東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

リアルな出会いとネットでの出会い

2020-11-30 12:00:00 | 20期生のブログリレー

 こんにちは、20期生の岡田英二です。
 今回は、自身のちょっとしたエピソードから出会いについて考えてみました。

 先日、妻とショッピングモールへ行きました。妻の目的はCostcoでのまとめ買いで、私の役割は買い物した商品を運ぶ車の運転です。私はCostcoの会員になっていないため店内には入れず、隣接するショッピングモールで過ごすことになりました。

 久しぶりのショッピングモールだったので、ウィンドウショッピングを楽しむことに。洋服、靴や雑貨などを見た後に、本屋へ入りました。店内を歩いていると1冊の本が目に留まりました。そう、今回のタイトルにある出会いとは本との出会いです。
 このように、本屋に立ち寄るとなぜか目に留まる本に出合うことがあります。このような現象はネットサーフィンではあまり起こりません。店頭で目に留まった本は、ほとんどの場合立ち読みの対象となります。この立ち読みによる査定を通過するとレジに連れていくことになるのです。インターネットの書籍販売サイトでも立ち読みの機能は利用できますが、なんとなくリアルのものと違う気がします。私の場合、本屋で目に留また本の購入確率はインターネットのそれに比べてかなり高い気がします。

 前述の本は結局購入には至りませんでした。しかし何となく気になり、家に帰ってインターネット検索をしました。立ち読み機能のあるサイトで一部閲覧するも、気になっている個所は対象外でした。そこで、自治体の図書館サイトを訪れて蔵書検索をすると、なんとこの本があるではありませんか。自治体の図書館で貸出手続きをして、めでたくこの本が手元に届きました。このブログでタイトルにしたインターネットでの出会いとはこのことです。

 ちなみに、ここで出てきている本は、櫻井秀勲著『老後の運命は54歳で決まる!』きずな出版です。出版社に勤めていた著者は54歳で退職して起業し、88歳となっても現役の経営者として活躍しています。この本は著者自身の経験を踏まえて、さまざま角度から老後に関する考え方を書き下ろしたものです。今年50の大台に乗った私には参考になる面が多数ありました。

 本との出会いは人との出会いと似た面があると感じております。リアルな出会いとネットの出会いでは若干おもむきが異なり、その活用方法も違いがあります。心を動かされる出会いはリアルの出会いに多く、ネットでの出会いはある目的をもってたどり着くことが多いように思います。今回、リアルとネットの出会いを通して手元に届いたこの本に感謝しながら図書館へ返却しようと思います。たわいのないお話でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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副業申請②

2020-11-29 12:00:00 | 20期生のブログリレー

皆さまこんにちは。

稼プロ!20期生の岡崎です。

今回は、私の副業申請の実録・続編をご紹介いたします。

最後までお付き合いください。

 

前回11月9日のブログでは、

登録後の診断士活動にあたり、当社の勤務規則“稟議による承認なく他の職業に従事又は関与してはならない”をクリアすべく行動したことを書きました。

法人の人事部にこの件を問い合わせ、「業務以外で個人で他業に関わるには稟議が必要、まずは所属長(部長)に相談するように」との回答をもらったところで終わっております。

 

さて、この3週間で少し進展しました。具体的には以下のとおりです。

まず、所属部長(事務部長も兼務)には合格は報告済みですがこの件はまだだったので、資格登録が終わったことを報告し、勤務規則での活動の縛りを伝えました。資格維持のための実務ポイントについてはご存じのようで、今後の活動時に、薄謝等が出る可能性があるなら、社内での要らぬトラブルに繋がらないよう、事務課長に上申を依頼しておくようにとの指示を受けました。  

 

元同僚の事務課長は登録への祝福とともに私の依頼を快諾。・中小企業診断士登録証、・更新登録の実務要件が記載された印刷物、・当社の勤務規則、の各コピーを提出すると、上申にあたり、事務部長宛の「要望書」を求められたので、以下の内容を記した要望書を作成しました。

・中小企業診断士の資格登録を行った

・当該資格は有効期限が5年。登録維持のためには、経営の診断・助言業務などへの実務従事が必要で、その折には第三者に関与する可能性が生じる

・勤務規則には、”稟議による承認なく他の職業に従事又は関与してはならない”の旨が定められている

・資格維持のため、有効期限内での他の職業への関与についての承認が欲しい

・資格維持のための活動は、平日の就業時間外と休日のみとする

 

当該要望書を事務課長に提出し、「改めて法人の人事課に手続きを確認のうえ稟議を進めます」との返事をもらいました。

 

今日の時点での進展はここまでです。

法人稟議による承認が得られるかどうかは不明です。

結果は今後の私の回でご報告させていただきます。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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コロナ禍の運動会

2020-11-28 12:00:00 | 20期生のブログリレー
 稼プロ!事務局の佐々木です。こんにちは。コロナの再拡大が連日ニュースになっています。27日は重症患者が過去最多に。一方で米国のワクチンのニュースは朗報ですね。私の取引先の米国人も被験者の1人で、かなり広い範囲で急ピッチにテストが進んでいるようです。
 
 第三波が顕在化する少し前に、下の子の小学校で運動会がありました。といっても当然例年通りに開催したわけではありません。以下のように極力密を回避する工夫をして行いました。
・学年ごとに時間を分けて実施
・種目は各学年2種目に限定(徒競走とダンス)
・父兄は各家庭1名で学年ごとに入れ替え
・見学順路も次のように細かくルール化
 ①門で受付
 ②体育館に用意された座席に徒競走の順番で待機
 ※靴を履き替える必要がないように体育館の床全面にマットを敷設
 ③徒競走開始時刻に隊列を組んで運動場に移動
 ④子供の徒競走開始前にゴール前に移動
 ⑤徒競走が終了したらダンス見学スペースに移動
 ⑥ダンスが終了したら退門
事前のプリント通知だけで多くの父兄が規律正しく行動できるかどうか不安でしたが、当日はとてもスムーズに進行できました。
 
 私はオヤジの会に所属していますので、整列のサポートや警備を担当しました。オヤジの会は今回、運動場と校舎にカメラを設置し、全種目の撮影にもトライしました。テレビ局勤務の方がいたので撮影はバッチリ。動画に詳しい方が編集し見事な画像に仕上げてくれました。各家庭との共有の仕方はプライバシーへの配慮もあるので現在検討中ですが、きっと喜ばれると思います。稼プロ!も20期の勧誘で動画を作りましたが、ウィズコロナの時代は動画編集テクニックが大事ですね。
 
 今年はコロナ禍でこれまでと同じようにできないことがたくさんありますが、知恵を絞ればなんとかなることを改めて実感しました。チャレンジが必要になりますが、それはスキルやノウハウになるので、実際のアウトプット以上の満足感を得られます。体操の内村航平選手が来年のオリンピックについて「できないじゃなくて、どうやったら出来るかをみんなで考えたい」と発言されました。今回の経験を経て、この発言の意義を深く考えさせられました。
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コロナを経験した20年後の社会

2020-11-27 12:00:00 | 20期生のブログリレー

みなさん、こんにちは。

稼プロ!20期生の大野徹司です。

 

今回は、新型コロナウイルス感染症(以下コロナ)を経験した20年後の社会を予想してみます。

 

先日、世界最大級のFTAとなる包括的経済連携(RCEP)が合意されたとニュースになりました。コロナ禍の閉鎖的なムードが漂うアジアにとって明るい話題です。かつて、世界の閉鎖的政策が戦争を引き起こす一因となりましたが、世界はまだ開放に向かっており、これからも物や情報は活発な交換が進みそうです。

 

人の往来についてはどうなるでしょうか?現在は国境を超える移動は極端に減っていますが、コロナウイルスのワクチンがいき渡れば、世界は少しずつ元の姿を取り戻しそうです。安全が確保できれば、抑圧されていたうっ憤を晴らすべく、人々は海外へ出ていくことでしょう。しかし、それがひと段落ついた後には、人の往来は減少するのではないかと私は考えています。

 

コロナ禍において、人は直接会わずとも成立するさまざまな仕組みを作り込んでいます。例えば、海外の食べ物を事前に取り寄せ、現地のイベントをVRで体感しながら食事も楽しめる取組みが始まっています。製造業でも、海外企業に直接訪問せず、Web会議・Web工場視察などで対応する企業が増えています。もう1つの視点は、人に会いに行くコストが上がってしまうことです。航空・鉄道業界は、コロナが明けて一時的な客足増を期待できても、将来的な追加投資には慎重になるでしょう。路線本数などを減らしたまま、単価を上昇させる可能性が高くなります。これらが、人の往来が減少すると考える理由です。

 

ITを使用した非対面型ワークスタイルや通勤費の上昇は、生活コストの低い中堅地方都市へ移り住む動機にもなります。もし上手く人が集まれば、政府が進めてきた地方創生やスマートシティ構想は、実現可能性が高まるでしょう。

 

所得はどうなるでしょうか?IT関連企業は、伸びることが容易に想像できます。大手食品会社もIT・IoTを駆使し、生産を効率化させるでしょう。IT関連のコストや必需品は、さらに低価格になるかもしれません。一方、日本の大多数を占める中小企業はマスで勝負できません。引き続きニッチな市場で独自性を活かし勝負しなければなりません。しかし現実には、生産性・付加価値が低い企業が多いため、廃業を余儀なくされる、またはM&Aで効率化されていきます。中小企業で働く人々の所得が上昇することは簡単ではありません。

 

20年後の社会は、

・コンパクトな中堅地方都市で暮らし人々が増える。

・ITを使い、仕事をし、学び、遊ぶ。

・遠出の旅行回数は減るが、VRなどの他の楽しみ方が増える。

・所得は増えず苦しいが、生活コストも低い。

 

これは、あくまで私の予想です。みなさんはどのような20年後を想像されますか?そして、その環境で自分はどのように生きているのか想像してみてください。そんなに悪くない生活だといいのですが‥‥

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「ビジネスアナリスト」というプロフェッショナル

2020-11-26 12:00:00 | 20期生のブログリレー

前回のブログではプロボノの紹介をしました。私が所属しているプロボノ仲介NPO(サービスグラント)は、加入時に自分の希望役割を登録する仕組みになっています。この役割には、マーケター、Webプロデューサーなど、企業みたいないろいろなポジションがあり、私は「ビジネスアナリスト」として登録しています。実は、私はこのビジネスアナリストの定義を知らず、「仕事でIT戦略立案や業務分析してるし、これやろ」という単なる直感で登録していました。先日、このNPOのセミナーで「ビジネスアナリスト」の定義がわかり、そうだったのか!?と思ったことがあったので、雑感交えて少し紹介したいと思います。

ビジネスアナリスト(以下、BAと書きます)と聞くと、企業の財務や経営戦略を分析する人を思い浮かべるかもしれません。実際それも範疇に入るようですが、主にはプロジェクトにおいて、業務の分析・設計、新しい業務の現場への展開を行うスペシャリストのことだそうです。IIBA(International Institute of Business Analysis)という国際団体もあり、アメリカをはじめ欧米では一般的な専門職の1つとのことでした。

そのIIBAによる定義では、「BAとは、ニーズを定義し、ステークホルダーに価値を提供するソリューションを推奨することにより、エンタープライズにチェンジを引き起こすことを可能にする専門活動家」とあります。ちょっと難しいですね。私は、プロジェクトにおいて各ビジネス部門やスタッフ部門のニーズを引き出し、会社全体の変革の方向性に沿って実現の方向性をまとめ、その実現に向けてプロジェクト関係者(PMO、IT、業務部門など)を巻き込みながら変革を進める立場と理解しました。プロジェクトに関係する複数のステークホルダーのコミュニケーションを仲介・調整し、まとめあげる役割です。

私はこの話を聞いた時、日本の企業では「何となくあるようで無い役割」と感じました。社内で気の利いた人が肩書もなくその役割を果たしている、そういうイメージです。昔、社内の業務改革プロジェクトメンバーとして「業務検討して調整」を繰り返したことがありましたが、それはBAという名前の仕事だったんだと、初めて知りました。ややもするとそこらへんの職場では付帯業務扱いになりそうですが、BAという名前がついて認知度が上がってくると、ちょっと格好いいですよね。

このBAという役割、PM(プロジェクトマネージャー)と同様に、プロジェクト体制に明確に書き込まれると、プロジェクト成功率が高まる気がします。PMがその役割では、と思うかもしれませんが、PMはプロジェクトのQCDを守ることに責任があるので(特にCとD)、地道な業務面の合意形成が疎かになることがしばしばあります。しかし、プロジェクトは得てして、関係者の改革への合意が取れないことで袋小路に陥るのです。BAを置くことで、関係者からどんでん返しを食らわなくするための、リベロのような機能を持たせることができると思います。

BAの「仲介・調整してまとめあげる」という要素は、診断士が持つハンズオン的コンサルな要素と親和性が高いと思います。従来でも業務改革系のコンサルタントの仕事はBAに近いですが、あえてBAという役割を打ち出し存在感を出すことで変革の成功率を上げる、そんな診断士を目指すのも1つの方向性と感じています。

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