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あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

すべての言葉は通り過ぎてゆく 第70回 

2019-07-05 12:00:34 | Weblog


蝶人狂言綺語輯&バガテル―そんな私のここだけの話op.313


トランプにはひたすら抱きつくだけだし、誰の許しも得ないで勝手に北方領土2島返還に決めたロシアとの交渉は大きく「国益」を損ねただけで座礁したし、何もやらないし出来もしない口先だけの対北朝鮮交渉は、無条件に破綻しているし、安倍蚤糞の外交成果はマイナス以下だ。6/1

世界中の多くの国で、民草一人ひとりの生きる権利、基本的人権が著しく蹂躙され、ひと握りの専制的な権力者の横暴が荒れ狂っているようだが、間もなくこの国も、その仲間入りをするに違いない。6/4

これ以上安倍蚤糞の独裁を許したくなければ、小澤が説くように、野党連合で大野合して統一戦線の統一候補を絞りだすしかないだろう。後は野となり山となるとも、毒を以て大毒を制するのだ。6/5

今年は大水でことごとく海に流されたと思っていたヘイケボタルが健在で、夕方になると滑川のあちこちで可憐な光芒を点滅させて夕涼みの鑑賞者の眼と心を歓ばせてくれている。山にはホトトギス、川にはホタル。人世にこれ以上の歓楽があるだろうか。6/6

「隠に似て隠にあらず 賢に似て賢にあらず ものしりに似て何も知らず 世のまがひもの」by近松門左衛門自筆時世文 6/7

「おとぎ話のような人生って、おとぎ話だわ」byグレース・ケリー 6/8

BSプレミアムの英国ドラマ「刑事フォイル」も「ダウントン・アビー」も突然終わってしまった。まことに丁寧に作られた重厚な物語だったが、もうオリジナルの製作が終わってしまっているそうでどうしようもない。嗚呼やんぬる哉!6/9

大谷選手のエンゼルスは、現在大リーグのアリーグ西地区で首位アストロズまで12.5ゲーム差の4位。菊池投手が所属する最下位のマリナーズに至っては18ゲーム差。両チームともワイルドカード争いからも完全に脱落しているのだが、わが国では誰も報道しない。6/10

政治的なことは別にして、この国は民草が生き死にするのにそれほど悪くない国だと思っていたのだが、最近はその固定観念がぐらぐら揺らいでくるなあ。6/11

「年金100年安心」をかなぐり捨てる安倍蚤糞、「老後2000万円」の審議会報告を受け取らない!麻生。長期政権の傲慢と不遜、ここに極まれり。6/12

核合意を忠実に履行していたイランを敵視して戦争を煽り、再選のための露骨な人気取り政策をぶちかますトランプ。そのトランプの狗が年金を放り出してイランへ飛び、出来もしないトランプの尻拭いをしようとする。さあ安倍蚤糞の三文芝居のはじまりはじまりィ。6/13

あっという間の安倍蚤糞劇場閉幕。かっこつけて「伝統的な友好国」なぞとほざいているが、トランプの言いなりになって石油輸入を停止させている米帝の狗の「仲介」なんかを、誇り高きペルシア帝国の末裔が本気にする訳がない。6/14

戦後74年間も続いている対米従属被虐奴隷化現象を断ち切って独立するためなら、全国の民草は何をしても構わないとさえ思う。中華帝国への併呑と立ち向かっている香港の若者たちと連帯して。6/15

梅沢富美男の出ない「プレバト!!」は、土砂降りの葵祭、奥村晃作のいない短歌、鈴木志郎康のいない詩の世界のごとし。6/16

民草が血と汗と涙で貯めた年金を、冷酷無比な政治家が弄んだり、無知無能な役人が、我らの許しも得ずに勝手に素人博打に投じて、巨額を弊履のように失ったりしている。こんな傲慢で怠惰な政府と官僚を、いったい誰がのさばらせているのか。6/17

誰か服飾系の学生さんが、イディス・ヘッドの映画衣装の研究をすると、超面白いと思うのだが。http://cinepara.iinaa.net/Edith_Head.html6/18

指揮者ベルナルト・ハイティンクが今年の9月に引退するという。もう90歳だから仕方がないが、これからますますドダメルとかパーボヤルビとか山田某とかの若手の凡庸な指揮者が、ますます世にはびこるんだろうなあ。やれやれ。6/19

「年金制度は崩壊している」と断言した男が、「年金は100年安心だ」と質問者を小馬鹿にしながら言い繕っている。政治的信念のかけらもなく、その場しのぎの口から出まかせの嘘八百をまき散らす下司の極みが、我らが選良の最上部!に居座っているのだ。6/20

年金問題といい森友問題といい、己の都合の悪いこと、悪しき言行をことごとく「無かった」と宣言し、知らぬ存ぜぬで罷り通ろうとする安倍蚤糞の横暴を、絶対に許してはならない。6/21

セクハラ問題で世界の楽壇から追放されたはずのシャルル・デュトワが突然大阪に現れ、ベルリオーズの「幻想交響曲」を指揮したそうだが、誰かが免罪符でも支給したのかしら。6/22

金持ちはいくら安倍蚤糞が悪代官でも、自分の財産を守ってくれるので自民に入れる。中間層はいくら安倍蚤糞が悪代官でも、野党政権に乗り換えるより暮らしがガタガタにならないと計算する。貧乏人は選挙どころではない。6/23

ヤンキースの田中投手は気の毒だ。勝ち投手の権利を持って降板した次の回にリリーフが打たれて勝ち星をふいにしたことは今季に入って少なくとも3回はあった。そうそう、黒田投手の時には、てんで打ってくれなかったし。6/24

鶴岡八幡宮の籤が立て続けに凶だったので、神社の悪辣な商売だと文句をいうたら、次々に我が家に凶運が舞い込んでくるので参った参った。触らぬ神に祟りなし。スッカリ降参の白旗をあげています。6/25

狂人トランプの日米安保廃棄願いを即叶えてやろう。そうすれば全国の米軍基地は撤廃され、我々はもう一度憲法の原点に戻って、国の安全保障問題を考えなおすことができるだろう。6/26

当時の貴族が保有していた初夜権に対する抵抗を描いた「フィガロの結婚」の戯曲には、フランス革命が予告されていました。貴族階級の道徳に対する暗黙の糾弾によって、モーツアルトは貴族の後援を失ったのです。ドナルド・キーン「オペラヘようこそ!」6/27

マリア・カラスには、人間の感情を描きだすための武器が3つありました。ゾクゾクするほどの高みへと飛翔する声、言葉が明瞭に聞き取れるように意を砕いた発声、肉体が心の内なる感情を無意識のうちに表現しているかのごときジェスチャーと所作が。ドナルド・キーン「オペラヘようこそ!」6/28

映画もそうだが、テレビドラマのクレジットって関係者以外の誰が見ているのだろう。ありとあらゆるカテゴリーの協力・提供企業や団体の名前が一画面に何十と一括して現われ、それらのどれひとつを見届ける暇もなく、あっという間に消え去ってしまう。6/29

米中が殺すか殺されるかの貿易戦争に突入すれば、高みの見物と洒落こもうと思っていたのだが、これでは世界一の狂人どころか、ただの凡人じゃねえか。6/30

   「アクア」てふ立派な名前をつけながら水色の車一台もなし 蝶人
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