東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

介護業界の話

2019-10-31 12:00:00 | 19期生のブログリレー

みなさん、こんにちは。19期の森(宏)です。

今回は、介護業界について書きたいと思います。

先日、介護の職業訓練(介護実務者研修)の修了生対象の面接会があり、そこに10数社の介護事業所と修了生数10名が一堂に会し、業界や自社についての紹介、相談、更に面接が行われました。

介護と一括りに言っても様々な事業形態があり、施設としては大まかに次のようなものがあります。

  

一方、居宅サービスとしては次のようなものがあります。

 

以上、他にも多様な形態の施設やサービスもありますが、主なものを紹介しています。

また、一つの機能やサービスに特化した施設もありますが、多くは複合施設として、例えば老健施設でデイケアを提供していたり、小規模多機能施設では、デイサービスとショートステイ、訪問看護の3つを複合的に提供していたりします。

面接会では、各事業所からこうした事業内容の説明や、研修制度、その他会社の特徴などのアピールをされていました(前半で各担当者から参加者全員に向けてプレゼンがあります)。

なにより人手不足の業界です。どの事業所も「ようこそ、福祉業界に飛び込んでくださいました!」「どこの事業所に入っても、一緒に介護業界の未来を創っていきましょう!」など、「オール介護業界」の様相で、参加者を歓迎していたのが印象的でした。

中には、今回の台風で被害を受けた川越の某施設のグループからも参加があり、「近隣の他の事業所などからも積極的に手を差し伸べてもらい、全ての入居者様のお預け先が確保できました」と謝意を述べられる場面もありました。

話をする担当者のキャリアも、他の業界から転職しましたという方ばかりで、転職に際しては待遇の面、仕事内容の面で不安はあったけれども、様々な経験を積み、ケアマネや介護福祉士など資格取得し、今はユニットリーダーや施設長になっています、といった風に自分をロールモデルとしてお話しされるパターンが多かったように思います。

また介護の仕事には、前歴や趣味が生かせる(たとえばIT出身なら施設のHPを作る、音楽やアートが好きならレクリエーションで発揮する、など)ということもおっしゃっていまいした。

たしかに転職直後は決して給料は高いと言えず、仕事内容も過酷なことも多く、夜勤もあるなど、離職率が高い業界ではあります。

求人倍率は4倍を超え、事業者の中には、モンゴルから技能実習生や今般の入管法改正により始まった特定技能による労働者の受け入れを進めているところもありました。

しかし、この頃は各事業所も研修制度に力を入れていて外部も含め整備されてきていること、ステップアップしていけば待遇面でもそれなりのものが得られること、スタッフの創意工夫や個人の魅力が生かせる職場であること、介護に携わる者同士のチームワークの良さ、そして今後の介護需要の伸びなど、介護業界で働くことには大きなポテンシャルがあると思います。

診断士としても、介護業界には様々な関わり方考えられます。

当面人材確保が一番の課題ですが、ITが専門の方ならITの利活用、また事業者の収入源を拡げる保険外サービスの提供に関する支援などは、診断士の活躍できるフィールドではないかと思います。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私もガッキーになれる?リングフィットアドベンチャー

2019-10-30 12:00:00 | 19期生のブログリレー

19期生の堀川です。

スポーツの秋。マイカー通勤で歩数が一日2000歩しかない私は、このままではいけないと一念発起。

1018日に発売されたばかりのフィットネスゲームを買ってしまいました!

Nintendo Switchリングフィットアドベンチャー(公式サイトより)


テレビCMにはガッキーが出演してさわやかな汗をかいていますね。

車のハンドルのようなリング状コントローラー「リングコン」を使って運動するゲームです。

 

モーションセンサー内蔵のコントローラーを左足とリングに固定することで、腕・足が上がる高さ、角度、スピード、力の強さなどが測定されるようです。このリングはよくしなるので、中に押し込んだり外に引っ張ったりして腕に負荷をかける役目をします。リングを持ち、その場で足踏みをすると、画面のキャラクターも走り出します。

ゲームを進めてレベルが上がると、攻撃力や防御力、新しい運動項目(武器に相当)も増えていきます。この辺は普通のゲームと一緒ですね。

 

キャラクターを走らせている(自分も足踏みしている)と敵に遭遇するのですが、その時は運動して攻撃します。

画面の指示に合わせて腿上げや腹筋などの運動をすると、バシバシと敵にヒットしている様子。さらにタイミングが合っていれば「GREAT!」と表示されて気持ちいい!

敵を倒したりミニゲームをしながら30分くらいやると、「今日はここまでにしますか?」と心優しいメッセージが。素直に従います。

画面のキャラクターが「最高だね!」「ビ~クトリ~!」とテンション高く褒めてくれて、後ろでは私の子供が「ママガンバ!」と応援してくれて、楽しみながらストーリーを進めているうちに汗だくになっています。

 

がんばらなきゃ!という気負いがいらないのが一番のポイント!

毎回きっちり筋肉痛になりますが、楽しいので運動嫌いな私でも続けられそうです。

3か月分のシナリオが用意されているようなので、そのころには私もガッキーになっている?(といいな)

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

現在の流通貨幣

2019-10-29 12:00:00 | 19期生のブログリレー

みなさん、こんにちは稼プロ!スタッフの清水です。

消費税が10%になってもうすぐひと月になりますね。 世の中でもキャッシュレス決済が進んでいるため、銀行からお金をおろしたのも数カ月前といった具合でほとんど現金を使うことが無くなりました。
キャッシュレスのメリットは、現金が不要になることと、ポイント還元があることでしょうか。 一方デメリットは、使えないお店があることになります。

そんなキャッシュレス決済は、支払いが発生するタイミングで前払い型、即時払い型、後払い型の3種類があります。

・前払い型は、交通系やID系カードで、事前に一定額をチャージして利用するタイプ
・即時払い型は、銀行のデビットカードでリアルタイムで支払いが行われるタイプ
・後払い型は、クレジットカードにより実際の支払が後払いになるタイプ

最近ではすっかり普及してきたQRコード決済のPayPayやRPay、LinePayなどのコード読み取り型では、どのタイプの支払い方法でも可能となっています。また、これらのサービスは、個人間送金も可能となっています。(サービスにより手数料がかかったりしますが)そのため、飲み会での割り勘や懇親会での集金方法も、キャッシュレスにすることで、おつりがないといったことや誰が支払ったかがわからないといったことがなくなります。 今後、稼プロ!でも取り入れてみたらどうでしょうか? 実際にサービスを使うことで、良い面や悪い面が見えてくるものですので、他者へ助言する際の知見にもなります。

それと、今では給与や報酬の支払いは銀行振込が一般的となっていますが、30年ぐらい前(もっと前?)は、現金での手渡しが主流だったと思います。そのため、時代が変われば、こういったサービスでの支払いが主流になっていくのかもしれません。

貨幣の歴史は古く、世界最古の貨幣は、紀元前670年頃にアナトリア半島で発明されたエレクトロン貨だそうです。 貨幣が存在していない時代は、物々交換を行っていたというのが通説ですが、物々交換では色々問題があるため、物品交換を行うようになったと言われています。物品交換は、米や布、貝や金などの価値が下がりにくい品物を交換しています。 中国では、貝を使った物品交換が一般的なものとなっていたため、お金に関する漢字の「財」や「貨」といった字には、貝が多く使われている理由となっているようです。

現在では、電子化が進んできているため物理的なお金が不要になってきていますが、キャッシュレス決済のサービスが乱立している状況だと思われるので、デファクトスタンダードとなる決済サービスがなにになるか、見極めている段階となっています。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テクノロジー思考

2019-10-28 12:00:00 | 19期生のブログリレー

こんにちは、19期生の福嶋です。

 

今回は、最近読んだ本をご紹介します。

 

その本は、蛯原健『テクノロジー思考 技術の価値を理解するための「現代の教養」』(ダイヤモンド社、2019年8月7日)(以下「本書」といいます。)です。

 

テクノロジー思考と聞くと、最新のテクノロジーについて書かれた本かと身構える人もいるかと思います(文系の私も最初はそうでした。。)。

 

ところが、この本は、(難しい)テクノロジーそのものの詳細について説明するものではありません。ご安心を。

 

著者は、20年以上にわたってスタートアップの投資および経営に携わってきたそう。2010年には、シンガポールに事業拠点を移して東南アジア投資を開始し、現在は、シンガポールに在住しつつ、インドと東京も加えた3拠点で事業を行っているとのことです。

 

本書では、著者の上記の経験から、テクノロジー思考を「近年において世界のあらゆる事象、組織、人間にテクノロジーが深く関与し、また支配的な存在として強い影響を与えている事実に焦点をあてた、新しい思考アプローチ」(本書15頁)として、それを用いて、テクノロジー(スタートアップ)の歴史・現状・これからや、私たちビジネスや生活に与えているインパクトなどを論じています。

 

ドナルド・トランプ現アメリカ大統領がまさかの当選を果たした大統領選でのデータやSNSの使われ方、欧州のデータ保守主義の源流、IT巨人の解体論、米中テクノロジー冷戦、インドや中国のテクノロジー事情など、個人的に興味を持っていた近時のトピックが、著者の長年スタートアップの投資・経営をとおしてテクノロジーにかかわってきた知見や思考法(テクノロジー思考)に基づき論じられていて面白かったです。

 

キャッシュレス決済の導入が政府主導で進められたり、人手不足のなか生産性の向上が求められたりしている昨今、中小企業もテクノロジーを活用していくことがより重要になってくるでしょう。

 

スタートアップ、ベンチャー企業、テクノロジー、データ経済などに興味がある人にはもちろんおすすめですが、そうではなくても、中小企業をサポートする診断士としても、テクノロジー思考という思考アプローチの方法を知っておいて損はないと思います。

 

以 上

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第5回講義を終えて 「説得力のある話し方」を身につけるには

2019-10-27 12:00:00 | 19期生のブログリレー

こんにちは。19期の野江です。


昨日は稼プロ!の第5回の講義がありました。

前回の講義まで出席出来ていなかったことも多かったのですが

暖かく迎えてくださった塾長はじめ講師の先生方や事務局の方々

同期の受講生の皆さんには感謝の念に堪えません。


さて、今回の講義は

1.3分間プレゼンテーション

2.「 伝わるプレゼンテーション」富岡講師

3.「説得力のある話し方」宮崎講師

の構成でした。


はじめに今回の3分間プレゼンテーションでは

私が話す回となりました。

私は普段お世話になっている会社をテーマにプレゼンしましたが

まとまりのない話し方になってしまったと感じます。

また、話す際に

・姿勢が斜めになっている

・身体が動いてしまっている

という癖を指摘頂きました。

自分ではほとんど意識出来ていなかったため

後で動画で振り返り改善したいと思います。

またネガティブな話をしてしまうのも良くない点です。

聞き手には関係とないのだから

堂々と話すのが大切ですね。


続いての富岡講師による 「 伝わるプレゼンテーション」では

受講生がこれまで行ってきたプレゼンテーションを元に

何が足りていないか、どうしたらもっと良くなるのか

ということをご教示頂きました。


特に大切なポイントとして

1.キーワードを大切にする

 大事なことは何度も言う、強調する、掘り下げて話す

2.声が大きいことは良いこと

 声が大きいと自信があるように見える

3.限られた時間で話せることを絞る

 3分で話せることには限度がある

ということでした。


なかでも特に私が重要だと感じたのは

「キーワード」についてです。

私自身あまり意識できていませんでしたが

みんなが興味があるキーワード、刺さるキーワードを強調することで

わかりやすく説得力のあるプレゼンテーションになる

ということでした。

確かに面白くわかりやすいプレゼンでは

伝えたいメッセージが一貫しており

ぶれずに何度も繰り返すことが多いと感じます。


また、プレゼンの練習方法に関して

録画して見直すことが近道というお話を頂きました。

「録画した動画に映っている生徒を、先生の目線で直していく」

という視点はユニークで、今後取り入れていこうと思います。


午後の部は、宮崎講師による 「説得力のある話し方」です。

前半は宮崎先生が考案された「ののゆる体操」で

声を作るために身体をほぐしました。

少し長くも感じましたが

全身が「気」が回って端部まで熱が伝わっている感じがしました。


後半は「最近気になること」をテーマに

全員1人3分の持ち時間でプレゼンテーションを行いました。

私が選んだのは「最近買った洗濯機」という卑近なテーマです。

午前に引き続き非常に緊張しましたが

「ののゆる体操」の効果のためか

朝よりも声が出ていたような気がします。


発表後、宮崎先生よりご講評を頂きました。

頂いたご指摘のなかで特に注意すべきと感じたのが

「口が開いていない、開いていないと表情が生き生きしてこない」

ということでした。

体操の前にも

口を開けることが大事

と先生からお話があったにも関わらず

出来ていなかったと反省。

今後意識して直すべき点です。


その他、他の受講生への講評も含めて

・自信を持って話せるように準備をしっかりして臨む

・低い声がしっかり出るように語尾に気を付ける

など言葉が印象に残っています。

今後も意識して取り組みたいと感じました。


講義のあと

宮崎絢子『声の教科書―すてきな声を手にいれよう! 』ヒーロー出版

を購入させて頂きサインまで頂きました。

本を読んで講義内容を復習し「説得力のある話し方」を自分のものにできるように

意識して取り組んでいきたいです。


最後に、懇親会では塾長が来てくださり

もう一つ話し方のポイントを教えて頂きました。

それは

「伝えたい相手に向けて語尾をしっかり伝える。

語尾を自分の側に飲み込んで話してはいけない。

語尾を話す際も息を吸いながらではなく、相手の側に向けて息を吐きながら話す」

ということでした。

私は普段話す際に自信が無いためか

語尾がはっきりしない話し方をしてしまう癖があると感じています。

この「語尾までしっかり相手に向けて話す」ということも

普段から意識的に行えるようにしたいと思います。


昨日の講義では自分が得意としていない

「話す」ことについて集中的に学ぶことができました。

学んだことを忘れないように今後も意識して取り組んでいきたいと思います。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする