皆さま、こんにちは。23期 柴田 純一です。
昨年の流行語大賞にノミネートされたことで一躍注目を浴びた「リスキリング」、今年は選考外でしたが、言葉としては定着してきた感があります。
「情報やスキルが陳腐化したらアップデートすることは、昔から優秀なビジネスマンであれば当たり前にやってきたこと。新しいことのように騒ぐべきではない」
どこかの雑誌で読んだ一節です。確かに一理あります。
でも、自分としては、おじさんが熱心に勉強することを世間から背中を押してもらっているようで悪い気はしません。
私は、2020年に内部監査の仕事をするようになってから、資格取得を目標に置いて、勉強を始めるようになりました。
手前味噌ですが、公認内部監査人、TOEIC 900点超、そして中小企業診断士と目標をクリアしてきました。
成功体験を積めたことで、自分の「学ぶ力」に少し自信を持てるようになりました。
そして「学べる」という自信は最強だと思うようになりました。
どんな環境に置かれても「大丈夫、ゼロから学んでいつか追いつけるから」と言えるからです。
発達心理学という学問があります。心と身体の成長過程の変化を研究する学問です。
以前は主に児童教育の分野で活用されてきましたが、最近は加齢と学習能力の関連でも注目されています。その中で、学ぶ姿勢には、実体理論者と増大理論者の2つの種類があると言われています。
実態理論者は、自分の能力は生まれた時に決まっているという考え方をします。
「自分がこれが得意だ、苦手だ」という言い回しをよく使うそうです。
一方、増大理論者は、自分の能力は変化するものであり、一歩一歩進めばどんな苦手なことでも高いレベルにできると考えます。
「頑張って取り組んだ成果だ」、または「もっと頑張るべきだった」というフレーズを使う傾向が強いそうです。
私は実態理論の増大理論のハイブリッドを目指したいです。
自分の能力に枠は嵌めないが、少しでも成功したら、「自分はこれが得意なんだ、才能があるんだ」
と考えて、調子に乗って更に伸ばしていく。
現在は資格取得を目指した座学は一旦お休み中ですが、その分「人とのふれあいによる学び」「知的好奇心」を大切にしています。
今年は、稼プロ!の皆様から色々な学ばせて頂き、ありがとうございました。
来年も、稼プロ!の皆様にお会いするのが楽しみです。どうぞよろしくお願いします。
柴田