東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

インターネットが生んだ新たなワークスタイル

2013-11-30 00:10:52 | 診断士林からのメッセージ

皆さま

中小企業診断士の林です。

最近は特に寒くなってきましたね。街中でも電車の中でも、コートを着て、風邪予防か本当に風邪を引いているのかマスクをしている人も多く見かけます。私も、風邪予防のために最近は外出する際には必ずマスクを着用するようにしています。仕事もプライベートも忙しい年末年始の季節になってきましたので、皆さまも風邪をひかないように気を付けましょうね。

さて、本題ですが、今日は「道を究める」ということについてブログを書きたいと思います。

突然ではありますが、私の妻はフラワーデザイナー(正確には、フラワーデコレーター)の仕事をしています。特に、どこかの店舗に勤めているということではなく、個人事業として営んでいます。例えば、教室を開いてレッスンをしたり、イベントで出展したり、ネットや口コミで注文を受け付けて製作したりしています。

フラワーデザイナーの資格を取得して4年ぐらいになると思います。最初は、趣味の延長程度だろうなあ~と見ていたのですが、どうやら本格的に個人事業として仕事にすることを当初から考えていたようで、地道にいろんなところに出展したり、雑誌に掲載したり、少ないながらにレッスンをしたり。

本当に感心するぐらい地道に活動を続けて、最近はそれなりに仕事を見つけては忙しそうに仕事をしているようです。(すみません、自分の妻のことを自慢げに書いて。。。)

最近の女性は、特に既婚者の女性に多いようですが、なにか一芸を身に付けて、それで個人事業として仕事をしている方が多いようです。そして、そういった違う事業を営んでいる方同士がコミュニティーを形成して、お互いに連携しながら一緒にビジネスを企画したり、イベントを開催したり、仕事を融通し合ったりして、ビジネスを広げているとのこと。

特に、家庭や子育てなどで忙しく、会社勤めをするのが難しい奥様方にとっては、空いているスキマ時間をみつけて好きなことを仕事にし、知らない人同士がインターネットなどで結びついてリアルな世界で協働する、このようなワークスタイルが人気を呼んでいるのでしょうね。これも、インターネット社会が生んだ新たなワークスタイルと言えるのかもしれません。

しかし、本当に楽しそうに仕事をしている妻を横目で見ていて、なにか羨ましくも思えます。好きなことで、好きなように仕事をしていて。有名な某企業は、「おもしろおかしく」というのを経営理念に置いているそうですが、良い仕事をする原点はこういう姿勢、考え方にあるのかもしれないな、と思う今日この頃です。

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統計解析入門

2013-11-28 23:19:14 | 13期生のブログリレー

こんばんは、西村です。
先日、統計解析の入門講座に参加してきました。

正直、統計解析に関しては、大学時代に少しかじった程度でよく理解しておりませんでした。
現在勤務する会社でも非常に多くのデータを使いますので、仕事の役に立てばいいな、という
気持ちと、自己投資の意味も込めての参加でした。

テクニカルな点が多くありましたが、「入門」という観点で理解が深まった点を紹介いたします。


・統計解析は「手段」であって、「目的」ではない
講師の先生曰く、「統計解析はものすごいことができるわけではないです」とのこと。
中には「すごいことができる」と思っている人が結構多いらしいです。

しかし統計解析はあくまで手段であって、できることは
 ①データの分布を明らかにする「現状分析」
 ②バラツキをもたらす原因を解明する「要因分析」
の2つです。
この点を取り違えると、手法に振り回されてしまうので、目的別に使い分けることが必要になるそうです。

・現状分析の特徴
データ分布を明らかにする現状分析は、データの「中心」、「バラツキ」、「範囲」を表すことだそうです。
中心の傾向は「平均値」、バラツキの大きさは「標準偏差」、分布の範囲は「平均値±標準偏差」であらわせる。
ちなみに、分布の範囲は全データの70%が含まれるという性質があるそうです。


・要因分析の特徴
要因分析の基本は「違いは何か?」を見つけることで、それは「比較」しないと分からない。
この比較を忘れやすいそうです。

例)購買分析
ある商品を買う要因を「購入者」に着目して分析する場合
「買った人」と「買わなかった人」の特徴を「比較」しないと、「違い」はわからない


・平均値、標準偏差と中央値を使う前提
よくデータ分析には平均値と標準偏差が用いられるが、この値を使う前提にはそのデータが
「正規分布に従うこと」がある。
逆に「正規分布に従わないデータ」で平均値を求めても意味がなく、その場合「中央値」を使う必要がある。

例)
正規分布に従うデータ     :サイコロを無限に転がした時の出目の数(3.5に近づく)
正規分布に従わないデータ   :大学で「理系」と「文系」の違いによる年収額


知っている人には非常に基本的でわかりきったことかもしれませんが、私にとっては改めてデータというものに
向き合う時の基本的な考えを学べる有意義な講座でした。

興味が沸いたのでもう少し統計解析について勉強してみようと思います。

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あまちゃん

2013-11-28 10:28:15 | 13期生のブログリレー

こんにちは、本間です。

先週ブログを書いた記憶があったのですが、約1週間で出番が回ってきました(笑)。したがって、これといってブログのネタはないので、今月はじめに行った三陸旅行のことを書きます。

もう放映は終了しましたが、「あまちゃん」で岩手県が元気です。私は特に朝遅くに家を出るときは、たまにあまちゃんを見る機会はありましたが、最終的にストーリーがどうなったかを把握できておらず、特に熱心なファンというわけではありません。

しかし、私の甥っ子があまちゃんを見て三陸鉄道に乗りたいということで、11月初旬に行ってきました。

↓あまちゃんの舞台となった三陸鉄道久慈駅

あまちゃんのロケ地もそうですが、観光地の賑わいはすごかったです。

仙台駅まで新幹線そこからバスツアーであったため、表面上あまちゃんブームで盛り上がっている一方で、震災の復興状況についても確認することができました。

一時的なブームで終わらず、末永く盛り上がることを願うばかりです。

ちなみに当日は楽天の日本一を決めた日で、午前中(試合前)でしたがスタジアムもバス越しで見ることができました!

 

以上、やわらかい話となりましたが次回はもう少し固いテーマで臨みます。

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2014年問題-WindowsXPサポート終了に思う

2013-11-26 00:00:00 | 13期生のブログリレー
13期生の佐野です。
 
2013年11月22日付の日本経済新聞朝刊(東京版)に、「16ヶ月ぶり2ケタ増-パソコン出荷台数」という記事が載っていました。今年10月のパソコン出荷台数が、前年同月比で19.9%増の伸びを記録したとのことです。記事ではその原因として、WindowsXPのサポート切れを控えての買い替え需要が法人を中心に顕在化したことをあげています。ここ数年パソコン不況がささやかれてきている中でのこうしたニュースは、パソコンメーカーにとっては一服の清涼剤になっているでしょう。
 
ご存知の方も多いと思いますが、来年2014年4月9日でサポート切れとなるWindowsXP。それ以降はMicrosoft社からのサポートが一切受けられなくなりますので、パソコン本体はもちろん、XP対応のプリンタや外付けハードディスクのような周辺機器、オフィス製品やウィルス対策のようなソフトウェアの開発や保守もその日を境に終了ということになります。XPが初めてリリースされたのは2001年。もう10年以上前になります。そのころはまだパソコンを常時インターネットに接続するような利用方法を想定して設計していませんので、製品はネットの脅威に対して脆弱でした。問題が発覚するたびに対応を重ねてきて、気がついたら全身包帯や絆創膏だらけの体になってしまい、もうこれ以上手当ての余地がなくなってしまった状態が今のXPです。サポートが打ち切られた以降、そのパソコンをインターネットに接続すると、かなり高い確率でダメージを受けるだろうといわれています。自分のデータが消えるだけならまだいいですが、今の脅威は自分のパソコンが知らずに他人のパソコンに悪影響を及ぼす類のものが多くなっています。被害者でありながら加害者にもなるうる可能性がありますので、本当に注意が必要です。
 
リリース当時は評判の高いOSでしたので、多くの業務用アプリケーションソフトがXP上で開発されてきました。私自身も多くのXP対応ソフトウェアを開発してきました。後継のVistaというバージョンが失敗(?)作ということもあり、より一層XPへの依存度が高まったという事情もあります。Widows7や8がリリースされた現在でもまだ多くの企業や自治体でXPのパソコンが業務を支えています。法人ではまだ約1,000万台のXPパソコンが利用されているとのことです。個人でも1,200万台のPCがXPのままだそうです。先月の読売新聞紙上には、966の自治体の約20万台のパソコンが来年4月を迎えても更新できないだろうという衝撃的な記事が出ていました。自治体では、もともと財政が良くない状態に加え、来年度マイナンバー制度への対応など大きな事業があり、一斉更新のための予算を確保できない状態にあるようです。尤も、住民情報を扱うパソコンがつながっているネットワークは、インターネットにはつながっていない独自の回線のため、外部からの脅威にさらされないという状況下にあり、USBメモリなどの接続を制限することさえできれば、当面問題がないのではという判断も行われています。でも、大切な住民情報を扱う自治体のパソコンが誰のサポートも受けられない状態にあることを考えると、該当自治体の住民は心穏やかではありません。マイナンバーも大事ですが、リスクへの備えも万全に行ってほしいものです。
 
ブログをご覧の皆様も、是非ご家族やクライアント先のパソコンに気を付けてあげてください。特に7~8年前に購入されたパソコンは、まだ利用できる状態がほとんどです。来年4月を過ぎてもインターネットに接続された状態に無いように、助言してあげるべきでしょう。かくいう私の父のパソコンもXPです。初売りのときにでも買い替えを促すつもりです。
 
これから来年4月までは、IT業界ではWindowsXP対策に追われる”祭り”の状態になるでしょう。でも、実はもう次のOSのサポート切れが忍び寄っています。2015年7月14日にはWindows Server 2003というサーバー用OSのサポートが終了します。2003はXPのパソコンと組み合わせてよく使われたサーバーOSですので、XP同様影響が大きいといわれています。業界人は”祭り”に疲れて小休止している暇(いとま)は無いということですね。
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食品偽装問題

2013-11-25 23:54:35 | 13期生のブログリレー
皆様、こんにちは。岩田です。
 
最近、話題としては落ち着いてきた感がありますが、食品偽装について取り上げたいと思います。
 
近年、食品偽装といえば製造業での違反が目立ちましたが、今回はデパートやホテルといった
流通やサービス業などの業界で発覚しました。しかも、ブランド力のある有名企業が目立ちました。
 
その数の多さに正直、驚いたというのが個人的な感想です。
 
食品メーカーにとって産地偽装等の食品偽装は立派な法律違反ですから、ほとんどの企業では
表示に神経を尖らせています。
飲食店でのメニューの表示には法律が整備されていないからしょうがない、というのは
世論をみても言い訳にはできないですね。
 
どのような理由があってもバナエイエビを芝エビとしてお客様に提供してはまずいと思います。
 
でも、言い分としては、それが業界での慣習だった、とのことですね。
 
 
是非は別として、このように業界の慣習として本来とは異なる名称で読んでいる例は
食品業界には結構あります。
 
たとえば、回転寿司では本来の名称と異なる魚種を使っているのは有名な話です。
「うなぎ」として販売されているものが、実は深海魚であったり、「えんがわ」もひらめではなく深海魚です。
(これらは違法ではないそうです。低価格で提供するためであり、騙すこととは別問題で
回転寿司が悪というわけではありません。)
 
 
ところで、「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録される見通しになったそうです。
2020年には東京でオリンピックが開催されることもあり、日本食はますます世界に発信されると思います。
紛らわしい名称により「和食」が信頼を損なわないように、日本の食品業界がよりよい方向へ向かうことを願います。
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