こんばんは。11期生の静永です。
私事ですが、先日9月開催の実務補習5日コースを仙台で受講し、遂に今までで合計3回15日間分を修了することができました。
大抵の方は3回目の最終日に診断士の登録申請書と必要な書類(2次試験合格証・実務補習の修了証・住民票の写し)を実務補習会場で提出されるかと思いますが、せっかくなので、直接中小企業庁へ提出しに行ってきました。
経済産業省別館の入口では受付が用意されており、用件を伝え入館手続きをすると、7Fの730へ向かうように伝えられます。行ってみると、そちらは全く来客が意識されてないようなオフィスで、もちろん受付もなく、職員の方々が普通に仕事されていました。直接届けに来る人はレアケースなんでしょうね、きっと。
知らない人が見たら絵的にはオフィスの片隅で職員同士が雑談しているような状況でしたが、担当職員の方は丁寧に対応くださいました。
余談ですが、実務補習の資料には住民票の写しが必要とありますが、実際は申請者本人の指名を確認できる公的な証明書であれば良い(「中小企業診断士制度の改正に係るQ&A集」参照)ので、今回私は免許証のコピーを使いました。
月末までに受理されれば、翌月には手続きされ官報にも載るとのことですので、遂に私も国家公認の診断士となるための手続き完了です。資格取得にかかった時間を考えると、やはり感慨があります。
正式に中小企業診断士となるにあたり、気分を引き締めるために、「プロフェッショナリズム」の道について考えさせられる「ヒポクラテスの誓詞」を記しておこうと思います。お医者さんの倫理・任務などについての宣誓文です。
- 医の実践を許された私は、全生涯を人道に捧げる
- 恩師に尊敬と感謝を捧げる
- 良心と威厳を持って医を実践する
- 患者の健康と生命を第一とする
- 患者の秘密を厳守する
- 医業の名誉と尊い伝統を保持する
- 同僚は兄弟とみなし、人種、宗教、国籍、社会的地位の如何によって、患者を差別しない
- 人間の生命を受胎のはじめより至上のもととして尊ぶ
- いかなる強圧にあうとも人道に反した目的の為に、我が知識を悪用しない
(出典:大前研一『ザ・プロフェッショナル』)
「医」を「コンサルティング」、「患者」を「顧客」と読み替えて、気持ちを新たにしたいと思います。