今年もあと1日を残すのみになりました。
政権が交代し、新年に向けて経済活動への期待ムードが漂っています。
新政権が何をしたわけでもないのに、期待感だけで円安が進行し、東証の株価も年初来の高値をつけました。
景気の「気」は気持ちの「気」ともいわれます。
気持ちからのスタートであっても、本当に景気の歯車が前向きに好転するきっかけになってくれればと思います。
この状況を受け、新聞各紙にはデフレの克服の話題も多く出ていました。
デフレの根本的な原因は、供給能力よりも需要が少ないというマクロ経済の話ですが、それに加えてデフレの連続で安くしないとモノが売れないという現実に直面し、さらにコスト削減に走るという企業の戦略にも問題があります。
確かに、今の戦略の延長線上ではそのような考えになっても仕方ない面はありますが、一方では高くても欲しいと思える商品の開発が必要だという話も多く出ています。
その中で、印象に残ったのは、「今の日本企業の中では、コスト削減に知恵を絞っている人に比べ、売価アップのために知恵を絞っている人の数は比べ物にならないくらい少ない」という日経新聞のコラムの一節でした。
ただし、日経新聞ですからこの話はグローバル展開する大企業を念頭に置いています。
我々が対象とする中小企業では言われなくても、高付加価値戦略をとるしかないのですが、「売価アップのために知恵を絞っている人の数が少ない」ことは言えると思います。
更に、付加価値の高い商品の開発といっても口で言うほど簡単ではありません。そこで我々の出番になります。
明るい兆しを感じる来年に向け、前向きな気持ちで経営を向上させ、経済を上昇基調に乗せるためにも、「売価アップのために知恵を絞ること」を全力を挙げて支援して行きたいと思います。
田中
政権が交代し、新年に向けて経済活動への期待ムードが漂っています。
新政権が何をしたわけでもないのに、期待感だけで円安が進行し、東証の株価も年初来の高値をつけました。
景気の「気」は気持ちの「気」ともいわれます。
気持ちからのスタートであっても、本当に景気の歯車が前向きに好転するきっかけになってくれればと思います。
この状況を受け、新聞各紙にはデフレの克服の話題も多く出ていました。
デフレの根本的な原因は、供給能力よりも需要が少ないというマクロ経済の話ですが、それに加えてデフレの連続で安くしないとモノが売れないという現実に直面し、さらにコスト削減に走るという企業の戦略にも問題があります。
確かに、今の戦略の延長線上ではそのような考えになっても仕方ない面はありますが、一方では高くても欲しいと思える商品の開発が必要だという話も多く出ています。
その中で、印象に残ったのは、「今の日本企業の中では、コスト削減に知恵を絞っている人に比べ、売価アップのために知恵を絞っている人の数は比べ物にならないくらい少ない」という日経新聞のコラムの一節でした。
ただし、日経新聞ですからこの話はグローバル展開する大企業を念頭に置いています。
我々が対象とする中小企業では言われなくても、高付加価値戦略をとるしかないのですが、「売価アップのために知恵を絞っている人の数が少ない」ことは言えると思います。
更に、付加価値の高い商品の開発といっても口で言うほど簡単ではありません。そこで我々の出番になります。
明るい兆しを感じる来年に向け、前向きな気持ちで経営を向上させ、経済を上昇基調に乗せるためにも、「売価アップのために知恵を絞ること」を全力を挙げて支援して行きたいと思います。
田中