こんにちは!19期生の土佐林義孝です。
9月28日、29日の合宿お疲れ様でした。過去の先輩方の、企業内から独立までの道のりを聞けたこと、懇親会では同期の皆と遅い時間まで、お酒を飲みながら話ができたこと、非常に有意義な時間を過ごせたと感じながら、このブログを書いてます。
早いもので今週火曜日から10月に入ります。私は、企業内ですが、クールビズ期間が9月末で終了し、10月1日からネクタイ着用が義務付けられます。クールビズ期間ですが、最近では、5月から開始し、9月末までを採用しているところが多いです。5ヶ月間もネクタイしない期間があります。一層のことネクタイ着用という制度を廃止しては?と思うこともあります。
最近の私の診断士活動ですが、酒卸売業とオフィス家具の施工業者の実務従事に取り組んでます。中小企業のメイン課題は、「売上拡大」これにつきるとのことで、今回の実務従事では売上拡大のための全体戦略やマーケティングをメインテーマに取り組んでます。
その他、東京都中小企業診断士協会のイベント「一年目の会」の中央支部代表幹事に選ばれ、企画検討を9月から開始しました。この会は、各支部に登録し1年目の方を対象としたイベントです。各支部の代表者の話を聞くと、各支部での活動を楽しくやっており、どのようなイベントができあがるか楽しみです。昨年度のこの会のテーマですが、「LIFE SHIFT」という2017年度に「ビジネス大賞2017」で準大賞を受賞した本がテーマとなっていました。今回はこの本と今回の合宿で取り組んだキャリアビジョンで自分が感じていることを書きました。
「LIFE SHIFT」ですが、簡単に要点を記載します。
(1)平均寿命は、現在80歳代ですが、医療の進展や健康管理への理解が進み平均寿命100歳の時代に突入する可能性が高い。50歳未満の人は100歳以上生きると思った方がよい。
(2)平均寿命が100年になることで、従来の20代で会社員になり、60歳代で定年退職、残りの20年で余生を楽しむというライフプランが崩れる。80歳まで働く可能性が高い。ステージを変えるたびに新たな能力を身に付け、その結果、視野や人とのつながりが広くなり、強くなっていくマルチステージの生き方の時代になる。
(3)マルチステージを生きていくにあたり有形資産(マイホームや現金)だけでなく、無形資産(①生産性資産/仕事に役立つ知識やスキル、②活力資産/健康、良好な人間関係、③変化に応じて自分を変えていく力)が重要になっていく。
「自分はどう生きるのか」、新しい未来に向けてどのような準備をしていくべきかヒントをくれるのがこの本です。
私の身の回りでは、現在米国のメーカーの日本事務所で勤務する69歳の人と一緒に仕事をしています。この方とは、今年5月に米国/ミネアポリスへ出張しました。健康には気を付けられ、元気に仕事をされています。今度の水曜日には、75歳のメーカーの方と新規営業方針について打合せを行います。会社で「LIFT SHIFT」の話を2020年に60歳で定年を迎える人に話をしたら「後、20年も働きたくない、嫌なことを言うなぁ(笑)」と返されましたが、現実になりつつあると感じてます。私は、マスターコースに二つ所属していますが、もう一つのマスターコースでは69歳の方がいらっしゃいます。その他、昨年診断士試験に合格し、今年74歳の1年目の方を知っています。そういうわけでもはや80歳まで働くことは覚悟した方がよいと強く感じています。
今回の合宿では、キャリアビジョンがテーマでしたが、「LIFE SHIFT」の本を読んだ後でしたので、自分のキャリアについてなおさら真剣に考えるようになりました。自分は、今38歳ですが、「LIFE SHIFT」の本通りだとすると80歳まで働き、働く期間は残り40年以上残っている計算になります。自分は色々なことにチャレンジして、色々な人と関わって、刺激のある人生を送りたいと思うようになりました。
「LIFE SHIFT」という本を通じて感じたことを書きました。「LIFE SHIFT」から、キャリアビジョンを考える上で、考えるヒントをたくさんもらいました。もしよろしければ一読をおススメします。最後までお読みいただきありがとうございました。
土佐林 義孝