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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

すずや @岐阜県各務原市

2022年10月04日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜県各務原市の木曽川に架かる川島大橋(※現在通行不可)の南側、川島にあるうどん屋「すずや」へ。地図で確認すると店は本流と支流に挟まれた中洲のような場所にある(支流を南進すると愛知県一宮市)。開店したばかりの時間だったがすでに先客が数組。テーブル席が5つ、小上がり席が3つ程の店内。入ってすぐのテーブル席に腰掛ける。4人掛けのテーブルでも透明な仕切りが置いてあるのでやや狭い。品書きには書いてないが、月替わりのセット・メニューなんかもあるようだ。丼物も美味しそう。この地方の古い麺類食堂の定番「志の田丼」や「木の葉丼」もある。こちらは手打ちということなので、最初はシンプルな温かいうどんにしようと思っていたが、この日はかなり暑くて(訪問8月)、気が変わったので「うめおろしころ」にしてみた。

茹で時間がしっかりかかって「うめおろしころ」(うどん)が運ばれた。刻んだ梅干しが大根おろしに最初から混ぜてあり「うめおろし」。他には青菜、カマボコ、刻み海苔。刻みネギは別皿に。箸で手繰り出したうどんは角が残る張りのあるもの。啜って口に入るともちもちとした食感で、旨い。つゆはキンキンに冷やしておらず、”ぬる”くらいの温度なのも好み。ただ梅なのかおろしなのか、それとも両方なのか、かなり塩辛く、これを全部混ぜて食べるのはちょっとキツイ。麺はとてもいい感じなのでつぎは違ううどんと丼物を食べてみよう。(勘定は¥900)

 


 

↓ 近くにある「尾関幸一家住宅」(大正4年・1915・建造)。主屋と納屋は大正時代、離れは昭和16年(1941)の建造で、全て国の登録有形文化財に指定されている。現役の一般住宅なので敷地内に進入することは出来ず、道路から眺めるのみ。はす向かいの家屋(尾関良彦家住宅)も有形文化財だったのに知らずに帰ってしまった…。

↓ 店のすぐ近くにあった菓子屋「松栄軒」(建築詳細不明・閉業済)。近寄ってみると看板建築部分は全て豆タイル(モザイクタイル)で装飾されている。電話番号もタイルで描かれていて「160」と3桁なのが凄い。いつ頃までやっていらっしゃったんだろう。

 

 

 


 

手打うどん すずや

岐阜県各務原市川島松原町470-10

 

( 各務原 かかみがはら かがみはら かわしま 川島大橋 うどん 手打ちうどん ころ ころうどん 近代建築 登録有形文化財 )

コメント (4)
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