東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

理論更新研修

2016-01-31 12:00:00 | 15期生のブログリレー

15期生の高橋です。

昨日、理論更新研修を受講してきました。
内容は、①新しい中小企業施策について
     ②親族外事業承継の支援(金井義家さん)
です。

中小企業診断士登録をしてから、今回で9回目の理論更新研修ですが、
これまでは眠かった中小企業施策の講義が今回は眠くならずに最後まで聴くことができました。(睡眠十分だった訳ではありません(苦笑))

2年前から、ものづくり補助金や、小規模事業者持続化補助金に関わっています。
来年度もこうした補助金事業が継続するようなので、ついつい来年度のことを思い描いていたわけです。

小規模事業者持続化補助金って、思っていた以上に採択率が高いんですね。

中小企業施策は、単なる座学でなく、診断士にとっては、ビジネスの種でもあります。
国が予算を注いで力を入れようとしている分野は何なのか、これって大事ですよね。

ゆくゆくは、国の政策・予算を意識しながら、クライアントの指導に活用できると面白いでしょうね。

プロコンとして独立した方々には、仕事に直結する話題でしょう。
中小企業施策で眠くならなかったのは、プロコン育成塾に通ってきた成果なのかもしれません。

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芋焼酎

2016-01-30 15:00:00 | 事務局からのメッセージ

皆さん、こんにちは。
「稼げる!プロコン育成塾」事務局の三好康司です。

今日は焼酎のお話を。

 2014年酒造年度(2014年7月~2015年6月)において、芋焼酎の生産量で長年首位を保ってきた鹿児島県が初めて宮崎県に抜かれたそうです。両県の2014年酒造年度の出荷量は次の通りです。

     宮崎県   10万3131キロリットル (前年比6.5%増)
         鹿児島県   9万3040キロリットル (前年比7.1%減)

 宮崎県の焼酎出荷量の2/3を占めるのは、1998年から「黒霧島」を販売する霧島酒造(宮崎県都城市)、焼酎メーカーの売上高ランキングで3年連続首位です。芋の種類が違う「赤霧島」「茜霧島」なども販売し、ますます攻勢をかけています。

 霧島酒造好調の要因は何でしょうか。少し調べてみると「獺祭」で有名になった旭酒造(山口県岩国市)とよく似た戦略をとっています。

 1)戦略立案
通常、地元で地位を確立した上で、販売エリアを外に拡大しつつ勝てる商品の開発を進めることが多いですが、霧島酒造はリスク覚悟で、先に県外市場で勝てる戦略商品「黒霧島」の開発に集中しました。山口県でシェア4位であった旭酒造が「獺祭」を武器に県外に活路を見いだしたのと同じです。

 2)商品開発
「黒霧島」は「芋焼酎だから芋臭くなければいけない」との固定観念を捨て、芋の香りを抑えて上品な味わいの焼酎に仕上げたそうです。酒は酔えればいいというものでなく、酒米の磨き、純米大吟醸にこだわり、美味しい酒を追求している旭酒造と似ています。

 3)原料手配
霧島酒造では「冷凍芋」を活用することで、前代未聞の通年での芋焼酎生産を可能にしています。また、原料の芋を安定的に確保する目的で農家の囲い込みも行っています。日本酒の通年製造を行い、酒米である山田錦の生産農家を囲い込む旭酒造と同じです。

 尚、霧島酒造は「黒霧島」ブランドでまず博多を攻略した後、次は同サイズの都市である広島と仙台を攻めて、大消費地である首都圏と関西の開拓は後回しにしています。リスクを最小限に抑え、慎重に市場を開拓していったのですね。

 ということで、寒い冬には芋焼酎のお湯割りを。

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あなたのルーティン

2016-01-29 00:06:32 | 15期生のブログリレー

鍛造TKです。

最近ルーティンという言葉よく耳にします。適当な日本語が見当たらないので、カタカナを使っているのでしょうか。日本語の意図がroutineに当てはまるのか?? こんどnativeの人に聞いてみます。

最近ですと、過日、優勝した大関・琴奨菊関(菊バウアー)、昨年は五郎丸選手、ずっとおなじみのイチロー選手。毎回、必ず同じ・一連の動作をとることで、感情の入る余地を排除。自分を落ち着かせ、自信を呼ぶ・集中力を上げるという効果があるようです。高い実力も感情に左右されると十分に発揮されなくなってしまいます。そういう意味では、大観衆の前で、勝負を強いられるプロスポーツ選手に、ルーティンがよくみられるのかもしれません。歌手・俳優、政治家もそうなのでしょうか。イチロー選手は、シーズン中、食事の内容も予め決まった型(=メニュー)があると聞いたことがあります。これはルーティンではなくて、ゲン担ぎなのかもしれませんが、確実に(求められる)結果を出すという意味では同類なのかも。

自分の現在の仕事では、ルーティンと呼べるようなものはありません。ある程度の緊張を強いられる、プレゼンなども、ルーティンを確立することで、本来の実力を発揮できるかもしれませんね(その前に、実力をつけなさいよ・・・という突っ込みが入りそうですが)。

先生方・先輩方はルーティンありますか?

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自分の言葉で生の声を伝えるプレゼン

2016-01-28 18:00:00 | 講師清瀬からのメッセージ

こんにちは。講師の清瀬です。

今回は最近、プレゼンに関して
心に残ったことを書かせていただきます。

去年の7月から今年の2月にかけて、
茨城県庁と茨城県中小企業診断士協会が合同で、
全20回の「いばらき経営向上塾」を開催しています。
経営について一から勉強したいという方が、
月に3回程度、火曜日の夜に集まり、
診断士5名が順番に講師をしています。
約70名の経営者や幹部・リーダークラスの方が
参加されています。

現在、最終回の公開セミナーを残すのみとなり、
最近の2回は塾の仕上げということで、
参加者が順に、感想や今後の意気込みについて
スピーチをされました。

全員のスピーチを聞き、とても感慨深く、
特に次の2つのことを感じました。

1つは、講師が講義において、オリジナルの内容を
自分の言葉で伝えると、聴講者の心に残っている
ということです。

講義のときには、当然、いろいろな知識を
学んでいただくために、経営の教科書に
書かれているようなことをお話します。
それらに加えて、私は、自分の考えや経験に基づき
教科書には載っていないノウハウや意見も
申し上げました。
数人の受講者は、後者の内容を、私自信の言葉で
語ったときが、印象に残り勉強になったと
言ってくださいました。

もう1つは、受講者が、今後の意気込みについて、
気持ちを込めて自分の言葉で伝えると、同じく
聴講者の心に残るということです。

受講者は、自己紹介・会社紹介からスタートし、
塾で感じたことやこれからやっていきたいことを
話されました。
正直なところ、決まりきった会社紹介よりは、
本当に自分が心から感じたこと、将来の夢やビジョンを
飾らない言葉で語っていただいたことが
印象に残りました。

「稼げる!プロコン育成塾」においても、次回より
話すスキルを学び訓練していきます。
塾生の皆さんにもプレゼンをしていただきますが、
聞く人の心を動かすものになるよう、
一緒にがんばっていきましょう。

 

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初LCC

2016-01-27 23:40:50 | 15期生のブログリレー

皆さんこんばんは。業務MAです。強烈な寒気がようやく去って、

寒さも一段落。今日は暖かかったですね。これから何度か寒波

はあるでしょうが、少しずつ春が近づいて来る時期ですね。

 

さて、先日人生で初めてLCC(Low Cost Carrier)の旅客機に乗る

機会があり、私の中ではかなり鮮烈に印象に残りましたので、その

時の様子をレポートしたいと思います。いつも使われている方には

新鮮味が無いかもしれませんが…。

 

私は、日本国内の移動は基本的に鉄道か高速バスで、飛行機を使った

ことは殆どありませんでした。それは、そもそも国内の場合、鉄道やバス

の方が経済的であることと、それ以上に飛行機が余り得意では無く極力

使うのを避けていたからです。

(海外の時は仕方なく使っていましたが)

 

そんな私が何故今回LCCに乗ることになったのか?それは、大阪の堺に

出張の際、職場の同僚から掛けられた言葉がきっかけでした。

 

同僚「今度、堺に行くんでしょう?新大阪まで戻るより、関空使って帰った

方が乗ってる時間が短いから楽だよ」

 

私「でも、飛行機より新幹線の方が安いでしょう?予算もひっ迫してるし、

出張旅費は出来るだけ抑えないと…」

 

同僚「そんなことないよ。LCCだと新幹線より安いと思うよ」

 

私「………」

 

そう言われてネットで調べてみると、見つけてしまいました。関空-成田6,500円

のチケット。新幹線より大幅に安い。負けた…。

 

経済性には逆らえないとその場で予約。何となくそれらしい領収書があった方が

旅費精算のとき良いのでは?と思ってコンビニで決済。こんな簡単で本当に大丈夫

なのか?と疑心暗鬼になりながら大阪へ。行きは高槻に用事があったので新幹線で。

 

そして堺での用事を済ませ、一路南海電車で関空へ。堺から急行で50分程。確かに

新大阪まで戻るのと殆ど変わりません。そこからシャトルバスでLCCのターミナルへ。

 

LCCのターミナルは、関空の端にあり、駅前にあるJALとかJASとかのターミナルとは

かなり離れています(シャトルバスで10分位)。中に入ると、土産物屋とカフェとチェックイン

カウンター位の簡素なつくり。しかし、搭乗までの時を過ごすには十分です。

 

少し早目に着いたので、カフェでコーヒーを飲みつつ出張報告書の執筆を済ませチェックイン。

チェックインは自動チェックイン機に申込書のバーコードをかざすだけで非常に簡単。レシート

みたいな感熱紙に印刷された搭乗券が出てきて完了です。

 

その搭乗券を持って手荷物検査を通過すると、すぐ奥がもう搭乗口です。搭乗口は、ロビー

というよりコミュニティスペースといった感じ。コンビニとフードコートとホールがあるだけ。

そしてホールは搭乗を待つ乗客でごった返しています。それもそのはず、松山、鹿児島、

宮崎、仙台と、ほぼ10分~20分間隔で離陸しています。いずれも大阪から陸路では

行きにくいところですから、かなりの人気がうかがえます。

 

雑踏の中で待つこと30分、予定より5分遅れで成田行きの搭乗が開始。搭乗口を出て

吹き曝しの中を駐機場へと歩きます。当日の気温2度。しかも暴風が吹き荒れて

います。こんな状況で無事に飛ぶのか?そんな一抹の不安も抱きつつ、タラップを上がり

機内へ。

 

機内はシンプルな作りですが、普通のエコノミーと遜色ありません。ただ、座席のモニター

画面とか、スライド出来るテーブルとか、飲食物を提供できる設備等はありません。

設備は旅客を安全かつ快適に目的地まで搬送するため必要最小限に抑えられている

そんな印象です。席はほぼ埋まっており、人気ぶりを伺わせます。

 

非常設備の案内の後、いよいよ出発です。空港の果てにターミナルがあるので、滑走路まで

たどり着くのに結構時間が掛かります。そして、強風に抗いながら、無事離陸。大阪の夜景が

眼下にどんどん小さくなっていきます。このスピード感は飛行機ならではです。

 

離陸直後こそ強風に煽られかなり揺れましたが、安定飛行に入ればあとは快適です。

わずか1時間のフライトで無事成田空港に着陸。途中の機内サービスは、販売のみ。

飲食物の提供は一切ありませんでした。でも、わずか1時間のフライトですから無くても

全く不自由しません。むしろ個人的には、落ち着いて本が読めたので好都合でした。

 

今回LCCを使ってみて、予想外の快適さとコストパフォーマンスの良さに驚きました。

「飛行機=運賃が高い&高級」という固定観念をものの見事に覆されました。

飛行機での移動に+αで優雅さとか、高級さとかを求める方にはやや抵抗があるかも

しれませんが、私のように単なる移動手段としか考えていない向きには十分過ぎる

サービス内容でした。今後お世話になる機会が増えそうです。

 

 

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