おはようございます。藤田です。
現在本業の方で進めているプロジェクトで、「ダムカード」に出会いました。
「ダムカード」??
テレビや日々の会話などで聞いたことがあるかたもおられると思いますが・・・、
正解は「ダムについて書かれたトレーディングカード」のような形状のものです。
今回のテーマは、ダムカードをはじめとする、広い意味で「公共配布トレーディングカード」にします。
「ダムカード」は2006年に開催された、とあるダムマニア(ダム愛好家)向けのイベントで、ダムマニアが「ダムに行かないともらえない、記念となるカードのようなものがあると嬉しい」といった発言をして、それをきっかけとして国土交通省が本格的に検討を始めたそうです。
2007年度の「森と湖に親しむ旬間」から、国土交通省及び独立行政法人水資源機構が管理する111のダムで配布が始められ、2017年(今年)で10周年とのことです。
※「森と湖に親しむ旬間」とは、国土交通省及び林野庁では、昭和62年度から開始している、毎年7月21日から7月31日まで定めた期間です。森林や湖に親しんだもらうよう、全国各地のダムを無料開放やライトアップをするなど、色んなイベントが開催されています。
http://www.mlit.go.jp/river/kankyo/campaign/shunnkan/
「ダムカード」は、好評で、ダムマニアはもちろん、カードコレクターにもブームは広がって・・・当初、ダムカードを配布しているのは、国土交通省と水資源機構が管理するダムだけだったのが、地方公共団体運営のダムや電力会社のダム、建設中のダムにも広がり、発行されているそうです。建設中のダムはレアカードもでているそうです。これらはこれらは発展をとげ、「公共配布トレーディングカード」「公共カード」として、「マンホールカード」をはじめ、他のインフラ施設にも広がりました。
今年は同じく国土交通省や各地の地方整備局から「灯台カード」が発行、イベントなどで限定配布されたところ、人気だったそうです。
更にインフラだけではなく、「歴史まちづくり」略して歴史的な建物で配られる、「歴まちカード」が発行されています。
共通点は以下の通りです。
1:カードの大きさはトレーディングカードと同じ大きさ
2:デザイン・構成は、元祖「ダムカード」を意識したもの
表面:ダムやインフラなどの写真と名称
裏面:ダムやインフラについての詳しい説明
3:イベントなどの特定の機関などに、無料で配布される
(郵送はしない、有償ではない)
2の写真や裏面に書く内容でカードの個性を出すことができます。
「ダムカード」が成功事例といわれているのは、国土交通省の職員の方とダムマニアがお互いの国土交通省の「ダムを知ってほしい」、ダムマニアの「ダムの魅力をつたえたい」という思いを持ち寄って連携し、協力しあったことが大きいそうです。別の主体のダムからのダムカードの発行や、新しいインフラカードに対しても歓迎の考えだそうです。大きな志のもとに一つの思いを持って、官民そして、組織も超えた連携をし、普及をしていく事例を聞くとすがすがしいです。
ご存知の通り、全国でゆるキャラが登場し、「ゆるキャラグランプリ」が開催されるなどで盛り上がっています。
公共配布トレーディングカードも今後更に盛り上がっていくのではないでしょうか。
願わくば、私も様々な組織が1つの思いの元に連携して、楽しく問題解決をしていき、普及していくようなテンプレートをつくるお手伝いをしたいと思っています。
参照にしたURL(実際の写真などはぜひこちらをご覧ください)
「今押さえておくべき公共配布トレーディングカード16種類」
http://saikyofukugyo.com/archives/9
「パパにも捧ぐ!夏のおでかけ先はダムで決まり!?その2:ダムカードマスターへの道」
https://www.nobitalk.com/topics/70
BACKNUMBER
2017/07/13 17期事務局藤田です。質問をするということについて
http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/e/09ed551a27fdf75991aa633d98ef2942
2017/08/28 トップダウンとボトムアップについて
http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/e/46381ced0726b558a97f6a5d8b61c63d
2017/10/13 エゴグラムが教えてくれたこと
http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/d/20171013
おはようございます。藤田です。
現在本業の方で進めているプロジェクトで、「ダムカード」に出会いました。
「ダムカード」??
テレビや日々の会話などで聞いたことがあるかたもおられると思いますが・・・、
正解は「ダムについて書かれたトレーディングカード」のような形状のものです。
今回のテーマは、ダムカードをはじめとする、広い意味で「公共配布トレーディングカード」にします。
「ダムカード」は2006年に開催された、とあるダムマニア(ダム愛好家)向けのイベントで、ダムマニアが「ダムに行かないともらえない、記念となるカードのようなものがあると嬉しい」といった発言をして、それをきっかけとして国土交通省が本格的に検討を始めたそうです。
2007年度の「森と湖に親しむ旬間」から、国土交通省及び独立行政法人水資源機構が管理する111のダムで配布が始められ、2017年(今年)で10周年とのことです。
※「森と湖に親しむ旬間」とは、国土交通省及び林野庁では、昭和62年度から開始している、毎年7月21日から7月31日まで定めた期間です。森林や湖に親しんだもらうよう、全国各地のダムを無料開放やライトアップをするなど、色んなイベントが開催されています。
http://www.mlit.go.jp/river/kankyo/campaign/shunnkan/
「ダムカード」は、好評で、ダムマニアはもちろん、カードコレクターにもブームは広がって・・・当初、ダムカードを配布しているのは、国土交通省と水資源機構が管理するダムだけだったのが、地方公共団体運営のダムや電力会社のダム、建設中のダムにも広がり、発行されているそうです。建設中のダムはレアカードもでているそうです。これらはこれらは発展をとげ、「公共配布トレーディングカード」「公共カード」として、「マンホールカード」をはじめ、他のインフラ施設にも広がりました。
今年は同じく国土交通省や各地の地方整備局から「灯台カード」が発行、イベントなどで限定配布されたところ、人気だったそうです。
更にインフラだけではなく、「歴史まちづくり」略して歴史的な建物で配られる、「歴まちカード」が発行されています。
共通点は以下の通りです。
1:カードの大きさはトレーディングカードと同じ大きさ
2:デザイン・構成は、元祖「ダムカード」を意識したもの
表面:ダムやインフラなどの写真と名称
裏面:ダムやインフラについての詳しい説明
3:イベントなどの特定の機関などに、無料で配布される
(郵送はしない、有償ではない)
2の写真や裏面に書く内容でカードの個性を出すことができます。
「ダムカード」が成功事例といわれているのは、国土交通省の職員の方とダムマニアがお互いの国土交通省の「ダムを知ってほしい」、ダムマニアの「ダムの魅力をつたえたい」という思いを持ち寄って連携し、協力しあったことが大きいそうです。別の主体のダムからのダムカードの発行や、新しいインフラカードに対しても歓迎の考えだそうです。大きな志のもとに一つの思いを持って、官民そして、組織も超えた連携をし、普及をしていく事例を聞くとすがすがしいです。
ご存知の通り、全国でゆるキャラが登場し、「ゆるキャラグランプリ」が開催されるなどで盛り上がっています。
公共配布トレーディングカードも今後更に盛り上がっていくのではないでしょうか。
願わくば、私も様々な組織が1つの思いの元に連携して、楽しく問題解決をしていき、普及していくようなテンプレートをつくるお手伝いをしたいと思っています。
参照にしたURL(実際の写真などはぜひこちらをご覧ください)
「今押さえておくべき公共配布トレーディングカード16種類」
http://saikyofukugyo.com/archives/9
「パパにも捧ぐ!夏のおでかけ先はダムで決まり!?その2:ダムカードマスターへの道」
https://www.nobitalk.com/topics/70
BACKNUMBER
2017/07/13 「17期事務局藤田です。質問をするということについて」
http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/e/09ed551a27fdf75991aa633d98ef2942
2017/08/28 「トップダウンとボトムアップについて」
http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/e/46381ced0726b558a97f6a5d8b61c63d
2017/10/13 「エゴグラムが教えてくれたこと」
http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/d/20171013
2017/11/18「ダムカード、灯台カード、公共配布トレーディングカードについて」http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon/e/7a8774b503266cae184bef3fc51a80ee