闇にまぎれて tyojin cine-archives vol.2034~38
1)エンツォ・モンテレーネ監督の「炎の戦線 エル・アラメイン」
イタリア軍が英軍と戦う話は珍しい。同じ枢軸国でも独軍は伊軍を馬鹿にしていたようだ。ムッソリーニの馬をどうして殺さなかったのかと思う。戦争映画はみな悲惨だが、この映画のラストも悲しい。
2)ピーター・ハイアムズ監督の「カプリコン1」
宇宙開発に予算がつかなくなりはじめたので、打ち上げ寸前に飛行士を降ろして、無人で火星に打ちあげて成功裏に帰還させようと博士がたくらむちゅうんだけど、その前提が奇妙すぎてすいていけななあ。
3)H・B・ハリッキー監督・脚本・主演の「バニシングin60」
40分に亘って延々と繰り広げられる法悦的なカーチェースを見よ!
4)ロバート・ワイズ監督の「ウエスト・サイド物語」をみて
「ロミオとジュリエット」を本歌取りしたプロット、演技、踊り、衣装、カレオグラフィー、すべてがいいが、なんといってもレニーの音楽が素晴らしい。彼は交響曲やミサ曲、管弦楽曲などたくさんの音楽をつくったが、結局これが最高傑作ではないだろうか。
5)ジョン・Ⅴ・ハロー監督の「ホンドー」
ジョン・ウエインが女牧場主と相思相愛になる凡庸な西部劇ずら。ヒロインのジェラルディン・ペイジがちょっとねえ。
琉球よヤマトンチームを打ち破れプロバスケットの準決勝で 蝶人