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7/29は最強開運日

2024-07-31 12:00:00 | 24期のブログリレー

こんにちは。24期の今村信哉です。

早くも2順目がきました。先日の第2回講義で「書く」ことについて学んだ後なのでハードルが上がっていますが、気負わずに書きたいと思います。

 

皆さん、先日29日は何かを始めるのに適した最強開運日だったことをご存知でしょうか。

一粒万倍日と天赦日が重なる縁起の良い日が今年は1月1日、3月15日、7月29日、12月26日と4回あります。

 

そんな29日に個人事業主の開業届を出しました。法人は5月に設立済みなので、これで2つの窓口を持つことになります

この数か月、なぜ法人を?なぜ合同会社を?と聞かれることも多かったので、今回はその話をします。

まず、前提として、よく言われているのが法人設立のコスト面。

◻︎設立時(以下は実際に掛かった主な費用) 

 ・電子定款作成費用 5,500円(行政書士)

   ※株式会社の場合は公証人の認証費用3〜5万円も

   ※紙で作成の場合、収入印紙4万円も

 ・登録免許税 3万円(区の特定創業支援を受け、6万円の半額)

   ※株式会社は15万円(区の特定創業支援を受けたら、7.5万円) 

◻毎年 赤字決算でも法人住民税7万円は必ず発生してしまう

税金の計算は各種サイトで確認できますが、一般的に、売上が◯◯◯◯万円を超えたら、所得が◯◯◯万円を超えたら、個人事業主で2年経過したら、法人成りをした方がいいなどと言われています。

では、なぜ私が、売上が立っていないにも関わらず法人を作ったかというと、欠損金が9年繰り越せるなど税金面のメリットがあるから、、ではなく、法人格があった方が自分にとって動きやすいと感じたからです。展示会や交流会に出やすかったり、他社と協業しやすかったり。

ビッグサイトも近いので、各業界のトレンドを追うために、最近よく展示会に通っています。個人で参加できるものもありますが、法人の方が話が広がりやすい気がしています。

株式会社ではなく合同会社にしたのは、従業員を雇う予定も資金調達する予定もないのでイメージを気にする必要がない、かつ、毎年決算公告を出すのは手間、といった理由です。

ただ、バーチャルオフィスで本店登記している合同会社は、銀行口座開設のハードルが高いとの噂もあるので、どっちが正解だったかはまだわかりません。そして、略称が(合)ではなく(同)なので、いつも一瞬悩みます。

と、いろいろ考えたものの、法人設立の一番の理由は、シンプルに「会社を作りたかったから」かもしれません。ただ、法人設立も開業もあくまでスタートラインに立ったに過ぎないので、稼プロで学び研鑽しながら歩みを進めていきたいと思います。

ちなみに、「合同会社ひしょ」の由来は、中学時代からのあだ名です。

中1の1学期にクラス代表のサポートを名乗り出たところ、「秘書みたいじゃね!」と言われてから30年弱、今でも呼ばれていて、こんなあだ名はレアだろうし、伴走のイメージも重なるので、社名にしました。文字数少ないと書くのも楽です。

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コンサルティングを行う上で読んでおいた方が良い本

2024-07-30 12:00:00 | 24期のブログリレー

事務局の川元(22期)です。

皆様は「ビジョナリー・カンパニー」という書籍を読んだことがあるでしょうか?
有名な書籍なので、読んだことがある方も多いかと思います。

私の経験則になりますが、経営者の中で本著をバイブルとして経営に活かそうとしている方は一定数いらっしゃいます。
そして本著を読んでいないと、上述の経営者と相対したときに「なぜ社長はそんな考え方をするのだろう?」と理解に苦しむ可能性があります。

恥ずかしながら、今年に入るまで私自身「ビジョナリー・カンパニー」は分厚さと冊数の多さから敬遠して読んでいませんでした。

今年に入り時間を作って読み進める中で、過去に接した経営者が言っていたことの真意を今更ながら理解し、的外れな言葉を口にしていた過去の自分の愚かさを気付かされ、「知っていたのに、何でもっと早く読まなかったんだ」と非常に後悔しています。

一度読んでおけば、本著に影響を受けている経営者なのか否かが判断できるようになり、ご自身がコンサルティングを行う際にどういう方向で話しを持っていくかを考える材料の一つになることと思います。

未だ読んだことがなければ、コンサルティングを行い経営者と接する立場であればぜひ一読しておくことをお勧めします。

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現場の把握

2024-07-29 12:00:00 | 24期のブログリレー

24期生ブログリレー1巡目最後となります山口賢哉です。

初めてブログへの投稿となります。何を書こうかなと考えた際、私なりにコンセプトを決めて1年間書いて行くことにしようと思いました。途中、脱線して横道に逸れることもあるかもしれませんが、その場合は、ご容赦ください。

私のブログコンセプトは、以下の3つを軸とすることにしました。
・診断士として、やりたい領域のネタであること
・何らか知識向上につながりそうなもの
・実践に活かせそうなもの
自分だけでなく、どなたかの参考になることが少しでもあれば、嬉しい限りです。

さて、今回、第1回目は、「やりたい領域のネタ」を意識してみました。
私は、幼少期からものづくりが好きで、よく木材や段ボール、紙パックなど使って工作していました。現在、製造業に勤務していることも、根底にはものづくりが好きだということがあるのだろうと思っています。
では、中小企業のものづくりの現場で経営者から診断士に求められることは何だろうか?と駆け出しの私としては思います。
中小企業の製造業も多種多様、それぞれの課題は様々であろうと推測します。
製造業でも、課題はコミュニケーションの改善だったり、人材育成だったり、情報共有体制だったり、当然財務的なことだったりすることもあると思います。もしくは、ロスの削減、生産性向上のための改善策に悩んでいる会社もあるかもしれません。

私は、今の会社で海外の生産工場に赴任し、工場の経営企画に携わりながら、現場改善、生産革新を推進する部門も経験しました。その工場は、組立、樹脂成型、板金プレス、基板実装、部品搬送など製造業のほぼすべての現場が揃っていて、各職場のメンバーと、コストダウン、生産性向上など様々な改善活動に取り組んでいました。その経験が活かせるのか、役に立つのか、中小企業もそれらはやりつくしていて、更なる改善策を求めているのか、やはり現場を把握することが重要だと感じています。

トヨタやホンダなど様々な企業で三現主義が重視されています。大井さんも書かれていた三現主義:現場、現物、現実ですね。デジタル化の進んだ世の中では、時代遅れではという意見もあるようですが、現場を見なくては把握できないことはまだまだあると思っています。リモートでもできることは確かに多くなったと思いますが、現場で現物や現実を見ることの優位性は依然としてあると思っています。例えば、重量、質感、匂い、雰囲気等々、まだまだ沢山あると感じます。
先日、現場での確認が有効な事例がありました。会社で業務効率化の1つとして、AIを活用したツールを開発しています。他拠点の現場に導入するシステムなのですが、トライアルの検証で、システムの結果と期待する結果にGAPがあり、その原因究明を現場で行うことにしました。詳細は割愛しますが、現場での確認により、なぜGAPが起きていたのかが明確になりました。現場のプロセスをリモートではなかなか共有しきれておらず、ロジックに反映できていなかったのです。

私は、現在、診断士登録予定の身であり、当然、直ぐにはものづくり支援の現場に携われるような縁もチャンスもまだ無い状況ですが、登録完了した暁には、ものづくりの現場を見て、現実を理解し、経営者の方々のお役に立てるような診断士になりたいと思っています。そのような機会に巡り合えることを楽しみに、まずは、稼プロで勉強させていただこうと思っています。様々な課題に対応できるよう、稼プロで、診る、書く、話す、聴くスキルを幅広く学び、常に「診断士は利他業である」ことを忘れずに、励んでいきたいと考えています。
1年間、よろしくお願いします。

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不易流行(オリンピック編)

2024-07-28 12:00:00 | 24期のブログリレー

22期の藤川です。

稼プロ!で、塾長もよくお話しされている「不易流行(不易を知らざれば基立ちがたく、流行を知らざれば風新たならず)」という言葉は、松尾芭蕉が奥の細道の旅を通じて会得したものです。どんなに時代が変わっても変わらない、変えない「不易」と、世の中の流れにあわせて変わる、変えていく「流行」の両方が、よりよい状態に持って行くには大事であるという意味でした。

ところで昨日、パリオリンピックが開幕しました。今回の開会式は、セーヌ川を舞台にしたことで注目されましたが、建物や水、光、音楽、映像が調和しており、映画をみているかのように惹き込まれました。スタジアムを飛び出して新たな舞台を選ぶ、という大胆な創意には、けた違いの準備と挑戦が伴ったのではないかと想像しながら、中継にかじりついていました。

この開会式ですが、上記の「不易流行」の精神を体現していたようにも思います。歴史あるパリの街並みを背景に、華麗なライトアップ、アーティストの演奏や、オリンピックレジェンドたちの登場といった、新たな演出要素が融合されていました。追加の建造物はなるべく増やさず、既存の環境を最大限に活用していて、オリンピックというイベントの新たな形を見たように感じています。

競技としては、兄妹で同日連覇を狙う柔道の阿部選手をはじめ、多くの活躍が期待できそうですし、どんな素晴らしいシーンが生まれるのか、とても楽しみです。

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私と「DIE WITH ZERO」

2024-07-27 12:00:00 | 24期のブログリレー

皆様、こんにちは。

稼プロ!24期生の森谷です。今回は稼プロ!ブログリレーの初投稿となりますので、まず簡単に自己紹介をさせていただきます。

年齢は57歳。あと3年で定年となり、定年後の生き方を模索中です。所属は銀行であり、社内で利用する事務系システムや、法人・個人向けのWebシステムの企画・開発等の仕事が長かったです。4月から部署が変わり、法人が保有する資産を証券化して、投資家に販売する「資産金融」業務に係るシステム企画の仕事をしています。

後半は、最近私が読んだ本の紹介と、読んで思ったことを書きたいと思います。

稼プロ!初回講義を終えた後、ブログリレーのネタ探しのため書店で見つけたのが、ビル・パーキンス氏が書いた「DIE WITH ZERO」です。

タイトルの意味は「ゼロで死ね」ですが、「自分が稼いだお金を死ぬときには使い切る、ゼロで死ぬことの実践」を説いています。この本では、これを実践するためのルールとして9つを記載していますが、ここでは私が気になった3つのルールを紹介します。

1つ目は、【ルール1:「今しかできないこと」に投資する】です。人生には正に「今」にしかできない経験があり、その経験によって得られるはずの喜びを先延ばしにせず、それに惜しみなく投資せよ、とのこと。

2つめは、【ルール2:一刻も早く経験にお金を使う】です。経験によって得られる喜びはその瞬間だけでなく、後で何度でも思い出せる「記憶の配当」を得ることができ、人生を豊かにすることができる、よって一刻も早く経験にお金を投資せよ、とのこと。

最後は、【ルール4:人生最後の日を意識する】です。人は死を意識しないと合理的な判断ができない、人生の残り時間を意識せよ、とのこと。

いずれも私の心に刺さる事ばかりでした。私はもう50代後半ですので、人生的にも後半です。「今しかできない経験」を得ることに躊躇せずに、時間とお金を投資すべきだと思いました。そういった意味では、これからの1年間は皆様と一緒に稼プロ!に取り組み、後々に「記憶の配当」が得られるようにしたいと思います。

また、常に「終わり」を意識した生き方が重要だと思いました。この本の中には「Final Countdown」という、自分の推定死亡日までカウントダウンするアプリの紹介があります。似たようなアプリを見つけて試した所、私の推定死亡日は2038年2月(あと13年後)だそうです。稼プロ!のキャリアビジョンを描く講義を通して、自分のキャリアビジョンを明確にして、有意義な13年にしていきたいと思います。

以上 最後までお付き合い下さりありがとうございました。これからの1年間どうぞ宜しくお願い致します。

 

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