東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

銀行は堅牢です。

2020-03-31 00:00:00 | 19期生のブログリレー

こんにちは。稼プロ!19期の太田一宏です。

開業届を先日、税務署へ提出しました。

一枚の書類に過ぎませんが、前に進むために必要なステップです。

次のステップは屋号付名義の銀行口座開設だろうと思い、やってみました。

検索すると、ネット銀行が便利なようですが、

気持ちの問題もあり、3大メガバンクを目指してみることに。

ATM数や手数料を比較し、M銀行を選択、

失礼しました、3行ともM銀行ですね、M菱銀行です。

次は支店の選択。給与口座のある支店が開設しやすいだろうと訪れました。

少し経緯を話したあと受け付けてくれるかと思いきや、最寄りの支店でないと口座は開けない、とのこと。

あまり納得はいきませんでしたので、多少食い下がり、上司とも話していただけましたが、結論は変わらず。

ほどほどで切り上げ、最寄りの支店を目指します。

さて、どの支店が最寄りなんでしょう。

住まいの近所に支店があるわけではないので思案した結果、

自宅から電車でいちばん近い駅の支店に行くことにしました。

ここでも少し経緯を話したあと受け付けてくれるかと思ったのですが、

この支店じゃないとのお言葉。

住所によって支店を決めているんだそうです。

そこは、自宅からは徒歩&バスで行かねばならない場所です。

再び納得はできないまま、その徒歩&バス支店へ向かいます。

またまた少し経緯を話した後、営業実績が分かるものがないと口座開設はちょっと難しい...、とのこと。

営業を始めるために口座を開設するんですけど、という申し立ては目新しくもないようで、

御足労いただき申し訳ない感を出しつつ、何か考えてまた来てください、とお断りされました。

口座開設ミニ奮戦記(前編)を終え、次回チャレンジの秘策を練る今日この頃です。

結果はNGですが、勉強になります。運動にもなりました。

 

屋号は、すこやかビジネス研究所、にしました。

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クライシスのリーダーシップ

2020-03-30 12:00:00 | 19期生のブログリレー
 稼プロ!事務局の佐々木です。こんにちは。新型コロナウイルスの急速な拡大は驚異的です。ちょうど1ヶ月前に稼プロ!2月講義の延期を決定した時は「この先数週間が重要」と言われていました。欧米や東京のこのような状態は想像できませんでしたね。
 
 不安や恐れが高まる毎日ですが、その中で新しいニーズや発見、評価の見直しに気付くことも多いです。私が最近注目している人は、ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事です。この方は私がニューヨークに駐在していた2011年に知事に就任したのですが、人気があるとは言い難い人でした。お父さんもニューヨーク知事でしたが、当時はニューヨーク市長だったマイケル・ブルームバーグさん(先日民主党の大統領予備選から撤退)の方が圧倒的にプレゼンスが大きかったです。
 
 このクオモさん、2期連続で知事を務めていますが地元でもこれまで人気や評判は今ひとつだったそうです。ところがニューヨークで新型コロナウイルスが急拡大するなか評判が急上昇しています。毎日記者会見を行い、具体的なデータを示しながらの論理的かつ人間味溢れる説明は、人々の理解と共感を呼んでいるようです。経済や財政への悪影響を認めながら人命を最優先して外出禁止令などの厳しい措置を立て続けに行い、「不満や損害の責任をすべて自分に押し付けてくれ」と明言しています。もともとこのような強行な手法は”heavy-handed”と言われ、人気がない原因の一つだったそうですが、危機的状況の中では必要な特徴として再評価されています。9.11の後にそれまで不人気だったルディ・ジュリアーニ元市長がその後大統領選に出るほど評判が高まった背景にも似ているそうです。
 
 私は仕事柄アメリカのニュースをチェックする機会が多いのですが、クオモさんが「ちょっと違うな」と思ったのは3月中旬の記者会見を見た時でした。その頃はまだ日本をはじめ「今後数週間」を多くのリーダーが口にしていましたが、クオモさんは「数ヶ月に渡る問題であり、6-9ヶ月かかるかもしれない」と明言しました。彼の危機感溢れる説明に私も「そうなるかもしれない」と強く思い、緩みを見せていた国内の危機意識に警戒感を覚えました。ニューヨークはまだまだ拡大のピークを見通せない状況ですが、クオモ知事の会見は今や地元ではmust-see TVになっています。また彼は大統領選に出馬してませんが、民主党候補の勝利確率調査でバーニー・サンダース氏を超えて2位に浮上しました。明確・人間味・責任。クライシス最中のリーダーシップとしてとても参考になります。
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企業内診断士としてのキャリア

2020-03-29 12:00:00 | 19期生のブログリレー

 こんにちは。19期生の遠藤孔仁です。

 コロナウイルス感染症拡大の影響が大きくなり、先の見えない深刻な状況となってきております。巣ごもりする時間が増えておりますが、そんな時だからこそ、できていなかったことを片付ける機会と考えて取り組んでいこうと思います。

 さて、企業診断ニュースの3月号で、企業内診断士の特集が組まれていました。診断士のうち、企業内診断士が約半数を占めるので、企業内診断士の活躍のあり方というテーマは関心が高いのだと思います。

 この特集では、企業内診断士のキャリアの方向性を、「企業内」「副業・兼業」「転職」「独立」の4つに区分して、それぞれの分野で活躍している人の紹介をしております。

 新しく資格を取得した人は、これからどのように資格を活かしていこうか期待に心膨らませている時期であり、また、2年目~5年目の方にとっては、ひと通り診断士ライフを経験して、次のステップに踏み出す方向を立ち止まり、改めて考え始める時期かなと思います。

 その新しく踏み出す活動の場のひとつとして、「稼プロ」という選択肢をお奨めしたいと思います。

 その理由は次の3つとなります。

 ① プロコン・企業内問わず、社会人に必須である基礎技能(診る・書く・話す・聴く)に対する質の高い講義である。
 ② 自らのキャリアプランについて、年間を通して振り返る機会がある。
 ③ 自らのロールモデルとすべき、卒塾生のネットワークがある。

 下記は経産省の『「人生100年時代の社会人基礎力」と「リカレント教育」について』という報告書からの資料となります。
稼プロはここのOSの部分についてのトレーニングであり、そして、卒塾後には、アプリとなる専門スキルを身につけるための場が豊富に揃っているという、正に診断士会のパラダイス的な場となります。

 社会人としての経験を積み、診断士試験を突破した方ですので、アプリである専門技能に興味が向かうと思いますが、改めて、OSの部分に着目し、振り返る機会をもつことは、100歳まで走り抜けていく、エンジンに仕立て上げる絶好の機会になると思います。

 さて、アンケートに話を戻しますと、気になる点として、診断士資格を取得して、「特によかったことは何もない」と答える割合が15%ほど存在することです。データでみる中小企業診断士2016のアンケートでも、「勤務先、関係先の処遇に変化はなかった」と答えた割合が30%ほど存在しています。「折角苦労して取得した資格なのに」と思える状況ですよね。中小企業診断士という資格を広く知ってもらう、評価されるようになることこそ、診断士の活躍の場を拡げることにつながるのでは考えています。

 その一つの解として、「企業内で活躍する人材を輩出する」というコンセプトに、稼プロの兄弟マスターコースとして、「企業内診断士次世代リーダー養成マスターコース」というものを立ち上げ、今年第6期生を募集いたします。企業において、診断士で得た知識を活用し、マネジメントを実践する。リーダーとして人や組織を動かすために求められる知見や思考を、講義とケーススタディをとおして学ぶものとなっております。企業の中で、豊富な情報とリソースを活用して、ビジネス体験を積み重ねることは、来るべき独立においても貴重な財産になるだけでなく、中小企業診断士の知名度を高めていくことになると考えております。

 これから、稼プロ・企業内診断士次世代リーダー養成マスターコース・経コン塾の合同の説明会なども開催していきます。今後の企業内診断士のキャリアを考えるうえで、ぜひ検討のひとつとしてみてください。

説明会のリンクはこちらとなります。

 

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啐啄同時(そったくどうじ)

2020-03-28 12:00:00 | 19期生のブログリレー

稼プロ! 19期の宇野毅です。新型コロナウィルスの影響から、2月に続き、3月、本日の講義についても自粛となりました。とても残念ですが、現実になりつつある「感染爆発(オーバーシュート)」リスクを鑑みると、研究会として、また個人の責任として致し方ないですね。各々体調管理と感染防止に留意して、4月に全員元気に集まりましょう。

 

さて、今日は、「啐啄同時(そったくどうじ)」という言葉についてです。私は、この言葉を最近知りました。

 

「啐」とは、タマゴの中にいるひな鳥が、タマゴの殻を破って外に出ようとして殻をコツコツつつく様子のことで、「啄」は自分の殻を破ろうとするひな鳥に対して、親鳥がひな鳥を助けようとすかさず外側から殻をつつくさまを表しています。

ひな鳥と親鳥が「同時」につついてこそ、固いタマゴの殻を破ることができるということで、「逃すことのできない好機や絶好のタイミング」を表す四字熟語となりました。

 また、この「啐啄同時(そったくどうじ)」は、禅において、師匠から弟子に知恵の伝授が行われるときの心得、人材育成のあり方を表わす言葉であるそうです。

親鳥(師匠)が、ひな鳥(弟子)が破るべき殻(目標)を明らかにして、弟子が目標に自らチャレンジしていく情熱を持たせ、それを師匠が絶妙のタイミングで、手助けして導いて行く。理想は師匠と弟子のタイミングがちょうど同時であること。師匠は、弟子の「その時」を逃さず、成長の研鑽を与えることが重要との意だそうです。

 

稼プロ!での10か月の講義を振り返ってみると、まさに、この「啐啄同時」を感じます。毎月、宿題に追われたいへんですが、提出したあとの達成感、また、そのフィードバックからもたくさんの学びがあります。まさに、殻をやぶろうとするタイミングに外側から殻をコツコツ、つついていただいているように感じます。

講義もあと2回となりました。(延期分をあわせると最大4回です!)タマゴの殻を破るチャレンジ精神を忘れないように、また、親鳥のコツコツをタイミングよく受けとめられるように、残り少ない貴重な体験を大事にしたい、とあらためて感じる今日この頃です。

 

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『干し芋』の世界

2020-03-27 12:00:00 | 19期生のブログリレー

事務局の木村です。最近はどこでもコロナの話一色ですが、今回は置いておいて、軽めのお話を(いつもなのですが)。

                                                                                                                                

先日、『マツコの知らない世界』で、干し芋をテーマにした回がありました。干し芋と言えば、私も子供の頃に家で出されたことがありますが、あまりいいイメージはありませんでした。黒っぽくて、表面に白い粉の吹いた見た目、実際に食べてみても固くて筋のある食感。子供にとって魅力のあるものではなく、他の食べ物があれば、そちらを選んでいたように思います。ところが、時代が変わり、今は味も見た目も大きく変わった製品が沢山出ているようです。

 

干し芋は、生産量の80%を茨城県が占めています。銀座に茨城県のアンテナショップがあり、茨城出身の私としては一度行ってみたいと思っていたものの、なかなか行けていませんでした。テレビを見た後、近くに行く機会があって、ようやく寄ることができました。

 

干し芋コーナーがあり、20種類以上の商品が置いてありました。そのほとんどが、とてもきれいな黄色をしていて、食欲をそそります。昔のようなイメージはまったくありません。形も昔は平たくスライスした平干しだけしかなかったのですが、今では平干しはもちろん、芋けんぴのような角切り、小さい芋を丸ごと干した丸干しまで存在します。

 

他にもお客さんがたくさんいて(テレビの影響でしょうか)、購買意欲を刺激された結果、4袋も購入してしまいました。それらを一通り食べてみて、やっぱり見た目通りのおいしさを感じました。食感はキャラメルのようで、甘みも非常に強いです。これからもいろいろな種類を食べ比べて、味の違いを確認してみたいなと思っています。

 

こうした新しい干し芋が出てくるようになったのは、原料となる芋の品種改良が進んだというのがあるようです。私のイメージにあった黒っぽい干し芋は、玉豊(たまゆたか)という品種が原料で、昔はほぼそれしかなかったようです。今では紅はるか(べにはるか)、泉(いずみ)、安納蜜嬉(あんのうみつき)、シルクスイートなどといったねっとりしていたり、甘みの強かったりという品種が多く出回るようになり、それぞれの特徴を生かした干し芋が作られています。

 

ご存知の方はいるかも知れませんが、茨城県は都道府県魅力度ランキングで7年連続最下位という他県にはマネできない記録を持っています。海や湖、豊かな自然や農作物など、魅力もいろいろとあるのですが、うまく生かしきれていないのでしょう。

 

最近の干し芋は、県の特産としてもっとアピールできるのではと思います。アンテナショップでも、干し芋アイスや他にも干し芋を使った商品を販売していました。女子高生に干し芋が大人気!!なんてことになれば、茨城の魅力度ももっと上がっていくのでしょうか?

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