東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

研究会は宝です。

2020-07-31 12:00:01 | 20期生のブログリレー

皆さん、こんにちは。稼プロ!事務局&19期卒業の太田一宏です。雨空が続き、水害も多発してしまいました。地球温暖化のひとつの表れとのこと。環境問題への認識を新たにするとともに、水害に遭われた方々へ心よりお見舞い申し上げます。

さて、私は中央支部の研究会部員でもあります。協会の活動を語るとき、必ずといっていいほど、これが協会の力の源泉というようなかたちで言及されるのが研究会。研究会部はそれら研究会を制度的にささえる専門部です。診断士登録をされて間もない方の中には、そう言われても、研究会ってホントに意味あんのかな?なに研究するの?と思っている方もおられるかもしれません。研究会部員としては、さまざまな研究会の活動に、広く浅くですが、接する機会があります。その経験から、疑問をお持ちの皆さまへ思うところを述べてみます。

さて、その研究会とはまずは何者なのか?

会員相互の研鑽、スキルアップ、コミュニケーションを図るとともに、

その研究成果を広く世の中に発表することで、

中小企業診断士としての活動に資することを目的とする独立した組織、

というのが定義です。

注目していただきたいのは、その研究成果を広く世の中に発表する、というところです。

中小企業診断士という資格の性格が反映されている定義だと私は思います。

実際に企業を支援している研究会もありますし、セミナーの形で成果を発表している場合もあります。書籍を出版されている研究会もあります。発表する、というのは、研究を前に進める推進力になっています。

1年前にもこのブログに研究会部のことを記しました。その頃と比べて、研究会活動の広がりが少しずつですが分かってきました。趣味・嗜好の集まりのように見えた研究会が思わぬ深さをもっていたり、キャッチーではない名前の研究会が長い歴史をもっていたり、などなど。診断士の活動は、何人かでチームを組んだほうが知見も広がるし、対応力も上がります。またチームで活動していると必然的に「締め切り」が設定され、これが推進力になります。一人だと発表の場を設けるのは費用・労力の面から容易ではありませんが、チームだと分担できます。協会はこれら研究会を金銭面や広報面でサポートしています。

中央支部が有している研究会が約20団体。東京協会の研究会、というのもあります。これらの研究会は協会の宝だと思います。少し時間をかけて自分の興味・関心に近い研究会に接してみる、診断士ライフ充実へ向けて、そんな宝さがしをしませんか。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自己紹介(大野徹司)

2020-07-30 12:00:00 | 20期生のブログリレー

はじめまして!20期生の大野です。

どうぞよろしくお願いいたします。

今回は初めての投稿ですので、少し自己紹介をさせてください。

私は、生まれも育ちも大阪で、中学から大学までは兵庫県の学校に通っておりました。
就職で初めて東京暮らしを経験し、途中「神奈川オフィス」に異動することになり、
それ以来、家族共々、相模原市に居住しております。

勤務先は、三菱系の中堅商社(でっかい商社ではありません)に20年勤務しております。
主な業務は、自動車部品の国内法人営業を担当しながら、一部輸出入も取扱いしておりました。
現在は外注加工管理をする部署に所属しております。

なぜ中小企業診断士をめざしたのか?
商社マンの仕事はそれなりに忙しく、目の前の仕事をこなすことで精一杯でした。
意識も低いまま管理職になり、「自分には知識も力も足りていない」と不安になることが多くなりました。
そんな折、「ゼネラリストの知識が必要な中小企業診断士なら、商社マンのスキルアップによいのでは」と、
診断士をめざしました。

さて、先日、20期の記念すべき最初の講義として、鴨志田塾長から多くの言葉をいただきました。
稼プロの伝統・プロの姿勢・キャリアアンカー等を解説いただき、まだまだ消化中のところでございます。
講義の中で、「与えられた仕事に全力で立ち向かうことで新たな道がみえることもある」
「ISO業務で独立しようとしたが、実際には違った」などのお話は非常に印象に残りました。
なんとなくスキルアップできればよいと思い、中小企業診断士をめざした自分ではありますが、
今後は何ができるのか考えながら研鑽を積んでいきたいと思います。

2020年の抱負ですが、以下を意識しながら稼プロ!に取り組みます。

1.いただける案件には、積極的に参加する。
2.様々な方から情報をいただき、中小企業診断士の道を探る。。
3.インプットとアウトプットを増やす(質もあげていきます)

もし「1年目はこんなことに注意して活動したほうがいいよ」などアドバイスや
自身の反省点などありましたら、是非ご教示くださいませ。

まずは1年、どうぞよろしくお願いいたします。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

セルフブランディングどうする!?

2020-07-29 12:00:00 | 20期生のブログリレー

20期生の大井です。初投稿です。最後までお付き合いいただければ幸いです。

気が付くと入塾して最初の講義から早くも10日経ちました。この調子だと20期の1年はあっという間に過ぎそうです。1日もムダにしないよう濃密な時間にしていかないといけないですね。みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

最初の講義の内容は、プロコンとしての心得、キャリア・ビジョンの作成、そして診断士としてのセルフブランディングでした。あわせて診断士はアウトプットが重要性も繰り返し伺いました。そこでセルフブランディングやアウトプットについて思い出したことがあるので、自己紹介も少し織り交ぜながら書きたいと思います。

私は職種はほぼ一貫してR&D系ITのPMや技術開発ですが、転職を4回していて、実は転籍も2回経験しています。そのため経験業種はわりとバラエティに富んでいで、化学メーカーを皮切りにエンジニアリング、技術計算ベンチャー、総合電機、SIer、放送機器・ソフトウェア、化粧品といろいろな業界に在籍してきました。その副産物として、様々なタイプの経営者の下で働く機会をいただきました。印象的な経営者に共通するのが、メッセージを頻繁に出すということです。メールであったりブログであったり単にパワポであったり、媒体は様々ですが、週1回くらいのペースの方が多かったように思います。

当時、受け手としての自分がトップに対して感じたことを羅列すると、

  • 熱心な(熱い!)経営者
  • 従業員に伝えることを重視している、大事にしている
  • 自分の方針を徹底したい

といったことです。若かりし頃の私は、単純に、セオリーを大切にする真面目で熱心な経営者と捉えていたように思います。ただ、今回の講義で見方が変わりました。私の理解が浅かったというほうが正解かもしれません。

個々の経営者に対してどう感じていたか、もう少し深く思い出してみるとこんな感じです。

  • 現場の喜び、現場の活用度を大切にするCIO
  • 技術にこだわりが高いし、自社技術に誇りを持つ事業部長
  • 経営成果と人材育成を徹底的に追及するCIO
  • 経営理念の実践に忠実な事業部長
  • マーケティングから逆算で考えるCEO
  • 俺、怒りっぽいんだけど、実は人情に熱くて、熱心な話ならいくらでも聞くぜ系の事業部長

実は人柄を勝手に定義づけていました。同僚もほぼ同じような印象を持っていたように思います。勘の良い方はもうお気づきと思います、これはまさにセルフブランディングと同じだったんです。これらトップの方々がそこまで意図していたかどうかはわかりませんが、少なくとも印象構築のプロセスはほぼ同じ要素です。

トップレイヤーの方々ですので直接お話する機会はそうそうありません。しかし、経営者のパーソナリティが完全に私の中に形づくられています。なぜ形づくられているかというと、この方々の毎週のメッセージ(=アウトプット)があったからです。そしてその内容は、価値観や得意領域、差別化点、世の中に与えたい価値といった点で、一本線で筋が通っていたものが多かったと思います。まさにブランディングのための要素が満たされていました。だから、メッセージも自分の中にストンと落ちてきた=印象に残った、と思います。

一方、これは単にアウトプットを出し続けるだけでは不十分ということも示唆していると感じます。もしブランディングの要素が明確がないと、例えば、

  • いいこと言う人なんだけど、なんだかブレがある、芯がないなぁ
  • 技術は卓越してるんだけど、ビジネスに疎いよなぁ
  • 成果は認められてるけど、立ち回りがうまいよなぁ

といった、意図しないネガティブなイメージを受け手に埋めこんでしまうことになりかねないからです。アウトプットを出し続けることは本当に重要ですが、その前提として自分自身の軸が肝ということもあらためて気づかされました。

と書いていながら、恥ずかしいことに初回の研修ではセルフブランディングには本当に苦戦しました。まだまだ完成できていません。研修のワークを通して、自分の得意領域・コアと思っていたところが本当は違うのではないかと、疑問も感じていて葛藤が続いています。これから稼プロ!で、キャリアを客観的に振り返り、先輩方からの学びとアウトプットの捻り出しを通して、あらためて自分自身の強みや価値を掘り下げていこうと思います。1年後には「『大井の得意領域・価値はコレ』ということがブランディングできている」、まずこれを最低限達成させたいと決意した1日でした。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

課題解決より問題発見の難しさ

2020-07-28 12:00:00 | 20期生のブログリレー

こんにちは。稼プロ!事務局の宇野毅です。私は7月18日に稼プロ!19期を卒業しました。これからは事務局の一員として、20期の皆様の学びをサポートしつつ、一緒に成長していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!

さて、初日の講義で、20期生のある方がご自身のキャリアを分析・発表する中で、「課題を解決することより問題を発見することの難しさを感じています。」という発言をされていました。それに関連して本日は、私が先日受けた山口周さんの講演について紹介したいと思います。

山口周さんは、東京都生まれの著作家で、「世界のエリートはなぜ 『美意識』を鍛えるのか?」(日本の人事部「HRアワード2018」最優秀賞受賞)というベストセラーを書かれた方です。

講演の中で山口さんは、近年、ビジネスマンに求められる価値が大きく変わってきており、これまでの教育システムが求めてきた「正解を見つけること」より、「問題を見つけること」が重要視されているとの話をされていました。言い換えると、ビジネススクール等で学ぶ、客観的なサイエンス(理性)に基づいた戦略や戦術は答えが同質化していくので、これからは客観的ではなく主観的な動き(感性)が重要となってくる、つまり、問題解決というロジカルな答えがある仕事はITに任せて、”現状”と”ありたい姿”のギャップを見つけ、何が問題であるのかを正しく認識することが、これからのビジネスマンに求められる「能力の価値」になる、ということです。

では、「問題を見つける」能力は、どうしたら身につけられるようになるのでしょうか?

「問題を見つける」ためには、本来こうあるべきという物事の道理や立ち位置、GOODや美しいという基準を持つことが重要で、近年、注目の『リベラルアーツ』に代表される過去から続く哲学的な探求や、いわゆるアート、『美意識』といったものが極めて重要になってくる、と山口さんは主張されていました。

実際に、最近、マッキンゼーやアクセンチュアがデザイン会社を買収しており、この『美意識』を組織の中に取り込むような動きも見せています。前出の書籍も読みましたが、様々な気付きがありましたので、興味を持った方はぜひ読んでみてください。

さて、20期の皆さん、「稼プロ!の1年」がようやくスタートを切りました。先日の講義のように、診断士としてのあるべき姿・ありたい姿を念頭に、現在の自分とのギャップを認識し、自身の課題を見つめ直すことは、これからの人生において、とても重要な学びであると思います。また、これから続く「診る、書く、話す、聴く」の4つのスキルの学び・習得も楽しみですね。充実した1年になるように、ひとつひとつ主体的に楽しんでください!

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初投稿のごあいさつ

2020-07-27 12:00:00 | 20期生のブログリレー

はじめまして。20期生の安納と申します。

ブログリレーで初投稿いたします。よろしくお願いいたします。

 

はじめての投稿なので、稼プロ入塾の動機や初講義受講について述べたいと思います。

 

稼プロの存在は、受験校の合格祝賀会でお会いした先輩診断士を通して知りました。1月末の実務補習の始まる前、準備や対策への不安があった中に、ちょうど稼プロ主催のスタートアップセミナー開催を知り、期限ギリギリで申込みを済ませ、初めてのプロコン塾イベントに参加することとなりました。事務局の皆様からは、診断にあたって必要となる具体的な情報源ソースやアプリケーション操作の注意点などのお話、鴨志田塾長からは先生ご自身の診断士経験を通した心構えや姿勢についてのお話を伺うことができました。また、リアルな研修での経験をとおし、体系的な情報提供の場に身を置くことの大切さと得られるものの大きさを改めて認識しました。Webを通した情報収集には検索ワードの適切な選定が必要ですが、自身の知識や経験に基づく制約がかかっていることには常に注意が必要ですし、ここを広げるには、外部から何らかの作用を得る必要があると思います。

 

そして5月、セミナーで得た知識や心得と、優秀な実務補習班の指導員先生やメンバーのお陰もあって無事に登録できましたが、その先の具体的なビジョンがない中、徐々に診断のリアルから遠ざかって行く気配を感じるとともに、実務補習時に感じた自身のスキルへの不安が募っていきました。東京協会主催のオンラインセミナーを受講するなどしてプロコン塾への興味を広げて行きましたが、やはり、リアルでお会いできた、しかも、実務補習前に大切な心得を与えてくれた、稼プロへの興味が最も強く入塾することに決めました。

 

先日、初回講義を受講することができ、ワークやグループディスカッションを通して皆様と意見交換するなかで、診断士としてのキャリアのスタートラインを引けたような気がしました。ただ、コアコンピタンス分析のワークで、自分の専門性欄に「IT」とだけ記述していたところ、鴨志田塾長の「ここにITとだけ書く方がいますが…」のご指摘があり、もっと強みの整理、あるいは大したものが自分に備わってないようであれば、加速して強みの獲得につとめねばならない!と心に刻みました。。また、強み・弱みの分析に際しては、語尾まで留意したセンテンスでの表現を心がけ、弱みを転がして強みにできるような戦略を描けるようにしたい、と思います。

 

これからも数々の学びを得ることと思いますが、なんとか1年間全うできるよう、頑張りたいと思います

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする