東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

中央区の森ツアーに参加して

2024-11-30 12:00:00 | 24期のブログリレー

皆さんこんにちは、24期竹内正之です。

今回は去る11月16日に中央区の森ツアーに参加した体験談をご紹介します。

  正確には「檜原村中央区の森植林作業体験ツアー」といいますが、この体験談の前に中央区の森についてご紹介しますと、東京都西多摩郡檜原村にあり、中央区が区域を超えた広域的な地球温暖化対策事業として森林保全活動をおこなっている森です。中央区では平成18年から「中央区の森」事業を開始し、杉や檜の森林において間伐・枝打ち・下草狩り・植樹等の森林保全活動にかかる費用の助成を行い、健全な森の育成や自然豊かな森に復元していく計画がるとのことです。

 今回は「NPOちゅうおう」の企画でこのツアーに参加させていただくこととなりました。

   私は,診断士になり時間が許す限り新しいことに積極的に取り組もうと意識がけていましたので迷わず参加を決断しました。

 朝8時に日本橋丸善前に集合して観光バスで出発。行動を共にさせていただいたのはNPO法人中央区の森応援団の方たちでした。この方たちを中心に中央区の森の活動を行っている方々です。バスの中から交流を深めながら目的地の檜原村数馬地区に到着5班に分かれて山の中に入っていきました。

 前日の雨の影響もあり足元はぬかるんでいて滑りながら登っていきました。今回は1班6本の植樹を行うことがミッションでした。木の苗を植えると聞いていたのですがこれが思いのほか大きい木で重かった、さらに植樹をする場所が山の斜面なのでスコップで穴を掘るのが一苦労でした。汗をにじませ、やっとの思いで植樹を完了させて満足げに下山いたしました。降りた先には猪鍋が待っていました。お肉は全く臭みがなくおいしくいただきました。

 地元の方々に感謝。

 その後はこんにゃく工場の直売店等2件お土産屋さんをまわり帰路につきました。

 今回のツアーに参加して新たな体験ができて知見が広がったことや心身ともに刺激が得られました。さらに診断士仲間との親睦と新たな人との出会いがあったこと。ツアーへの参加は私にとっては良いことばかりでした。年を重ねるといつの間にか、住む世界が限られてきて視野が狭くなってくるのですが、自分でその世界を広げることはできるのだと再認識しました。 

 是非とも皆様も世界を広げてみてはいかがでしょうか。きっと新たな発見と楽しみが広がると思いますよ。(すでに皆様は色々なことにチャレンジしているとは思いますが)

 最後までお読みいただき有難うございました。それではまた・・・。

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多様化する私立大学の入試制度

2024-11-29 12:00:00 | 24期のブログリレー

 こんにちは、事務局(23期生)の曽我です。今回は私立大学の入試制度について書きたいと思います。娘が高校3年生で受験生であり、私立大学文系を志望しているので、私立大学に関するニュースに我が家は敏感になっています。

 私立大学を経営という視点で見ると、少子化が進む中で受験生を奪い合う厳しい競争が起きています。文部科学省の資料によると、2023年の18歳人口は約110万人(1966年のピーク時の半分)、さらに2040年には約82万人まで減少すると推測されます。一方で大学進学率は上昇し、2023年には58%で大学進学者数は約63万人(1966年から倍増)となっています。少子化の中でも大学進学率の上昇により受験人口を確保できてきました。しかし、進学率も頭打ちになり、今後は大学進学者の減少が進んでいく見通しです。

 私立大学ではすでに定員割れをしている大学が増えてきています。日本私立学校振興・共済事業団の調査によると、2024年度の入学者が定員割れした四年制の私立大学が354校で59.2%に上り、1989年度の調査開始以来で過去最高を更新したとのことです。

 このような状況下で、私立大学の入試には、学生を確保するために、1)年内入試による受験生の早期囲い込み、2)入試制度の差別化・多様化による受験生の確保、という傾向が強く見られます。

1)年内入試による受験生の早期囲い込み
 私立大学が採用する戦略の一つが、「年内入試」による早期囲い込みです。私立大学入試は、年明けに実施される一般選抜、年内に実施される学校推薦型選抜(高校からの推薦をもとに学力だけでなく、高校での成績や活動、人物像を総合的に評価する)と総合型選抜(受験生の個性や経験を面接、小論文、プレゼン等で総合評価する大学入試方式。以前はAO入試と呼ばれていた)に分かれます。年内のうちに合否を確定する2つの選抜方式は、大学側にとって定員充足率の向上を図る有効な手段となっています。文部科学省の調査によると、2023年度入試では、私立大学の入学者の6割を年内入試が占めています。特に下位ランクの大学では、年明けに行う一般選抜の比率が低下しています。これにより、受験生が他大学に流出するリスクを回避し、早期に入学者を確保しようという動きが顕著です。

2) 入試制度の差別化・多様化による受験生の確保
 現在の私立大学入試は、前述の一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜といった多様な形式に加え、一般選抜の中でも複数の方式が存在します。以下に主な方式を挙げます。
・一般方式:大学独自問題を作成し、試験を実施して評価
・共通テスト利用方式:大学入学共通テスト(大学入試センター試験に代わって、2021年から実施)の成績を活用してその結果のみで評価
・共通テスト併用方式:大学独自問題と共通テストの成績を組み合わせて評価
・英語資格利用方式:TOEFLや英検などの英語資格の成績を英語試験の代わりに活用し、大学独自問題の成績と合わせて評価

 例えばある大学の法学部を例にとると、方式を選ばなければ年明けに最大3回受験機会を確保できます。また共通テストに自信がある人は共通テスト利用または併用方式を、英語資格で好成績を取っている人は英語資格利用方式を選ぶことができます。加えて、大学ごとに各教科の配点比率や評価基準が異なります。私の娘の場合は、英語が得意で国語が苦手なため、英語の配点比率が高い、もしくは国語の配点比率が低い大学の学部が受かりやすくなります。このように多様な入試方式が存在するのは、他大学と差別化を図りながら、いろいろな方式を用意して多様な学生を少しでも多く取り込んでいきたいという大学側の思惑によるものです。

 受験生にとって試験は一度きりの真剣勝負です。本番で体調を崩してしまうと実力を発揮できず、大切な機会を逃すリスクもあります。その点、年内に選抜のチャンスがあることや、年明けの一般選抜で工夫次第で多くの受験機会を得られるのは心強いことです。しかし、複雑化する入試方式により、受験生や保護者は、どの大学・学部・受験方式を選ぶのが良いのか、制度をしっかり理解し、ミスなく手続きを進める必要があり、負担が大きいという現実もあります。

受験生や保護者ならびに関係者の方はこれから大変な時期を迎えますが、どうか我が家を含めて皆さまが体調を崩すことなく、実力を十分に発揮できますよう心よりお祈り申し上げます。一つひとつの選択が良い結果につながることを願っています。

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診断士1年目の驚きと反省

2024-11-28 12:00:00 | 24期のブログリレー

皆さんこんにちは。「稼げる!プロコン育成塾」24期生の佐藤真武です。

 

ようやく秋かと思ったら、みるみる冬の空気感が強まってきました。駅から自宅まで続く街路樹も、色づきながら次々に落葉しています。「今年もそろそろ終わりだな」と思わせるこの季節の到来は、いい事も悪いことも振り返る私のためのスイッチの役割をしています。

2024年は、今までとは色合いが異なる一年となりました。例えばそれはあいまいさのない原色です。診断士として活動を開始してからしばしば覚えた覚醒感は、いつからかいびつになった自分の姿勢をギュッ、ギュッ、と矯正してくれたようで、それが雑味のない色のイメージになっている感じがしています。

 

いろいろな驚きと反省の一年でした。

まず、400人を超える診断士の方々とご挨拶させていただきました。皆さんほぼ大企業勤めで半数近くは金融機関。財務が苦手な私はかなり焦りました。そして多様性がすごい。税理士、社労士などのダブルライセンスの方が珍しくない時点で「ホエー」という感じなのですが、弁護士や薬剤師、大学教授や現役のモデル、ポケモンの会社にお勤めの方などと名刺交換するに至っては、もはや「ギョエー!」という声しか出てきませんでした。ポケモンに会社があったのか!エッジの効いたおひとりお一人の専門性が加わって、まさにダイバーシティの臨場感を日々感じることができました。診断士になっていなかったら、こんな刺激的な出会いがあったでしょうか。しかし「小さな外資系企業の現地法人に勤めてまして..」なんてのは私以外にほぼいらっしゃいません。さて、私のキャリアは独自性なのか単なるマイノリティなのか。今のところはよくわかりません。

 

研究会は今年の中心的な活動だったと思います。春になる頃まではほぼ毎日、「どこに入ろうかなー」と研究会のリストを眺めまわし、「がら空きの頭脳に実務のインプットを行う」ことを目標に2つの研究会に入会しました(「稼プロ!」は除きます)。前後して実務補習でお世話になった先生から、「〇〇研にも入れよ」とお声がけをいただいたので都合3つになりました。ところが所属する協会支部主催の研究会に入っておらず、「どうしてだ?」と詰め寄られた私は、さらに支部主催の3つの研究会に入会しパツンパツンとなりました。その後4つの分科会活動も始まったため、肝心の頭脳の入り口が詰まった状態となってしまいました。診断士1年目には、研究会の存在は大変な魅力です。しかし、自分の実力と物理的な時間の制約を考えず、「頑張る精神」一筋で突き進んでしまった結果を反省し、「何がしたいのか。何を得たいのか」をもう一度考え、成果の上がる研究会活動を再構築しなければと思っています。

 

そして、いくつか仕事をさせていただく機会を得ました。まずは「金はいいから経験させてくれ」ということで、補助金申請のボランティアから始めました。一件の申請にかかる手間の多さを知り、また正しい活用のために事業者との話し込みの大切さを知るなど一定の成果はあったと思います。

ある日、新人向けのセミナーで、「診断士に営業している人なんていない。仕事はやってくる」などとお聞きして、「ホントかなー」と思っていましたが、確率論としてホントでした。ただし、「営業する人はいない」とは提喩表現で、採用プレゼンに臨んだり履歴書を持って公的機関に挨拶に出向く人はいます。そして「仕事は受けてから考えろ」などと言われても、何事も控えめを重んじる私にはとてもできない芸当なのですが、そこを曲げてやらなければならないと痛感した出来事もありました。

受験生癖が抜けず、さらに資格試験に挑もうと勉強を続けたりもしましたが、いざ仕事をご紹介いただくとそのための準備時間の多さに狼狽し、もはや資格試験など手につかず、二兎を得ようとした自分の浅はかさを身をもって知ることにもなりました。何やってたんでしょう。私。

 

最後に、我が「稼プロ!」。

私はY塾長の勧めもあって、入塾前にいくつかのプロコン塾を見学してみました。自分に合うプロコン塾はどこなのか見て決めたいと思ったからです。書類で落とされたり、ただ見ただけのところもありましたが、スプリングフォーラムで額に汗しながらフライヤーを配る塾長を目の当たりにし、「稼プロ!だな。」、と心に決めたことを覚えています。

入塾後は、なんとなく受講の仕方が定まらずにいたのですが、9月の合宿の頃から「稼プロ!」の特徴が鮮やかさを増してきて、今では「稼プロ!すごいな」と思えるようになっています。1月のセミナーに初めて参加した時、「執筆?そんなの一部の優秀な人だけちゃうん?」と、いささかシニカルに構えていましたが、実際に先輩方の講義をお聞きするうちに「あとは踏み出すだけ」と気持ちの変化を自覚し、実は驚いているのです。

最近気が付いたのですが、「稼プロ!」の先輩方の講義には、それぞれのキャラクターや資料の工夫とは別に統一された品格があります。皆さん大変なご活躍ですが、ガツガツやバリバリではなく、誠実に仕事に向き合い積み重ねた時間の必然を説いていただいているような気がしているのです。そうした先輩方の品格に多少の再現性を期待して、私も後に続こうと思います。

 

こうして私の2024年は終わりを迎えようとしています。失敗は改善の母。今までのキャリアも研究会も、そして仕事とのかかわり方も、ぎこちなさと反省で一杯の1年でしたが、来る2025年に向けて修正し、自分の求める成果をひとつでも出したいと思っています。

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久しぶりに起震車に乗りました

2024-11-27 12:00:00 | 24期のブログリレー

みなさん、こんにちは。事務局の柴田です。

2024年も残り約1か月となりました。

振り返るとイマイチな年だったな、と思っている方。

安心してください、まだ1カ月もあります。

終わりよければ全て良し、と申します。12月に巻き返しましょう!!

 

さて、今回は防災関連の話をしたいと思います。

私はある水産会社で危機管理も管掌しています。

海に近い拠点も多くあるため、一般的な会社よりも従業員の防災意識は高いと自負しています。

 

先日ある防災イベントに参加し、遠い昔小学生の頃に一度乗ったことがある「起振車」(地震の揺れを体験する車)に約50年ぶりに乗りました。

最初は小さな揺れから始まりましたが、段々と揺れが大きくなり、消防士さんの「机の下に潜ってください!」という指示が聞こえました。

机の下で潜り四つ這いになると、子供の頃と違って自分の体重が重くなっているせいか、横揺れに身体が大きくもっていかれます。

机の脚に頭をぶつけてしまいました。机の脚を握っておくのが正解だったそうです。

昔体験しているからと完全に油断していました。

大人になってから乗っていない方は、地域の防災イベント等で見かけたら、是非一度体験しておくことをおすすめします。

また、その他にVRを使ったシミュレーターも体験しました。

VRゴーグルをかけて、実際の会社の執務室の風景が投影されている状態で、南海トラフ地震を体感しました。

机の前のPCモニターが倒れてきそう、机の上のハサミが飛んできそうで怖い、など新たな気づきがありました。

防災関連の専門家の方から、次のような言葉を頂きました。

「統計的にみると大震災はいつ起きても不思議ではない。でも、緊張感は絶対に長続きしない。

だからこそ、防災を特別なことと考えず、無理なく自然に日常のライフスタイルに取り込こんでおくことが大切」 

みなさまも、時にはお散歩コースを近所の避難場所にしてみませんか?

最後までお読み頂きありがとうございました。

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断捨離?~健康診断の結果をふまえて

2024-11-26 12:00:00 | 24期のブログリレー

24期の小山です。

10月に受けた健康診断の結果が、先日届きました。

肝機能を示す肝機能を示すAST、ALT値が基準値を大幅に超過し、「D判定」の「要治療」。「原因はアルコール性肝障害と思われます。このまま飲酒を続けるとアルコール性肝炎や肝硬変へと病状が悪化する恐れがありますので、内科をご受診ください。」とのコメントが付されていました。その他にもいろいろな異常値が出ており、「良好」を示す「A判定」項目は昨年に比べ激減しておりました。

私は9月に48歳を迎えたところです。10月は本業でも夜遅くまで飲食する機会が多かったのは事実ですが、健康診断前の2日間はお酒を控えていましたし、昨年まではいくら飲んでもこのような異常値を目にすることはありませんでした。

要するに、体は確実に衰えており以前のようにはいかないということ、それを受け入れて自分の生活や仕事の取り組み方を見直す時が来ているということ。今回の健康診断の結果を、私はこのように受け止めました。

これを踏まえて、今後は以下を実践していこうと思っています。

 

①飲酒は1日おきとする。深酒(二次会、三次会)はできるだけ避け、あっても週に1回迄とする。

②健康維持のため、週に1-2回は1時間以上の運動(テニス/ランニング)をする。

③毎日合計30分は筋トレ/ストレッチし、10分はリラックスする時間を作る。

④全てに全力投球はできないことを受け止め、中長期的な目で取り組むことに優先順位をつける。

⑤やらねばならないことを減らし、やりたいことに充てる時間を増やす。

⑥本業と定めたものは、決して手を抜かずに最後までやり切る。

 

本来、旅行(海外/国内)、プログラミング(Python)、語学(ロシア語、スペイン語)、教養(歴史、哲学、文学)含め、やりたいことや学びたいことが山ほどあるのに、目の前の課題/やるべきことへの対応に追われて、なかなか手を付けられていない、というのが現状です。

この状況を変えるには、何かを捨てる/断る必要があるように感じている次第です。

それはそれで勇気を伴いますが、一度きりの人生ですので、周囲の目を伺うことなく自分で決断して行きたいと思います。

 

小山

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