皆さん、こんにちは。講師の富岡です。
日経新聞は企業勤務時代から長年読み続けていますが、
数年前「もう紙の時代ではないだろう」ということで、
日経電子版だけにしました。
しかし思うところがあって最近紙の新聞を再び購読する
ようになりました。(理由は高校3年生の息子に読ませ
たくて、ということだったのですが、本人関心示さず)
久しぶりに紙面に触れ、やっぱり新聞は紙が良いと実感
しています。私が感じる良いところ3点。
1.毎日読むようになった
スマホのアプリを押せば電子版を読めるのですが、私の
場合毎日読まなくなってしまっていました。紙の場合、
毎朝実物が届くので、自然とお茶を飲みながら紙面を開く
ようになりました。
2.一覧性がある
電子版の画面はスクロールしたとしても限られています。
見出しをクリックしなければ記事詳細が見られなかったり
します。その点紙の場合テーブルに紙面を広げて全体を
俯瞰できます。世の中の動き全体が頭に入るような気が
します。
3.広告が見られる
これも紙と電子版の大きな違いです。電子版は広告がありません。
紙の場合、さまざまな広告が見られます。ビジネス関連書籍
の広告で今のトレンドを知り、企業のイメージ広告で各企業の
考え方を知ることができます。
日本の新聞発行部数のピークは1997年の5376万部。それが
2022年は3084万部、25年で2300万部減少したそうです。
このままでは20年以内に紙の新聞は消滅、という説もあります。
この流れは止まらないと思いますが、私は紙の新聞を読み続けます。
富岡 淳