こんにちは!19期生の野江です。
最近、沖縄出身の方と一緒に仕事をする機会があり、その中で「なんくるないさー」という言葉について教えていただきました。
私は、これまで「なんくるないさー」を単に「なんとかなるさ」という意味だと思っていましたが、
実はその前に「まくとぅそーけー」という大切な言葉があるのだと知りました。
沖縄の人々は「まくとぅそーけー」、つまり「正しいことをしていれば」という前提があってこそ、
「なんくるないさー」が成り立つと教えてくれたのです。
「まくとぅそーけー」は「正しいことをしていれば」という意味を持ちます。
「まくとぅそーけー」は「正しいことをしていれば」という意味を持ちます。
これは、誠実に、真面目に物事に取り組む姿勢を表しています。
沖縄の文化では、正しい行動をすることが非常に重要視されており、
その上で「なんくるないさー」が続くことで、
「きちんと行動していれば、あとは何とかなる」という意味になります。
なぜ「まくとぅそーけー」の部分が抜け落ち、「なんくるないさー」だけが広まってしまったのでしょうか?
なぜ「まくとぅそーけー」の部分が抜け落ち、「なんくるないさー」だけが広まってしまったのでしょうか?
その一因は、言葉の響きが持つ軽やかさにあるかもしれません。
「なんくるないさー」は明るく、楽観的な響きを持ち、
特に観光や広告などで沖縄のリラックスした雰囲気を伝えるのにぴったりです。
一方で「まくとぅそーけー」は少し硬く、注意深い意味合いを含んでいるため、
広めるにはインパクトに欠けると感じられたのかもしれません。
しかし、「なんくるないさー」だけが広まることで、楽観主義が過度に強調されるリスクがあります。
しかし、「なんくるないさー」だけが広まることで、楽観主義が過度に強調されるリスクがあります。
沖縄の文化や価値観の中には、困難に直面しても努力を惜しまない姿勢が深く根付いています。
それを伝えるためにも、「まくとぅそーけー」の部分を省いてしまうと、
本来のメッセージが誤解されやすくなります。
単なる「どうにかなる」ではなく、「正しい行いをしていれば」という前提があることが重要です。
「なんくるないさー」という言葉は、単に楽観的なメッセージとして捉えられがちですが、
「なんくるないさー」という言葉は、単に楽観的なメッセージとして捉えられがちですが、
その本来の意味は「正しいことをしていれば、あとは自然にうまくいく」という深い教えに基づいています。
前半部分の「まくとぅそーけー」を理解し、この言葉の背景にある沖縄の価値観を大切にすることで、
豊かな教訓を得ることができると思います。
私も誠実に、真面目に物事に取り組んで準備をすることで、
後は天命に任せて過度な不安を払しょくして前向きに仕事に取り組んでいきたいと思います。
野江さんの仰る通り、最後の結果はコントロールできないので天命に任せ、自分の行動(=誠実に、真面目に物事に取り組んで準備をすること)にフォーカスしたいと思います。素敵なシェアをありがとうございます!
山口賢哉さん
地域の文化には深い知恵が詰まっていますよね。また沖縄に訪れて、その雰囲気と共に「まくとぅそーけーなんくるないさー」の精神を感じたいですね。
今村信哉さん
語源や背景を知ると、その言葉の持つ意味がより深まりますよね。おっしゃる通り、最後の結果は自分でコントロールできませんが、日々の行動には責任を持てますね。
南さん
まさに「まくとぅそーけーなんくるないさー」は、沖縄の清廉でおおらかな気質を象徴する言葉だと思います。この前提を理解することで、言葉の持つ力がより深く伝わるのではないではないかと感じます。
永岡伸一さん
大前提である「正しいことをしていれば」という考え方は、まさに稼プロ!の理念にも通じますね。語感だけでは伝わらない深い意味を大切にしていきたいですね。
森谷進吉さん
よく紹介される「なんくるないさー」も、前半部分があるとさらに深みが増しますよね。診断士としての誠実な姿勢にもつながる考え方だと思います。
柴田純一さん
確かに「まくとぅそーけー」があるかどうかで、言葉の印象は大きく変わりますよね。これを機にぜひ心に留めていただけたらと嬉しく思います。