東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

プレゼンとパワポ

2016-03-31 23:10:37 | 講師大草からのメッセージ
こんにちは。大草です。
 
稼プロでは、前回より「話す」スキルの講義が始まりました。
講義の中で塾生にプレゼンをしていただくのですが、
稼プロではパワポなしで行っています。
理由の1つは、パワポを使うとスライドに頼ったプレゼンになりやすいためです。
 
スライドやPCの画面を見ながら、書かれていることを読み上げているだけのような
プレゼンでは、聞き手を引き付けることは難しいと思います。
スライドは、興味を引いたり聞き手の理解を促すような補助として使い、
身振り手振りなど動きをつけながら、自分の言葉で話す。
その方が魅力的なプレゼンになるのではないでしょうか。
 
パワポを頼ったプレゼンばかりしていると、パワポが使えないときに
困ってしまうかと思います。
一方、パワポを使わずとも良いプレゼンができる人は、パワポを使っても
スライドに頼らないプレゼンができることでしょう。
 
プレゼンの際に自分がどのようにパワポを活用しているのか把握できていない人は、
一度振り返ってみてはいかがでしょうか。
「話す」スキルの向上につながると思います。
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■ 学習するのに遅すぎることはない?

2016-03-30 23:59:59 | 15期生のブログリレー

15期生の川田です。

 

先日、育成塾の補講で「執筆」について鴨志田先生からレクチャーをいただきました。

「書く」ということについては、仕事を通じて身につけて来た程度ですが、これまでは特段不自由はありませんでしたが、今回のレクチャーは包括的で気づきが満載の学びでした。これが「稼ぐプロコン育成塾」の伝統なのだなー、これからも学び続けることは多いなー、と改めて実感しました。

 

さて、

最近、海外の方々とお仕事でやりとりする機会が増えていますが、そのやりとりの中で感じるのが、海外の方々は大人になっても勉強の意欲が衰えないなあ、ということです。

私はというと、「コンサルタントとして仕事をしよう」、と意識してから必要に迫られて勉強をするようになりましたが、それまでは大学卒業以降は職場の仕事をするので日常が精いっぱい、仕事に関係のない勉強はさっぱりでした。…おはずかしながら。

 

欧米では地域のコミュニティセンターやカレッジを中心に学ぶ環境が充実していて、学位をとらずとも人生の中で学び続けるということが定着化しています。10年ほど前に日本政府が欧米を模倣して普及を目指した「生涯学習」という概念かもしれません。健康寿命が長くなり、その人生をより充実したものにするために、という施策でしたが、地域の自治体担当者に聞くとなかなか目指すとおりには行っていないようです。日本では、勉強というのは学校で学ぶもの、つまり「勉強は高校や大学まで」という意識が強いためらしいのです。

海外の格言に、

 It is never too late to learn (学ぶのに遅すぎることはない)

というのがあり、よくこの言葉を耳にします。
いくつになっても学び続ける人が多いです。たとえ仕事に直接役立つことがなくても、高齢になっても。
高齢になってから始めた勉強が興じて博士号を取得した(あるいは目指している)という方も多いです。感心します(^^) 

先日、こんな話に触れました・・・ある「盲目」の家臣と王様の話です。

とある国の王が、盲目の家臣にたずねた。
「余はもう七十歳じゃ。学びたいと思うが、もうとっくに日は暮てしまったのでは、という気がする」。
盲目の家臣は「日が暮れたのなら、どうして灯火(ともしび)をおつけにならぬのですか。おつけください」と言った。


王は、「これ、家臣のくせに主君をからかうという法があるか「日が暮れた」というのは、老いたことを喩(たと)えて言ったまでじゃ」とたしなめた。

すると盲目の家臣は言った「家臣が、殿をからかうわけがございません。私はこう聞いております。「若いときに勉強を好むと、いろいろなものごとが、日の出のように明るく見えてくる。中年で勉強を好むと、昼間のように見えてくる。老年で勉強を好むと、夕闇のなかの灯火のように見えてくる」と。
さて、暗い夕暮れの道を歩くとき、灯火の明るさがあるのと、ないのとでは、どちらがよいでしょうか」

王は「うむ、なるほど、夕暮れにも灯火の明るさは必要じゃのう」と言った。

そして王はふとこう言った「ところでお前には灯火はいらぬようじゃ。もう十分に賢く、そもそも灯火があっても、お前は目が見えぬものな」

すると盲目の家臣は「とんでもございません、 わたしには見えなくても灯火があれば、みなが私の姿を認めることができます。すると人とぶつかることもなくなり、道を譲ってくれたり、一緒に歩いてくれたり、道を行くのがより楽にそして楽しくなります」

 

いつになっても学習は役立つもの。
そんな気づきをくれる話しでした。

 

コンサルタントとして独立して、育成塾で勉強して、勉強がますます楽しくなっているこの頃です。
クライアントのため、そして自身の人生を充実させるために。

 

 

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年度末に

2016-03-29 12:41:27 | OB生の近況報告・活動報告

皆さま、13期の山崎です

 先週末、釣り間の送別釣りツアーで、土日を利用して久しぶりに千葉の館山に船釣りに出かけました。彼は定年再就職で北海道の新ひだか町の商工会議所に就職が決まり、4月から奥様と二人で6年間移住するそうです。定年後の昨夏、退職金で買ったランクルで奥様と北海道に1か月のキャンプツアーし、さらにその途中でトライアスロンに参加し完走したという猛者なのですが、その姿に奥様が惚れ直し、北海道が好きになり、再就職先を北海道に求めたとのことでした。世間ではよく定年離婚も聞かれるご時世に、奥様がついてくるというのがすごいですね。

 今年も早くも4分の1が終わろうとしています。また、新しい年度の始まり。卒業、入学、就職、転勤、様々な人生ドラマの始まりの時期です。

この1年を振り返ると本当に激動の1年でした。昨年の今頃はというと、6月の定年に向けて準備を始めていました。雇用延長など選ばず、せっかくのチャンスなので独立開業を目指そうと退職の道を選びました。独立後のビジネス環境を整えるため、先ず新たにSurface Pro 3をゲットしました。バッテリーも長持ちして、薄くてかさばらないので常に持ち歩き、大変に重宝しています。会社から離れるとハードの武装も大切です。

 スプリングフォーラム、カンファレンスと参加して、独立後の道を探りつつ、新たな資格にもチャレンジしました。セミナー講師の機会もいただき、研究会や執筆、NPOの活動も広げて満を持してと思っていた矢先に、昨年末、縁あって霞が関に職を得て、またしばらく勤務診断士を継続することとなりました。

このあたりの経緯は発売になったばかりの「合格・資格活用体験記Ⅳ」(同友館・共著・定価2,200円税別)に掲載されていますので、ぜひお求めください。私にご用命いただければ、お安くいたしますよ(笑)。

 長年に渡って民間企業に勤めた身に、果たして公務員は務まるのかと不安もありましたが、もって生まれた好奇心とチャレンジ精神が頭をもたげ、霞が関への入省を決めました。

診断士で学んだスキルとしては、もっぱら「書く」スキルが活かされています。年度末の現在納期に追われて結構大変な状況です。定年再就職なのでのんびりと構えていたらとんでもありませんでした。公務員もよくはたらきます。

中小企業診断士として学ばせていただいている「診る(聞く)」「書く」「話す」のスキルは昨年の就活でも本当に役に立ちました。もちろん現在の業務においてもです。思えば3年前、育成塾の門をたたき、学ばせていただいたところから、人生の新たな門出が始まりました。

これからも、さらに次のステップ独立開業を目指して精進を続けていきたいと思います。

以上、新年度を迎えるにあたっての所感です。取り留めなくすみませんでした。

 ちなみに、冒頭の送別釣行の釣果の写真です。見事なアマダイとカンパチの一荷です!。お味は、そりゃもう絶品でした。釣りにご興味のある診断士の皆さん、診断士釣りクラブやりませんか!(笑)。

 

 

 

 

 

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東北被災3県一人旅

2016-03-28 22:44:55 | 15期生のブログリレー

皆さま

15期の矢口です。

年度末で慌ただしくお過ごしかと思いますが、
私もフリーター生活が今月で終わることもあり、
先々週の平日3日間使って青春18切符で福島―宮城―岩手を廻ってきました。
(図らずも天皇・皇后陛下の視察と被ってました。。)

初日は、最寄りの常磐線牛久駅からまっすぐ福島県楢葉町の常磐線竜田駅まで。
常磐線は津波と原発の影響でここから先は復旧していません(2017年に全線復旧予定)。
竜田駅~北上して南相馬市の原ノ町駅までは国道6号線を代行バスで行きました。
道中は、やはりまだ時間が止まったままの沿線の様子を目にし、少しだけ福島第一原発が見えたり、工事のためのトラックが多かったです。

原ノ町駅~相馬駅は復旧していますが、相馬駅~宮城県の亘理駅間も代行バス区間です。
亘理からは仙台・小牛田・一関経由で(紫波中央のホテルにチェックイン後)盛岡へ。

無駄のない乗り継ぎでしたが、全て鈍行でここまでで夜の7時くらいで13時間くらいかかりました。
宿泊は、盛岡駅から数駅南の紫波中央駅前のオガールイン。
公民連携モデルとして有名で、図書館や交流センター、飲食店などが併設されたホテルです。
効率性と快適性が調和されていて、何しろ駅から徒歩2分というのが良かったです。

2日目は、紫波中央駅~花巻~釜石、三陸鉄道南リアス線で盛駅。
ここから石巻市の前谷地駅までは、線路の復旧の目途なく気仙沼等経由するBRTという代行バスでの移動です。
沿岸エリアではまだまだ大規模な工事が進行していました。
前谷地駅~石巻経由で一旦東松島市の矢本駅へ降りてみてから、女川駅へ。
宿泊は、女川町にあるエルファロというトレーラーハウスです。
津波被災エリア近くの建設規制されているところに、移動可能なトレーラーハウスを50台くらい使った
宿泊施設です。

3日目は、女川駅~石巻・仙台~福島~郡山~いわき駅へ。
ちょうどいわきで以前ボランティアに来てくれた写真専攻の大学生がやってる卒業制作展に立ち寄り、水戸へ。
水戸で茨城県内でまちづくりに興味のある診断士の方々との集まりに参加して、
(最後少しタクシーを使うことになってしまいましたが)無事帰宅しました。


何気に一日目の最後以外は、全部終点まで乗っているというおまけ付きでした。
行程など直前まで調整してて、観光地をスポット的にゆっくり見て回る余裕はありませんでしたが、
いわゆる震災被災地を多く一気に見て回れたのは収穫でした。
ほとんど初めて行った私でも、沿岸部の人たちは海と生活が密接につながっていたことが伺い知れました。

また、降りて少しの時間見て来れた駅近くの共通点として、学習塾、美容室、クリーニング店だけは比較的健在でした。
身近なサービスで小規模店でもやっていける、需要が景気に左右されにくい点があるのでしょうか。
他に意外にもブティック(婦人服店)も多かった印象がありました。
あと、世間的には無人の駅の数が断然多いことも分かりました。


貴重なフリーター期間でしたが、この間それなりに今後を見据えたことをやってきてましたがコントロール難しく、あっという間に過ぎてしまいました。
改めて、独立して活躍されている方々はすごいなと思います。
4月からは新天地に移り、さらなるステップアップ、ブラッシュアップして参りますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

 

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新しいSNSの世界

2016-03-27 00:37:08 | 講師亀田からのメッセージ

みなさんは、「Miitomo」というスマートフォンアプリをご存知ですか?

このアプリは任天堂初のアプリになります。

それも、単純なゲームではなく,SNS(Facebook,Twitterなど)の色合いが濃いものになっていて、自分にそっくりのキャラクター「Mii」をアプリ内で作成して、自分以外の「Mii」とのコミュニケーションを楽しみます。

 

任天堂らしいのは、SNSでは自分から積極的な発言をしたり,相手とコミュニケーションをしたりするのが,おっくうだったり苦手だったりして, SNSはあまり活用していないという人でも、楽しみながら、遊びながら、コミュニケーションを自然に気軽に楽しめる点です。

 

言い換えるならば、これまでSNSの課題を任天堂の遊び心で解決した、ということです。

 

例えば、これまでのSNSは、自らが何を発信したいかを考え、発信したいタイミングで発信するのが基本でした。

対して、「Miitomo」の場合は、自分の分身であるMiiがプレイヤーに自発的(アプリが質問を勝手に考えてきます)に質問をしてくるので,それに回答すると,その回答をフレンドになったほかのMiiに自主的に伝えてくれます。自分で話題を考えなくても、Miiの質問に答えるだけで、投稿をしたことになります。

質問は特別難しいものはなく、「好きな食べ物」、「最近どんなことがあった」、「次の誕生日に何が欲しい」といった感じで、個人情報から近況報告まで様々です。

 

他にも、自分のタイムラインにたくさんの友人の投稿が大量に並び、漫然と眺めているだけに終わってしまう、という方も多いようです。

対して、「Miitomo」は、友達のMiiの回答を聞いてきて、教えてくます。そのため、投稿が漫然とながれるのと違い、自然と質問の答えをひとつひとつ、しっかりと読むことになります。

さらに、コンスタントにSNSに発信をし、日々活用している私であっても、「Miitomo」ならではの仕組みにより、差別化された価値を感じました。

友人のAくんのMiiが私に「Aの良いところは、どこかな?」という質問(Aくんが考えたのではなく、アプリが考えてきた質問です)をしてきます。

普段面と向かって、恥ずかしく言えない質問ですが、Miiを介在することで、Aくんにつたえることができ、逆にAくんも私に、良い点を伝えてくれました。

 

これまでのSNSは、自分が伝えたいことをSNSという媒体を通じて発信するため、普段のコミュニケーションの延長線上にありました。そのため、前述の例のような、普段のコミュニケーションでは行われないコミュニケーションは生まれづらかったわけです。

 

任天堂らしく、既存の概念にとらわれず独自の面白さやSNSの価値を追求していく姿勢は、かつてのニンテンドーDSやWiiといったゲーム機を開発していたそれと似ている気がします。

 

ぜひ、みなさんも「Miitomo」を始めませんか?友達申請をお待ちしています!

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