東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

稼プロ!ブログから見える自画像

2021-07-15 12:00:00 | 20期生のブログリレー

20期の大井です。現役20期生最後の投稿になります。ブログリーダーとして現役生最後の投稿を拝命しました。最後となるとどうしても振り返り。しんみり殊勝な投稿となってしまいそうです。が、この際振り返るなら、ブログの切り口で振り返ってみたいと思います。と、書いていたら、数日前の岡田さんのブログとネタが被っていたことに気付きました。が、そのまま投稿します。

さて、私、今回で19回目の投稿となります。今までの18回はどんなだったか、ということで拾い上げてみました。

  1. セルフブランディングどうする!?(7月29日)
  2. セルフブランディングどうする!?つづき(8月19日)
  3. 動画受講よもやま話、7時間動画と私の闘い(9月9日)
  4. 軟弱なKPIで自己管理をする(9月28日)
  5. 大学生のWithコロナ(10月18日)
  6. プロボノのススメ(11月6日)
  7. 「ビジネスアナリスト」というプロフェッショナル(11月26日)
  8. 裏方から見たリモートワーク元年(12月15日)
  9. データを溜めて振り返る(1月3日)
  10. いまさらDX本の紹介。日本の大逆転が懸かるDX2回戦(1月23日)
  11. 廃用症候群(2月12日)
  12. 自分自身との契約書(3月3日)
  13. 「鼻血が出る未来」で気づいたコペルニクス的転回(3月23日)
  14. 少し早いですが、稼プロ!振り返り(4月10日)
  15. パラレルキャリア、パラレルロケーション宣言(4月28日)
  16. 教科書に執筆の作法を学ぶ(5月16日)
  17. Responsibility、Accountability(6月3日)
  18. 「働きアリの法則」をリアルに見た話(6月20日)

最初は、何を書いたらよいものか、ネタには本当に困りました。自分自身が何者なのかということにとても悩んでいたこともわかります。今、こうして振り返ると、徐々に自分自身の関心、何がアウトプットできる分野なのか、おぼろげに見えてきたように思います。キャリア、ニューノーマルの働き方、DX、社会貢献、マネジメント、、、、自分自身がそのような分野に関心が深いことに気付きました。そして、この18回の執筆はかけがいのない自分自身のアセット(資産)です。

ブログの継続の主目的は、診断士としての書くスキルアップやアウトプットの連打(千本ノック!?)と思います。しかし、その副次的効果として、自分自身を客観的に見つめ直せるというメリットもあると感じています。こういった気づきを随所で得られるのが稼プロ!の凄味です。私自身、自分が掘り下げられるターゲットが見えてきたので、次の1年はこのネタを深掘りするという目標を設定したいと思います。私はパラレルキャリア・パラレルロケーションで頑張っていきたいと考えていますので、うまく繋げてセルフブランディングを深めていきたいです。

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稼プロ!に参加することで、この10年以上は無かったような大きな学びが得られました。診る、書く、話す、聴くのスキルやノウハウももちろんですが、一番はご縁やチャンス、そしてキャリア観をいただけたことです。これからは、この花を咲かすために、1つ1つのご縁やチャンスを大切にして育くむことを心がけていきたい思います。次のテーマは「この1年で得た学びと気付いた自分自身の強みとを、診断士としていかに世の中に具体的に還元していくか」という点です。

「還元」は私のテーマです。5年ほど前、転職活動でとあるバリバリのキャリアコンサルタント(中小企業経営者です)に「40代になったら、自分の学び・スキルを世の中に還元しないといけない」とアドバイスいただいたことがありました。外資系メーカーに就職が決まったときは、自社の紹介でないにも関わらず、還元と成長に向けたまたとない機会と祝福してくれました。よく考えると、以来私は無意識に職場への「還元」を心がけていたような気がしますが、稼プロ!で明示的に再認識しました。あらためて、こういった学びを「還元」する大切さを重く重く感じています。

また試行錯誤が始まります。これからがスタート、鴨志田塾長、講師・事務局のみなさま、そして一緒に学んだ同期のみなさん、これからもよろしくお願いいたします。そして、ありがとうございました!

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型になるまで書き写し続けます

2021-07-14 12:00:00 | 20期生のブログリレー

みなさん、こんにちは。稼プロ!20期生の加納久稔です。

20期生の卒塾式まであと3日となりました。個人的な事情により後半の講義を欠席した私は「診る・聴く・話す」技量をほとんど習得できず、正々堂々と「20期生」と名乗ることもできません。しかし、「書く」ことについてはその難しさとこれから行うべきことが理解できただけでも稼プロ!に参加してよかったと思っています。

昨年末に提出した小論文は、鴨志田塾長や講師の方からたくさんのコメントがつけられて戻ってきました。全面的に書き直す必要があるくらいのものです。「どこからどのように手をつけようか」と悩んでいるとき、書店で1冊の本が目に入りました。藤吉豊・小川真理子共著『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』(日経BP発行、以下本書)です。

本書は著者が文章術の名著100冊を読み込み、文章のプロが持つ共通のノウハウを洗い出してランキング化したものです。Part.1では「すべての人に身につけてほしい7つの基本ルール」として1位から7位の項目が、続いてPart.2では「ワンランク上の文章を書くための13のポイント」として8位から20位、最後にPart.3では「気を付けるとさらに文章がよくなる20の秘訣」として21位から40位が紹介されています。

その中で20位にランクされているのが「名文を書き写す・真似る」ことです。

「文章上達の2つの秘訣は、名文を多く読むことと名文を書き写して名文の真似をすること。目的に合った手本を選ぶのがよいが、見つからない場合は新聞のコラムかベストセラーがよい。
コラムは
 ①500~700文字と短く、写すのに時間がかからない。
 ②時事問題のとらえ方がわかり、読み物として楽しめる。
 ③文章の構成がしっかりしていて、構成力養成になる。
のが理由だ。」

というわけです。

とにかくやってみようということで、購読紙のコラムを毎日書き写し始めてみました(実際はWORDでの入力ですが)。気になった語句があれば、国語辞典や用語辞典で意味や使い方を調べ、コメントを加えています。

続けていくうちに改めて気づいたのは、まずテンポが良いこと。1文はだいたいが20字以内。30字を超えるのはほとんどありません。本書の1位は「文章はシンプルに」。ポイントとして「余計な言葉はとにかく削って、簡潔に」「1文の長さの目安は『60文字』以内」「ワンセンテンス・ワンメッセージ」の3つを挙げていますが、まさにこのとおりです。

次に、常用漢字でもひらがなで表記している語句があること。さらに、「今/いま」や「一つ/ひとつ」、「様々/さまざま」など、同じ語句でも漢字のときもあればひらがなのときもあります。本書の3位は「文章も『見た目』が大事」で、そのポイントの2つ目は「ひらがなと漢字はバランス重視で」。「漢字は2、3割」「ひらがなは7、8割」が目安だそうです。見た目や読みやすさを考えながら、書き分けているのでしょう。

ところで、本書の2位は「伝わる文章には『型』がある」。ポイントは「『結論が先、説明があと』の『逆三角形型』が基本」「説得力を高めたいときは『結論→理由→具体例→結論』の『PREP法』」「論文は『序論→本論→結論』の『三段型』で書く」の3つです。

4位は「文章は必ず『推敲』する」。ポイントは「時間を置いて読み直す」「あえてプリントアウトして読み直す」「声を出して読み直す」「他人に読んでもらう」の4つです。

また、Part.1最後のColumnには「筆者がビジネス書の原稿を書くときは、いったん『横書き』で原稿を作成し、推敲の段階で縦書きに変換している。横書きのほうが慣れているし目で文字を追いやすいが、縦書きで出力すると見え方が変わるので客観的に推敲ができる」旨の記載があります。

本書ランキングの1位や3位を含め、稼プロ!の講義や資料、ブログなどで習っていたことがほとんどでした。本書を読んでよかったことは確かですが、講義内容などが身についていなかったとも言え、複雑な思いです。また、小論文の最終稿もこれらのことを自分なりに反映させたつもりですが、新聞のコラムのような歯切れ良い文章にはほど遠いものです。日々是精進、自分の型になるまで書き写しを続けたいと思います。

最後になりましたが、途中から稼プロ!に参加せず、20期生の皆様には多大なご迷惑をおかけしましたこと、いまさらで遅きに失した感がありますが心からお詫びいたします。また、鴨志田塾長と事務局の皆様にはこのような状況にもかかわらず最後までお気遣いいただき深謝申し上げます。そして、1年間おつき合いいただきました読者のみなさま、ありがとうございました。機会があれば、別のところでお会いしましょう。

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What's next?

2021-07-13 12:00:00 | 20期生のブログリレー

こんにちは!事務局の土佐林です。

20期生の皆さま、最終講義が終了し、1年間お疲れ様でした。決意表明の日、家庭の事業で参加できず、すいません。人によって違いがあるかと思いますが、稼プロ!入塾前と今で、大きく成長できた感触がありませんか。私は、19期で稼プロ!に入塾し、翌年の2月ぐらいから成長を感じる場面が多々ありました。マスターコース終了後、新たなスタートが始まりますね。私は、次は新たなマスターコース立ち上げという新たなチャレンジを行います。今後ともよろしくお願いいたします!

話は変わりますが、最近読んで面白かった「仕事の悩みを自信に変えるドラッカーの言葉」(著者:尾崎健一 出版社:日経BP社)を今回取り上げます。ドラッカーの著書は、「マネジメント」などが代表作としてあげられます。ドラッカーの書籍は、70年以上経てもなお影響力が衰えず、考えるヒントになり、私は、繰り返し読んでいます。

この本は、「ドラッカー×メンタルヘルス」の視点で、人と組織のメンタルヘルスのヒントを得られる著書になります。この本の中で、たくさん考えるヒントをもらったのですが、特に気になったのは「理解される努力を惜しまない」ということです。

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「素人は専門家を理解するために努力すべきであるとしたり、専門家は専門家と通じれば十分であるとするのは、野卑な傲慢である」(『経営者の条件』)

専門分野を磨くと同じぐらいに、周りの人に自分のことを知ってもらう、理解してもらう努力が必要とこの言葉を解釈しています。例えば、補助金申請をする際、事業者様に補助金の趣旨や狙い、公募要領などわかりやすく解釈して伝える。申請書は、読み手に伝わるように書くなどです。

その他、自分の得意なことややりたいことを話し、自分のことを知ってもらっておくとチャンスが巡ってくると感じています。先日、私は、中国語の読み書き得意ですということを伝えていたら、中国語が必要になる仕事に、診断士として関わることができました。私の周りでは、スモールM&Aについて勉強しているということを周りに言いふらしている人がいます。その人は、実践経験はなかったのですが、仕事のチャンスをいただいてました。今度、依頼者に対して、M&Aの研修をやることになっています。

今年度も、新型コロナウィルス感染症の影響で、なかなか情報が得られない、他の人との交流がないため、活動に苦労している話を聞きます。ぜひとも稼プロ!の仲間に、OBに、自身の分野を理解してもらい、学んだことを活かして「What‘s next?」につながるヒントになればと思い、この本を取り上げてみました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

                                        土佐林義孝

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ブログってなんだ ~1年間を振り返って~

2021-07-12 12:00:00 | 20期生のブログリレー

 こんにちは、20期生の岡田です。
 昨年の7月から参加したブログリレーも今回の投稿が最後となりました。最初の投稿のタイトルが「ブログってなんだ」でしたので、最後もこのタイトルで1年間を振り返ってみます。

 最初の自分のブログを読み直してみると、ブログを投稿する不安と、取り組む姿勢に関する迷いがみられます。何を書いたらいいのか、どう書いたらいいのか、どの程度の文字数で書いたらいいのか、悩んでいたことを思い出します。これまで18回投稿してきましたが、実際自分がどうしたのか振り返ってみます。

1.何を書いたか
 話題をいくつかのカテゴリーに分類してみると、(1)自分の身近な話題、(2)中小企業診断士に関係する話題、(3)仕事への心構え、(4)経済・経営者に関する話題、となりそうです。頻度は(2)(3)(4)が同じくらいで、前半は(2)が多く、後半は(4)が多くなりました。昨年の秋ごろは、中小企業診断士協会のイベントやセミナーに参加をしていたこと、診断士がどうあるべきかを考えていたことが影響していると思われます。さらに、ブログに投稿することに対して身構えていたようにも思います。実際、診断士が集まるプロコン塾のブログにふさわしい話題を探して原稿を作るのに数日かけていました。徐々に背伸びが続かないことに気づき、後半はニュースなどで気になった話題から業界動向を加えた経済や経営の話をする投稿が増えました。

2.どのように書いたか
 ブログを書くにあたり、参考にした資料を基準にして分類すると、(1)インターネット(ニュース含む)、(2)書籍、(3)セミナー、でした。その他、テレビ番組や自分自身の経験をもとに書いたものもありました。特筆すべきは、書籍を参考にした投稿です。ブログを始める前は居住地の図書館を利用したことがほとんどなかったのですが、今では気になることがあると図書館の蔵書検索をするようになりました。ブログと図書館は、それぞれ「アウトプットをしなくてはならい」「期日までに返却しなくてはならい」という2つの制約があり、読書をする時間を捻出するようになります。今回でブログリレーは完走となりますが、図書館を活用したインプットは継続していきたいと考えています。

3.どのくらい書いたか
 18回の投稿の文字数をカウントしてみると、平均で1,308字でした。最も多いのは第1回目で1,626字、最も少ないのは18回目で1,008字でした。1,300字の原稿でスピーチをすると5分前後になるでしょうか。今から考えると、ちょっと長い感じもします。

 このように、開始当初は続けられるか不安でしたが、1年間のブログリレーはバトンを落とさずに完走できそうです。しかし、当初意識した、「経営・ビジネスに役立つ情報の発信」「セルフブランディング」「注目を集める話題や共感が得られる文章」という点は、まだまだ未達です。今回のブログも役立つ情報というよりは、独り言に近い投稿となってしまいました。

 それでは、「ブログってなんだ?」。最初に掲げた疑問です。答えははっきりしませんが、今は「自分自身の表現の場」であり、「見えない誰かのためになろうとできる場所」なんだと思っています。それができるようになってはいませんが、このブログリレーを通して、行動変容が起こり、アウトプットに対する抵抗感が薄らいだのは収穫です。この経験を別の場面で生かし、役に立つアウトプットを自発的に発信することを心掛けていきたいと思います。1年を通じて発信する場を提供していただきました「稼プロ!」の皆さまに本当に感謝しております。

 最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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明るい話題

2021-07-11 12:00:00 | 20期生のブログリレー

皆さまこんにちは。稼プロ!20期生の岡崎です。

今回で最後のブログ投稿となります。

 

東京で4回目の緊急事態宣言が発出されますね。私は開催否定派ではありませんし、歴史に「イフ」がないことも承知のうえで、もし東京五輪さえなければ、もっとうまく新型コロナを抑えられたのでは? 被った経済的なダメージも軽かったのでは? と思う今日この頃です。とはいえ、その五輪のおかげで自分のまわりで明るい話題があったことも事実であります。

今回はその話題について書かせていただきます。

最後までお付き合いください。

 

明るい話題とは、私の勤務先で応援している現役大学生「デーデー・ブルーノ」君の東京五輪出場が決定したことです。

デーデー君は、大学の陸上競技部(短距離)に所属。先日の日本選手権の100、200メートルでともに2位に入賞して実力を証明、東京五輪男子400メートルリレーの日本代表(リザーブ)に選ばれたのです。間近で見るデーデー君は、「バッキバキ」筋肉の褐色ボディの上に愛嬌のある顔が乗っかっております。お父さんはアフリカのナイジェリアのご出身、お母さんは日本の方です。

彼は陸上競技歴5年で、高校1年まではサッカーをやっていたという異能のルーキー。本人曰く「五輪では100メートルでチャンスをください!」。残念ながら日本選手権での100メートルのタイムは五輪参加標準に達しておらず、この種目での出場は望み薄のようです。2022世界陸上や 2024五輪パリ大会をご期待ください。

このご時世ゆえ、デーデー君は学友を集めた壮行会で送り出されることもなく、最終調整の場に向かいました。五輪本番で大活躍しメダリストとして名を挙げてほしいものです。

今、走れば走るだけ速くなるデーデー・ブルーノ君。皆さまよろしければ応援お願いいたします。

 

さて、最後になります。鴨志田塾長、事務局、講師、諸先輩、同期の方々、そしてブログを読んでくださった皆様、1年間ありがとうございました。私の拙い見聞録に付き合っていただきましたことを、この場をお借りして深く感謝申し上げます。

 

*ブログで何回かご紹介した化学製品工場を経営する「B社長」ことヒエダ社長が、地方のテレビ局の取材を受けました。その様子を下記でご覧いただけます。

6wakaイブニング テレビ和歌山「ここ押し」6/28(月)放送分

https://www.tv-wakayama.co.jp/bangumi/6waka/kokooshi.php

 

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