あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

主婦の友社版「誰もが泣いて喜ぶ愛と感動の冠婚葬祭その他諸々挨拶&スピーチ実例集No.82」

2021-09-16 10:56:40 | Weblog


蝶人狂言綺語&バガテル―そんな私のここだけの話第409回

○市議会議員当選を祝う会での友人の祝辞
事務局長の潮田益子です。*1

京須虹子さん、虹子さん、あなたという人は、遂に遂にやってくれたわね。思えばわたしたちが人口5万人の玉川市に「たまがわの自然と人間を守る会」を立ち上げたのは5年前だった。その時のメンバーはあなたと私と波多野静子さん、たった3人の主婦でした。*2

でも見て頂戴、この会場を埋め尽くした人、人、人――。どれほど多くのボランティアさんや市民の方が必死であなたを応援してくれたことか。それを思っただけで私は涙が溢れてきます。*3

そうなのね、やっぱり地球と自然に優しく、お年寄りと子供たちを大事にしよう、という私たちの考えは間違っていなかったのね。だからこそ5768人もの有権者が私たちを支持してくれたのね。

ありがとう、ありがとう皆さん。おめでとう、おめでとう虹子さん。今日は「たまがわの自然と人間を守る会」にとって絶対に忘れられない日となりました。*4

さあ、虹子さん、皆さん、乾杯しましょう。明るく楽しく住みよい明日の玉川市のために!

○アドバイス
* 1女の友情に強く結ばれたNGOのメンバーが初めて市会議員に当選した。喜びに満ち溢れた肉声が選挙事務所に響き渡る。
* 2即興的なスピーチだが淀みなく言葉が流れ出る。祝祭的な気分がいっぱいである。
* 3政策を振り返り、支持者に感謝することを忘れてはいけない。
* 4最後は乾杯の音頭となっ一気に締めくくられた。

   大学の同窓生が東京に集まるというに行けないのよボク 蝶人
コメント
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