東京都中小企業診断士協会中央支部認定!「稼げる ! プロコン育成塾」ブログ

東京都中小企業診断士協会中央支部認定マスターコース「稼げる!プロコン育成塾」のブログ。経営・ビジネスに役立つ情報を発信

失敗

2024-10-31 12:00:00 | 24期のブログリレー

皆さんこんにちは。「稼げる!プロコン育成塾」24期生の佐藤真武です。

 

冒頭、稼プロ!の皆さんにお詫びします。第6回講義の「手紙」ですが、大変な失態をお見せすることになってしまい申し訳なく思っております。

思いを伝えたい人に、ということでしたので、真っ先に亡くなった友人や同僚を思い浮かべたのですが、

「待てよ。前向きな講義で暗い話はよくない」

と思い直し、将来のある孫の話にしました。しかし、いざとなると抑えようのないじじ心が発露してしまい、あのようなみっともない本番となってしまった次第です。

課題が「思いを込める手紙」だったため、何人かは言葉を詰まらせながら、だろうなという自分の想像は甘く外れ、皆さんすらすらと、中には自分の鼻に向かって手紙を読んで笑いを取る同期が現れたりで、なんと自分は場の想定ができないのかと自らを恥じました。

 

私にはそういうところがあります。けっこうな確率で空気感を読み違えます。あるとき優柔不断で根暗でぼんやりした性格を与えられて生まれてきたのが嫌になり、自らその性格を矯正しようと試みを続けました。その成果があって、根暗なのに陽気、スパッと決めて間違える、眠そうな顔して声はでかいなど、オリジナルを残したままのまだら模様的性格に仕上がってしまっています。

 

私は今でも、不意に昔の失敗を思い出し、ひとり「うわっ!」とか、「あーあ」とか声を出して悔やむ癖があります。もちろん傍らに誰かいるときにはしません。電車の中で急に「わー!」とか言ったら、私は正真正銘変な人です。そんなことはわかっています。

 

幼稚園の参観日に木琴合奏をやったが、私一人音を外し切ったこと。親戚一同のバス旅行で、歌を歌わなかったばっかりに母親に泣かれたこと。校庭で一年生が育てた苺を食べて全校朝礼で立たされたこと。転校した初恋の女の子に思い切って手紙を出したのはいいが、返信の封筒に入っていた大人びた写真を見て気後れしてしまい返事をしなかったこと。中3で病気をしてしまい、内申の点数が振るわず希望の高校に行けなかったこと。就職面接用の履歴書の1枚に軽音学部卒と書いたまま送ってしまったこと。徹夜続きのギフトセンター勤務で接客中に寝てしまい、お客様相談室から呼び出しをくらったこと。病院の父を見舞って帰るとき、手を振る父に一言も返さなかったこと。そして父は亡くなった。。

 

一人でいるとき、本当に突然「うわっ!」とフラッシュバックするのは、いつもそんな昔の出来事です。私の中では、それらすべてが人生で「取り返しのつかないこと」に認定されています。

失敗は取り返せない。だから今日はいい一日を過ごせるようにと願う。しかし、だいたい、何かを失敗する、そんな毎日を続けています。

 

第6回講義の懇親会の席で、何人かの先輩や同期に、「そんなことない。よかったよ」的な言葉をかけていただきました。「感情を込めながら、伝えるべきことは伝えなければならない」という課題にまったく到達しなかったわりには、別の何かが伝わったと言っていただいたようでした。

志倉先生の講義に、「毎日よかったことを2つ書く」というのがありました。いまだに天気が良かった程度のことしか書けない日が続きますが、その日は自分の気持ちを抑えて「何かを伝えられたかもしれない」と書きました。

 

守ること。変えること。私は何を変えずに守るのか、未だに明確な言葉で表すことができません。しかし、人生の発点まで遡って失敗を悔いるという態度はそろそろやめようと思います。

自分が好きになれず、自分で考えて変えてきたまだら模様の今の自分。ですが、まだらも進めば多少は整うと楽観し、常に自分の発想、態度を変える努力を惜しまず続けようと思います。

「毎日よかったことを2つ書く」は続けます。天気以外のよかったことを書ける日は近い!と信じて。

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Jリーグの財務情報

2024-10-30 12:00:00 | 24期のブログリレー

こんにちは、稼プロ!21期生の新谷(あらや)です。

先日選挙も終わり、プロ野球は日本シリーズが行われているところです。
私が住む横浜から横浜DeNAベイスターズがセ・リーグ代表として戦って
います。状況は不利ですががんばってほしいです。

プロ野球をはじめ、以前は企業名が前面に押し出されていた感じがしますが、
バスケットボールやラクビー、バレーボールなどチーム名に地域名を冠する
など、様々なスポーツで地域密着型のビジネスモデルに変化してきている
ことを感じます。(横浜DeNAベイスターズもそうですが、プロ野球は
地域名・企業名どちらも入っているパターンが多いですね)
アメリカではMLB(野球)、NBA(バスケットボール)、NFL(アメ
リカンフットボール)などは正にそうですが、日本のプロスポーツで地域名
を冠したチーム名の草分け的存在はJリーグ(サッカー)だと思います。

JリーグはJ1、J2、J3の3部構成となっており、それぞれJ1:20
チーム、J2:20チーム、J3:20チームの計60チームで構成されて
います。2024年度に横浜をホームタウンとするチームは、J1:横浜F・
マリノス、J2:横浜FC、J3:Y.S.C.C.横浜と各カテゴリーに
1チーム存在します。各カテゴリーには昇格/降格があるので、2024年度
はたまたまそれぞれに1チームづついる、ということになっています。

Jリーグは各チームの財務情報が公開されており、どんな財政状況か確認する
ことができます。(以前にある診断士の研究会で教えてもらいました)
当時それを見て横浜にある3チームの規模の違いにビックリしました。
現在公表されている数値(2023年度実績)は次のとおりです。
横浜F・マリノス    売上:6,509百万円/経常利益:   8百万円
横浜FC(当時はJ1) 売上:3,627百万円/経常利益:▲333百万円
Y.S.C.C.横浜  売上:  209百万円/経常利益: ▲95百万円

横浜F・マリノスとY.S.C.C.横浜では売上が30倍以上違います。
ちなみに一番売上が多いのは浦和レッズで10,384百万円、一番売上が少ない
のがY.S.C.C.横浜なので、約50倍違います。
カテゴリーによってグッズ販売や集客、スポンサー収入に違いがでてくるので、
これだけ違うと昇格/降格に必死なるのもわかる気がします。
(売上がないと収入がない→いい選手が雇えない→弱くなって売上が下がる、という
 負のループに嵌ってしまう)

Jリーグは年度ごとに損益計算書、貸借対照表が公開されているので、機会があったら
分析してみたいなぁ、と思っています。

Jリーグ クラブ経営情報

公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)

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「伝える」ことの難しさ/日々の改善

2024-10-29 12:00:00 | 24期のブログリレー

稼プロ24期の小山です。

先週末は稼プロ!第6回目講義「伝わるプレゼンテーション」、「説得力を高める話し方」に参加させて頂きました。

小さいころから口下手で人前に出ることが苦手な私にとっては、最難関ともいえる講座でしたが、その分、学びも大きかったと思います。以下、日々の行動でちょっとずつ実践していこうと思った気づきと学びを共有させて頂きます。

 

1.「伝わるプレゼンテーション」

 ①あいさつ:お客との距離感を近づける。「自分を見てくれている」と、聴衆に感じて貰うことも大切。

 ②つかみと背景説明:つかみは大切。相手の興味をそそり、これから話す内容を伝える。

 ③テーマ:広げすぎない。話し手特有の視点を入れる。

 ④キーワードと構成:シンプルな言葉3つで構成。古来からの法則なので、素直に従う。

 ⑤用語の使い方:固有名詞はメリットデメリットあり使う場合は注意。専門用語、業界用語は意識して使わない。

 ⑥話し手の動き:あった方が良い。

 ⑦プレゼンの準備:最初は思い付きで良いから3分話してみる。そこから削りながら、再構成していく。キーワードを付箋に書いて再構成していくのは効果的。

 ⑧見た目は大切:服装、髪型も大切。

2.「説得力を高める話し方」

 ①体を整える:体の柔軟性が重要。体をほぐすために日々の体操は重要。

 ②下半身を使って話すよう心がける:上半身(顔首肩)を使った話し方だと、声が薄くなる。

 ③口を確り開けて話す:口が空いてないと印象が暗くなる。

 ④音程と抑揚:自分が話しやすい音程を見つけることが大切。声が高くなる抑揚がつけにくくなる。

 

 「説得力を高める話し方」の講師は、プロのアナウンサーの宮崎絢子先生と俳優の宮咲久美子先生でした。同じ単語やセンテンスであっても発音の仕方、抑揚、音程で、受け手の印象が全く変わってくることを実演いただき、感銘を受けました。

 稼プロ!受講生にならなければ決して踏み入れるの事のなかった領域ですし、自分の話し方についてダメ出しを受けるのはかなりの精神的負荷がありましたが、とても良い気付きを得ることができました。

 直ぐに、というわけにはいかないと思いますが、日々ちょっとずつ改善して行きたいと思っております。今後とも、どうぞよろしくお願い致します!

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今でも色あせないドラッカーの書籍 ~「目標」と「戦略計画」~

2024-10-28 12:00:00 | 24期のブログリレー

 こんにちは、20期生の岡田です。今回は、稼プロOBが中心となって運営しているドラッカー勉強会で学んだことをお話しします。このドラッカー勉強会は、2か月に1回のペースで開催されています。1年間で1冊の本を読むペースで範囲を設定し、各回で指定された範囲の内容を担当者が40分程度で説明した後、グループディスカッションを行います。

 現在の課題図書は『マネジメント 課題、責任、実践(上)』ダイヤモンド社で、この10月に開催された勉強会の範囲は第8章から第10章でした。これらの章では「企業の成果」のうち「目標」や「戦略計画」について書かれています。1973年の著作ではありますが、今日でも心に響くフレーズが多くありました。ここでは、それらの一部を紹介します。

 第8章と第9章は「目標」がテーマであり、第8章では目標とは何で、どう使うのかが書かれています。「目標」という単語は様々な場面に出てくるものですが、「目標」について詳しく説明できる自信がある人はどれくらいいるでしょうか?本書では、目標とは「事業の定義やミッションを実現するための決意」「成果を評価するための基準」としており、「行動のためのもので、具体的な仕事と成果の基準となり、動機づけになるもの」「重要なものを区別し、資源の集中と行動の集中を可能にするもの」とも書かれています。そして、目標を設定すべき領域は事業の成否に関わる領域すべてであり、あらゆる事業に共通するとしています。ちなみに、本書に記載されている目標が必要な領域は8つです。「具体的な目標を持たない領域は必ずないがしろにされる」とあり、納得と同時に8つの領域を網羅していない自分自身を顧み反省の念に駆られました。

 第9章では前述の8領域について目標設定とその実行について詳しく書かれています。目標設定の中心はマーケティングとイノベーションとしており、事業が成果を得るのはこの二つの領域からであると述べられています。1973年に提唱されたこの考え方、今でも納得感や気づきがあり、自分自身の実践という点では課題を感じます。

 本書では、マーケティングの目標を設定する前に「集中の目標」と「市場地位の目標」の基本的な決定を行うよう書かれています。有名なコトラーさんのSTPにも繋がる考え方と思いました。「集中の目標」の一節に、「集中の決定とは戦場の決定。これなくして戦闘はあっても戦争にならない。」という記述があり、ドラッカーさんの生き抜いた時代背景が垣間見える気がしました(1909年生まれ)。集中する分野が重要なことは、稼プロの塾生時代にご指導いただいていますが、いまだに悩みの種です。
 もう一つの中心であるイノベーションの目標とは「われわれの事業は何であるべきか」との問いに対する答えを、具体的な行動に移すためのものであるとしています。さらに、小企業にイノベーションが必要とされるのは、大企業と同じであるとも述べられており、昨今盛んに日本で言われていることを50年前にドラッカーさんが提言していたことが分かります。

 第10章の戦略計画では、「戦略計画ならざるもの」を説明してから「戦略計画とは」を示す論法に感心しました。「戦略計画ならざるもの」に、「戦略計画とは意思決定に科学的な手法を適用することではなく、思考・分析・想像・判断を適用すること」とあり、フレームワークを適用して書き出すだけでは戦略計画ではないということでしょう。さらに、昨日を体系的に廃棄することも随所に述べられており、ここでも過去にとらわれやすい自分自身へ気づきと反省が促されます。

 このように、ドラッカーさんの書籍は今読んでも気づきの多いものです。これを使ってグループディスカッションする勉強会に参加すると理解も深まり、有意義な時間を過ごすことができます。興味のある方は気軽にご参加ください。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

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日本にマヨネーズを広めた男の話

2024-10-27 12:00:00 | 24期のブログリレー

こんにちは、24期生の金子政弘です。

秋になり色々な季節の食材を料理して楽しんでいます。稼プロ合宿の2日前、無性に栗ご飯が食べたくなり、栗ご飯を作ろうと思い立ち、栗むき用のはさみで1袋剝いていた時、手を滑らし右手の中指を深く切ってしまい、一晩中血が止まらず青ざめました。翌朝起きたらベッドのシーツやパジャマが血だらけになってしまいました。私のようにならない為に栗を剥くときは手袋をはめる等ケガ対策をすることをお薦めします。

9月の合宿では関係者の皆様には大変お世話になり、ありがとうございました。とても勉強になる2日間でした。

今回は「日本にマヨネーズを広めた・中島薫一郎氏」について書きます。私が会員になっている食品業界研究会で10月にマヨネーズの勉強会で発表する機会があり、資料を作る為に色々調べている時にふと若い頃に読んだ本を思い出しました。36年前上司だった、当時上司のケンコーマヨネーズの関東販売部長からもらった「食を創造した男たち」(島野盛郎著 ダイヤモンド社)という本を読み返しました。

古い本なので知らない人が多いと思いますが、この本は日本で初めてケチャップ、カルピス、ウイスキー、マヨネーズ、カレー粉を作ったメーカーの創業者がどういう経緯で商品を作り始めたか紹介する内容なのですが、この本の中に日本で初めてマヨネーズメーカーを創ったキューピーの中島薫一郎(とういちろう)氏の話があったので内容を少し紹介します。

私はキューピーで働いたことはありませんが、同業メーカーにいた私から見てキューピー社のマヨネーズに対する製品づくりの熱意は素晴らしいものがあると思います。

「食を創造した男たち」から引用すると中島薫一郎氏は1914年から3年間食品製造の研修生として国費で英国、米国に留学して魚の缶詰製造を勉強しました。その時に英国で食べたマーマレードとマヨネーズのおいしさを気に入り、現地で作り方を教えてもらって1916年に帰国しますが、当時日本ではマヨネーズに誰も関心を持たなかったため、すぐにマーマレードとマヨネーズを製造しなかったそうです。初めは三菱商事の鮭缶詰の独占販売を始めて成功したが、後に三菱商事が子会社を設立して中島商店の鮭缶詰の仕事を引き継いだ時に三菱商事からもらった礼金を原資に使いマヨネーズ会社を創業した。マーマレードのブランドは英国留学時にオックスフォード大学とケンブリッジ大学のボートレースに使われていた校旗がブルー一色でとても印象に残り、それを思い出して「アヲハタ」と名付けたそうです。

1923年関東大震災をきっかけに日本の衣食住が一気に洋風化した時にマヨネーズを作る機が熟したと判断して1925年キューピー印のマヨネーズ製造を開始したと書かれています。

関東大震災がなければキューピーマヨネーズやアヲハタのマーマレードを作り始めることはなかったのかもしれません。

商売にはタイミングをみて機を見るに敏に動くことが必要だと感じます。時代の空気を読む力やマーケティング力が中島薫一郎氏にあったのではと想像します。

本に書かれている中島薫一郎氏のマヨネーズに対する経営哲学が今もキューピー社のマヨネーズ作りにも引き継がれていることを感じます。私は中島氏の哲学は特に味、原価、生命力増進、品質優先の4つのこだわりがあると思います。

味は日本人向きに作り、おいしくなければならない。本によると原価は誰にでも手軽に買える値ごろ感を出す為にコストダウンを継続して行った。製造工程の改善によりコストダウンができれば何度も値下げして、販売店に更に沢山売ってもらったそうです。得意先に正直な商売をすることで信頼を得ていった。生命力増進は、体に良い食品でなければいけない。創業当時は日本人の体格が小さかったことから、食べることで体が大きくなる、体が強くなるような良質な栄養価がたくさん摂れるものでなければいけないと考えたそうです。最近は消費者ニーズからカロリーを下げた商品や、体によい油を使ったアマニ油マヨネーズのようにαリノレン酸の効果で悪玉コレステロールを下げるヘルシーな付加価値商品に注力しています。品質は何よりも優先されなければいけない。その為には優れた原料にこだわって必要な量を集める。また工場製造時に厳しく品質管理する。醸造酢を自社グループで製造し、品質の高い卵を自社グループで調達する力を付け、物流会社を自社グループに作り、デリケートなマヨネーズを運ぶ物流のプロを自前で教育したのはこうした中島氏の原料、品質に対する厳しいこだわりがあったからで、これにより高品質なマヨネーズを作り続け、他の追随を許さないブランド構築に成功したのだと思います。品質向上の取り組みは今も脈々と受け継がれています。近年は容器の改良にも力を入れていて、酸素吸収ボトルによる賞味期限延長や最後まで絞り出せる新開発のボトルを容器メーカーと共同開発したり、ヒンジキャップを上げると3本に線引きできるキャップを取り付けたり、業界でいち早く新たな技術を採用して品質や使い易さを追究しています。

こういった弛まぬ努力の積み重ねが信頼されるブランド構築につながっているのだと感じます。

世界で人気が沸騰する日本のマヨネーズはメーカーの地道な努力があり、安心安全な商品が作られていることを少し知っていただければ幸いです。

中島薫一郎氏の経営哲学は他の食品メーカーにも参考になると思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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