19期生の廣瀬達也です。
本年もよろしくお願いします。
1月4日。私は企業内診断士(というか相当どっぷり会社員)なこともあり、多くの会社員の御多分にもれず4日が仕事始めです。
昨年はコロナ禍で止まっていたものたちが少しずつ動き出してきた感がありました。
映画鑑賞ものその一つ。ネットフリックス、Amazon primeなどのネット配信もありますが、「映画館で観る」というのもまた魅力がありますね。
みなさまは昨年どんな映画を観ましたか?楽しみましたか?
私は昨年末、友人のカフェ店長主催の映画を語る会に参加しました。
参加メンバの皆さん相当な映画通、観た映画の数、知見のレベルが私とは次元が違ってすごかったです。
この会は参加者それぞれが、2022年観た映画ベスト3を報告します。複数の方から、
「『トップガン』と『アバター』は殿堂入りです。ランキングはそれらの作品以外で…」
という発言がありました。
「なるほどね…(この会、アバターの公開から2日後開催だったんですけど既にチェック済の方々がいたことに驚いた…)」と思った私のベスト3は(ベタベタですが)
1位 トップガン・マーヴェリック
2位 コーダ あいのうた
3位 THE FIRST SLAM DUNK
でした。一応すべて劇場で観たものです。
他の方々のランキング作品もいろいろ魅力的で「今度Amazonで観よう」と思ったものも幾つかあり、楽しみが増えました。
私のランキングで3位とした「THE FIRST SLAM DUNK」は公開前に若干失速しながらも、12月3日の公開後一気に話題になったように感じます。SNSなどでも観た方の投稿が多かったですね。
この作品はネタバレについていろんな方がかなり配慮していた印象です。
そして、それらの投稿は「ネタバレ・ボーダーラインの多様性」についていろいろ考えさせてくれました。
WEB記事、SNS投稿など見ていると、個人的には「それは言っちゃダメなのでは?」と思ったりすることありました。しかし、冷静に見ると実はそんなネタバレしていない。
「なるほど、この発信の方は『ここまではネタバレとは感じていない』んだな」
と分かってきました。
実際のところよくよく見ると確かに決定的なネタバレになっているものはほとんどみかけません。
では、なぜ個人的に「ソレは言ってはダメなのでは?」と感じてしまったのか?
これは主観というかまさに感じ方の違いなのだと思います。
(正直なところ私自身は「あぁ、それは(うすうす予想はしてけど)知りたくなかったな」というものもありましたが)
「人によって感じ方はいろいろある」、今回で言えば「どこまでがネタバレなのかの感じ方はいろいろある」ということをこの作品に関するSNS投稿で改めて感じました。
映画のネタバレであれば「いろいろあるよね」で済むのですが、済まないこともあります。経営方針とか仕事上の規定とかです。いろいろで済まないところはキチンと整理し、意識の刷り合わせが必要だよね。とチラリと診断士的なことも感じました。実はコチラの気づきにつながったことが私自身にとってはこのボーダーライン問題の収穫でした。