繁華な住吉のプリンセス通り沿いにひっそりと佇むスパゲティーの店「こだま」。ある昼の少し早い時間に店の前を通ると、前は歩道に出していた看板は無いし、まるで店名を伏せるかのようにちょうど店名の部分まで中途にシャッターが降りている。やっていないのかなと覗くとちゃんと中には人が居る。ちょうど店に入って行く客も居て普通に営業しているようだ。中に入ってカウンター席に座る。男性と女性の店員が1人づつ。調理の男性は他の店の名前が入ったコックコートを着ているが、何故? メニューから「ピカタスパ」をお願いした。品名で分かる通り、こちらはいわゆる”あんかけスパゲティー”の店。もちろん”あんかけ”は後付けの名称なので他の古い店と同様にどこにもそんな表記は無い。調理場の寸胴にはたっぷりのソース(餡)が入っている。こちらのピカタは薄い豚肉を玉子液に浸して焼くようだ。
まずは千切りキャベツとポテサラのミニサラダが置かれる。それをつまんでいると「ピカタスパ」が登場。柵切りされたピカタがのっている。上からかけられたソースはたっぷりで粘度が凄い。どろんどろん。透明感がありややムラもあるが色は濃い茶色で、あんかけスパのソースで定番のトマト的な要素は全く無い。味は独特で胡椒が強く、旨味は少なめ。というか胡椒味が強くてソースの実態が分かり辛い。油通しされた麺は「アルデンテって何?」と言わんばかりにこれ以上ないくらい軟らか。食べ進んでいくとどんどん辛さが蓄積していく感じ。他では出会ったことのない不思議なソースだ。これが何十年も客を虜にするのだから面白い。クセになるのが分かる気がする。次は揚物をトッピングしてみよう。(勘定は¥650)
スパゲッティーハウス こだま
愛知県名古屋市中区栄3-12-11
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