東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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文章を書くときに心掛けていること

2018-05-22 22:32:27 | 講師大草からのメッセージ

こんにちは。講師の大草です。
今回は文章を書くときに心掛けていることの中から3つご紹介いたします。

1.誤字・脱字などがないか
2.日本語の文章として正しいか
3.読者にとっても当たり前か

1.誤字・脱字などがないか
文章を書いた後は、誤字・脱字がないか、ひらがなで書きべきものを漢字で書いていないか、
全角半角の使い分けができているか(例:数字1文字は全角)などを見直しています。
ただ、これらは自分で見直してもなかなか気づきにくく、何度も見直したのに後で誤字・脱字が
見つかるということがあります。
誰かにチェックしてもらえれば良いのですが、なかなかそうもいきません。
時間をおいて見直したり、音読したりするのが有効だと思っています。

2.日本語として正しいか
主語・目的語・述語のつながりがよくないなど、正しくない文章は分かりにくくなります。
たとえば、「この施設にはスポーツジムをあります。」という文章は正しくありません。
「この施設にはスポーツジムがあります。」なら正しくつながります。
この例は極端かもしれませんし、1文だけなのでおかしいことにすぐに気づきます。
でも、長文のなかにこういった文章が混ざっている場合は、気づかないことがあります。
日本語として正しいかは、いつも心にとめておきたいと思っています。

3.読者にとっても当たり前か
筆者にとっては当たり前でも、読者にとってはそうではないこともあります。
たとえば、AはBである、という文章を書いたとします。そして、AがBである根拠がCだとします。
筆者にとっては根拠Cは当たり前のことであったため、Cを書かずにAはBであると書いた。
でも、読者にとって根拠Cが当たり前のことでなかったとしたら、
読者はなぜAがBであるのか理解できません。
その結果、読者は分かりにくい文章だと感じることになります。
根拠を丁寧に書きすぎてもくどくなってしまいますが、読者の立場にたって、
この文章で通じるだろうかと振り返りながら文章を書きたいと思っています。

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稼プロ!で学んだこと

2018-04-06 22:48:22 | 講師大草からのメッセージ
こんにちは。講師の大草です。

4月になり、もうすぐ中小企業診断士協会の一大イベント、
スプリングフォーラムが開催されますね。
この時期になると、研究会やマスターコースでは、説明会や見学会などを
始めるところが多いのではないでしょうか。

稼プロ!も毎年、説明会や講義見学会を行っております。
私も稼プロ!の運営メンバーの一人として説明会に参加しておりました。
説明会では運営メンバーからの自己紹介の時間もあり、私は自己紹介の中で
稼プロ!で学んだ一番のことをお話ししました。

基本スキルが高まったり、先生方や塾生、同期とのつながりも得られましたが、
一番のことは「行動と信頼の大切さ」でした。

私は行動することで、自分は運がいいな、人に恵まれているなと思うようになりました。
自分にとってプラスになるものが、タイミングよく目の前に転がってくるのです。
チャンスが転がってきたときにそこに乗っかることで、
心境の変化や新たな気づきが生まれたり、思わぬ出会いがあったり、
成長できたりしました。

そして、このチャンスは、身近な人や行動した先で出会った人がくれることが
多かったように思います。
そこで、大切になってくるのが信頼です。
いくら行動して人と出会っても、その人と良い関係を築けなかったら、
チャンスなどそうそう回ってこないことでしょう。

私は行動力があったわけではないし、行動するのが大事だからとにかく動こう
などと思っていたわけでもありません。
ただ、人から勧められたことやなんか興味を持ったことがあったときに、
そこに乗っかっていたら自分にとって良い方向に進んでいった、という感じです。
進んでいった先で出会う人は良い人・信頼できる人が多かったです。
だから私は自分はついていると思うようになったし、
行動と信頼が大切だと思うようになりました。

私は引っ込み思案なので、なかなか動き出せないのですが、それでも稼プロ!に入塾してから
少しずつ変わってきました。
私の診断士活動の中心は稼プロ!で、稼プロ!に関連して診断士協会のイベントに
参加する機会が多くなり、出会う人が増えました。
ボイストレーニングを始めたのも稼プロ!がきっかけでした。

自分を変えるきっかけをくれて、自分にとって新しい挑戦の場をくれて、
困ったときにはサポートしてくれる、稼プロ!は私にとってはそんな場所でした。

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執筆を終えての感想

2018-02-16 22:20:12 | 講師大草からのメッセージ

こんにちは。講師の大草です。

前回のブログで執筆したことを述べましたが、それが冊子(企業診断ニュース)となり、
自宅に届きました。書いたのは特集記事です。
書いた記事がこうして形となるのは嬉しいですし、記事を読んで感想を下さった方もおり、
ありがたく思っています。

3年ほど前にも同じテーマで特集記事を書いており、今回はその続編です。
前回と比べて、今回は企画が採用されてから原稿を提出するまでの納期が短く、
半分の期間での執筆となりました。
この期間で書き上げることができるか不安も感じましたが、間に合わせることが
できましたし、最後の最後まで皆で校正をしていたので、良い記事になっている
のではないかと思っております。

今回の執筆中は、要所要所で対面で打合せをしていたのですが、対面での打合せは
非常に効果的で、これによって短い期間でも書き上げることができました。

打合せで、各自が担当する記事のレジュメが固まりましたし、
皆が同じゴールに向かって執筆することができていました。
また、特集記事は全体で1つの記事ですので、全体の整合性がとれていることが
大事です。章ごとに独立しているわけではないですし、各自が書きたいように
書けるわけでもありません。
対面で話し合うことで、内容や構成を大きく変える場合も、全体の整合性を
とりながら修正することができていました。

私個人としては、前回の執筆の経験も役立ちました。前回で、企画提出~冊子に
なるまでの一連の流れを経験していたことが大きかったです。
この経験をもとに、執筆のスケジュール感や苦労するポイントを考慮しながら
取り組めたからです。

企業診断ニュースに限らず、今後何らかの執筆をしていきたいと考えている方には、
企画~出版されるまでの一連の流れを一度経験しておくことをお勧めしたいです。
その際、とりまとめ役を担い編集社との窓口となると、大変さは増しますが、
より多くの学びにつながり今後に生きてくると思います。

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執筆のとりまとめの感想

2018-01-04 23:10:01 | 講師大草からのメッセージ
新年あけましておめでとうございます。
講師の大草です。
今年もよろしくお願いいたします。

昨年、とある記事の執筆をする機会がありました。
1人ではなく5人で執筆し、各自が1つの章を担当したので
記事は5章構成です。
この執筆では、私がとりまとめ役(リーダー)を担うことになりました。
今回はとりまとめの感想を述べたいと思います。

今回の執筆メンバーは「できる人がやる」というスタンスで取り組んで
くださっていました。
本来、私がするべきことであっても、私ができない時には他の人が
代わりに行ってくれました。これは非常に助かりました。

メンバー間でのメールのやりとりでは皆レスポンスが早く、
メンバー内で決めた初稿や校正の締め切りもきちっと
守ってくださいました。
最後の最後までメールなどで密に連絡を取り合いながら
記事全体を良くするために自発的に校正をしたり、
意見を出し合ったりしていました。

とりまとめの立場からすると、レスポンスが早いのと締め切りを
守ってくれるのは、とてもありがたいことです。

また今回のメンバーは、執筆する前からの知り合いで信頼関係が
出来上がっていました。執筆ではないですが、協力して1つのことを
作り上げる経験をした仲間でした。
そのため、メンバーに対する安心感がありました。
頼もしいメンバーだったので、私がそこに甘えすぎてしまった感は
否めませんが。

上述したような
・お互いに助け合える
・レスポンスが早い
・約束を守る
・信頼関係がある
こういうメンバーと取り組めることは、とりまとめとしては
とても助かります。

とりまとめに限らず、どんな仕事でも同じだと思います。
上述したような人であれば、この人と一緒に仕事をしたい、
この人なら安心して仕事を任せられる、そう思ってもらえるのでは
ないでしょうか。
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朗読の本を読んで

2017-11-19 22:31:21 | 講師大草からのメッセージ
こんにちは。講師の大草です。
今年の7月に出演した朗読コンサートから4か月たち、
ふと、また朗読に触れたくなったので、朗読に関する本を
読んでみました。

飯島 晶子 『朗読して幸せになる 7日間声トレ』 みらいパブリッシング

朗読の本ですが、目次を見てみると、まずは通る声を出すレッスンや、
滑舌を良くするためのレッスンからスタートします。

朗読は主に声で内容を伝えるわけですから、まずはその声を
良いものにしましょうということだと思います。
その後は、アクセントのつけ方、間の取り方などメリハリを
つけて読むレッスンなどが続きます。

さらに進むとプレゼンテーションのレッスンもあります。
朗読もプレゼンも聞き手の興味を引きつけ、聞き手に伝わるように
工夫する点では変わりませんし、心地よく聞いてもらえるような声が
大事なのも同じです。
朗読なので、物語を上手に読むレッスンもあります。

7月の朗読コンサートの稽古の時に言われていたのと同じことが
この本にも書かれていて、少し懐かしく感じました。

朗読というと声だけで伝えるようなイメージがあるかもしれませんが、
そうではなく、登場人物の心情を考えて、その気持ちで読んだり、
表情や身振り手振りなどの動きをつけて読んだり、
この本の言葉を借りれば、体全体で読んで聞き手に伝えるのです。
また、朗読会では、お客様に楽しんでもらえるような仕掛けを考えることも
大切なようです。

こうしてみると、朗読はプレゼンテーションや研修講師などの仕事とも
通じるものがあるように思えてきます。
朗読を勧めるわけではありませんが、朗読を通してプレゼン能力を
高めるというアプローチもありだと思っています。

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