おはようございます。事務局の藤田です。17期事務局として務めた最後のブログになります。
今回は「その発想があるんだ!」と衝撃を受けた、イギリス南部で始まり、日本でも様々な地域で取り組まれている「トランジションタウン」活動についてご紹介します。
地球環境と言うと、ゴミは分別しなければならないとか、電気やガスはこまめに消さないといけないとか・・・「決められたルールを守る」ということをイメージしていました。 「ルール」が守れない、続けられない、できない・・・ルールが守れない自分が地球環境に対し、いつも申し訳なく思っていました。
「トランジション・タウン」は、地球問題解決のための「ルール」を自分で作っていく、しかも楽しく、できる範囲で行うのです。
私の取材した「トランジション・タウンかさはら」(岐阜県多治見市)は、1人で立ち上げた組織です。(他の組織は数十人単位というところもあります)
勤め先の社宅と使っていた古民家を社長承認のもと借りて、改装しています。
竹林がぼうぼうだったお庭をエネルギーを再生できる仕組みをつくっています。
屋内も様々な廃材を利用して、改装。
前の勤務先をやめた日の帰り道で捨てられているのを見つけた脱穀機を嬉しくて持ち帰ってきたり、
軽トラックの荷台によそからいただいた廃材で作った家を作りキャンピングカーを作る構想(法律的には問題ないもののようです)
お米を肥料も水もなしで作る方法を数年かけて研究し、
「タイル焼きいも」として多治見市にはあらゆるところにあるタイルの廃材を使ってつくる焼き芋など・・・
結果として地球環境によいことになるのですが、わくわくする形で取り組んでいるのが特徴です。
話を聞いていて「やりたいからやっている」「わくわく」オーラがとてもまぶしく、心地よかったのが印象的でした。
なお、取材記事は、その1は書けたものの、その2は多忙で書けていませんが、待っていただいています。(優しいです!)
グローバル化で違う文化がどんどん入ってくる、AIやIT化、ドローンの普及やテクノロジーの進展で人間でしかできないと思われていたことでも機械のほうがよりできることも増えてくる。半年前に「正しい」といわれた常識があっという間に変わることもある、そんな時代だからこそ、変化をkキャッチし、楽しんで取り組む姿勢が必要だと感じます。もちろん個人としてそう心がけるのは尊いのですが、…「トランジション・タウン」プログラムやテンプレートに乗るというのは同じものを志す仲間やよりよくする経験値がみつかり、素敵だと感じました。
そして、一方、どんな時代でも稼プロ!が大事にしている三意(熱意、誠意、創意)やひととなりのような、変わらず大事なエレメントがある、そのコントラストのバランスがこれから生きる人には求められているのではないかと感じています。
楽しみながら、自分にできることで問題を解決していく、多くの人が強みを生かしてのびのびと経済活動を含めいろいろなことに取り組める、結果とプロセスの両面を楽しむ触媒に私はなりたいとおもいます。
1年間ありがとうございました。
【事務局藤田 BACKNUMBER】
2017/07/13 「17期事務局藤田です。質問をするということについて」
2017/08/28 「トップダウンとボトムアップについて」 2017/10/13 「エゴグラムが教えてくれたこと」
2017/11/18「ダムカード、灯台カード、公共配布トレーディングカードについて」
2018/01/13「今朝、NHK総合テレビにセンターで20秒出演!からみる「お金をかけずにできる広報術」
2018/02/28 「私の密かなヤボウと天才と異端児と触媒の関係」
2018/4/15 「ひととなりの正体。だから、私は稼プロ!を選んでよかったと思っています。(長文)」 16期藤田としての過去の記事一覧はこちら
2017/06/16 「1年の振り返りスペシャルその3 ついに本当のファイナル・・・ 」