる”という言葉が強く印象に残っています。意識して向上しようとしないと、「書く」行為は日常に埋もれてしまう。これから、向上のための旅を続けるのだという気持ちを持って「書く」を実践していきたいと思います。
また、”推敲”の意味についても感銘を受けました。エピソード自体は知っていたのですが、改めて”推す”と”敲く”のどちらがよいかと問われると、”敲く”の方が音と情景が鮮明に浮かび、より良いように感じます。”推敲”とは、伝えたいことのこだわり、ということを実感しました。

これから「書く」という旅が始まりますが、道中、日々精進していきたいと思います。
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ワーキング・プレイスの多様化

2021-08-29 12:00:00 | 21期生のブログリレー
21期生の皆さん、こんにちは。事務局の宇野毅です。
8月27日の日経新聞朝刊に、興味深い記事がありました。それは、JR東海が、10月1日から東海道新幹線「のぞみ」の1編成あたり、1車両をテレワーク専用にすると発表した、というものです。
これまで出張の際に、新幹線車内でパソコンを広げて仕事をしたこともありますが、無料Wi-Fiのセキュリティや時間制限が気になったり、まわりからの視線を感じたりして、なかなか集中できる状況ではありませんでした。
記事によると、そのテレワーク専用車両では、無料の無線通信の容量を2倍にして利用時間の制限をなくし、パソコン画面ののぞき見を防ぐついたてを設置したり、通信の暗号化を進めたりするとのことでした。充電器や小型マウスなどの貸し出しもあるそうです。また、2022年春以降、喫煙スペースの一部を改装して、打ち合わせなどに利用できる「ビジネスブース」にするということで、アフターコロナを見据えた、時間や場所を選ばない働き方のさらなる伸長を感じます。
それに合わせて、オフィスの役割はどう変わっていくのでしょうか?これも数日前の日経電子版からの情報ですが、文具大手のコクヨが自社社員1000人の社内での働き方データを分析し、社員の能力を引き出すオフィス設計について検討し、2022年から企業向けサービスとして提供するそうです。「成果の出やすい職場」をデータで示すことで、コロナ後の新しいオフィス像を追求するという取り組みです。コクヨの新オフィスには、高機能の家具や機器を揃えた「はかどるフロア」、食べ物や飲み物を用意した「遊ぶフロア」などが設置されており、だれがどこで働いたかをAIカメラなどで捕捉し、分析できるようになっています(個人は特定しない形です)。
その分析の結果、オフィスの役割が、在宅勤務やオンライン会議では難しいアイデア出しや意思決定の場にシフトしていることがわかったそうです。あわせて個人の仕事への満足度なども取り込むことで、仕事に満足して高い成果を出す人の働き方、注意が必要な人の働き方の傾向をつかもうとしています。
これから、ワーキング・プレイス(働く場所)の多様化が、ますます進んでいくと思われます。自宅も含め、それぞれの働く場所をどのように使うのが自身にとってベストなのか、また、企業にとっても、オフィスを構える目的や意義をどのように見出すのか。コロナ禍に伴う、オンラインでの業務遂行の劇的な進歩に従って、その答えが今、求められているように思います。
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在宅勤務とテレワーク

2021-08-28 12:00:00 | 21期生のブログリレー
こんにちは! 21期生の新谷です。

稼プロ!ブログリレーは3回目の投稿になります。
ブログを書くのもちょっとだけ慣れてきたところです。
今回は少し身近な話題について書いてみたいと思います。

新型コロナウィルス禍のなか、会社に出社せずに「在宅勤務」とか
「テレワーク」とか、なかには「ワーケーション」なんて羨ましい
働き方を実践されている方もいらっしゃると思います。
かく言う私はほぼリアルに出社し、月に何回か出社せずに仕事をする、
という日常を送っています。勤務先の規程では出社せずに仕事をする
ことは「在宅勤務」という名称で認められているのですが、ある会議で
「在宅勤務」とは何か、という話題でひとしきり盛り上がりました。

在宅勤務:”在宅(自宅にて)”で”勤務”すること
 =勤務場所は自宅に限定、勤務時間も基本的に出社時と同じ
テレワーク:時間や場所にとらわれない柔軟な働き方のこと
 =勤務場所は限定されていない、勤務時間も柔軟

勤務先で在宅勤務の実態アンケートをとったところ、たまにはいいけど
毎日はキツイ、ずっと家にいるとオン・オフの切り替えが難しい、
家庭不和の原因になる、などの感想が多々見られたそうです。
たまにはカフェやコワーキングスペースなど別の場所でリフレッシュして
仕事がしたい、でも在宅勤務なのだから在宅でないといけないのか、
などと話した結論・・・

「そもそもの目的(通勤による感染リスクを減らす、3密となるリスクを
減らす、など)が達成できて生産性があがるなら在宅にこだわらなくて
いいんじゃない(社長談)」

そのとおりです、在宅勤務もテレワークも手段なので、目的が達成できれば
手段の言葉や定義にあまり拘る必要はないですね。これは仕事でも診断士業務
でも同じことだと感じた出来事でした。
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近況(コロナワクチン)

2021-08-27 12:00:00 | 21期生のブログリレー
皆さん、こんにちは。
稼プロ!事務局スタッフの中津井徹です。

8/16(月)に勤務先で2回目のコロナワクチン(モデルナ製)を接種しました。1回目は腕が重たい・痛い程度でしたが、2回目に備えて、解熱剤/冷却シート/経口補水液/ゼリー飲料/プリン/アイスなどを買い揃えました。何となく、遠足前におやつを買いに行くときと同じ感じがしたのは私だけでしょうか?結果は、翌日の朝の寒気と身体の節々の痛みから始まり39℃近くまで発熱。その日は解熱剤を服用しても37℃台後半までしか下がらず、翌々日も平熱と微熱の繰り返し。小さい頃から熱を出すとなかなか下がらない体質のため、だんだんと不安になりましたが、翌々翌日にやっと平熱に戻り、会社に出勤できる状態になりました。軽めでしたが、モデルナアームにもなりました。今後もこんな副反応とお付き合いするのは嫌な気もしますが、感染や重症化を少しでも防げるのであれば、仕方がないですね。感染拡大が止まらず、医療が本格的に逼迫する中で、1回目の接種の予約すらままならない方が知り合いの中にも少なからずいらっしゃることを考えると自分は恵まれていると考えないといけないですね。
ところで、自分のロット番号を確認したところ、2回目に接種したのは使用を見合わせた136万回分に含まれていたものと同じロット番号でした。厚生省は「安全性のリスクは大きくない」としているようですが、今後の使用を見合わせ、健康状態が悪化した場合には医師などに相談するよう呼び掛けているようなのでどんな問題が生じる可能性があるのかは知っておきたいですね。
これだけ感染が拡大してくると通勤や買い物などでの人混みがさらに不安になってきますが、在宅勤務がやりづらいためにかなりの確率で出勤しています。長年続けているサッカーもここ2年近くないので、ジムに通おうかと迷っていましたが、様子見状態。暑さも少しはおさまってきているようなので、散歩・ジョギングはそろそろ再開したいと思います。また、家で晩酌したり、たまにZoom懇親会に参加したりすると、リアルでの飲み会、生ビールやマス酒が懐かしくなります。ジョッキで乾杯できるのはいつになるのでしょうか?感染力の強いデルタ株が収束しない、ワクチンも有効期間があるのに今後もタイムリーに十分な量が確保されるのかわからない、治療薬もまだ先、となると、ウィズコロナの状況は相当長期化するのかもしれないですね。

明日は稼プロ!第2回目の講義ですね。「書く」小論文の書き方、執筆のための取材のノウハウ。毎年、新しい気づきがあります。私も21期生と一緒に勉強させていただきます!
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