東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

勇気が出ないときは

2023-09-30 12:00:00 | 23期生のブログリレー

22期の杵渕です。

先日、中小企業診断士の研究会の中でプレゼン大会に出る機会がありました。
「久しぶりにやったこと」がお題で、各人お題を自由に解釈しスライドを使って発表を行います。例えばコロナが猛威をふるっていた時期は自粛していたこと、などです。

お題にそって考えてみたのですが、おもしろいネタが思い浮かばなかったため、解釈を捻じ曲げることに。「久しぶりにやったこと」を「久しぶりにやりたいこと」に変更。

そして『久しぶりにブラジルに帰りたい!』と高らかに宣言をしました。

私は20代のころ、留学ビザを利用して1年半ほどブラジルでのんびりと生活をしていたことがあります。プレゼンではなぜ私はブラジルに帰ると表現しているのか、当時の写真などをはさみながら説明をしました。また、どうして決心するまで25年も月日が流れてしまったのかを、3つ障壁を示し、それぞれどうやって解決するのかを提案しました。

障壁のひとつとして「勇気がない」ということがあり、それに対する解決策は「周囲に公言すること」としました。というわけでこのブログでも宣言します。

 

私は3年後ブラジルにいきます。そして2026年2月15日、リオのカーニバルに出場します

 

皆さんもやりたくてモジモジしていることがありましたら、ぜひブログで言っちゃいましょう!

追伸:聴衆に思いが伝わったのか、景品ゲットしました(嬉)

 

 

と、ここで終わろうと筆をおこうと思いましたが、少し短かすぎるのでもう少し続けます。

本業では大勢の人の前で話すことはほぼありません。ましてやプレゼンなんてしたことがなく、初体験は稼プロ!で、つまり1年ほど前です。稼プロ!ではプレゼンの機会は何度かありますが、毎回緊張で声が震えてしまい、どうにか改善できないかと思っていました。緊張は準備不足から来る不安によるものだと思い毎回入念に練習を重ねていくことで少しずつ震えが出にくくなっていき、前述したプレゼン大会では全く声の震えは出ませんでした。ただ、震えがなくなったのは別の理由もあると思っています。場数というとありきたりな表現なので違う言い方をしてみます。私は「小さな成功体験の積み重ね」と捉えています。「自分としては上出来」が徐々に自信を生み、肩の力を抜いて臨むことができるようになった気がします。自分にとって自信につながったのは10月末の講義で富岡先生、宮崎先生、宮咲先生に褒めていただいたことです。いまだにアドリブでの発言は苦手ですが、準備ができるプレゼンはそれ以来楽しめるようになりました。今期受講生の皆さんもぜひ準備をしっかりして貴重なプレゼンの場を活用していただければと思います。

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仕事で使える心理学

2023-09-29 12:00:00 | 23期生のブログリレー

こんにちは、23期生の佐野紳也です。

 最近、榎本博明さんの書かれた「仕事で使える心理学」日経文庫を読みました。榎本さんは、東芝の市場調査課勤務後、アカデミックの道に進まれた心理学者で、今は、MP人間科学研究所代表をされています。

 この本は、古今東西の62の心理学の理論を、交渉力、リーダーシップ、組織、ストレスなど仕事の場面で活用する方法を紹介しています。なかでも私が気に入ったものを、4つほど紹介します

1.悪意に満ちたディスラクション

 ディストラクションとは、「気晴らし、気が散った状態」という意味だそうです。看護の世界では「処置の際に子どもの意識を他にそらすこと」を意味するそうです。悪意に満ちたディストラクションとは、重要な案件の会議の際、どうでもいい話題をだして参加者の気をそらし、重要な案件を考えなくさせることで、重要な案件を通してしまうことです。

2.中心ルートと周辺ルート

 人は説得を受けたとき、中心ルートと周辺ルートの2つの思考パターンを使いわけるそうです。PC販売の場合、中心ルートとは、商品・サービスなどの基本となる特徴を説明することです。CPUやメモリなどPCそのものの重要な要素を説明します。パソコンマニアの人に対しては、この中心ルートになります。

 一方で、周辺ルートとは「たくさんの人が使っていて、人気がある」や「有名な芸能人も愛用している」などの、直接、商品・サービスそのものとは関係の無い要素を説明することです。高齢者などPCに詳しくない場合は、この周辺ルートが効果的と言われています。

3.アンカリング効果

 アンカリング効果先に与えられた情報や数字に無意識のうちに判断を歪められてしまう「認知バイアス」のことです。例えば、遅刻しそうなとき、「1時間遅れる」と連絡し、30分後に到着すれば、遅れたにもかかわらず、ポジティブな印象を持たれる可能性があります。ただ、何度もすると、ばれますので、注意しましょう。

4.認知的不協和理論

 認知的不協和とは、ある事柄について相反する知識や認知を持った状態を指します。認知的不協和の状態では矛盾への不快感から心理的な負荷が大きくなり、その結果、不協和を低減させようと考え、行動を起こす傾向が高まるのと言われています。

 マーケティングでの応用例としては、「日本酒を買いたいが、特に必要というわけではない」というような認知的不協和の状態の人に、「自分へのご褒美」「日本酒記念日」など購入すべき理由を示すことで不協和を低減し、購入させるようにすることです。

この本は、様々な心理学の理論や手法がわかりやすく説明されており、今後も、いろいろな場面で、活用していきたいと思いました。

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貯筋はじめました

2023-09-28 12:00:00 | 23期生のブログリレー

23期生の皆様、はじめまして!20期卒の安納一貴と申します。
カリキュラムも中盤といったところでしょうか、各講義から様々な学びを獲得されていることと存じます。
後半戦もがんばってください!コロナ禍組としては、リアル講義&懇親会が大変羨ましいです…

さて諸々の規制も緩和されまして、先日、三年ぶりの市民マラソンに参加しました。
毎年大して練習しなくてもタイムはとにかく走りきれたし、完走目標なら大丈V(ブイ)、
と、家族に止められながらも、例年通りハーフ(21km)にエントリーいたしました。

これがもう大間違い。
5kmくらいですでに呼吸が乱れ、半分行かないうちに足が上がらなくなり、走るフォームを作れなく
なってしまいました・・・

もうバスに回収されてしまおう、と開き直る一方、あれ、今回連続出場10回目じゃない?
10回目がこれでいいの?という、がんばれ自分の気持ちにも押されてきわどいメンタルバランス。
足を引きずりながらゴール前の坂を上り切り、なんとかゴールラインを踏みました。
苦しかった。

年齢のせい、あるいはブランクにしては三年前との差が大きすぎる気がしました。
もともとそんなに走る練習はしていませんし、こんなに変わるものなのでしょうか。

そこでよくよく思い返してみますと、一年前、コロナ禍絶頂の頃にスポーツジムを解約し、
運動習慣がほぼなくなっていたことに気付きました。

走る練習を大していなかった、という認識が誤りで、マラソンが走れた背景には、
ジムプログラムで積んだ基礎体力があったのです。エントリーを止めた家族は、これに気づいて
いたのですね。いや自分、忘れるなよ、という話ではありますけれど。。

マラソン大会の翌月、改めてスポーツジムの門をたたきました。
旧知のインストラクター曰く、「ゼロにしちゃだめです、イチ行えばいいんです」。
つまり少しずつでも続けていれば、後々大きなアドバンテージになるんだぞ、そういうことだと理解しました。

今回は、マラソンというインパクトのある運動で自分の状況に気付くことができましたけれど、
日常生活を過ごす中では、ゆでガエルのような体力低下に、なかなか気づく機会がないかもしれません。
これは、企業経営において、適切な経営指標の監視やセキュリティ対策などを通し、持続的な健全性を
維持できるよう努めることと、通じる気もいたします。

一年たって、プログラムの中身も少々変わっています。HIITの影響が濃くなり、運動強度が高い印象です。
特に、タックジャンプ(足を抱えるようにして垂直に飛ぶ動き)あたりが色々つっかえて辛いです。

体力向上、を旗印とするより、日々の生活の維持、筋力・体力の維持の意味で「貯筋」とは良い言葉です。
これからは、貯める意識で運動し、健康を維持して参るぞ、と思った☆彡回目の誕生月でした。

また来年初めごろお目にかかります。お読みいただきありがとうございました!

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育休をおすすめしていますか?

2023-09-27 12:00:00 | 23期生のブログリレー

こんにちは、稼プロ!23期生の須藤佳代です。

皆さま、周りに育休を取られた方いらっしゃいますか?
男性の育休がとても増えたと実感しています。

男性の育休取得推進が始まった頃は、私の中では「育休をとれる=良い会社!」と称賛しかありませんでした。
しかし身近になるにつれてマイナス面もあることを知りました。

ある会社では、プロジェクトリーダーに抜擢された人が4ヵ月後に育休を取ると言い出し、育休中にはプロジェクトに人員補充はなく、メンバーは疲れ果ててしまったそうです。
その方に4カ月前にしか言い出せなかった事情があるかもしれませんし、会社もノーとは言えません。さらに人員補充できない事情があるのでしょう。ただ、やるせない気持ちになりました。

育休取得推進には、会社の環境整備が必須です。

国として環境整備の推進・支援策を打ち出しています。
■「雇用環境整備と従業員への周知・意向確認の措置」の義務化(さらに、従業員101人以上の企業は、環境整備について「一般事業主行動計画」を届け出る必要があります。)
■中小企業診断士などの専門家「仕事と家庭の両立支援プランナー」による支援
■企業への両立支援等助成金

環境整備への課題は、育休取得者がいるチームへの人員補充や手当などのケアです。推進だけではなく、取得しない従業員の士気を維持することにもつながります。
人員補充は、中小企業にとって難しいところですが、何とか策を見つけられたらと思います。派遣社員を雇うのも一つでしょうか。★上記助成金では、代替要員を新規雇用した場合に加算されます。
人員補充できない場合は特に、業務を引き継ぐ社員への心身の負担を減らす施策(業務改善や手当支給、メンタルケアなど)が必要です。★上記助成金のうち、「業務代替社員への手当」を支給する中小企業に対しての助成金は、2024年度より増額される予定です。

引き続き、支援策の活用状況や変化、中小企業の実状を勉強していきたいと思います。

 

ちなみに、ほんの少し、家庭内のマイナス面も耳にします。期待が大きい分、がっかりもあるようです。それでも一人とは大違いですので、せっかくの機会、少しでも互いに余裕を持てるようチームワークを大切に、取り組みたいですね。

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人間の潜在能力は3万倍

2023-09-26 12:00:00 | 23期生のブログリレー

16期生の大石泰弘です。

先日大嶋啓介氏の講演を聞いて元気をもらったので紹介します。大嶋氏は、株式会社てっぺんを創業し、15年で100人以上の経営者を輩出、現在会長です。2006年には、外食産業に最も影響を与えた人に贈られる外食アワードを受賞、その後お弟子さんも次々と受賞。てっぺんの「本気の朝礼」はテレビなどでも紹介され、日本全国の幼稚園や学校や少年鑑別所などでの支援活動や講演活動をされています。

大嶋氏によると、誰でも潜在能力は通常使っている能力の3万倍あるのに、自分の能力はこれくらいだと誤った心理的限界を設けて自ら蓋をしたり、子や部下に蓋をしてしまっているとのこと。

その蓋をはずすコツは、まず3万倍の能力があるからできると信じ、みんなで、感謝し合い、楽しくチャレンジして、習慣にすることだそうです。一人で習慣にするのはハードルが高いそうです。

講演の中で紹介された動画の中に蚤の実験がありました。数百匹の蚤を深さ10cmのガラス瓶に入れると、蚤は20cm飛べるので瓶の倍くらいジャンプをしています。この瓶に蓋をして3日経った後蓋をとっても、蚤は10cmしか跳ばないのです。放置していても20cmには戻らないそうです。でも、20cm跳ぶ蚤を入れてやると、徐々に20㎝跳ぶようになるそうです。

私は子供に「無理をするな。そんなのできるわけないじゃないか。」と蓋をしてきました。私が子供の2倍跳んで見せるのは無理かなと思いますが、これからは潜在能力を信じ「できるかもしれない、一緒にやってみよう」と背中を押そうと、また自分も到底できなかったことにチャレンジしてやろうと思いました。

以上

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