東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

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独立奮闘記6 原点回帰 やっぱり時間管理と仲間の絆が大事

2019-05-31 12:00:00 | 18期生のブログリレー

みなさま、お世話になっております。

18期事務局 清水康裕です。

早いもので、次回6/8が18期最終講義ですね。

今年度(特に今年に入ってから)は、ドタバタ続きでなかなか運営に参加できませんでした。

タスクの優先順位付けや取捨選択が必要ですね、大変失礼いたしました。

私は今年度で事務局卒業なので、これが稼プロ!事務局として最後のブログ更新の予定です。

いやー、それにしても独立初年度はいろいろありました。

なかなか完全裁量労働制という仕事のスタイルに慣れることができず、「時間を切り売りしていたころはなんて安全な場所にいたんだろう。」と思ったりもしました。(成績や評価を気にしなければ、何をやっていても一定の報酬があったという意味で。)

少しずつ慣れてきて思うのは、時間管理ができればフリーランスは充実するということです。
自分で仕事の波を創る、ということを意識しないと常に仕事という小波に揺られて船酔いしてしまいます。全く波がない(仕事が単調に続く)と安定を壊す不安から前に漕ぎだせません。
独立初年度、かなり出たとこ勝負でしたが、どうやってリズムよく波を創るか、どんな波を創るか、どの程度不測の事態に備えて余力を持つかを次年度は考えたいと思います。

※実は昨日もドタバタしてしまい、稼プロ!同期(16期生)に助けていただきました。このような絆は本当に大事ですね。1年間の活動を通して得られた絆は、自ら放棄しない限り一生モノだと思います。

初回投稿で、時間管理しなくては、と記載したのですが、まだまだ工夫の余地が山積です。

次年度からは稼プロ!事務局という居場所がなくなりますが、その分、以下に時間を投資したいと思っております。
・地元岡山への進出
・著書出版

今後も三意を原点として活動し、進展があったら是非報告出来ればと思います。

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日本には、何人のピアノ調律師がいるか?

2019-05-30 12:00:00 | 18期生のブログリレー

タイトルを見てピンと来た方は何の話かすぐにわかりますよね?

いわゆる「フェルミ推定」というもので、実際に調査するのが困難・非現実的なものの量を、少数の手がかりや仮説をもとに論理的に推論し短時間で算出する手法です。

ちなみにフェルミとは1938年のノーベル物理学賞を受賞したエンリコ・フェルミに由来するようです。 

就職・転職活動時にコンサル系を受けると選考手段として面接時に質問を受けるためフェルミ推定を学ばれた方もいるのではないでしょうか?

 

例えばタイトルの問題の場合以下のような算出です。

1)日本の人口は約1億2,000万人

2)世帯数は1)の約半分 →6,000万世帯

3)2)の1/10がピアノを持っている  600万台

4)定期的に調律が行われているのは3)の1/3→200万台

5)調律を行うのは1年に1回 →200万回

6)1人の調律師が年間で行う調律回数は3/×160日(平日の60%を調律の仕事)→ 480

7)日本にいる調律師は5)と6)より200/4804,000

ほとんどが仮説に基づく計算ですが、実際に日本の調律師の数は約5,000人らしいのでかなり精度が高い算出となります。

 

ネットで調べればすぐにわかるのでは?

という結論に行きがちですが、スピーディーに、結論を算出するための要素の因数分解ができることがポイントで、算出値自体は重要ではないと考えます。

 

以前の私は、フェルミ推定は一部の天才達だけが使える手法で自分には関係ないとタカを括り避けるように生きてきたのですが、最近ふと本で読んでみると今更ながら面白い思考法と感じました。

考えてみると会社の業務でも一部の条件からビジネスプランを立案したりしていましたし、さらに中小企業向けのコンサルは、ヒトモノカネのリソース(=条件)が制限された中でどの程度のアウトプットが

期待できるのかという観点からより使う機会も多いのではないかと思います。

 

最近では、コンサル企業もフェルミ推定が候補者の能力をはかる手段として適当か懐疑的な見方もあるようですが、少なくともこういった考え方ができる方は優秀な思考能力の一つを持っているのではないかと考えながら本を読んでいます。

懸念点としては、フェルミ推定を学んでいるといつも「コンサル企業へ転職するの?」と聞かれることですが、興味のあるみな方はぜひ学んでみてください!

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クラウドファンディングでの資金集め

2019-05-29 12:00:00 | 18期生のブログリレー

こんにちは。18期の木村です。

最近すごく暑くてぐったりしています。私は暑がりなので、すでに冷房を使いまくっていますが、体調を悪くしないように注意しないといけないですね。

 

さて、私の会社では将棋のタイトル戦の一つ「叡王戦」を主催しています。かつては「電王戦」というコンピュータと人類との対戦において、人類代表としてプロ棋士の挑戦者を決定するための戦いでした。今はその「電王戦」自体がなくなってしまいましたが、「叡王戦」はそのまま残り、「竜王戦」「名人戦」などと並ぶ立派なタイトル戦となっています。

 

現在、その「叡王戦」を応援するプロジェクトということで、「クラウドファンディング」を実施しています。5/27時点で700万円近い金額が集まっています。非常にありがたい話ではありますが、多くの人から集めた資金は責任を持って有効に活用する必要がありますね。

 

クラウドファンディングとはどんなものか。すでに一般に広く認知されているものと思いますが、改めて確認すると、インターネット経由で自分の活動を発信し、一般から必要な資金を募る仕組みです。出資のリターンに応じて、大きく以下のように分類されます。

 

寄付型:出資者へのリターンはなく、社会貢献性の強いプロジェクトが多い

購入型:出資者は出資額に応じて、グッズやサービスのリターンを受ける

金融型:貸付型、ファンド型、株式型などがあり、出資者は金銭のリターンを受ける

 

一般的に認知されているのは購入型です。更に分けると、「All or Nothing型」「All In型」の2種類に分けられます。前者は目標金額に達成した場合のみ成立、後者は目標金額の達成に関わらずプロジェクトは成立します。

 

今回のプロジェクトは、購入型(All In)となっています。リターンはグッズだったり、対局の見届人(そばで対局を見れる)の権利だったりします。将棋が好きな方は、是非とも、以下リンクよりプロジェクトに参加していただけると幸いです(6/14まで)。

 

https://camp-fire.jp/projects/view/156994

 

クラウドファンディングは、資金集めの方法のひとつですが、マーケティング手段としての面も持っています。プロジェクトの内容を広く周知できるし、出資者は自分も参加しているという意識からロイヤリティも高まります。中小企業の施策として検討に値するものではないでしょうか(というより、中小企業の資金集めに使うのが一般的ですかね)。

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群馬県産ひよっこ診断士の日記#15

2019-05-28 06:00:00 | 18期生のブログリレー

おはようございます! 

稼げる!プロコン育成塾、18期生の吉田晃です!

自己紹介はこちら(♯1)



あ、暑い!!

暑すぎます!!

我が地元、群馬県桐生市は2日連続で35度を超える猛暑日となっています。

皆様、ご体調は大丈夫でしょうか?

私は先週土曜日、地元の友人とサッカーをしていたところ、人生で初めて熱中症に罹ってしまいました…。

お陰で、土日はひたすらスポーツドリンク(電解質)を飲み続け、ぐったりしていました。
ああ、稼せプロの卒業論文の校正があるのに…石川さん、小野澤さん、遅くなっていて本当にごめんなさい(;_:)

暑さに身体が慣れていないこの時期は、特に熱中症には気をつけた方が良いそうです。

 

 

さて。

 

 

私の本業では、3月決算における中小企業様の株主総会がピークを迎えています。

担当クライアント様の株主総会にオブザーバーとして出席させて頂き、今期における財務諸表の概要やトレンドなどを株主の皆様へご報告させて頂く機会が多いのですが、昨年の今頃と比べ、

明らかに説明する力が向上している!!

と自覚できました。

この1年、稼せプロの講義を始め、とにかく人前で話す機会が多かったのですが、やはり「場数」というものは大切ですね。

分かりやすく聞き手に伝えるにはどうすればいいのかーー。

これだけをひたすら試行錯誤しながら、とにかくアウトプットを繰りした結果がやっと実感できました。

「労働分配率」「付加価値」などのやや難しい経営指標を説明していて、株主の皆様が納得されたように大きく頷いてくださっていたのがとても嬉しかったです!

たぶん、18期生の皆様も同じことを実感なさっているのではないでしょうか?

第1回目の講義で、鴨志田塾長が「アウトプットしなければ意味が無い」と仰っていましたが、これを金言とし、今後も精進して参ります!

やや短くて恐縮ですが、本日はここまでとさせて頂きます。
(熱中症でまだ身体が怠いからであって、決してネタ切れなどではありません)

明日はブログリーダー、木村さんの登場です!

最後までお読み頂き、ありがとうございました!!

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タンザニア旅行で気づいた「信頼とは何でしょう?」ということ

2019-05-27 09:00:00 | 18期生のブログリレー

おはようございます。事務局の藤田です。

ゴールデンウィークに東アフリカにあるタンザニアに行ってきました。移動時間もかかり(トランジット2回だったのもありますが)、3日間が移動、3日弱が滞在という感じでした。

なお、以下は訪れたサファリの画像です。動物たちのコミュニティの中に人間がお邪魔するという感じで、動物たちもリラックスしている様子が印象的でした。

 

初アフリカ大陸上陸でいろいろ気づいたことがありました。個人的にもっとも衝撃だったのは「信頼ってなんでしょう?」ということです。信頼は稼プロ!が大事にしている「ひととなり」にもつながる大事な要素ですので、テーマとさせていただきます。

 

事例その1:空港職員にチップ?

空港に初めて降り立って、空港内でスーツケースを受け取るときです。親切そうな空港係員が近寄ってきて「どんなスーツケースですか?」と聞いてきました。ビザ発行で行列に並んで大変だった後で、親切さがありがたく、素直に説明し、係員は奥にあったスーツケースを探してくれました。日本だと「空港だし、親切な係員もいるでしょう」でお礼を言ってとうことになりますが、チップを要求されました。それもあって奥に置いたのかもしれません。そんなこといわれるなんて想定になくて(両替もできておらず)、7ドル支払ってしまいました。

「空港は安全で、サービスを無償でしてくれる」という常識は違うようでした(他の国もそういう傾向があるそうです)。

 

事例その2:道に走っているタクシーより配車アプリで呼ぶ車のほうが安全

道に走っているタクシーは知らないところに連れていかれ、身ぐるみをはがされることがあるそうです。安全なのはUBERに代表される配車アプリ。なぜなら運転手情報と評価がアプリに登録されていて、悪さをすると二度と配車アプリの運転手ができないペナルティのほうが抑止力になるそうです。

日本だとタクシーと表示してある車は登録されていて安全で、配車アプリのほうが車も識別されていないし、運転手さんは制服も来ていなくてどんなひとだろうと思ってしまいます...ネットで調べると、該当する国はほかにもあるようです。

 

以上の2つの出来事から感じたこと

日本でいう信頼「職員はよいサービスは無償で提供してくれる」「道を走っているタクシーは登録してあるので安全」などは、日本ではしばらく今の状況で進むと思いますが、それは絶対的なものではないことを体験をもって知りました。

日本社会の「相手が信頼できるかどうかををあまりジャッジせず、信頼性の高いサービスを(無料で!)得られる環境」は感謝すべきですし、日本の良い点であり、日本で住むメリットと感じました。世界から比べて日本は住みにくくて世界の優秀な人材が来てくれないという悲観論もありつつ、日本に来たいという外国人も多いと聞きます。

一方、電子データのようなデジタル・テクノロジーが介在することはキャッシュレス決済の普及にも表れています。日本銀行が2018年9月に発表した「キャッシュレス決済の現状」によると、キャッシュレス支払額と民間最終消費支出に占める比率は、2016年では20%だったのが、2025年には40%になるそうです。

稼プロ!でいう「信頼」や「ひととなり」は、現状はアナログ的な要素も多いです。きっとそれは重要な価値観として、あり続けるものだと思います。しかし、時代とともに電子データのようなデジタルな要素も増えていくかもしれません。

稼プロ!はコミュニケーションにITツールをいくつか利用していますが、それはこのような新しい信頼の作り方にも対応していこうという姿勢なのかなと思っています。

また昨日公開された森さんの「新たな組織への加入」につなげると、初めての場所で近くに来るとお互いの知り合いのデジタルデータや趣味のデータが照合・マッチングされて、「あ、ぼく君の知り合いの○○さんお知り合いだよ」「同じ趣味ですね!」と会話がはずむかもしれません。

どうせ発展するならいい方向に使っていきたいですね!

 

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