東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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私のパラレルワーク④ 2022年の振り返りと2023年間計画

2022-12-31 12:00:00 | 22期生のブログリレー

こんにちは!19期生の土佐林です。

 2022年の大晦日を担当することになりました。私の近況ですが、12月は新型コロナに感染し、自宅待機で約2週間療養していました。忘年会などで年末感を感じることなく年を越そうとしています。パラレルワークだと、会社員、診断士で日々充実して過ごせていますが、新型コロナ感染は、「休みなさい」というメッセージと思い、大好きな西村京太郎先生のトラベルミステリーのドラマを見て療養していました。

 大晦日の担当ということで、定番のテーマではありますが、1年の振り返りと翌年の計画を書こうと思います。毎年年末は手帳タイムとして、その年の振り返りと2023年度の実行計画を数日にわたって時間を設けて立てています。人それぞれいろいろな役割、顔があるかと思います。会社員では役職者、家庭では夫や父親などあるかと思いますが、役割ごとで検討しました。その中で、中小企業診断士としての振り返りと行動宣言を記載いたします。

【2022年振り返り】

  • 講師登壇機会・・・中央支部国際部や青年部、兄弟マスターコースであるパラレルワークマスターコースで講師登壇の機会をいただきました。企業内診断士のため、講師登壇は無理と思っていましたが、意外とチャンスはあることに気づきました。
  • 事業承継引継ぎ補助金・・・スモールM&Aに関与したいと考え、事業承継引継ぎ補助金の勉強会リーダーをやりつつ補助金申請支援実務を行いました。        
  • 新規開拓営業・・・東京協会国際部や補助金申請支援で、診断士としての営業活動の取り組みをスタート。
  • 行政書士とセールスライティングの学習・・・創業の際は許認可申請が必要になることがあります。また、補助金採択後は、販売活動の強化が中小企業の課題です。補助金申請を基軸として、起業の立ち上げ~販売活動まで一気通貫で支援したいと思い、勉強を始めました。
  • Note連載を1年間続けたこと・・・マスターコースのメンバーと一緒にとあるテーマで、1年間連載を行いました。

【2023年の実行計画】

  • 国際派診断士業務・・・他診断士と一緒に外国人経営者の支援を行います
  • スモールM&Aの取り組み・・・スモールM&Aの支援に取り組みたい
  • 補助金申請申請支援と昔学び認定パートナーになった「目標達成の技術」を活用した事業者様の支援やセミナーにチャレンジ
  • 行政書士とセールスライティングの学習と実践

【2022年の振り返り】から私の1年を一言で言うならば「自分の診断士としての領域」を広げた年でした。【2023年の実行計画】では、「新しく広げたことの実践、反復の一年」をテーマとして決めました。

 皆さんはどのような1年でしたか。また、来年はどのような1年にしたいですか。本来ならば飲みながら語りたいところです。最後までお読みいただきありがとうございました。何か参考になれば幸いです。

来年もよろしくお願いいたします。良いお年を思うかえください。

   土佐林 義孝

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FP&Aとは。

2022-12-30 12:00:00 | 22期生のブログリレー

こんにちは。22期の常木です。2022年もあと1日半。やり残したことはありませんか。1日半でできることは相当限られてはいますが・・・。

 

今年最後のブログということで、少し硬派な内容で締めたいと思います。皆さんはFP&Aという仕事をご存じでしょうか。Financial Planning & Analysisの略語なのですが、事例IVを地でいく仕事です。ビジネスに非常に近いファイナンスなので、FP&A Director/ManagerはCFOへの登竜門となっている会社も多いです。

 

大学を出て入った会社で、商学部卒ということだけで経理部経理課に配属になったのが運の尽き。それから40代半ばまでは、ひたすらにファイナンス畑を歩んできたのですが、私のキャリアの中心は常にこのFP&Aでした。FP&A業務は多岐にわたり、年次の予算策定、実績数値の分析、予測などが定例業務として含まれるのですが、私が燃えたのはプロジェクト意思決定分析でした。

 

手順としては、

①いくつかのシナリオを主担当部署と考案し、

②各シナリオについてNPV(Net Present Value)とROR(Rate of Return)を算出、定量比較をし、

③どの要素が数値を動かすKey Driverになっているかを探り、その不確実性(UncertaintyともRiskともいう)を最小限にするための定性分析をし、

④更に、Non-Financial Factorがあれば、そこも言及する。

 

例えば、世界的に有名なポテトチップスをアジア全域に販売するためにはどの工場で生産すべきかというお題が与えられます。Product Supply部門の担当幹部と当時考えたシナリオとしては、①アメリカの既存工場のラインを拡張、②市場に近いアジアで他の製品を作っている工場を拡張、更には③アジアにポテトチップス専用工場を新設する等でした。まずは、それぞれのシナリオにおける一時費用と継続費用を一つずつ計算に入れます。その中で、現地でジャガイモを調達するケースが考えられ、その調達価格の考察もしました。他にはその国の人件費と将来に渡る上昇リスク、最終製品の輸送コスト、関税や特恵関税、為替変動リスク、各国の市場規模推移なども大きな要素です。

 

一方で定性分析の要素としては、ジャガイモを始めとした原材料を現地調達するとしたら安定供給ができるか、政治的リスク、ストライキなどの労務リスクはあるか等が考えられました。これはそれぞれ仮説を立てて、記事や資料から情報を集めていく作業を伴います。

 

FP&Aの担当する分析は財務分析を超えたビジネス分析なので、視座を高く持って、更には未来を見通しながら分析を構築していく面白さがあります。アウトプットはNPV/RORの結果だけでは不十分で、リスク分析、時には感応分析も行いました。例えば、ジャガイモの価格が5%上がった際には、NPVへのインパクトがUS$○○MMといった感じです。プロジェクトによっては、壮大な樹形図(Decision Tree)を書いて、その全ての枝(シナリオ)のNPVを計算し、更には定性分析もしたこともあります。

 

多くの会社を渡り歩く中で、この分析がしっかりできている会社は2社だけでした。NPV数字の大小は一目見れば分かります。議論すべきはその数値がどんな仮定(Assumptions)で出来上がっているのか、その仮定が納得感のあるものなのかという部分です。多くの会社の多くのファイナンス・マネジャーは計算だけして満足してしまっています。それらの数値を形作るAssumptionsがいかに文章で分かりやすく説明され、不確実性が分析され、リスクに備える手が準備されているかで、その人の分析力・洞察力が分かります。饒舌に文章で説明が加えられていたら、最初のハードルはクリアということにしています。

 

こんな風に偉そうに書いていますが、この境地に達するまでどれだけ多くの失敗を重ねてきたことか。アメリカ人の中年オヤジにキッつい突っ込みを喰らい、どれだけ自分の考えの浅さに落ち込んできたかは、いくら書いても書ききれないです。そんな事が積み重なったキャリアを過ごしてきたので、1次試験の財務・経理は余裕の88点。2次試験事例IVも正解率低めのNPV問題をほぼ完ぺきに仕上げて、76点でクリアできたのだと思います。自慢していますね。年末なので、何卒ご容赦。

 

今回の例は大企業の例でしたが、ちょっとした事で業績が上下する中小企業では余計に、こういった定性・定量を反映したビジネス分析が必要となると思っています。

 

皆さま、良い年末年始をお過ごしください。

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タイパ

2022-12-29 12:00:00 | 22期生のブログリレー

こんにちは。19期の遠藤孔仁です。

私の所属する会社は昨日が仕事納めで、本日から大掃除やら家の用事に明け暮れそうです。
毎年思うことですが、あっという間に一年が過ぎていってしまいます。

先日、私の所属する組織開発研究会が2年振りにリアル開催され、参加いたしました。
私自身、この研究会にはコロナ禍に参加するようになったため、メンバーの方と直接お会いする初めての機会となりました。
画面に映される姿や声の感じから想像している本人のイメージと、実際に会い五感を通じて受けるイメージにギャップがある人もいたり、
同じ場を共有してワークショップを行う臨場感など、リアルならでは醍醐味を実感できて楽しいひと時となりました。(その後の懇親会も含めてですが。。。)

さて、突然ではございますが、『silent』(サイレント)というドラマをご存じでしょうか。今年の10月から12月までフジテレビで放映されたテレビドラマです。
主人公が音を失い、手話を通じて、気持ちを通わせていくドラマなのですが、言葉を発せず、静かな時間の流れの中で、視線や表情、間を使ってお互いの感情のやりとりを表現しています。そうした演出が功を奏して、ネットでも話題となっており、私の妻と娘も毎週欠かさず、ドラマを見ておりました。私はそのような二人を傍目に見ていたわけですが、妻は無言の中で紡がれる気持ちの交流を感じつつドラマに見入っていました。かたや娘はそうした演出を「だるい」「長い」と一刀両断。そんな対照的な二人の態度ですが、なぜ娘はそのような感想に至ったか疑問に思い、彼女の行動を振り返りました。

すると、テレビは基本録画で1.5倍速。スマホではYoutubeも1.5倍速、そしてショートムービーを次々にフリックして興味のあるものを見ていくというスタイル。まさにタイパを地でいくデジタルネイティブの生態です。そうなると、ドラマの演出として効果的に使っているはずの「間」が邪魔なものとして存在し、このような感想を抱いたのではなかろうかという仮説に至りました。この世代の全てがそうだと言うわけでもなく、彼女の個人的な嗜好が大きく影響している部分もあると思うが、時間に対する感覚が明らかに親世代の感覚と異なっている部分があるのだと思います。

そして、このような時間に対する感覚の違いが、様々なコミュニケーションの場面にどのような影響を与えるのか。本質的に変わらない部分と変わっていく部分。それを見極め、その違いを如何にアジャストしていくか。そのような能力もコロナ禍を経た価値観の転換期には必要な能力なのではないかと考えました。

そのような意味で、「やはりリアルはいいよね」という感覚的なものではなく、リアルの場におけるコミュニケーションやチーミング・信頼関係を構築することに対してどのような影響があるのか。そのような観点について、言語化しその価値と有効に活用できるケースを整理し、リアルとオンラインの使い分けの一助にしていければと妄想した次第です。

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ワタシの診断士1年目

2022-12-28 12:00:00 | 22期生のブログリレー

こんにちは。
22期の瀬川亜希子です。

今年は診断士1年生。振り返ると、なかなかに変化のある1年でした。
誰もご興味ないかもしれませんが~^^; 勝手にワタシの2022年の振り返り。

1月14日 2次試験の合格発表
1月24日 口述試験
2月4日     実務補習1社目が始まる
3月14日 実務補習3社目が終了
4月1日     去年からインターンをしていた事業承継専門コンサルの企業へ入社
5月31日 都合により2ヶ月にして退社(辞めた今もお世話になっています。)
6月1日   開業💖
6月17日 塾長と実務補習3社目のときの副指導員の先生の勧誘により、
      稼プロ入塾を即決✨25日より稼プロ22期スタート🌱
7月上旬 コロナにかかる😢辛かった。。。
8月上旬 6月・7月とただただ開業の挨拶まわりをするも、ここからどうしたら良いかわからなくなる。
8月下旬 参加していた講座の同期生の社長さまお2人がお仕事のオファーをくださり契約。(継続中♡)
9月下旬 稼プロでご縁をいただいた社長さまからお声がけいただきM&Aのカバン持ちを開始。
10・11月 いただいたお仕事と、補助金審査のパートタイム、稼プロ+αで参加の講座でのインプット、
     でいっぱいいっぱいとなり(+_+)ゴールへ向けた気持ちにブレが生じ、営業活動が止まる。
12月   やっぱり事業承継支援がやりたいんだよ!と思い直し、営業活動再開。
     経営者ヒアリングを2社。事業承継のタイミングには暫くある企業様ながら、
     1社は定期的なミーティングを設定中。
     もう1社はもう少し詳しいヒアリングを模索してコミュニケーションを継続中。(今ココ)


2023年の目標
🌟稼プロ・その他講座でインプットしてきたことを
  中小企業オーナー様のご支援を通じてアウトプットしていく。
🌟事業承継支援でお仕事を受注する。


今年は大変お世話になり、皆さまへ感謝申し上げます。
来年も、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!

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「七福神めぐり」から数字の7の話

2022-12-27 12:00:00 | 22期生のブログリレー

 こんにちは。稼プロ!19期の宇野毅です。2022年も最後の週となりました。
 毎年1月1日〜7日に日本全国各地で行われる「七福神めぐり」をご存じですか?七福神とは、恵比寿・大黒天・毘沙門天・弁財天・福禄寿・寿老人・布袋尊の七神を指します。それらが祀られている神社やお寺を参拝し、万福招来を祈願するのが、「七福神めぐり」です。都内にも浅草、谷中、新宿、日本橋など、多くのエリアにそれぞれの七福神を祀る寺社があります。

 さて、おめでたい「七福神」に使われている数字の7ですが、七福神の他にも七草がゆ、七夕など、7にまつわる慶事はたくさんあります。数字の7は、日本をはじめ、欧米各国でラッキーナンバーとされています。
 日経電子版12月24日の「くらしの数字考」で、数字の7を各国で好まれる理由が紹介されていました。記事によると、欧米では、広く信仰されるキリスト教で7は完全数とされているとのことでした。これは、旧約聖書で「神が6日間で天地を創造され、7日目を安息日としたこと」から来ているそうです。
 また、7と聞いて思い浮かぶのは、「ラッキーセブン」という言葉でしょう。これは、米メジャーリーグで、1885年、シカゴ・ホワイトストッキングス(当時)の優勝がかかった試合の第七イニングに、平凡なフライが風に舞い、ホームランになったため優勝できたことがきっかけだそうです。
 なお、日常生活で人が瞬時に記憶できる情報は7個程度であるという研究も、米国ではされています。何の意味も持たない数字の羅列でも、7桁ずつ区切れば覚えやすくなるそうです。また、7つの情報があると、脳の短期的な記憶領域が満たされるので、脳が「網羅した」と感じやすい、と説明する研究者の方もいます。そのため、「世界七不思議」や「七つの海」など、「世界中の」「全てそろった」という意味合いで使われるのだそうです。

来る新年、ご利益祈願のため、お近くの七福神を探して、めぐってみてはいかがでしょうか?

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