東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

新型コロナ休暇支援

2020-05-31 12:00:00 | 19期生のブログリレー

こんにちは。稼プロ!第19期生の福嶋です。

 

緊急事態宣言が解かれましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

私が勤める会社では、緊急事態宣言が解かれた後も変わらず原則リモートワークで事業継続中です。

私生活では、人手が少ない朝に軽く散歩に出るようになりました。今時分はちょうどよい気候。ずっと続いた引きこもり生活から抜け出し、太陽の光を浴びて体を動かし、心も体もリフレッシュできます。

 

さて、冒頭に書きましたとおり、私が勤める会社では原則リモートワークでした。緊急事態宣言下ではほとんど出社せず、家で仕事ができ、大変助かりました。

 

一方、リモートワークであれば問題なく業務が継続できるという人ばかりではないのですね。

 

小学校以下の小さいお子さんをお持ちの保護者の方(特に配偶者/パートナーが働きに出ているなどで一人でお子さんをみている方)は、リモートワークで仕事をしつつ、お子さんの世話もあり、中には両立に大変な苦労をされている方もいらっしゃるようです。仕事の効率は半分くらい、という声もききます。

 

そういった方を支援するための国の施策があることをご存じでしょうか。

今回のブログのタイトルの「新型コロナ休暇支援」です。

 

ざっくり説明すると、新型コロナ感染拡大防止策として、小学校等が臨時休業した場合等に、その小学校等に通う子の保護者である労働者に、正規雇用・非正規雇用を問わず、有給の休暇(年次有給休暇を除く。)を取得させた企業に対して助成金を支給するものです。

 

対象となる保護者に直接補助金等が交付されるものではありませんが、企業が通常の年次有給休暇以外の特別な有給休暇を取得させた場合に、その特別有給休暇に関し支払った賃金の額に相当する金額が企業に助成されるということで、対象となる保護者が特別な有給休暇を取得しやすくなる(または、そのような特別な有給休暇の制度を設けるように会社に働きかけやすくなる)ということで、間接的に対象となる保護者の支援になるわけです。

 

詳細は、以下の厚労省HPから。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/pageL07_00002.html

 

企業側からすれば、欠勤や休職であれば支払わなくてよかったはずの賃金を特別は有給休暇とすることで支払うことになりますが、おって助成金で補填されるので、この点のみみれば、経済的な面では不利益はなさそうです。

もっとも、特別有給休暇制度の構築や運用、助成金の申請手続の実施などには意外とコストがかかります。また、欠勤や休職となると二の足を踏んでいた対象となる保護者も、特別有給休暇となると休暇をとることへの心理的な抵抗や経済的な不安がなくなり休暇取得が増えそうです。そうすると、企業としては、事業にあてられるリソースが減ってしまいます。以上から、安易な導入はできないと慎重に考える企業もいるでしょう。

 

私は、今回ご紹介した制度も含め、働きやすい(休暇を取りやすい)仕組みを整えていくことで、人材をひきつけ、従業員のロイヤリティーやモチベーションを高めるなど、結果として(一部の対象となる保護者による特別な有給休暇の取得によるへこみを上回る)生産性の向上をもたらすことも十分に可能と思っています。

 

withコロナ、Afterコロナの世界では、人々の考え方、生活様式、働き方などにさまざまな変化が生じてきています。私自身、まだまだ慣れないことや窮屈におもうことも多いですが、企業もそこで働く人もそれらの変化に順応して(単に元に戻るのではなく)よりよく変わっていければよいなと思います。

 

緊急事態宣言は解かれましたが、感染者数が増えている地域もあります。油断せず、過度に恐れずで、頑張りましょう!

 

以上

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第9回講義を終えて

2020-05-30 22:35:00 | 19期生のブログリレー

こんにちは。19期の野江です。
緊急事態宣言が解除されて少しずつ落ち着いてきたように感じます。
まだまだ経済への影響は続いていくと思いますが、withコロナの環境への対応により経済活動は少しずつ増やしていけると良いでしょう。
反面、街に少しずつ人が増えてきたことにより感染者の増加は心配ではありますが、一人ひとりの意識がますます重要になってくることでしょう。

さて、本日は第9回講義の経営相談のロールプレイが行われました。
密室での講義は出来ないため、先週の講義に引き続きZOOMでの開催となりました。
本日のロールプレイでは、4人一組に分かれて午前午後に各1回づつ、模擬的な経営相談を行いました。

午前の部では不慣れなこともあり・表情が硬い
・話と話の間に間が多い
・質問で何を聞きたいのかわからないことがあった
・まじめさは伝わるが、覇気が不足している
・話の流れが見えにくい
など、自分に足りていない部分についてご指摘を頂きました。

また、全体の相談の流れについて
⓪ アイスブレイク
① 事業内容の確認
② 相談趣旨(内容の確認、目的の確認)
③ 現状の確認
④ 原因の確認
⑤ 仮説の検証
⑥ 解決策の方向性提示
⑦ 次回までのアクション、宿題の確認
と例示して頂き、アドバイスを頂きました。

相手が知りたいことは何なのか
理由を聞いてあげないと的確なゴールに導いていけない
とご教示頂きました。

午後は、午前と同じ相談相手に対して、午前の反省を踏まえてもう一度同様の模擬相談を行いました。
午前の反省を踏まえて、もっと相手に寄り添えるように表情や声のトーンに注意するとともに、相談の流れをあらかじめ提示するなどわかりやすさに配慮しました。
その甲斐もあってか午前に比べて上手くできるようになったと実感します。
しかしながら・もっと意識してトーンを上げてもよい
・バックグラウンドについてもっと深堀する
・言葉遣いをより丁寧に
などのアドバイスを頂きました。

こうして実際にロールプレイしてみることにより、今の自分に足りていない部分を実感することが出来ました。
ZOOMでの講義ではありましたが、すでにZOOMに慣れてきていることもあり、十分に学びを得ることが出来たと感じております。
対面とは違う部分もあるとは思いますが、基本的に押さえておかないいけない部分は共通しており、その基本がしっかりできていないと対面でもWEBでも上手くできないでしょう。
今日の講義を踏まえて今後の診断士活動に生かしていきたいと思います。

本日の講義では、相談相手役として多数の塾生OBの方に対応して頂きました。
コロナの影響で外出もままならない中、塾長をはじめ講義を開催して頂いた事務局の方々、OBの方々には改めて感謝致します。
講義は残りわずかとなりましたが、卒塾後も引き続きよろしくお願いいたします。最後の講義も楽しみにしております。


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この数カ月を振り返って

2020-05-29 12:00:00 | 19期生のブログリレー

皆さん、こんにちは。

稼プロ!事務局スタッフの中津井徹です。

 

緊急事態宣言が全面解除になって最初の週末を迎えますが、皆さんの1週間はいかがでしたでしょうか?

私はずっと通常勤務、しかも生産工場で毎日人と接しながらの仕事ですので、宣言の前も後もあまり変わっていません。むしろ、診断士活動で多くの変化がありました。マスターコースが会場で開催できずに延期やZoom開催への変更。Zoomでの懇親会。各種補助金支援の活動もメールに加えて、ZoomやSlackを使って行っています。これから会場での開催が戻ってくると思いますが、Zoomは会場への移動時間や地理的な距離の制約を取り除いてくれるので、Zoomを使った取り組みが一過性のブームで終わってほしくないなあ、という思いもあります。

私は音楽、特にクラシックやジャズを聴くのが好きです。せっかくチケットを入手したのに新型コロナウイルスの影響で中止になってしまった公演がいくつもありました。一期一会的な巨匠同士の組み合わせの公演もあり、今後実現するかどうかわからないと思うと非常に残念な思いで一杯です。一方、新型コロナウイルス前からその傾向がありましたが、ネット環境、FACEBOOK、YouTubeなどで演奏、時にはライブ映像が観られる機会が一気に増えたと思います。欧米、日本のトップオーケストラが過去のライブ公演を一定期間無料で公開したり、楽団員がそれぞれの家から楽器を演奏する映像を組み合わせて流したりしています。ソロアーティストもそうですね。ベルリン・フィルは観客なしのホールでソーシャルディスタンスを取りながらの生演奏と過去の演奏の映像を組み合わせての公演を数回無料で提供していました。Tokyo Jazz Festival 2020でもライブストリームを実施し、生演奏ではありませんでしたが国境を超えたアーティストがデュオ演奏するなどさまざまな新しい取組みをしていました。また、ジャズピアニストの小曽根真さんは毎晩21:00から1時間、自宅からのライブ演奏をFacebook上で公開し続けています。今週末で終了予定ですので、お酒を片手に是非!

福島市内でもこの期間、テイクアウトに多くの飲食店が取り組んでいます。一足先に宣言が解除になっていますが、人の出足は鈍そうです。会社でも懇親会・歓送迎会は当面自粛となっていますし、「飲みに行こうぜ!」と何となく言いにくい空気がある気がしています。独り身にとってテイクアウトはいろんな料理を楽しめるチャンスでもあるので、しばらくはテイクアウトを続けてささやかながら、飲食店の支援をしていきたいと思います。

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パンデミックと人権リスク

2020-05-28 12:00:00 | 19期生のブログリレー

みなさん、こんにちは。19期の西山です。今回はややハードなテーマですが、パンデミックで見えてきた新たな人権リスクについて書いてみたいと思います。

緊急事態宣言が解除され、“コロナ後”に向けて企業はどう動くべきか、何に注意するべきかの議論が続けられています。変化に対応して積極的にビジネスチャンスを見出す必要がある一方で、これまでなかった(もしくは評価されてこなかった)新たなリスクが登場しており、企業として守りを固める必要もあります。

そんな中、国連開発計画(UNDP)がシンプルかつ誰でも利用可能な「人権デューディリジェンスと新型コロナウイルス:企業向け自社評価簡易チェックリスト」(Human Rights Due Diligence and COVID-19: Rapid Self-Assessment for Business)を作成しました。

https://www.jp.undp.org/content/tokyo/ja/home/library/HRDD-COVID19-BHR.html

人権は企業のサステナビリティ要素の一つとして、環境とともに重要視されています。ESG投資でもS(社会)のパートを構成する主要ファクターで、ESG投資家やNGOなどの監視が強まっています。その大きな流れにあって、今回のパンデミックで新たにケアしなければならない人権項目が増えました。

チェックリストは下記の6つのテーマに具体的な項目がぶら下がっています。
・職場における健康と安全
・労働者の権利
・環境及びコミュニティへの影響
・プライバシーの保護
・偏見と差別の防止
・会社方針&マネジメントにおける検討事項

従業員の健康管理は会社の安全配慮義務の観点からも重要です。また、一時的に業績が悪化したからといって内定を取り消したり従業員を解雇したりすると法的、社会的リスクが高まります。不幸にも従業員に感染者が出てしまった場合は、その方のプライバシーを守ることも会社の責任です。同チェックリストではこれらのリスクを包括的に概観することができます。

コロナの第2波や新たなウイルスによるパンデミックは今後も起きる可能性があります。緊急事態宣言解除を機に、人権リスクだけでなく、BCPの観点などからも広くパンデミック対応を総括しておくことは、企業の事業継続性の確保において大事なことだと思います。

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新しく学び始めたことーセルフマネジメント手法ー

2020-05-27 12:00:00 | 19期生のブログリレー

こんにちは!19期生の土佐林です。

このブログ記事は、緊急事態宣言が解除された翌日に書いてます。約2ケ月弱の自粛生活お疲れ様でした!やっぱり解除はうれしいですね。諸外国を見ていると第2波が来ることは確実なので、引き続き警戒しましょう。

自粛続きの中で、ここ2ケ月は「セルフマネジメント」について学んでいます。簡単に概略を示すと、「仕事理念の構築」「非認知能力(考える力、行動力、リーダーシップ、人間力)」「自己分析」「目的・目標設定」「行動計画」「習慣形成」の方法を学び、実践しています。

細かい内容は、会った時にでも個別に聞いてください。上記の「習慣形成」の中で、ルーティンチェック表、日誌について書きたいと思います。

仕事理念や目的・目標を設定し、日々の行動に落とし込み、チェックするのがルーティンチェック表です。そして1日の振り返りと翌日の計画を書くのが日誌です。日誌ですが、ただ単にスケジュールを書く欄があるのではありません。必ず「自己効力感(仕事などでうまくいったときの感情)」「自己肯定感」「その日の失敗、改善策」を振り返ります。その他、「目的・目標達成のためのヒントや気づき」を書きます。

私は、この日誌をつける中で、気づいたことがあります。以下一例を書きます。

・最近、新規の営業で営績が伸びないこともあり、いつの間にか失敗を恐れ、人目をやたらと気にするようになっていたこと

・自己肯定感を意識するようになってから、他人から「ありがとう」と感謝されることが、こんなにうれしいことだと気づいたこと

・「嫌だなー」「面倒だなー」という感覚を持った時、取り組むことは、新たな成長につながる可能性が高いこと

・高校の同級生がテレビにでて「社会的課題を解決したい」という使命をもって行動していることに大変刺激を受けたこと

他にたくさんの気づきを可視化することができました。1番の大きな気づきは、今まで1日の振り返りをしなかったため、時間だけが過ぎ去っていくことを体感したことです。

勉強している中で、目的・目標達成のためには、「心」「メンタル」が重要になってきます。技術やテクニックだけ取得してもマインドを磨いていかないとダメと、講義では言われています。「稼プロ!」でマインド、人となりを大事にしていることが、結びついた瞬間でした。

自粛で時間ができたこと、今年1年は景気回復は厳しいことが予想され、時間ができることから、プロのスポーツ選手が取り入れているこの手法を、1年間かけて新しく学び実践していく予定です。

皆さんは、時間ができたことで新しく始めたこと、もしくはこれから始めようと思うことありますか。面白い学びがありましたら、教えてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。土佐林 義孝

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