東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

資格取得から6ヶ月

2014-10-31 15:11:26 | 14期生のブログリレー

 こんにちは、14期生の増田雅好です。

 

中小企業診断士の資格を頂戴してから約6ヶ月。

「仕事を選ばす、何でも仕事を受ける」ことを基本にしたことで、この半年で20人弱の経営者の方にお会いし、お話を伺うことが出来ました。

お会いした社長の共通点は、よく勉強されていること。自社の業界のことはもちろんですが、経営全般について日々努力をされている様子が伺えます。

改めて実感できた事の1つは、資格取得で得た知識ではとても太刀打ちできないことです。診断士は、専業業務が無いことが強みとなりますが、裏返せば弱みとなります。

「稼げる!プロコン育成塾」1回目で作成したキャリアビジョンを見てみると、なんとなく中途半端になっていました。

もう1度立ち戻り、自分の強み、得意分野を3つ見つけ掛け算することでオンリーワンを設計する。

 

  得意分野×強み×強み=売れる商品

 

つまり、自分の売れる商品を確立。これが僅々の課題となりました。

すぐに確立することは出来ませんが、スタートをきり、最短距離をめざし積み重ねていきます。

 6ヶ月間の雑感となりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

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食に携わる中小企業の品質管理について

2014-10-30 09:34:11 | 14期生のブログリレー

皆様こんにちは、14期生 木村です。いつの間にか6巡目ですね。しばしお付き合いいただければ幸いです。

 

 6次産業化や、農商工連携など、農家や中小企業の 「食」 に関する取り組みが話題となっています。

実際に取り組んでいる方は、既にご経験があるかもしれませんが、場合によってはかなりハードルが高い状況も存在します。

 以前こんな例を聞いたことがあります。小規模ながら美味しいと評判の自家製菓子店が、大手小売チェーンのギフトカタログを

企画・制作している会社の目に止まったとのことです。この制作会社は、「街で評判の限定ギフト」としてカタログに掲載しようと、

交渉を試みたようで、菓子店側からすればビジネスチャンスですし、制作会社としても大手菓子メーカーでは得られないストーリー性を

期待したわけです。

 ところが、品質面や衛生面での管理について折り合いがつかず、結局採用には至らなかったとのことです。

 ある程度の規模の食品工場では、工程上で様々なチェック項目を設け、検査・記録・管理を行っている上、

製品の抜き取り検査により品質を維持しています。服装や身の回り品にしても、「ネット付帽子着用」「ゴム手袋着用」

「作業服のごみ取りローラーの設置」「ペーパータオルの使用」「長靴の使用とそのアルコール消毒」など、

様々な備品や運用の規則が存在します。

 それどころか、ある大手ボランタリーチェーンでは、PBを製造するメーカーには、「HACCP」又は「ISO9001」の取得を義務付けています。

 このような大がかりな品質・衛生管理まではいかなくても、作る側に一定のレベルの管理基準やその運用が求められていることは事実です。

 先ほどの菓子店の話にもどりますが、結局この菓子店の奥さんが「今までは、これでやってきて事故も起こしていないのに、

何で今さら細かく管理しないといけないのか?」とヘソを曲げてしまったのがオチの様です。

 確かに、菓子店側としては、地元保健所の指導の範囲で衛生管理をしてさえいれば、事故でもない限り、

問題なく製造・販売はできるわけです。一方、制作会社側から見れば「毛髪1本たりとも混入を許さない生産体制の担保」が出来なければ、

カタログ掲載は不可能というスタンスにならざるを得ないわけです。両者とも法律に抵触していないので、互いの言い分としては、

間違えではありません。規模が小さいため管理体制の構築が難しい一方、要求が厳しいのが現実です。

 ご紹介した例は少々極端ですが、食品は食材や加工度合いによって、それに見合ったレベルの管理が必要となります。

保健所など公的な機関も巻き込み、作る側、売る側の十分なすり合わせと理解、ビジネスの規模に見合った品質管理への投資、

などが必要になるのではないでしょうか?

 そこで、中小企業診断士としては、このような場面での、国の施策の活用と豊富な人脈による支援が期待されるところかと思います。

 

 本日もお付き合いいただき、ありがとうございました。

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1日遅れました。申し訳有りません。命のつながりについて。

2014-10-30 00:02:16 | 14期生のブログリレー

28日のブログ担当でしたが、1日遅れてすみませんでした。

日野さんはじめ皆様にご心配をおかけしました。

 

実は28日に息子が入院する事になり、27日から11/3まで

出張かねて九州に来ることにしておりましたら、25日の夕刻

に私の83歳の母が交通事故に有ったという連絡が入りました。

歩行中にはねられ、命は助かったものの、肋骨4本、手、足の指、

顎を骨折しておりその入院や転院、保険会社との打合せ、はたまた

息子の入院など妻といっしょに頭が回らぬ状態になってしまっていました。

 

そこで、自宅に帰って、ふと母の自宅(2世帯住宅なので、母の

家がつながっています)がしんとしていると、不思議な感じがします。

 

寂しいような、有ってはならぬような、想像してもいけないような。

そして息子も病院で治療。

 

ちょうど間の世代の私は、その2つの世代をつなぐ役目をなんだなあと。

血のつながり、命のつながり、そしてその中での自分の役割、存在意義。

 

一度にいろんな事が起きましたが、それでも妻の献身的な働きと、

病院の方々などの計らいでなんとかスムーズに事が運んでいます。

 

本当にいろんな方のお世話になって、私たちの命がつながっている。

そんな感謝の気持ちがわいてくるここ数日です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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朗読コンサートに出演して

2014-10-29 22:15:41 | 講師大草からのメッセージ

皆さん、こんにちは。
講師の大草 昭人です。

先日、朗読コンサートに出演しました。
十数人で朗読劇や詩の朗読を行うというものです。
こういった舞台に立つのは初めての経験でしたが、
無事に終わってホッとしています。

本番でそれまでに稽古してきたことを出し切るために、気持ちを高めるようと
本番前に音楽を聴いていました。
「ななつの星に願いを込めて」という北海道米の応援ソングです。
前向きで力強いこの曲が以前から好きなのですが、
朗読の稽古や本番を重ね合わせながら聴くとよりいっそう心に響き、
前向きに頑張ろうという気持ちが高まりました。

この曲を聴いてテンションが高まったこと、朗読自体が楽しかったこと、
1人ではなく皆で出演すること、
見に来てくださる方に楽しんでもらいたかったこと、
などが重なり、本番には集中して楽しんで臨めました。
そして、全力を出し切れたと思っています。
見に来てくださった方からは、嬉しい感想をもらうことができました。

実は、朗読コンサートには2年ほど前に見に行ったことがあります。
その時、声に力があるとこんなにも心に響くんだと思いました。
出演者の皆様の声の力で、物語や詩の世界に引き込まれていったのです。
この時は、声が大きかったり、心地よく響いていたり、迫力があったりするから
引き込まれたんだ、くらいにしか思っていなかったのですが、
今回出演してみて、それだけではないことが分かりました。

まず、出演者の皆様がひとつの世界を皆で作ろうと調和していたこと、
いい舞台にしよう、見に来てくれる人に楽しんでもらおうという気持ちが強かったこと、
情景や感情を適確に表現するために、ひとつの言葉、ひとつの音の表現に
とてもこだわっていたこと、
他の人の声をよく聞いて、それを受けて朗読していたこと
など、声に力があるのは前提で、その声を使ってひとつの世界を皆で
表現することにこんなにも注力していたからこそ引き込まれたんだと
気づきました。

朗読コンサートは稽古も本番も楽しかったですし、
もっと朗読を学んでみたくなりました。
素敵な人たちと一緒に取り組むことができましたし、
もし機会が得られるなら、もう一度挑戦したいです。

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運送業の人手不足問題

2014-10-27 21:05:34 | 講師田村からのメッセージ

こんにちは。田村隆一郎です。

昨今、人手不足ということが話題になっています。

大手牛丼チェーンでは、人手が確保できないため、深夜営業を取りやめざるを得ないというニュースもありました。

私は、運送業や物流業の経営改善の支援を行う機会が多いのですが、運送業も人手不足が大きな課題となっている業界です。

『とにかく、ドライバーが足りない。』

このような切実な声も、よく耳にします。

そして、『ドライバーの採用を掛けても、応募がほとんどない』とも。

そのため、多くの運送会社で、「トラックも仕事もあるが、トラックを動かすことができない」という事態に陥っています。

ドライバー不足の要因は、何と言っても労働条件が良くないためです。
賃金が低く抑えられ、かつ長時間労働、重労働といった状態なので、ドライバーになりたがる人が少ないのです。

ここ十年以上、景気低迷時に運賃の低下が進み、そのためドライバーの賃金を下げざるを得ないという状態が続きました。

しかし、ここへ来て運送需要が回復し、一気にドライバー不足が露呈しました。

これを解消するには、とにかくドライバーを確保するしかありませんが、そう簡単にはいきません。
一部では、運賃の値上げに成功しているところも出てきていますが、ドライバーが魅力ある職種となるには、相当の時間が掛かりそうです。

トラックが動かないがために、「物流」が「物留」になる。そのような懸念もあります。

さて、そんな内容の私のコメントが、今週の『週刊プレイボーイ』に載っています。
もし機会があれば読んでみてください。

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