東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

ご挨拶と稼プロ!入塾について

2021-07-31 12:00:00 | 21期生のブログリレー
はじめまして。21期生の新谷直博(あらやなおひろ)と申します。
稼プロ!ブログリレーで初投稿になります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

半世紀以上生きてきた中で初ブログ投稿になりますので、まずは私の人となりを少しでも
知っていただくため、簡単に自己紹介をさせていただきます。

新卒で大手総合電機メーカーに就職して、現在は半導体製造装置メーカーの子会社に勤務
しています。主な業務は管理会計で、これまでの社会人生活の8割以上を費やしており、
予算や中計の作成・管理や原価管理などなど、日々悪戦苦闘しています。

大手総合電機メーカーに就職、現在は半導体製造装置を作るメーカーの子会社、というと
転職したように見えますが、実は転職経験は一度もありません。事業が売られ売られて
親会社変更(社名変更)はなんと4回!、でもやっている事業内容も勤務地も同じ、と
いう少し変わった経歴をもっています。
中小企業診断士には2018年11月に登録して現在3年目になりますが、この経歴が
強みになりそう、というのは中小企業診断士資格を取ってから気づきました。
その辺はまた別の機会に書いてみたいと思います。

そんな私がなぜ稼プロ!に入塾させていただいたか。いろいろと理由はありますが、主に
次の3つが魅力的だったからです。

①「診る」「書く」「話す」「聴く」という中小企業診断士としての基本スキルが学べる
②中小企業診断士としてのキャリアビジョンを体系的に考えられる
③魅力的な諸先輩方との「つながり」が持てる


①これは中小企業診断士に限らず社会人として持っておくべきスキルですね。でも全てに
 おいて自信がありません。特に「話す」と「聴く」は・・・。
 学ぶ機会を探していた時に稼プロ!に出会いました。その出会いは2年半ほど前だった
 のですが、諸事情でそのときは入塾を断念しました。今回ご縁があって改めて学ぶ機会
 を得ることができてワクワクしています。

②勤務先の定年が見えてきたなか、定年後のセカンドライフの何とどう向き合っていくか
 を考えたかったのですが、漠然としすぎていていまいちピンときていませんでした。
 そんな定年後(であろう)中小企業診断士としてのキャリアビジョンを体系的に考える
 機会がありスキルも学べる、というのは大変魅力的でした。

③中小企業診断士としてのネットワークには様々なものがあり、色々な出会いから幸運にも
 いくつかの「つながり」を持つことができました。2年半前の稼プロ!との出会いの時にも
 (その時は入塾しなかったにも関わらず)諸先輩方との出会いとつながりがありました。
 そんな魅力的な諸先輩方や同期の皆さんと末永くより濃密な「つながり」を築ける機会は
 得難いものだと感じています。

こんな私ですが、これから1年間、稼プロ!で学んでいくと同時に、こちらのブログにも
定期的に登場します。ご一読いただけるとありがたいです!
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2021-07-30 12:00:00 | 21期生のブログリレー
皆さん、こんにちは。
稼プロ!事務局スタッフの中津井徹です。

21期生の皆さん、第1回目の講義はいかがだったでしょうか?
稼プロ!の伝統(ベースとなる考え方)、キャリアビジョン、セルフブランディングと盛りだくさんの内容でしたね。
人生と書くと大げさかもしれませんが、これからの診断士活動を含めた生活のあり方・方向性を考える際のベースに
なるものですので、じっくり取り組んでいきましょう。
18期で学び、19期から事務局になっていますので、今回で4回目になりますが、毎回新たな気づきや刺激をいただいています。
私も40代の終盤に差し掛かってきて、会社員/診断士活動/自分のやりたいことなどの間のバランスや優先順位づけに
悩むようになってきました。先日の木村さんのブログの「人生90年時代」や「LIFE SHIFT」でしょうか?
また、最近、「FIRE(Financial Independence, Retire Early)」も気になっていて、書物や関連ブログ、
Twitter投稿などを読んだりもしています。
丁度良いタイミングで会社が10日間の夏季休暇に入り、コロナ禍でどこにも行くことができないので、
あらためてキャリア・アンカーからキャリアビジョンに取り組んでみようかと考えています。

藤田先生の特別講義の中でいろいろなSNSの紹介がありました。
名前を知っていても使ったことがないアプリもたくさんあり、自分は遅れているな、と再認識しました。
診断士になって一番使用頻度が高いのはFACEBOOKですね。
他の診断士の情報発信から学んだり、刺激を受けたりすることがたくさんあります。
また、思わぬところで共通の友達がいることがわかったりします。
21期生の皆さんもどんどん活用していきましょう。
最近FACEBOOKでフォローしている著名人でよく投稿を読んでいるのは、
元日本マイクロソフト社長の成毛眞氏とレオス・キャピタルワークスの藤野英人氏です。
オリンピックやコロナに関する投稿も多く、いろいろと勉強になります。
また、成毛眞氏の「2040年の未来予測」はとても面白い本です。
未来を明るくするさまざまなテクノロジーの進歩の紹介だけでなく、
未来のリスクとして年金/税金/医療費/衣食住/天災なども取り上げています。
どんどん読み進められる内容ですので、興味がある方は是非読んでみてください。

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私のセルフ・ブランディング

2021-07-29 12:00:00 | 21期生のブログリレー
はじめまして、稼げる!プロコン育成塾21期生の吉岡裕之です。
去る7月17日(土)第一回講義に参加させていただき、晴れて稼プロの一員として学びの場につくことが出来ました。

第一回の講義は、プロコンになるための心得、プロコンとしてのキャリアビジョン、そして診断士としてのセルフ・ブランディングという内容でした。どれも深く感銘を受ける内容でありましたが、あえて一つだけ印象深い講義を挙げるとすると、セルフ・ブランディングの講義ではなかったかと思います。

セルフ・ブランディングの講義では、講師の藤田隆久先生がご自身の経験から、【独立当初】、【法人化時】、【現在】のセルフ・ブランディングを披露してくださいましたので、私も自身の“専門性”にメスを入れ、自分なりのセルフ・ブランディングを改めて考えてみることにしました。私は昨年5月に診断士登録をしたばかりの新米診断士です。まさしく、藤田先生が言及された【独立当初】に該当し、今の段階では中小企業診断士としての実績はまだ乏しいことから、これまでの企業人人生に培ったノウハウを強みとしてブランディングをしていこうと思います。

それでは、私自身の強みとはいったい何か!?

第一に挙げられるのは、私自身が中小企業出身であるということです。
私は、診断士として独立する以前、中小企業(半導体商社)で17年間勤務をしました。その間、私が在籍した企業は、従業員は10名から60名に、売上高は10億円から70億円を上回るまでに成長したのですが、それとは裏腹に競合商社や顧客(製造業者)は軒並み淘汰されていきました。この場で詳しく語るスペースはありませんが、中小企業として成功する企業と失敗する企業の特徴をこの目で見てきたことは大きな強みだと考えています。

次の強みは、海外展開の経験が豊富という点です。
半導体商社に在籍したことは先に書きましたが、それ以前、私は大手産業機器メーカーの海外展開を担う部署で10年間勤務していました。その部署では、主に代理店を経由した海外営業を行っており在籍期間中にシンガポールでの駐在も経験しています。
前職へは海外経験を買われて引き抜かれたことから、前職においても海外事業の推進が主な役割であり、偶然ですがここでもシンガポールでの現地法人の立ち上げを行いました。中小企業の責任者として海外拠点を立ち上げた経験者は、中小企業診断士の中でもほとんどいないと思います。

3つ目の強みは、ゼロからイチにする力だと考えています。
中小企業を成長させるには、常に新しいことに挑み続ける必要があります。17年間の中小企業での勤務経験の中で、私は海外事業だけではなく大阪営業所の立上げや新ブランドの販売立上げなど多くの新規事業に携わってきました。中小企業では、責任者であっても現場の第一線で働かなくてはなりません。中小企業における新規事業の成功例と失敗例を責任者としてだけではなく現場の目線でも見てきた経験は、支援企業の事業をゼロからイチに押し上げる上で大きな力になると考えています。

以上のことから考えると、私の現時点でのセルフ・ブランディングは「中小企業出身×海外駐在経験×ゼロイチ力」になるのではないかという結論に至りました。

まだまだ未熟な診断士ですが、少しでも高くステップを駆け上がれるよう邁進していく所存ですので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
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楽しみながら学びましょう

2021-07-28 12:00:00 | 21期生のブログリレー
21期生の皆さま

事務局の田本秀行です。
第1回の講義を終えていかがでしたでしょうか。
これから1年間、講義にワークに盛だくさんです。楽しみながら学んでいただければと思います。

この楽しみながら、というのは今回の東京オリンピックのTV放送でよく聞く言葉です。
期待に応えようと背負わず、リラックスして力を発揮するということでしょうか。
その効果があってか、連日の金メダルラッシュ凄いですね。
私、訳あって先週から在宅勤務が続いていますため、
ついつい仕事の集中が途切れるとオリンピック観戦する誘惑に駆られてしまい困ってます。
昨夜は、体操、卓球、バレー、バスケとどのチャンネルを見ても白熱の戦い、応援が大変でした。

さて、私は企業内診断士ですが副業で開業をしております。
コロナ禍の影響もあり、違う事業を始めようとするお手伝いをしたり、
ネット販売を強化したいという事業者様の支援を始めたりしています。
コロナ禍の中で、そして、その後コロナ禍が落ち着いたら、
を見据えた販売促進を考えている事業者様が多くいらっしゃるのです。
そんなこともあり、今年に入ってからは販売促進に関していろいろ情報を仕入れるようにしています。

先日、TVを見ていて、とても興味を引いたのが、売れる販売員の橋本和恵さんです。早速、本を買って読んでみました。
大和書房の「売れる販売員の法則」です。その中に「6つの力」というがあるので簡単に紹介します。

①売れる考え方
②観察力
③アプローチ力
④商品説明力
⑤クロージング力
⑥リピータ獲得力

です。これは実際に現場で販促を考えるのにとても参考になると思いました。
お客様は販売員ではなく商品を見に来ている、そのお客様の考えを五感を使っていかにして察知するか、
興味を持っていただくためにいろいろな仮説をたててアプローチの仕方を実験してみる
興味を持っていただいたら、お客様に合った商品をわかりやすくおススメする
商品の説明をするのでなく商品を使ったらどうなるのかを説明する
などなど。いわゆるAIDMAやAISASでおなじみの消費者が買うまで販売員がとるべき行動について書かれています。

それだけですとありふれた販促理論なのですが、私が心動かされたのは、その実践主義と不屈の精神でした。

自分がいざ何かやろうとすると、どうしても鉄板の手順みたいなものがないか探してしまいます。
ですが橋本和恵さんは、誰も正解は知らないので、よく観察して考えてとにかく現場で試せと言ってます。
そもそも橋本和恵さんは当初人見知りで人と話せなかったそうです。
小売店でバイトしているときに、それを克服するために、売れるといわれる販売員を徹底的に観察して、
さらに自分で試していって、弱みを克服するどころか有名な販売員のプロになってしまったのだそうです。
また、関西のおばちゃんは人の言うことを聞かない、金銭感覚がすごい、ツッコミがすごい、ため
数ある販売テクニックはその環境下で鍛えられたおかげで生まれたそうです。

さすがに関西のおばちゃんを相手にというわけにはいきませんが、
自分も楽しみながら、そしていろいろ試しながら診断士としての引き出しを増やしていこうと考えております。
ちょっと楽しみながらを使いすぎて恐縮ですが、
皆さんもぜひ楽しみながらこの一年間学んでいただければと思います。
そのためのお手伝いをさせていただきますので、よろしくお願いいたします。




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中小企業診断士と他仕業の連携とすみわけ

2021-07-27 12:00:00 | 21期生のブログリレー
ご挨拶
本年7月から中小企業診断士として独立し、ようやく開業を本格化させた中川聖明と申します。
自分は1996年登録ですが、特定社会保険労務士の資格があり業務も労働組合や人事部が中心だったため、中小企業診断士とはまったく離れてしまっていましたが、外国人の上司を相手にして裏付けのない自信で国際化した業務に再チャレンジしようと考えています。
今回は長年の懸案にしてきた中小企業診断士の業務と他仕業の独占業務との関係について書いてみます。

士業の成り立ち
士業の成り立ちについてはいろいろ諸説あると思いますが、私は国民が行政手続きを円滑にするために当局と本人との間に入って支援する役割と考えています。また、業務については専門性の高い内容も多いので、知識が乏しい方が不特定多数の方を対象として介在すると誤った手続きや解釈で混乱を生じさせるということから国家試験と必要な研修によりライセンスが交付されていると理解をしています。また独占業務については、有償はNG
だが無償がOKだったり、無償でもNGものがあります。意外と複雑です。

いわゆる独占業務について
そのような中で有資格者ではないとできない独占業務についてたまに診断士の先生方と話題になることがありますので改めて確認していみます。少しだけピックアップします。
1. 弁護士は第三条(弁護士の職務)に 弁護士は、当事者その他関係人の依頼又は官公署の委嘱で、訴訟事件、非訟事件及び審査請求、再調査の請求、再審査請求等行政庁に対する不服申立事件に関する行為その他一般の法律事務を行うこととあり、第七十二条(非弁護士の法律事務の取扱い等の禁止)では無資格者は業とすることができないとあります。
2. 税理士は税理士法第二条に(税理士の業務)税務代理、税務書類の作成、税務相談と定義されています。2項には税理士は、税理士業務のほか、税理士の名称を用いて、他人の求めに応じ、税理士業務に付随して、財務書類の作成、会計帳簿の記帳の代行その他財務に関する事務を業として行うことができる。とあり、独占的内容が記載されています。
3. 社会保険労務士は第二条(社会保険労務士の業務)に労働社会保険諸法令の書類作成と手続き代行がさらに、申請、届出、報告、審査請求、再審査請求その他の事項、個別労働関係紛争の代理や、労働社会保険法令に関する裁判で補佐人として、弁護士である訴訟代理人とともに出頭し、陳述する。さらに第十四条の二(登録)で登録し、他さまざまな条件をクリアしないと業として行うことはできません。
4. 行政書士は 第一条の2で行政書士は、他人の依頼を受け報酬を得て、官公署に提出する書類の作成することを業とする。また、第十九条(業務の制限)行政書士又は行政書士法人でない者は、業として第一条の二に規定する業務を行うことができない。ただし例外がいくつかあります。
5. 弁理士は特許、実用新案、意匠若しくは商標又は国際出願、公認会計士は会計監査。司法書士は登記関係と一部の訴訟代理を業として行えることになっています。

 中小企業診断士の業務
さて、中小企業診断士の場合はどうでしょう。ご存じとは思いますが。
中小企業指導法の一部を改正する法律、並びに中小企業支援法第十一条(中小企業の経営診断の業務に従事する者の登録)第十二条 (中小企業の経営診断の業務に従事する者に係る試験)により平成十二年通商産業省令第百九十二号中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則の第一条(中小企業診断士の登録の条件等)の中に、中小企業診断士という文言があり、その内容については中小企業者がその経営資源に関し適切な経営の診断及び経営に関する助言(以下単に「経営診断」という。)といういう規定のみです。
 具体的な業務内容も定義されているわけではありません。中小企業診断士以外やってはいけない業務も定義がなく、独占業務は内容に見えます。

中小企業庁のHPの引用ですが、中小企業診断士の業務とその役割については、
 診断士は、企業の成長戦略策定やその実行のためのアドバイスが主な業務ですが、中小企業と行政・金融機関等を繋ぐパイプ役、また専門的知識を活用しての中小企業施策の適切な活用支援等幅広い活動が求められています。

(1)診断士の業務
診断士の業務は、支援法では中小企業者がその経営資源に関し適切な経営の診断及び経営に関する助言とされています。現状分析を踏まえた企業の成長戦略のアドバイスが主な業務ですが、その知識と能力を活かして幅広く活躍しています。

(2)診断士の役割
  診断士は企業の成長戦略の策定について専門的知識をもってアドバイスします。また、策定した成長戦略を実行するに当たって具体的な経営計画を立て、その実績やその後の経営環境の変化を踏まえた支援も行います。このため、診断士は、専門的知識の活用とともに、企業と行政、企業と金融機関等のパイプ役、中小企業施策の適切な活用支援まで、幅広い活動に対応できる知識や能力が求められています。

以上の状況ですが、法的に独占された業務はありません。ただ、経済産業省からはなんらかの専門知識や能力があるというお墨付きを頂いている状況です。

今後の可能性について
さて、このような中で私達の立ち位置というのは果たしてどうあるべきでしょうか?私は特定社会保険労務士登録をしており、税理士との周辺業務の議論を見たことがあります。最近の官公所に提出する助成金申請の書類の作成については行政書士で力を入れているようです。この状況、クライアントへの便宜の提供以上に、専門性といいながら自身の資格でのビジネスのため、業務範囲の確保に神経質にならざるを得ない事情があるようです。
ところが、事業者の立場では、なんでも教えてくれるコンサルタントが求められていると思います。私は税務署勤務もあり、特定社労士登録をしていますので、人事労務、税務に関する業務内容が全くわからないわけではありません。さすがに、問い合わがあって、それが独占業務だから、全く関与できないというのはサービス業としてはなかなか行いにくいところです。しかしながら一緒にHPの場所を調べて確認する程度と調べ方を支援するというところまでの対応にとどめています。もちろん敢えて独占業務に関する領域の話はこちらから切り出すことはしません。聞かれて複雑なことは知り合いの専門士業におねがいすることが正しいでしょう。ただ、中小企業診断士が経営活動の全般に触れることができるので法的な領域については、少なくとも経営に関するあらゆるテーマ検討の「窓口」機能できる可能性はあると言えます。

また、合わせて独占業務の範囲についてもよく知っておくべきと思います。簡単に言えば、何ができて何ができないかということです。人事労務というと社労士のイメージですが、採用、研修、人事評価制度は独占業務ではありません。そもそも人事労務コンサルは社労士の独占業務ではありません。社労士資格無しで給与制度や評価制度と助言でビジネスをしている事業者はいます。会計帳簿作成について税理士は専門家ですので帳簿をもとに税務申告や相談をしますので不可分ですが、資産運用とか予算策定自体は税理士もしくは会計士の独占業務ではありません。官が関わらない民対民の業務には結構あります。過去の業務経験を活かしながら、資格がなくても診断士としてはできる業務はいくらでもあります。

自分は、今後コンサルティング業務のワンストップ化と、コンプライアンス順守のもとで業務拡大については、今回「稼プロ」での学習を通じて見出していきたいテーマです。インフラ、コンプライアンス、リスクマネジメント、事業開発、ビジネスのベンチマーチング、経営者のコーチングとメンタリング、苦手ですがITなど、オペレーションのプロセスと成果物の整理は必要ですが思いつくだけでもいろいろあります。
中小企業診断士という名刺を見せただけでは何ができるかわからないのが難しいところしが、ここは7月の研修にありました「セルフブランディング」の方策も踏まえながら自身のセールスポイントとなる内容を考えていきたいと思います。1年間じっくりと基盤づくりをして行こうと思います。ご指導ご鞭撻のほどどうぞよろしくおねがいもうしあげます。 

2021年7月27日  中川 聖明
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