こんにちは。塾長の鴨志田栄子です。
今日も、とっても暑かったですね。
今日は、中国からの来客がありました。かれこれ交流をもって10年近くになります。
中国で、日本文化を講義されている方で、富山の鱒ずしをお出ししたら、写真に収めていました。木の樽、笹につつまれ、環境にも優しく、中国にはない発想と...喜ばれました。
ところで、今週も、月曜から水曜まで、フル稼働で自治体で研修講師をしていました。
研修内容は、政策形成入門で、因果関係分析法を使って指導していました。
この因果関係分析法は、この育成塾の初代塾長の宮本邦夫先生が考えられた技法です。
「なぜ?なぜ?分析」を面的に展開していくのですが....
受講生は、「なぜ?なぜ?分析」と聞くと、親しみを感じるようですが、実際やってみると、予想以上にハードルが高く、みなさん苦戦していました。
゜なぜ?なぜ?分析」は、原因を掘り下げていくのですが
「掘り下げたつもりで、単なる状況説明をしているだけで、因果関係になっていない」
「掘り下げがねじれていて、逆の流れが成り立たない」
など、壁にぶつかりまくっていました。
でも、研修最後の振り返りで、
「この技法は、日常の業務にも活用していくことができる」
「日頃、因果関係をいかに考えずに、仕事をしていたかを痛感できた」
などの、レスポンスがあり、嬉しかったです。
講師としては、「講義の内容が面白かった」というのも嬉しいですが、「これからの自分の行動に、どれだけの影響を与えることができたか」ということの手ごたえを感じることのが、私にはとても嬉しく感じ、これが、研修講師のやりがいにつながっています。
研修の本質は、知識の習得と同時に、意識の変化と新しい行動の喚起にあると考えているからです。
「研修講師」はコンサルタントの仕事ではないと言われる方もいますが、「研修コンサルタント」という言葉も最近では、よく聞かれます。
そして、研修は、毎回、受講生のアンケート評価が行われ、その評価が悪いとリピート依頼にはなりませんので、結構シビアな仕事です。
先日、facebookでは、過去の研修でご縁をいただいた方から、友達リクエストが続きました。
・今年のGWの大学院で講義をした際の生徒さん
・4年前に私の講義を受講された方
・2003年にに研修でお世話になった担当の方
また、今年の春にキャリアコンサルタントのあるワークショップに参加したら、隣に座った方が、2002年に私の研修を受講された方で、私のことを覚えていてくれました。
昨年は、ある自治体で、女性職員の方が診断士を目指していて、研修後もはがきをいただくなど交流が続いたり....
研修を通じて、人と人とのつながりが生まれるのも、研修講師という仕事の魅力です。
そして、私は、研修講師は、カウンセラーであるという考え方をしています。
受講生の気持ちを受け止め、背中を押してあげる....そのために、新しい知識や技法を伝授すること。
これからも、ひとつひとつの研修を大切にしていきたいと思っています。
育成塾では、私は、毎回1時間の講義をします。
ぜひ、1人でも多くの方とのご縁を作っていけたらと思っています。
「稼げる!プロコン育成塾」にどうぞいらしてください。