皆さん、こんにちは。事務局の高橋です。先週は稼プロ!21期生5回目講義がリアルで開催されました。やはりリアル開催は雑談ができるのが嬉しいですね。また、コロナはオミクロン株が広がるような勢いで心配ですが、引き続きリアル開催となることを期待しています。
さて、少し前のことになりますが、ダイバーシティ・コンサルタント養成講座に参加しました。とても興味深い内容でしたので、皆様にもお伝えしようと思います。
「ダイバーシティ・コンサルタント」とは、人材の多様な能力を最大限に引き出して競争力を高め、経営成果を高める経営戦略を実践したいと考える企業に対して、現状の調査分析、課題設定、解決案の提示などを通じて、期待する経営成果が出るように支援するプロフェッショナルです。
言葉で聞くと頭では理解ができますが、自分の会社で自分以外の同僚などが理解できない人であった場合、多様な能力を受け入れられるのかが疑問です。まずは異質な意見でも理解することが必要かと思います。
今の日本の主なワークスタイルは男性正社員が中心であり、そのワークスタイルに当てはまる女性、外国人が働いています。経営者層に多様性や異質性を活用する価値観が弱いと言われています。
日本は「多様性」の最初の課題が女性となります。女性の働き方に合わせて時短勤務や残業時間を減らすことで、女性が働きやすくなります。家計支出の74%は妻(女性)の意思で決まるので、商品開発に女性目線を取り入れることでヒット商品が数多く生まれます。
経営層は多様性や異質性を活用する価値観が弱いと言われていますが、自分に当てはめてみると同じだと感じています。ただ、そのことに気づくことから始めていくことで良いのではないかと思っています。経営者が納得して多様性や異質性を活用していこうと思うように、私は経営者のかたにダイバーシティの必要性を伝えていくことが大事だと理解しました。
残業時間の削減が望まれていますが、残業時間が長いことで同じように働けなかった女性やシニアなど、男性のワークライフバランスだけではなく、多様な人達が働けるようになると学べたことが収穫でしたのでお伝えします。