闇にまぎれて tyojin cine-archives vol.1227、1228
○ヴィンセント・ミネリ監督の「バンド・ワゴン」をみて
ミュージカル映画は苦手だが、これはなんとなく最後まで楽しく見物してしまった。
フレッド・アステアの踊りは上品で軽快そのもの。時には鶴のように天空にはばたく。なにやら勿体をつけたマイケル・ジャクソンや本邦のエグザイルなどとはそれこそ雲泥の差がある。
相手役のシド・チャリシーもアステア相手に健闘している。ヴィンセント・ミネリの演出もそつがない。
○チャールズ・ウォルターズ監督の「イースター・パレード」をみて
フレッド・アステア、アン・ミラー、ジュディ・ガーランドが3つどもえで歌って踊る楽しいミュージカル映画。
アステアは言うまでもないがアン・ミラーとのコンビネーションは抜群。しかしガーランドも健闘している。
美しいデザインとして完成しているが誰一人読まないエンドクレジット 蝶人